ゲンドウ「そうだ。久しぶりだなシンジ」シンジ「…長谷川さん?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:06:36.68 ID:Z8bjaQTaO

ゲンドウ「…長谷川とは誰だ」

シンジ「いや長谷川さんですよね?何でここにいるんですか」

ゲンドウ「…」

シンジ「え、就職こっちで決まったんですか」

ミサト「シンジ君?誰と間違えてるか知らないけどしっかりして。あの人はあなたのお父さんよ?」

シンジ「うるっさいしゃべんな」

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:19:22.39 ID:Z8bjaQTaO

何で思い付きに限って立つかな




シンジ「じゃ…ちょっと行ってきます」

新八「お父さんと何年ぶりかの再会かぁ…気をつけてねシンジ君」

神楽「気合い入れてけヨ。シン坊ほったらかしにしたクソ親父なんか遠慮なく血祭りにしてやれヨ」

シンジ「ありがとう新八さん、神楽ちゃん。

…銀さん」

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:27:28.17 ID:Z8bjaQTaO

銀時「まっ、気ィつけてな。あそうだ、コレ持ってけ」

シンジ「…洞爺湖…

銀さん、なんかこれカレー臭いんですけど」

神楽「またカレーこぼしたアルか」

新八「明らかにいらねーモン押し付けてるだけじゃねーか」

銀時「違うからね。
銀さんシンちゃんの門出を祝いたい一心で渡すんだからね買い替える予定とかまるでないからね」

 

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:43:16.74 ID:Z8bjaQTaO

銀時「まぁ親父と仲直りするもぶん殴ってくるも、オメーのやりたいようにやってきな。
んでさっさと片付けて帰ってこいや」

シンジ「…はいっ!じゃ、行ってきます!」

神楽「土産忘れんなヨ~」




>>1へ》
ミサト「…え、今なんて?」

シンジ「え?何も言ってませんけど?僕何か言いました?」

ミサト「あ…そう?じゃいいんだけど」

シンジ「(チッ)」

ミサト「(今舌打ちした!?報告と大分違うんだけどこの子!?)」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:48:31.14 ID:Z8bjaQTaO

ゲンドウ「シンジ、お前が乗るんだ」

シンジ「何に」

ゲンドウ「エヴァに決まっているだろう…!」

シンジ「…#」ピキピキ

ゲンドウ「乗るなら早くしろ。でなければ帰れ!」

シンジ「あ、すいませんっした。じゃ」スタスタ

ミサト「うん、その言葉が聞きたかったのよシンジ君。もう怒ってないからね戻ってきていいわよシンジ君。

アレ?シンジ君?スイマセンでしたシンジ君!お願いだから戻ってきて下さいシンジ君!?碇司令も早くゴメンナサイして早く!?」

ゲンドウ「…」

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:58:46.01 ID:Z8bjaQTaO

ガラガラ
ゲンドウ「レイ、予備が使えなくなった。もう一度だ」

綾波「…はい」

シンジ「え、この子何?ものっそい怪我してるけどそれでも乗れって僕に対する当てつけ?当てつけだよねコレ。
どんだけ腐ってるのあのマダオ?どんだけ僕が悪い的な流れ作りたいの?」

綾波「…ハァ…ハァ…

…マダオって……何」

シンジ「…

まるで
ダメな
お父さん

略してマダオ」

レイ「……」フルフル

リツコ「…プスッ…!」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:08:13.35 ID:Z8bjaQTaO

ミサト「エフッ、エフン!

シンジ君?つらい事だけど、あなたがエヴァに乗らない限りここでのあなたの居場所はないわ」

シンジ「…」ピキピキピキ

ミサト「逃げちゃだめよ、お父さんから。何より自ぶふぉぁぁぁぁ!!!?」

シンジ「オイコラいい加減にしろよクソ親父…」メリメリ

ゲンドウ「…」

シンジ「何年もほったらかしにするわ久々会いに来てやれば上から目線で仕事押し付けるわ…」メリメリメリメリ

ミサト「ちょっ痛い痛いひだい!!!?鼻取れるって鼻取れるってコレ!!!?」

シンジ「挙げ句の果てに長谷川さんそっくりになってるとかキャラ立てナメてんのかテメーはァァァァァァ!!!!!!!?」

ミサト「私関係なぁぁぁぁぁぁ!!!?」

ドボーン

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:19:00.55 ID:Z8bjaQTaO

シンジ「六割だ」

ゲンドウ「…!?」

シンジ「父さんったら結構な役職の高給取りなんでしょ?ネルフの収益の六割で手を打つよ」

冬月「シンジ君!?ネルフの収益の六割はいくら何でも無理だ!?
碇の給料の六割カットならば可能だが」

ゲンドウ「さりげなく私の収入で妥協案を出すな…!

…今は一刻を争う。報酬は作戦終了後支払う。それでいいな…!」

シンジ「最初っからそう言ってくれればいいんですよお父さんっと」

リツコ「こっちよシンジ君。エヴァについて簡単に説明するわ」

ミサト「…」プカプカ

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:31:05.18 ID:Z8bjaQTaO

《このシンジ君でもエヴァは起動したようです》

ミサト「…シンジ君、先ずは歩くことだけを考えて!」ポタポタ

シンジ「葛城さんは風呂に入ることを考えたほうがいいんじゃないですか」

ギター「うわっ」

メガネ「血生臭っ」

マヤ「オェッ」

ミサト「」グスッ

リツコ「LCLに叩き落としたのはシンジ君だけどね。
エヴァは自分の思った通りに動くわ。先ずは歩くこと…」

シンジ「って敵の目の前に射出しといて何悠長なこと言ってんだぁ!!!?
何か…何か武器は!?Vとか書いてあるマニュアルぐらい積んどけよォォ!?」

リツコ「肩にプログレッシブナイフが内蔵されてるわ」

シンジ「あんなバケモン相手に刃物一本で何とかしろってか!?」

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:47:02.48 ID:Z8bjaQTaO

シンジ「!?」

サキエル「…」ガシッ

シンジ「グッ!?」

リツコ「落ち着いてシンジ君!あなたの腕が掴まれてるわけじゃないのよ」

シンジ「ちょ痛い痛い痛い。痛いって離せって。
わかった一端置こうこっちも刃物置くから。いっぺん仕切り直そう」

サキエル「…」ピカッ

シンジ「痛だだだだだ!!!?お前人の話聞いてる!?一端離せって…」
ボグシャッ
シンジ「言ってんだろーがあぁぁぁ!!!?」

リツコ「…(言ってることもやってることも滅茶苦茶…
でも…凄いわ…!)」

シンジ「赤木さん…でしたっけ……次までにこんなチャチな刃物じゃあなくて…」

リツコ「…!?」

マヤ「シンクロ率、急激に上昇!?」

シンジ「刀一本用意しといて下さいよォォォ!!!!
おらあァァァッッッッ!!!!!!!?」ズブブッッ
ボカーン

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:03:43.64 ID:2QexswRTO

《知らない天井がどうのこうの》


シンジ「…あったま痛…飲みすぎたか…って銀さんじゃあるまいし…

つか血生臭っ」

ミサト「気がついたのね」

ミサト「エヴァに初搭乗で使徒を纖滅。大したものだわ」

シンジ「ああ…僕、ちゃんと勝ったんですか。
…父さんは?」

ミサト「…『作戦遂行ご苦労』ですって」

シンジ「…それだけですか」

ミサト「ええ…」

シンジ「あの野郎はどこにいますか」

ミサト「え?」

シンジ「あんの野郎ォ報酬踏み倒そうってか。ざけんなクソ親父。
ちょっとグラサンをコナゴナにしてきます。むしろグラサン掛け機をコナゴナにしてきます」

ミサト「グラサン掛け機って何!?多分それあなたのお父さんよ!?」

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:24:46.57 ID:2QexswRTO

シンジ「ま、グラサンすり潰すのはこの次にしてきます。
報酬もらったら帰ります」

ミサト「いいの?希望すればお父さんと一緒に暮らすこともできるのよ?」

シンジ「あれと一緒に暮らすとかどんな荒行だよコノヤロー髪の毛おだんごにすんぞ」

ミサト「ですよねー。

(prrr…ガチャ)あ、もしもしリツコ?セカンドチルドレンだけど、うちで引き取ることになったから!」

シンジ「え、ちょっ…何やってんの」

ミサト「大丈夫よぉ、中学生に手ぇ出したりしないから!」

シンジ「ねえ人の話聞いてる?報酬もらったら帰るっつってんじゃん何なし崩し的に引き留めようとしてんの?」

ミサト「もう決まったことだから!んじゃヨロシク~(ガチャ)」

シンジ「あとアレだからね?確かに僕思春期真っ只中でいろいろアレだけど、
さすがに自分の倍年喰ってる相手と同棲とか夜な夜なエ口いことされるーとかひくからね」

シンジ「すいません調子にのってました」ダラダラ

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:32:55.35 ID:2QexswRTO

やべっ、シンジはセカンドじゃなくてサードチルドレンだっけか

ミサト「使徒はあれで終わりじゃないの。しばらくはこっちに残ってほしいのよ。お願いシンジ君」

シンジ「すいまっせーん、世間一般じゃ相手流血させることをお願いとは言わないんですけど」ダラダラ

ミサト「ちょっと寄り道してきましょうか」

シンジ「寄り道いいから病院戻れよ出来れば頭の」



《ジオフロント・ビルにょきにょき》

シンジ「…」

ミサト「シンジ君、あなたが守った街よ」

シンジ「…。あんまり興味ないですねー…」

ミサト「え…」

シンジ「世界が人類がどうとか…そんなモンの為に戦ったわけじゃありません。

自分の武士道(ルール)、守っただけですから」

37:一応シリアスパートやっとかんと:2010/03/07(日) 00:54:17.43 ID:2QexswRTO

ミサト「さ、上がって上がって。ちょーっち散らかってるけど~」

シンジ「お邪魔しま~す」

ミサト「コラ、違うでしょ?
今日からここはシンちゃんちになるんだから『ただいま』でしょ?」

シンジ「お邪魔しま~す」

ミサト「お前は人の心を傷つけてそんなに楽しいか?」

シンジ「汚っ!!部屋汚っ!!!?なにコレ男子中学生!?」

ミサト「えへへ…言ったじゃんちょっち散らかってるって」

シンジ「ビールの空き缶がテーブルににょきにょき生えてる時点でちょっちじゃねーよ」

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 01:49:48.18 ID:2QexswRTO

銀時『…んじゃ何か?しばらくそっちで生活すんのか?』

シンジ「すみません…さっさと帰りたいんですけど。あ、報酬はバッチリもらいますから」

神楽『もしもしーシン坊ー土産忘れんなヨー』
銀時『邪魔すんなバカ。ま、ちゃちゃっと済ませて帰ってこい』

シンジ「はい。あの…長谷川さんって今も歌舞伎町にいますよね…?」

銀時『あ?昨日一緒にパチンコ行ったけど…長谷川さんがどした?』

シンジ「親父が長谷川さんそっくりでした」

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:11:25.95 ID:2QexswRTO

ガチャ

新八「銀さん…シンジ君はどうでした?」

神楽「銀ちゃん?なんでへこんでるアルか?泣いてるアルか?」

銀時「いやナイわ…それはナイわぁ……」

《学校に行くことになりました》

シンジ「碇シンジです。
趣味は自分の意志でする料理洗濯家事一般、嫌いなものはやらされる家事と決着は劇場版でーとかいうあざとい商売とグラサンです。
よろしく」

シーン

ヒカリ「あ、あの…碇君?なんで木刀なんて持ってるの?校則違反よ?」

シンジ「違うよ、これは木刀じゃなくてシナモンスティックだよ」

ヒカリ「メートル級のシナモンスティックなんてないわよ!?仮にあっても何に使うの!?」

シンジ「それはね、ものっそい大量のカレーを作りたくなった時に役に立つんだよ。
ほーら匂ってごらん遠慮なく」グイグイ

ヒカリ「ちょっ止め…くさっ!?何この木刀カレーくさっ!?」

トウジ「止めんかい転校生!?お前パーちゃうかぁっ!!!?」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:22:29.06 ID:2QexswRTO

トウジ「おい転校生…ちょっと屋上まで来んかい」

シンジ「何ですかこのクラスの番長ですか?新入りに礼儀教えてやる的な流れですか?
いいんちょさんに太くて長い棒グイグイ押し付けてんのが気に入らなかったんですか?」

ヒカリ「何でいちいちイヤらしい言い方にするのよ!?」

《屋上》

バキッ

トウジ「…」

シンジ「オラ立てコルァ。自分から売った喧嘩だろーが?」

ケンスケ「…まあ木刀持った相手に素手じゃね…」

 

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:35:11.39 ID:2QexswRTO

ボコッ

シンジ「オメーもオメーで何撮影してんだダチなら助けてやれよ」

ケンスケ「うん、殴った本人の言うセリフじゃないよね」

バキッボコッドカッ

トウジ「…チッ…」

ケンスケ「…あのマジすいませんでしたばぶぅ。
この前の戦いで、トウジの妹が怪我をしたもので…その」

シンジ「…ああ、そういうことか」

トウジ「ちょいと活躍したからて…ヒーロー気取っとるんちゃうかぁ…!?」

シンジ「…そんなんじゃないよ。仕事だから…ただこなしただけだ。それに…」

ピーッピーッ

シンジ「…呼び出し!?」

66:眠気がヤバい:2010/03/07(日) 02:53:56.17 ID:2QexswRTO

《シャムシエル戦》

ミサト「シンジ君先制攻撃!パレットライフルよ!」

ドパパパパ…

ミサト「馬鹿!弾着で敵が見えない!!!!」

シンジ「すごいやこの人。三行前に自分が言った事もう忘れてるよ」

シュルシュルスパッ

シンジ「…!?ライフルが!?くそっ!」ズーン

シンジ「…」
トウジ&ケンスケ「「…」」
シンジ「あにやってんだテメーらァァァ!!!?
さっさと乗れェェェ!!!?」

ミサト「ちょっ…!?民間人をエヴァに乗せるわけには!?」

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:56:37.64 ID:CSLvkDU2O

支援

70:支援心より感謝…が眠気ばかりはどうしようもない:2010/03/07(日) 03:01:34.27 ID:2QexswRTO

シュルスパッ

マヤ「アンビリカルケーブル断線!エヴァ、内部電源に切り替わります!」
ミサト「何ですって!?」

トウジ「な、なんやぁっ!?水の中!?」
ケンスケ「カメラっカメラがっ」

シンジ「死にたくなきゃギャーギャー騒ぐんじゃない!」

ミサト「チッ!エヴァ初号機は民間人を収容後一時撤退!シンジ君聞こえてる!?」

シンジ「リツコさん!この前頼んだ刀は!?」

リツコ「まだ完成していないわ。とりあえずはプログレッシブナイフで戦って!」

シンジ「くそっ!またナイフ一本かよ!」

ミサト「ねえ無視してんじゃないわよ泣くわよ?」

 

76:まだだ!まだ終わらんよ!:2010/03/07(日) 03:34:18.55 ID:2QexswRTO

トウジ「い、碇…ええんか逃げんで」
ケンスケ「作戦部長の人涙目だったけど…」

シンジ「逃げない」

トウジ「何でや!?ワシが言ったこと気にしとるんか!?死んだら何にもならんやろ!?」

(ちょいと活躍したからて…ヒーロー気取っとるんちゃうかぁ…!?)
(この前の戦いで、トウジの妹が怪我して…)


シンジ「死ななくてもここで逃げたら、僕は死ぬんだ。あの人なら多分そう言う」
シンジ「心臓なんかよりよっぽど大事な器官…それがあるからまっすぐ歩いていける」

シンジ「魂が折れちまうんだよ」

79:まだだ!まだ終わらんよ!:2010/03/07(日) 03:42:17.79 ID:2QexswRTO

シュルシュルズブッ

シンジ「ぐはぁっ……!」
トウジ「碇ぃ!?」

マヤ「エヴァ、活動限界まであと30秒!」
リツコ「シンジ君!」

シンジ「ッ…万事屋で働いてればぁっ!」
シンジ「腹ァ刺されんのなンざ…!」
シンジ「日常茶飯事なんだよぉぉぉ!!!!」

ズブブブブッッッ

マヤ「活動限界まで5…4…3…2…1…!

活動限界です…!」

83:ごめんなさい限界:2010/03/07(日) 03:56:59.68 ID:2QexswRTO

《シャムシエル撃破後》

トウジ「すまんの碇…ワシを殴れ。ワシはどうしてもお前に殴られな気が済まんのや」

シンジ「いや、もうさんざん殴ったけど。木刀で」

トウジ「いやそうやなしに」

シンジ「…いいよ、もう。面倒くさい」

トウジ「…さよか」

《余談》

ハブられすぎでミサトさんが家出した。
多分深夜の街を徘徊したり映画のレイトショー観たりしてるだろうから無理矢理連れ戻そうと思う。

 

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 22:58:41.35 ID:2QexswRTO

とサキエル戦で失敗した。

シンジ「…ちょっ、何コレこのケーブル…邪魔くさい」ブチッ
マヤ「あああああ!切ったァ!?ケーブル切ったァァ!?
内部電源に切り替わりました!!!?」

シンジ「え、何かマズい事した僕?

…何かカウントダウンしてるんですけど何?爆発すんの?」
リツコ「それはエヴァの電源ケーブルよ!?内部電源を使い切ったら動けなくなるわ!?」
シンジ「はああァァァ!!!?このご時世にケーブル付きロボットって紐コン並みじゃねーかァァァ!!!?」

とかやればよかった。

お待たせしましたぼちぼち再開します。

 

204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:04:54.87 ID:2QexswRTO

《ミサトさんも帰ってきたのでみんなでメシを食う流れになりました》

ミサト「さ、遠慮しないで食べてね~」グビグビ
リツコ「(レトルトを材料に、よくもここまで…)」ズーン
シンジ「(ま、暗黒物質に比べたらマシだよね)」ムシャムシャ



シンジ「…IDカードですか?」

リツコ「そっ。明日にでもレイの家まで届けてくれるかしら」

シンジ「別にいいですけど…何で僕なんですか」

ミサト「パイロット同士の親交を深めてもらいたい、ってとこかしら。
何だったら手ぇ出しちゃってもいいわよシンちゃん♪」ゴッキュゴッキュ

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:06:01.67 ID:2QexswRTO

シンジ「手ぇ出すって…飲み過ぎですよミサトさん…」

ミサト「あっはっは♪若いんだからいーじゃない!あたしたちと違ってさっ」

リツコ「あたしたちって何よミサト…」

ミサト「え、何!?アンタ当てがあるの!?ネルフの人間!?」

リツコ「別にそういうわけじゃ」

ミサト「誰かしら~青葉君?日向君?副司令までいくと年上すぎるし…
あっ、まさか碇司令!?あのシブいおヒゲが素敵~とか!?ラ・マン希望とか!?」

リツコ「…そんなんじゃ…なぃわょ…(///)」プイ

ミサト「」
シンジ「」

え、N2級の地雷掘り起こしたァァァァァァ!!!!!!!?

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:17:12.32 ID:2QexswRTO

シンジ「(おいィィィ何掘り起こしてくれてんだ葛城ィィィ!!!!
ロストマウンテンから禁忌の爆弾出てきちまったじゃねーかァァァ!!!?
息子目の前だぞォォォ!!!?)」

ミサト「(すいませんでしたシンジさんンンン!!!?酒の勢いでついィ!?
いやまさかそれはないと思ってたから!?まさかあのマダオはないと践んでたから!?)」

シンジ「(男と女の間にまさかは成立しねェンだよどーすんだコレ!?
今後あの二人見るたんびにフワッフワした感じになっちまうだろーがこちとらまだ中二だぞ!?)」

リツコ「とにかくシンジ君、明日はお願いね?」
シンジ「ユ、ユニヴァース!?」

リツコ「…何かしらユニバースって」

シンジ「何でもありません。ちょっとフライトゥミーザムーンしたくなっただけですから」

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:24:04.24 ID:2QexswRTO

《翌日》

シンジ「とりあえず昨日の悪夢を何とか忘れたくてひたすら三人飲み食いしまくったわけだがおぼろろろ」

シンジ「あー…氏にたい…気持ち悪くて氏にたい…」

シンジ「もーぜってー暴飲暴食とかしない。誓うわ」

シンジ「…でも僕神も仏も信じないタチなんだよね。何に誓おう」

シンジ「釘宮理恵に誓おう」

218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:32:51.00 ID:2QexswRTO

シンジ「とかやってる間に着いたよ。ここが綾波ん家か…」

シンジ「ノックしてもしもぉ~し」コンコン
シンジ「居ないのかな。お邪魔しま~す」ズカズカ


綾波(裸タオル)「…」

シンジ「…」

シンジ(裏声)「拙者、緋村剣心でゴザル」

ボグシャッ

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:40:36.16 ID:2QexswRTO

シンジ「いや悪かった…ごめん。
まさかあんなTo Loveる展開が待ち受けてるとか思わなかったから」ダラダラ

綾波「…何」

シンジ「IDカード。リツコさんから預かったんだ」

綾波「…そう」

シンジ「…」

シンジ「(か、会話続かねェェェ!!!?)」

綾波「本部、先に行くから」

シンジ「あ、待って一緒に行くよ」

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 23:51:28.65 ID:2QexswRTO

《ネルフ・エスカレーター》

シンジ「(気まずいってレベルじゃねーんだが。さっきのTo Loveる展開まだ引きずってるよ…)」

シンジ「…綾波は父さ…マダオのことをよく知ってるの?」

綾波「…」ピク
綾波「…どうして言い直したの」フルフル

シンジ「え?マダオって?」

綾波「お父さんのこと、信用してないの」フルフルフル

シンジ「(怒ってる…?
いや、綾波はマダオがツボに入ったらしい)」

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 00:04:10.42 ID:2QexswRTO

シンジ「信用できるわけないよ、あんな
まるで
ダメな
お父さん

略してマダオのことなんて!」キリッ

綾波「ど…どうしてそういうこと言プスの」プルプル

シンジ(裏声)「『乗るなら早くするマダオ!出なければ帰るマダオ!』」

綾波「わ……わプスは信じプスわ……碇司令のこと……」プルプルプル

シンジ「オイ、何かプスプス音出てんぞ。
碇司令への信頼が垂れ流しで漏れまくってるぞ」

綾波「…ッ!」
バッチーン
シンジ「ぶべらっ!

ちょ、おまっ……ここエスカレーターの上ェェェェェェ!!!!!!!?」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロズーン

242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 00:15:05.32 ID:oEqNUCQTO

ミサト「来たわね二人とも。

…ねえ、二人して何で作戦前から血まみれなの?」

シンジ「すいまっせーん、ちょっと時をかける少女ごっこに夢中になってまして」
綾波「問題ありません」

リツコ「二人ともこの作戦が終わったら治療を受けなさい、心の」

ミサト「今回の使徒なんだけど…外見は鏡張りの立体にしか見えないわ。どういった攻撃を仕掛けてくるかも不明」

ミサト「とりあえず様子見として初号機を配置します。零号機はバックアップ。いいわね?」

シンジ「いいわね?ってミサトさん…僕嫌な予感バリバリなんですけど。前の時の指示といいもうちょっと考えて」
ミサト「作戦開始!」
シンジ「人の話を聞けェェェ!?」

253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 00:27:13.71 ID:oEqNUCQTO

マヤ「使徒の中心部に高エネルギー反応!」
ミサト「何ですって!?」

ビィィィィム

シンジ「熱熱熱っああっつっぱあぁぁぁ!!!!!!!?」


シンジ「ねえ言ったよね?嫌な予感するって言ったよね?
出た途端モロに熱線浴びせられたよね?」

ミサト「(><;)」

シンジ「いっけね♪的な顔してんじゃねーよまっとうな作戦考えろ作戦を!!!?」

 

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 00:36:03.35 ID:oEqNUCQTO

《日本中から電気集めて遠距離からの狙撃をすることになりました》

ミサト「オフェンスとディフェンスなんだけど…リツコ」

リツコ「精密射撃を求められるオフェンスはシンクロ率が高い方が担当してもらうことになるんだけど…
現状のシンクロ率を比較してもシンジ君とレイ、二人に『差は殆ど無い』の」

シンジ「…」
綾波「…」

ミサト「二人とも、希望はあるかしら?」

綾波「私がディ」
シンジ「僕がディフェンスをやります」

綾波「碇君?」

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 00:38:50.71 ID:oEqNUCQTO

シンジ「刀ならまだしも、銃とか性に合わないんで…それに」

綾波「…?」

シンジ「女ァ盾にして陰から撃つより、女の盾になるほうが楽ですから」

綾波「…」

ミサト「んふふ、レイ?それでいい?」

綾波「…はい」

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 00:52:27.27 ID:oEqNUCQTO

《ヤシマ作戦開始前》

綾波「どうして?」

シンジ「あ?何が?」

綾波「どうしてあなたが私を守るの?」

シンジ「何でそんなこと聞くのさ」

綾波「だって、私に守る価値なんてない。
私が死んでも代わりはいるもの」

綾波「あなたはお父さんのことを信じてないんるりゅぶっ」
ギュム
シンジ「綾波…バカ言ってんじゃねーよ」

シンジ「国を守る仕事がどうとか人類がどうとか親父がどうとか…んな事ァどうだっていいんだ」

綾波「放ひて」

シンジ「ただ自分の手の届く範囲に…守れるものがあるなら守ってやりたいって…。

そんなことを教わったんだよ、恩人に」

288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 01:01:17.20 ID:oEqNUCQTO

シンジ「自分には守る価値がないとか…死んでも代わりはいるとか。
んな守り甲斐のないこと言うなよ」

綾波「…」

シンジ「時間だな」
綾波「そうね」
シンジ「行こうか」
綾波「そうね。じゃ、さよなら」

シンジ「ちょっと待った。え?守る僕がさよなら言うならまだ分かるよ?
守られる綾波がさよならとか言うと意味合い変わってくるんだけど?私は生き残るけどお前は死ぬみたいな感じじゃね?」
綾波「あなたが死んでも代わりはいるもの」
シンジ「死ねってかァァァ!!!?私のために死ねってか!!!?」

295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 01:09:54.25 ID:oEqNUCQTO

《ヤシマ作戦開始》

マヤ「再び使徒の中心部に高エネルギー反応!」

ミサト「発射!」
綾波「!」

ズドーーーン

ミサト「外した!?」

綾波「…ッ!?碇君…!?」

シンジ「ぐ…おおおぉぉぉ!!!!」

シンジ「あづづづづづづづづづ!!!!!!!?

アレ?熱くないかも?
あっやっぱ熱い!!!!あづづ熱い熱い熱い熱い熱い熱い!!!!」

綾波「(二発目…早く……早く…!)」

306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/08(月) 01:18:36.16 ID:oEqNUCQTO

ズドーーーン

《で》

シンジ「あー……全身の毛がチリチリパーマになるかと思った…」

綾波「…碇君」

シンジ「うん?」

綾波「…こんな時どう言えばいいかわからないの」

シンジ「…」フッ

綾波「ごめんなさい?ありがとう?」

シンジ「とりあえず笑っとけ笑っとけ。
んで…『お疲れさん』でいいんだよ」ヘラッ

綾波「…おつかれ、さま」フッ

 

12:ごめんなさいちょっとだけ:2010/04/08(木) 23:44:46.50 ID:cioF50TtO

カンカン カンカン カンカン カンカン…

ガタンゴトン… ガタンゴトン…

シンジ「」

『君、その自転車…勝手に持ってきたものじゃないかい?』

『嘘は、良くないな』

『シンちゃん!どうして自転車泥棒なんてしたの!?自転車を買うお金くらい、お父さんからもらってるのよっ!?』

シンジ「」

ガタンゴトン ガタンゴトン…

次は~かぶき町~かぶき町~
お降りのお客様は…



?「シンジ…おいシンジ!碇センセ!」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 00:02:29.14 ID:/bbQx4d1O

《上空・ヘリ機内》

シンジ「…ん…あれ」

トウジ「目ぇ覚めたか?何やうなされとったで?」

ケンスケ「大丈夫かシンジ?」

シンジ「あ…うん大丈夫」

ミサト「アラ、怖いもの知らずのシンちゃんが珍しい。悪い夢でも見たのかしらん?」

シンジ「ええまあ。
金髪黒マユ毛の女科学者が『今日から私がシンちゃんのおかあさんよ』とかほざく悪夢を」
ミサト「お休みのところマジすいませんでしたシンジさんンン!?間もなく到着しますのでそろそろ準備を!?」

トウジ・ケンスケ「「(うわミサトさんカッコ悪っ)」」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 00:13:14.28 ID:/bbQx4d1O

アスカ「ヘッローウ、ミサト!」

ミサト「久しぶりねアスカ!だいぶ背が伸びたんじゃない?」

アスカ「背だけじゃなくて他にも色々成長してるわよ!」

ミサト「紹介するわね。セカンドチルドレンの惣流・アスk

トウジ「ああああ帽子ぃぃぃ!?ワイの栄光の縦縞帽子ぃぃぃ!?」

ケンスケ「うをおぉぉぉすっげぇぇぇ全部本物ぉ!!ミリオタやってて良かったァァァ!!!!
シンジあれ見てよあれ!?」
シンジ「あー…ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃない完成度たけーなオイ」
ケンスケ「なにその棒と玉2つで構成されてそうな卑猥な感じの兵器!?違うってばアレは」

ミサト「聞けや人の話ィィィ!!!!」

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 00:29:55.71 ID:/bbQx4d1O

アスカ「…ねえ何なのミサト。この3バカは」

ミサト「あはは…えと…サードチルドレンとそのお友達二人?」

アスカ「何で疑問文なのよ」

ミサト「というワケで改めて紹介するわね。セカンドチルドレンの惣流・アスカ・ラングレーよ」

トウジ「…なあ碇センセ?あいつ前回の予告となんか違わへんか」

ケンスケ「もっとなんか…猫耳生やした団地妻みたいな顔じゃなかったっけ。シンジがチェェェェンンンジ!!!?とか叫んでなかったっけ」

シンジ「そりゃアレだよ。前回の予告は出オチだよ出オチ。
カタコトで喋る女キャラとかどう考えても需要ないでしょ」

バシーン バシーン バシーン

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 00:40:33.60 ID:/bbQx4d1O

アスカ「…で?どいつがサードチルドレンなの?
ハッキリ言ってどいつでも最悪なんだけど」

シンジ「はーい、サードチルドレンの碇シンジでーす」

アスカ「…何か冴えないヤツね。死んだ魚みたいな顔してるわよアンタ。

まあいいわ。アタシが来たからには使徒なんてお茶の子さいさいだから!アンタはお払い箱ってことで」

シンジ「なんかキャラが神楽ちゃんと被るからダメだ」

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 00:54:45.98 ID:/bbQx4d1O

シンジ「チームは集団だからこそ個性が必要なんだよ。個性を出す一番いい方法はぶっちゃけコレ見た目なわけよ。
それを何?頭につけた髪留めとか全体的に赤っぽい色合いとか?もう被りすぎじゃない。
それに見てなかったけど初登場のパンチラ?あれもあざといよね~。ああいうのはさ、いちごとかTo Loveるとかそっち方面の得意分野だからさ。
To Loveる展開にしたってアレ、綾波とか初登場回には裸タオルやっちゃってるからね、インパクトないわけよ今更パンチラ程度じゃ。
そうだねもっとわかりやすく…体の半分はサイボーグとか、角つきトリコロールカラーのマスクをかぶるとか、シルエットだけで違いがわかるようにしてからもっかい来てみて」

アスカ「…」

トウジ「初対面の相手に漫画の編集者みたいなこと言い出したで」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 01:04:25.51 ID:/bbQx4d1O

っヘッドセット

アスカ「ふんっ」ポイッ

アスカ「どう、これなら満足?これなら文句ないでしょ?そうやってアタシにダメージ与えてるつもりでしょうけどね、アタシには全然効いてないから。
今さらその程度の扱いで動じたりしないから。アタシのエ口同人とか積み上げたらスカイタワー越えるから。
前スレのラストじゃおかずっ娘呼ばわりとかされてるからアタシも楽しんでるから」

トウジ「いや効いとるやろ。何やあいつ髪留め外したら頭のネジまで外れるんか」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 01:17:44.82 ID:/bbQx4d1O

《ミサトさんの元カレは加持さんというらしいです》

加持「シンジ君は葛城と同居してるんだって?」

シンジ「え?ええ、まあ」

加持「こいつ寝相悪いだろ?」

!?

ミサト「ちょっと!?子供の前でなんてこと言うのよアンタッ!?」

シンジ「寝相が悪いというか…酒癖から生活サイクルに至るまで一通り悪いですね。ぶっちゃけ

まるで
ダメな
お姉さん

略してマダオですね。
やっぱアレですか。加持さんと付き合っていた頃からマダオだったんですか」

ミサト「」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 01:20:57.46 ID:/bbQx4d1O

加持「…葛城…お前中学生と生活しててその評価なのか…?」

ミサト「マダオ…私……マダオ…

悪夢よ…悪夢よコレは…」

アスカ「…シンジ。ちょっと顔貸しなさい」

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 01:33:21.99 ID:/bbQx4d1O

《エヴァ弐号機前》

アスカ「見なさい。アンタの初号機や零号機と違って、アタシの弐号機こそ最初の実戦型エヴァンゲリオンなのよ!」

シンジ「そうですね」

アスカ「マグレで使徒に勝ったからって調子に乗らないでよね。もうアンタの出番なんてないんだから!」

シンジ「そうですね」

アスカ「…森田和義アワーでもないんだけど」

シンジ「そうですね」

アスカ「腹立つわコイツ…」

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 01:42:58.62 ID:/bbQx4d1O

アスカ「たまたま勝ってきたやつが…偉そうにしてんじゃないわよ!」

シンジ「女の子がタマタマとか棒とかあんまり言わないほうがいいんじゃない?
ある意味興奮するけど」

アスカ「こんの変態っ…!?」

ビーッ ビーッ

アスカ「!?」

シンジ「…使徒…!?」

アスカ「…チャ~ンス」

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 01:52:10.77 ID:/bbQx4d1O

《二人で弐号機に乗り込むことになりました》

ブーブーブー

アスカ「!?」

シンジ「バグだ」

アスカ「ちょっとアンタ!日本語で考えてるでしょ!?ちゃんとドイツ語で考えなさいよ!」

シンジ「…わ、わかったよ…(ドイツ語…)」

ドイツの科学力は世界一ィィィ!!!!

シュツルム!ウント!ドランクゥゥゥ!!!!

シンジ「…」クスッ

ブーブーブーブーブーブー

アスカ「おい今何考えた?」
シンジ「うろたえるんじゃない。ドイツ軍人はうろたえない」

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 02:07:55.60 ID:/bbQx4d1O

ミサト「シンジ君も乗ってるの。へぇーそーなんだ。
いいわーアスカ、出しちゃって」
シンジ「うわ絶対マダオ呼ばわりしたの怒ってるよあの人」

《対ガギエル戦》

ズゥゥンンンバッシャァアアン

アスカ「エヴァ弐号機、着艦しまぁぁすっ!!!!」

シンジ「ちょっ、おまっ…ちょっと待った降りるわ僕降ります認識が甘かった!?」

アスカ「…早いっ!?」

シンジ「…!?」



ケンスケ「く、喰われた!?」

トウジ「まるで釣りやな…」

ミサト「…!?それよ!?」

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 02:18:05.50 ID:/bbQx4d1O

シンジ「…喰われたね」

アスカ「…チッ」

シンジ「何か定春に喰われたこと思い出すな」

アスカ「言ってる場合!?つか定春って何!?」

ミサト「シンジ君、アスカ!これから言うことをよく聞いて!」

アスカ「使徒の口をこじ開けて戦艦を突っ込んで自爆させるか…」

シンジ「また無茶を言う…」

アスカ「無茶だろうと!やるしかないのよ!
はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

グググググ…

シンジ「…ほらっ、レバーこっちにも貸して!」

アスカ「何のつもりよ!?」

シンジ「二人がかりのほうが楽だろうが!?」

アスカ「…フンッ」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 02:25:59.62 ID:/bbQx4d1O

グググググ…

アスカ「開け!開け!開け!開け!開け!開けっ!」

ググググググググ…

シンジ「開け!開け!開け!開け!開け!開けっ!

開けといえば、綾波はいつになったら股を開いてくれるのだろうか」

アスカ「アンタこの状況で何言ってんのォォォ!!!?
ホント頼むから真面目にやって3マルクあげるから!?」

シンジ「3マルクで誰が股を開くか」

アスカ「股間から離れろォォォ!!!!!!!?」

ボカーン

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 02:53:46.12 ID:/bbQx4d1O

トウジ「シンジーお疲れさ…女物のペアルックゥ!?」
ケンスケ「いや~んな感じ!?」

シンジ「シンジじゃないシン子だ」

トウジ「いや…センセ大丈夫なんか?」
シンジ「大丈夫じゃないシン子だ」



《学校》

トウジ「しっかし碇センセはこれから大変やなぁ」

ケンスケ「俺たちはあれっきりだけど、作戦ごとにあいつと会わなきゃならないなんてねえ」

シンジ「んー…」ポリポリ

トウジ「(ま…シンジと会わなきゃならんあいつも大変やけどな)」
シンジ「今何か思ったか?」
トウジ「何も思ってまへん」

先生「転校生を紹介します」
アスカ「惣流・アスカ・ラングレーです。よろしくっ」

シンジ「チェンジで」
アスカ「いや、そんなん無いから」

 

48:すんませんばっちり寝落ちしました:2010/04/09(金) 08:13:04.94 ID:/bbQx4d1O

加持「いやはや大変な船旅でしたよ」

加持「硬化ベークライトで固めてはありますが…間違いなく生きています。
第一使徒、アダムです」

ゲンドウ「ご苦労」

加持「御子息ともお会いしましたよ。何というか…予想以上のタフな息子さんですな?」

ゲンドウ「…」

加持「これもシナリオの内ですか」

ゲンドウ「下がりたまえ」

加持「失礼、では」

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 08:14:20.49 ID:/bbQx4d1O




アスカ「アンタがファースト?」

綾波「…」

アスカ「…何か無口なやつね。まあいいわ。
仲良くしましょっ」フフン

トウジ「碇センセ…大丈夫なんかあの二人?ホンマ大丈夫なんか?」

シンジ「余計なこと言わないほうがいいんじゃない。
アレだよアレ、女の仲良くしましょ~とか可愛い~とかは大体アテにならないんだよ。
内心でお前は私より下だけどな~とか考えてるもんなんだよ」

ケンスケ「シンジは何でそんなに世慣れてるんだ?」

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 08:49:17.77 ID:/bbQx4d1O

《対イスラフェル戦でボッコボッコにされました。綾波とアスカが》

リツコ「無様ね」

冬月「恥をかかせおって…」

アスカ「…」
綾波「…」

シンジ「…」←出番のなかった主人公

ゲンドウ「…二人とも、お前たちの任務は何だ」

アスカ「…エヴァに乗ること?」

ゲンドウ「違う。使徒を倒すことだ『マダオ』」

ゲンドウ「任務を果たせない『マダオ』使徒を倒せないチルドレンなど必要ない『マダオ』…!」

綾波「…プスッ…!」フルフル

アスカ「…ブフッw」プルプル

ゲンドウ「…」

リツコ「シンジ君…司令の語尾にマダオとかつけるのは止めなさい。不謹慎だわ」ヒクヒク

シンジ「半笑いの顔で言われても」

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 10:20:33.60 ID:/bbQx4d1O

《ツイスターゲームでコンビネーションを磨くことになりました》

ブー
アスカ「ちょっとファースト!また遅れたわよ!」

綾波「違う。あなたが速すぎなだけ。私はテンポを守っているわ」

アスカ「言い訳してんじゃないわよっ!?
ったく、レベルの低い相手に合わせなきゃいけないなんて疲れるわー…!」

ミサト「そうかしら?」

アスカ「…なによ」

ミサト「シンジ君?ちょっちアスカと代わってみて?」

PEN2「クワ」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 10:25:09.74 ID:/bbQx4d1O

PEN2「クワッ(ようやく出番かよ)」

ミサト「えっと…ペンペン?…シンジ君は?」

PEN2「クワ(ほらよ)」

っメモ

みんなががんばっているみたいなので、今のうちにお夕飯の買い物に行ってきます
冷凍庫におやつが入ってます

1人一本、夕飯前なので食べすぎないようにね シンジ

ミサト「お母さんんんん!!!?」

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 10:39:44.26 ID:/bbQx4d1O

綾波「…おやつ」

アスカ「あーちょっと休憩しましょうか。おやつ何?」

綾波「チューパットが凍らせてあったわ」

アスカ「じゃアタシぶどう」

綾波「オレンジ」

ミサト「あ、私白いのー…って違うだろぉぉ!?
何やってんのあの子!?」

アスカ「夕飯の買い物でしょ」

ミサト「んな事聞いてんじゃないわよ何なの!?ホント何なのあの子!?」

綾波「お母さん?」

ミサト「もうどっからつっこめばいいかわかんねーわよ!?」

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:09:22.25 ID:/bbQx4d1O




シンジ「ただいまー」

ミサト「シンジ君っ!ちょっとこっちに来なさい!」

シンジ「あミサトさん、すぐご飯の支度しますからね」

ミサト「ご飯の支度はいいからそこに座りなさい!

シンジ君、初号機の修復が間に合わなかったからといって気が緩み過ぎじゃない?」キリッ

アスカ「…」チュー
綾波「…」チュー

ミサト「あなたの出撃はないにしても!チルドレンとしての自覚が足りないわ!自覚が!」キリッ

アスカ「…」ズズズ
綾波「…」カジカジ

ミサト「いい?もう少し責任をもって行動して頂戴!わかったわね!?」キリッ

シンジ「…んな焦ってるようじゃ、勝てるモンも勝てませんよ、ミサトさん」

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:28:54.45 ID:/bbQx4d1O

ミサト「なっ…」

シンジ「上司なんてモンは多少ちゃらんぽらんだろうと天パだろうとマダオだろうと、どっしり構えてるからこそ下は安心して働けるんです。
やっかいそうな相手で不安なのはわかりますけど、もう少し二人を信用しましょうよ。
腹が減ってちゃ、イライラもするでしょうしね」

アスカ「…」
綾波「…」

ミサト「んぐ…」

シンジ「さ、夕飯夕飯」

アスカ「シンジ、夕飯のメニュー何ー?」
綾波「お肉は嫌い…」

ミサト「…ホント…どっちが上司だかわかりゃしないわ…」

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 18:12:57.75 ID:/bbQx4d1O

シンジ「…(とはいえ、どうしたもんかねぇ)」モグモグ
アスカ「…」ムシャムシャ
綾波「…」モグモグ

アスカ「ねえシンジ、ミサトにあれだけ言ったからには何か考えがあるんでしょうね?」

シンジ「いやなんも」

アスカ「…ハァ?アンタ馬鹿ァ?」

シンジ「トラブってる原因に言われたかねーよ」
アスカ「あ?やんのかコラ」

シンジ「話進まねーからまた後で。とりあえず二人ともアレ。今後のことな」

シンジ「アスカは三人の中でシンクロ率は一番高いし能力はトップだ」

アスカ「フフン♪」

シンジ「が…勝手に先走りすぎてミスって自爆ってパターンが多すぎる」

アスカ「…」

シンジ「反対に…綾波はテンポが正確でミスがないけど能力はアスカに負ける」

綾波「…」

シンジ「足して2で割りゃ早いんだけどな」

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 18:28:02.08 ID:/bbQx4d1O

シンジ「まず何より…お互い相手のこと考えて動こう。みんなみんな友達だから。人類皆兄弟だから。

いやもう姉妹になるくらいのつもりで。食事だけじゃなく風呂から寝るときまで徹底的に。
ああいっそ百合百合な展開で読者の人気かっさらうぐらいの勢いでいこうテコ入れにもなるし」

ボグシャッ

シンジ「冗談だよものの例えだよいちいち殴んな」ダラダラ

アスカ「いちいち言い方がセクハラじみてんのよアンタは…」
シンジ「とはいえ、このまんま負けっぱなしで終わるつもりもないだろ二人とも」

アスカ「…当たり前じゃない!」
綾波「…」コク

シンジ「んじゃ決まりだ」

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 18:44:23.91 ID:/bbQx4d1O

《特訓風景》

アスカ「1、2、3、4!」
綾波「1、2、3、4…」

シンジ「…」
ミサト「シンジ君…最悪無理にでも初号機を出撃させるか…あなたに零号機に乗ってもらうかもしれないわ。
もしかしたら、だけど…」

シンジ「言ったはずですよミサトさん?もう少し二人を信用しましょうよって」

ミサト「…」

シンジ「それにしても…いい絵面ですよねえ。レオタード着た女子中学生が二人して踊ってるとかちょっとした商売になるんじゃね?的な」

アスカ「!」バキッ
綾波「!」バキッ

シンジ「よーしいいよ二人ともユニゾンぴったりだよー」ダラダラ

ミサト「(いけるかも)」

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:01:07.63 ID:/bbQx4d1O

バキッ

ボコッ

ボグシャッ

シンジ「そうだ、もっと僕を嫌え。恨め。そして憎め。その憎しみパワーを糧にふたご使徒をブチ殺しにかかるんだよ」ダラダラダラ

ミサト「…(アレ?いけるのかコレ?ただセクハラ中学生を殴ってるだけじゃないのかコレ?)」

《なんやかんやで決戦前夜》

綾波「…(いよいよ明日)」

綾波「…(眠れない)」

アスカ「…」フラフラ

ドサッ

綾波「…?」

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:06:19.84 ID:/bbQx4d1O

綾波「…」

アスカ「…」スヤスヤ

綾波「…起きて。あなたのベッドは向こう」

アスカ「…」

アスカ「…マ…マ……」

綾波「…っ」

アスカ「…どうして…死んじゃったの……」グスッ

綾波「…」ナデナデ

ギュッ

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:38:46.72 ID:/bbQx4d1O

《決戦当日》

アスカ「さあ、行くわよファースト!」
綾波「わかっているわ。内部電源のラスト30秒で勝負をかける」

ミサト「音楽、スタート!」



アスカ「…(ラスト30秒…!)」
綾波「…(これで!)」
「「決める!」」
ググググググ

ボカーン

ミサト「よっしゃあー!」

加持「ふう…いや大したものだなシンジ君。作戦立案者としてホッとしたよ」

シンジ「僕も身を犠牲にしてセクハラし続けた甲斐がありましたよ」ボロッ

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:41:09.83 ID:/bbQx4d1O

マヤ「あ、あの…爆発の中心部に…」

グシャッ
「「…」」

綾波「…」

アスカ「…わ、悪かったわよ…最後の着地失敗して…」

綾波「…」

ナデナデ

アスカ「ちょっと!?何で頭なでてんのよ!?」

シンジ「…」ニヤニヤ

ネルフ職員「…」ニヤニヤニヤニヤ

アスカ「あに笑ってんのよアンタらぁぁぁ!!!?」

 

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:42:32.61 ID:/bbQx4d1O

ふう…

ちょっと小ネタ書きたい

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:47:40.66 ID:/bbQx4d1O

《ある日の訓練風景》

ミサト「いい?パレットガンの目標をセンターに入れてスイッチよ!始めて!」

アスカ「ふん、こんなの簡単じゃない。目標をセンターに入れて…!」ドパパパ…

綾波「(目標をセンターに入れて…スイッチ)」ドパパパ…

シンジ「目標をセンターに入れてドゥッリィィィーム!!キャッチャァァァ!!!!」


ミサト「ドリームキャッチャーって何」

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 19:55:43.23 ID:/bbQx4d1O

シンジ「目標をセンターに入れてェェェ!!!!ドッリィィィーム!!!!キャッチャァァァァァァ!!!!!!!?」

ミサト「ねえちょっとシンちゃん…何してんの。暴走?」

綾波「碇君…ドリームキャッチャーって何?」

シンジ「違う違う。ドリームキャッチャーじゃなくってドゥッリィィームキャッチャァァァだから」

綾波「ドッゥリームキャッチャァァ?」

シンジ「違う違うって。綾波はさァ、発音にこだわり過ぎて肝心の心がこもってないんだよ。
もっと魂をルフランさせるようなつもりで!」

綾波「わかったわ碇君。今ならできそうな気がする。
目標をセンターに入れてドゥッリーム…!!」

ミサト「アンタら何の鍛錬してんのォォォ!?」

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 20:06:04.09 ID:/bbQx4d1O

ミサト「いい加減にしてシンジ君!訓練は遊びじゃないのよ!?」キッ

シンジ「すいまっせーん。どうせなら気合いが入りやすいシャウトがあったほうがいいかなって」

ミサト「別に叫ぶのはいいけど、真面目にやって頂戴!」キリッ

シンジ「はぁい…目標をセンターに入れて…

死ねェェェ不細工ゥゥゥ!!!?」

ミサト「…」

シンジ「目標をセンターに死ねェェェ変な前髪ぃぃぃ!!!?」

ミサト「…」

シンジ「目標は死ねェェェ三十路前のセェェラァァムゥゥゥンンン!!!!!!!?」

ミサト「お前ちょっと降りろやコルァァァ!!!?どう見ても特定の個人攻撃してんだろがァァァ!!!?」

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 20:35:55.75 ID:/bbQx4d1O

新八「ちょっと銀さん銀さん、シンジ君から手紙がきてますよ」

銀時「あ?何だよアイツ手紙たぁ水くせェな」

神楽「シン坊が行っちゃってからだいぶたつネ。マダオヤジとうまくやってるアルか?」

新八「じゃ、ちょっと読んでみますね」

銀時「オウ」

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 20:41:42.13 ID:/bbQx4d1O

拝啓 万事屋のみなさん

いつも電話では味気ないと思い、こうして筆をとってみました。
みなさんお変わりはありませんか。僕は今、温泉地にてこの手紙を書いています。

銀時「何だよ、のんびり休暇かぁ?」

神楽「とんだ贅沢ものアル」

本当なら今頃は修学旅行で沖縄のはずだったのですが、以前にお話しした使徒が来るからとかいう理由で旅行は取りやめになりました。

僕たちだけ。

使徒と父さんは死ねばいいのにと思いました。

銀時「…」
神楽「相変わらずの毒吐きっぷりアルな」
新八「…えっと…」

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 20:52:57.02 ID:/bbQx4d1O

その代わりの温泉、という話ならばまだ良かったのですがそんな甘い話は銀さんの甘味事情くらいなもので、僕たちは仕事です。

火山の中に使徒がいるからマグマに潜って捕獲しろとのお仕事でした。

銀時「…」

何とか使徒は倒したのですが、もしも失敗した時の為の保険にと
僕たちごとN2爆弾で吹き飛ばす用意がしてあるのを知った時はその場で爆撃機を撃ち落としたくなりました。
あいつら死ねばいいのに。

新八「…」

 

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 21:03:08.37 ID:/bbQx4d1O

マグマに潜ったのは仲間のアスカでした。
正直神楽ちゃんとキャラ被ってます。初めて会った時にダメ出しはしておきましたが、やはり改善はされなかったようです。
ごめんなさい神楽ちゃん、許してやって下さいね。

神楽「しょーがねーな。シン坊が言ってダメだったんなら我慢してやんヨ」

新八「いや被ってねえって言ってんじゃん!?向こうのほうが先輩だからね!?
失礼だよ神楽ちゃんもシンジ君も!?」

最終的にアスカの命綱が切れそうになったので僕が助けに入りました。

マグマの中に耐熱スーツ無しで。

特別手当ては請求しておきましたが支払われるかは不明です。

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 21:15:48.22 ID:/bbQx4d1O

すべてが片付いた上でこうして保養の真似事程度の休暇を取っている次第です。
別に脱衣場でうっかり全裸で遭遇とか、男湯と女湯の暖簾が入れ替わっていて「なっ!?何でアンタが入ってんのよ!?」な展開とかもなく、
ただ温泉ペンギンが隣でバシャバシャはしゃいでいるだけでした。
女湯に放り投げてやりたくなりましたが、別においしい展開につながりそうもなかったので止めておきました。

今はただ、かぶき町のゴミゴミした街並みが懐かしいです。
もういっそ世界滅べ。

あまり長くなっても難ですのでこの辺りで筆を置こうと思います。
どうかみなさんお体にお気をつけて。

追伸 新八さん、真紀波とかいうメガネっ娘は確認されていません。良かったですね。

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 21:21:31.22 ID:/bbQx4d1O

新八「…あの、銀さん。大丈夫なんですかコレ。シンジ君大丈夫なんですかコレ」

銀時「…大丈夫だろ。A3パターンならヤバかったけどコレなら大丈夫だろ」

新八「いや大丈夫じゃないでしょコレ。不安になってきましたよ僕。
っていうか真紀波って誰?」

神楽「どうするアルか銀ちゃん」

銀時「…」ポリポリ

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 15:36:44.69 ID:bz19SoAO
《シンクロ率テスト》

シンジ『…』
アスカ『…』
綾波『…』

リツコ「…」

ミサト「…不思議よねー…」

リツコ「何が?」

ミサト「シンジ君よ。シンクロ率はアスカのほうがよっぽど上、レイとほとんど変わらないのに、あの活躍ぶり…」

リツコ「イメージの力かしらね」

3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 15:39:54.48 ID:bz19SoAO
ミサト「…イメージ?」

リツコ「彼の頭の中によほど具体的な強さのイメージがあるか…或いは」

ミサト「或いは?」

リツコ「彼自身の強さがシンクロ率の低さを補っているとか」

ミサト「そんな…いくら破天荒な性格だからって…ただの中学生よ?」

リツコ「本当にそう思ってる?

お疲れ様三人とも。上がっていいわよ」

4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 15:49:17.84 ID:bz19SoAO
《ネルフ・エレベーターホール》

シンジ「お疲れー。綾波は?」

アスカ「さあ?終わったらどっか行ってそれっきり」

シンジ「ふうん」

アスカ「…何よ。別にアタシはファーストとは何でもないんだから」

シンジ「…ねえツンデレの使いどころ間違えてない?それともマジで百合ルート?」

アスカ「うるさい黙れ。そのまま死ね」

シンジ「お前が死ね。千の風になれ」

アスカ「お前がもっと死ね。教会で復活して所持金半額になれ」

ポーン

5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 15:58:34.72 ID:bz19SoAO
《エレベーター内》

シンジ「アレだよね。この死ねって銀魂本編みたいでいいよね」

アスカ「本当黙らすわよアンタ。

にしてもアンタのあのシンクロ率なによ。寝てたんじゃないの?」

シンジ「さー、あんなもんじゃないの」ポリポリ

アスカ「…言っとくけど、足手まといにならないでよね。
ファーストはともかく、アンタの戦ってるところまだ一度も見てないんだから」

シンジ「はいはい。初号機の修理も終わったことだし、次はせいぜい気張るとしますよっと」

アスカ「…」イライラ

ブツン…

6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 16:03:52.00 ID:bz19SoAO
《エレベーター停止》

シンジ「…アレ?」

アスカ「ちょっと…何よこれ」

カチッ カチッカチッ

アスカ「動かないじゃない!?」

シンジ「…停電?」

アスカ「んもう!しょうがないわね!…ま、すぐに予備に切り替わるでしょ」

シンジ「…え、またTo Loveる展開?」

7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 16:13:57.27 ID:bz19SoAO
《10分後》

シンジ「…」

アスカ「ちょっとおかしいわよこれ!?停電の復旧にこんなにかかるなんて…」

シンジ「蒸し暑…」

アスカ「…まさか…使徒?」ガサゴソ

シンジ「何それ」

アスカ「緊急時のマニュアルよ!?アンタも早く出しなさい!」

シンジ「あ?…ああアレね。

ラーメンこぼして捨てた」

メリメリメリ

アスカ「真面目にやんなさい」

8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 16:32:36.51 ID:bz19SoAO
アスカ「とにかく何とか発令所まで行かないと」

シンジ「っていってもエレベーターが動かなきゃねえ」

アスカ「わかってるわよそんなこと!
…このっこのっ!」ガンガン

アスカ「他には…上か。シンジ!ちょっと踏み台になりなさい!」

シンジ「あ?いやいやそういうお約束の展開いいから」
アスカ「ハァ!?」

シンジ「どーせ下見たらコロスとか言うんだろ?んでいざ乗っかったら」

土台の僕フラフラ

ちょっと!どこ触ってキャァッ!?

イタタ…

くんずほぐれずな体勢

シンジ「とかスヴェンの支配眼じゃなくても流れ見え見えなんだよ未来見えちゃったよ」

アスカ「…」イライライラ

9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 16:43:24.92 ID:bz19SoAO
アスカ「ああそう…!?
じゃあ無敵のシンジ様はどうやってこの状況を乗り切るワケ…!?」イライライライラ

シンジ「上をこじ開けりゃいいでしょ。ちょっと下がってて」

スッ

アスカ「…アンタ馬鹿ァ?木刀なんかで」

シンジ「はあァァァ!!!!」

ボゴォォォンン

アスカ「…」ポカン

シンジ「よっ」ヒョイ ヒョイ

シンジ「ホレ、早く登った登った」

アスカ「…嘘でしょ」ポカン

10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 17:04:37.89 ID:bz19SoAO
《やはり使徒が攻めてきていたようです》

リツコ「良かった、間に合ったのね。
…レイは一緒じゃないの?」

シンジ「来てないんですか?」

アスカ「…着替えてからは一緒じゃないわ」

リツコ「ミサトも戻ってこないし…仕方がないわ。二人で出撃して頂戴」

シンジ「出撃って…停電したままでエヴァが出せるんですか?」

リツコ「問題ないわ。見て」

オーエス オーエス

ゲンドウ「…っ!…っ!」
ネルフ職員「せーのっ!」

リツコ「あなた達が戻ってくると信じて、準備していたのよ。
シンジ君、あなたが以前から注文してあった刀も完成しているわ。マゴロク・E・ソード。
二人とも頼んだわよ」

シンジ「りょーかい」

アスカ「…了解」

11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 17:21:40.10 ID:bz19SoAO
《対マトリエル戦》

シンジ「縦穴の真上から溶解液か…面倒な相手だこと」

アスカ「…シンジ。アタシが前に出てATフィールドを中和するわ。その隙にパレットガンで攻撃して」

シンジ「は?前に出るって…危ないだろ」

アスカ「だからよ!アンタにはさっきの借りを返しておかないとね」

シンジ「…アスカもアスカで面倒くさいなァ」

アスカ「何ですって…」

シンジ「面倒くさいって言ったんだよ。
アスカ…前に綾波にも言ったけどな、女を盾にして陰から撃つなんて性に合わないんだ、僕は。
それに…」

12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 17:30:02.55 ID:bz19SoAO
アスカ「それに…何よ」ギリッ

シンジ「…新品の刀、使ってみたくてしょうがないのさ」ニタッ

シンジ「バックアップ頼むわ。よっ!」

アスカ「ま、待ちなさ…!?」

シンジ「うおおぉぉぉ!!!?」

フォンッ フォンッ

アスカ「(さ、三角飛びで登りながら溶解液を斬ってる!?)」

シンジ「そらよおォォォッッ!!!!」

ズンッ

ボカーン

アスカ「何なのよ…何なのよアンタ…!?」

13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/11(日) 17:53:46.14 ID:bz19SoAO
《その頃のミサトさんは元彼に口説かれていたようです》

ミサト「…何よそれ…まるで自分が命を落とすみたいな…」

加持「別に。ただ、そういう覚悟があるってだけさ」

ミサト「ふうん、まあいいわ…。
ところで真面目な話してる時に悪いんだけど…」

ミサト「ここで、ウ○コしてもいいかな」

加持「」

加持「かっ、葛城…!?
別れてから性癖が変わったとかそういうアレじゃないよな!?」

ミサト「ちょっふざけないでマジこれヤバいから!!!?マジこれキてるから!!!?」」

《その頃の綾波は身動きがつかなかったようです》

綾波「…」

綾波「…紙がない」

綾波「…碇司令にウォシュレッポの設置を申請しなきゃ」

21 :本当ありがとうございます 不意打ちで投下 2010/04/13(火) 01:24:16.34 ID:jDkyp6AO
《葛城家の朝》

アスカ「…シンジィ~ごはんまだァ~?」

ミサト「アスカ…お願いだから大きい声出さないで…頭に響くから…」

綾波「…碇君、何か手伝うことはある?」

シンジ「何だこの状況」

22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 01:34:36.15 ID:jDkyp6AO
シンジ「…ねえ、なし崩しでアスカが一緒に生活してるとかさ、僕の部屋が勝手に物置に移動してるとかさ、
綾波が朝ご飯食べに来てるとかさ、そもそも3スレ目にしてようやくATフィールドって単語が出てきたとかさ。
もう色々ありすぎてどこからツッこめばいいかアレなんだけど、ねえその辺どうなの?」

ミサト「あー駄目だわこれ…ちょっとシャワー浴びてくる」

アスカ「もーミサトもお酒の量くらい考えなさいよねー」

綾波「お茶碗、並べたわ。おかずに卵焼きはある?」

シンジ「聞き流してんじゃねーよお前ら。

卵焼きね、ハイハイ…」

23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 01:41:22.65 ID:jDkyp6AO
シンジ「…卵焼きか」



《シンジの回想・万事屋》

「こんにちは~」

シンジ「あ、はーい…?」

お妙「…あら?あなたもしかして…」

シンジ「えっと…ごめんなさい、どちら様でしょう…?」

神楽「アネゴォ!」ダキッ

お妙「あらあら神楽ちゃんたら」

シンジ「…?神楽ちゃんのお姉さん…ですか?」

お妙「えっ?うふふ、そうじゃないわ。まあ神楽ちゃんはかわいい妹分だけど」

新八「あれ、姉上?」

銀時「オウ、どしたァ?」

シンジ「えっ?えっ?」

24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 01:49:40.17 ID:jDkyp6AO
シンジ「新八さんのお姉さんだったんですね…ごめんなさい勘違いして」

お妙「いいのよ。はじめまして、志村新八の姉の妙といいます」ニコ

シンジ「あ、えと…碇シンジ…です」

お妙「あら、あなたもシンちゃんなのね」

新八「アハハ、そうですね」

シンジ「…」

神楽「オイ、何いっちょまえに赤くなってるアルかシン坊」

シンジ「ちょっ、やっ、違うよ神楽ちゃん!?」

お妙「うふふ。これからよろしくね、シンジ君」ニコニコ

シンジ「よ、よろしくお願いします…(キレイな人だなあ…)」

銀時「んで?今日はどした?」

お妙「ああ、そうだったわ。ハイこれ、差し入れ持ってきたの」

25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 02:02:04.46 ID:jDkyp6AO
シンジ「わぁ、ありがとうございます」

ガタガタガタッ

神楽「私!ちょっと茶ァ淹れてくるネ!?」

銀時「いいって!?ここ俺んちだから俺がやるからお前座ってろって!?」

新八「いやいやいやこういうのは下っ端の僕が!?雑用係の僕が!?」

グワシッ

お妙「逃がさないわよ~」ニコニコ

シンジ「…あの、三人ともどうしたんですか…?せっかくの差し入れですから頂きましょうよ」


銀時「あ…そだな…。んじゃ、新入りのシンジから遠慮なく…」

シンジ「は?はぁ…それじゃ失礼して…」

カパッ

ズドオオオオンンン

シンジ「…」

26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 02:19:39.56 ID:jDkyp6AO
シンジ「ええと…お妙さん…コレって…」

お妙「卵焼きよ」ニコニコ

ズドオオオオンンン

シンジ「(あの、銀さん…僕かぶき町に来て日が浅いんですけど…何ですかコレ。ズドオオオオンンンとか聞こえるんですけど。
かぶき町じゃダークマターの事を隠語で卵焼きとか呼ぶんですか)」チラッ

銀時「(いーやそれは卵だ。焼けた卵だ。もしくはかわいそうな卵だ)」チラッ

神楽「(腹ァ決めるネシン坊…これはお前がかぶき町で生きていく上で乗り越えなきゃならねー試練アル)」チラッ

新八「(いや無理して食べちゃダメだよシンジ君!?
こればっかりはハードル高すぎるよ!?僕みたいに目が悪くなるよ!?)」チラッ

お妙「さ、召し上がれ」ニコニコ

シンジ「あ、ありがとうございます…

…いただきまーす…!!!!」

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ

逃げちゃダメだッッッ!!!?

ガリッ

27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 02:31:37.45 ID:jDkyp6AO



シンジ「…」グスッ

アスカ「ちょっ、シンジ何泣いてるのよ!?」

シンジ「…いやあ…卵焼きが黄色いなあ、って…!
黄色く焼けて…良かったなあって…!」ポロポロ

ミサト「何があったのシンちゃァァァんん!!!?お姉さんに話してごらんなさい!!!?」

綾波「碇君が…壊れた」オロオロ

ピンポーン

28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/13(火) 03:08:33.49 ID:jDkyp6AO
トウジ「シーンージーくーん」

ケンスケ「がっこーいこー」

アスカ「帰れ。今それどころじゃないから」

トウジ「何でやねん!?」

ミサト「あ、あのね二人とも。シンちゃんちょーっち具合がよくないから今日は休ませようかなーって…」

ケンスケ「え、風邪かなんかですか?」

ミサト「んー風邪っていえば風邪かしらー?なんていうか心が風邪をひいた的な?」

シンジ「いや人聞きの悪いこと言わんで下さい。平気ですから」

綾波「…本当に?」

ミサト「本当の本当に大丈夫?」

トウジ「…朝っぱらから何しとん碇センセ。
若いおなご三人に囲まれてハーレムやん。真中やん。結城リトやん」

ケンスケ「ホント、うらやましい限り…

ってあああ!!!?」

アスカ「今度は何よ…!?」

ケンスケ「ミサトさん!昇進おめでとうございますっ!」

 

30 :復活しましたね 2010/04/16(金) 09:26:57.26 ID:iP2IMcAO
《ミサトさんは出世したようです》

トウジ「何の話をしとるんや」

ケンスケ「襟の階級章が見えないのかよ!?一尉から三佐に昇進されたんだ!!」

アスカ「そうなの?」

ミサト「あはは…まっね」

ケンスケ「よし!今夜は葛城三佐の昇進パーティーだ!焼き肉だ焼き肉!」

綾波「お肉は嫌い…」
ヤイノ ヤイノ

ミサト「…」

31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:29:17.92 ID:iP2IMcAO
シンジ「出世ですか。おめでとうございます、ミサトさん」

ミサト「ンッ、ありがと」

シンジ「でもなんか…嬉しそうにゃ見えないですね」

ミサト「そう…?

…そうね。上に認められるのは嬉しいけど、それがネルフにいる理由じゃないから」

シンジ「ネルフにいる理由…?」

ミサト「まーねー。さっ!みんなそろそろ出ないと遅刻するわよん!」

32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:45:33.94 ID:iP2IMcAO
《その夜》

ケンスケ「では一同!葛城三佐の昇進を祝して!」

『かんぱーい!』

ミサト「ありがとう、みんな」

ヒカリ「おめでとうございます、葛城さん」

ミサト「ありがとう洞木さん」

トウジ「せや、何で委員長がおんねん?」

アスカ「私が誘ったのよ!むさ苦しい野郎ばっかりじゃ味気ないでしょ?ねー!」

ヒカリ「ねー」

ケンスケ「さ、じゃんじゃん焼いて!じゃんじゃん食べて!」

綾波「…(お肉嫌い…)」

 

34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:59:08.89 ID:iP2IMcAO
スッ
シンジ「綾波、サラダ足りてる?」

綾波「…」コク

シンジ「足りなかったら言って。また作るから」

綾波「ありがとう…」

トウジ「なんや?これシンジのお手製なんか?」

アスカ「何よ」

トウジ「んにゃ別に。
なんちゅうか碇センセはホンマ無敵やな~思てな」

シンジ「無敵ねぇ…」

ミサト「そうねぇ~、うちで家事全般取り仕切ってもらっちゃってるし」

ヒカリ「最初に会ったときは…えっと、木刀が気になって仕方なかったけど…
その、不良なのかなって」

シンジ「これ?あー…世話になった人からの貰い物だから。

…差してないと落ち着かないおしゃぶりみたいなもの、かな」ポリポリ

35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:12:01.00 ID:iP2IMcAO
アスカ「フン、赤ん坊じゃあるまいし。
アンタいい年しておしゃぶり手放せないの?」

ヒカリ「ちょっとアスカ…」

シンジ「くっくっ、違いないや」ニヤリ

アスカ「…」イラッ

ミサト「あ、ねぇシンジ君!そのお世話になった人って…」
ピンポーン

リツコ「こんばんは」

加持「悪いね遅くなって」

アスカ「あー加持さーん」ギュッ

加持「こらこらアスカ。

この度はおめでとうございます葛城三佐、もう、タメ口ってわけにはいかないかな?」

ミサト「バカばっか言ってアンタは」

加持「ハハ、厳しいなぁ。これ、うちの菜園で取れたスイカ」

シンジ「ありがとうございます。じゃあ冷やしておいて後で切りますね」

綾波「スイカ…」キラキラ

36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:30:31.83 ID:iP2IMcAO
シンジ「よっと…冷蔵庫空いてるかね…」

綾波「手伝うわ」

ケンスケ「ささっ、お二人とも遠慮なく食べて下さいね!」

加持「やあありがとう。しかし主婦顔負けだなシンジ君は」

トウジ「あーやっぱ加持さんもそう思いまっか。
男やなかったら嫁に欲しいぐらいの男ですよ碇センセは」

シンジ「聞こえてんぞ関西人。嬉しくねーよその評価」

トウジ「あかん!?うっかりプロポーズしてもうた!?」

ケンスケ「何でやねん」
アハハ…

37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:51:32.45 ID:iP2IMcAO
加持「まあ嫁うんぬんはさて置き、大したものだよシンジ君は。
…エヴァに関してもね」

リツコ「そうね。あのシンクロ率であそこまでの活躍…
…性格はちょっと破天荒だけど」

シンジ「そりゃあどうも…」

アスカ「…」イライラ

リツコ「せっかくの機会だから聞きたいわね。
あの素人とは思えないマゴロクソードの使い方、運動性…誰かモデルになる人が?」

シンジ「…んー…」ポリポリ

ミサト「それがさっき言ってた…シンジ君のお世話になった人?」

ガチャッ
アスカ「ごちそうさまっ…!」

38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 11:04:03.76 ID:iP2IMcAO
ミサト「…アスカ?ちょっとアスカ!?」

アスカ「お腹いっぱいになったから寝るわー。じゃっ」ドスドス

シンジ「あーあ…ほったらかしたからお姫様がヘソ曲げちまったじゃないですか」

加持「…失敗したな」

リツコ「ごめんなさい。タイミングを間違えたわね」

ミサト「ううん、私こそ…」

トウジ「なあ委員長…」

ヒカリ「あ……うん、任せて」

トウジ「すまんな」

ケンスケ「…まだ肉余ってるんだけどなぁ」

綾波「…スイカ…」

39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 11:30:19.06 ID:iP2IMcAO
《ちょっとしてお開きになったようです》

ヒカリ「…アスカ、少し話してふて寝しちゃいました」

ミサト「そう…ごめんね、せっかく来てくれたのに…」

ヒカリ「いいんです。アスカはちょっとワガママだけど、根は頑張り屋なのわかってますから」

トウジ「さすがやなぁ委員長」ニカッ

ヒカリ「…(///)

あの、えと、碇君!私にも後片付け手伝わせて…」

シンジ「いいよ、こっちはやっておく。
加持さんがみんなを送って行ってくれるそうだから、委員長はもう帰って。遅くなっても悪いし」

ヒカリ「でも…」

トウジ「せやな、若いおなごが歩いて帰るわけにもいかんやろ」

ヒカリ「あ…うん…それじゃ、ごめんなさい。私たちはこれで…お休みなさい…」

トウジ「また明日~」

ケンスケ「お邪魔しました~」

ミサト「今日はありがとね~ん」

綾波「…碇君」

シンジ「スイカはちゃんと取っておくから大丈夫。食べないから」

綾波「…」コク



ミサト「…ふぅ」ゴッキュゴッキュ

40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 11:45:58.72 ID:iP2IMcAO
シンジ「飲み直しですか?ミサトさん?」

ミサト「んふふ、肉も余ってるみたいだしちょっちね~」

シンジ「はいはい…歯磨きは忘れないで下さいね…。
さ、洗い物洗い物っと」

ジャバジャバジャバ……

ミサト「ねえシンジ君」ゴッキュゴッキュ

シンジ「はい?」

ミサト「私の父はね、私を庇って死んだの。セカンドインパクトの時にね」

シンジ「…」

42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:07:49.55 ID:iP2IMcAO
シンジ「…」ジャバジャバ

ミサト「非道い父親だったわ。自分の研究…やりたいことばかりやって、家庭を省みない人だった。
フフ、誰かさんのお父さんと同じかしら」

シンジ「…」ジャバジャバ…

ミサト「…母はいつも泣いてた。
そんな父親だから…離婚が決まった時もざまあ見やがれって…そう思ったわ」

シンジ「…」ジャバジャバ

ミサト「そんな父親なのに…最後には私だけを救命カプセルに…」

シンジ「…」ジャバジャバ…キュッ

シンジ「敵討ち、ですか。お父さんの」

ミサト「…わからない。ううん、わからなくなった…かな。
あんなに嫌いだった父親なのに…私を…」

シンジ「…」

ミサト「私は、父の敵を討ちたいのかもしれない。
父の呪縛から逃れたいのかもしれない。父に復讐したいのかもしれない。

…それが…私がネルフにいる理由」

43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:18:00.15 ID:iP2IMcAO
カシュッ

シンジ「…」ゴキュゴキュ

ミサト「…ちょっ、シンちゃん!?それビール…」

シンジ「シラフで聞けますか、こんな話…」ゲフ

ミサト「…」

シンジ「ミサトさん…僕があの人たちに…あの街で教わったのは…」

ミサト「…?」

シンジ「…」ゴキュゴキュ

シンジ「『後ろばかり見てないで、自分らしく胸張って、前見て歩いていきな』

ってことですかねぇ…」

ミサト「…」

44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:28:13.71 ID:iP2IMcAO
シンジ「まぁ、口に出して言うのは簡単ですけど…」

シンジ「人間、色んなモンを背負って歩いてます。
大事なモン、余計なモン、背負わなくてもいいモン…」

シンジ「いっそハナっから何も持たなきゃ楽なのかもしれないけど…それでも、いつの間にかまた背負いこんでる」

シンジ「そうやって難儀に繰り返すのが、生きるってことなんじゃないですかねぇ」

ミサト「…シンジ君」

シンジ「お互い、大事な荷だけは…胸張って、背筋シャンと伸ばして…背負って歩きたいですね」ニッ

ミサト「…」

ミサト「ホント…大した子よ、あなた…」

45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:36:10.37 ID:iP2IMcAO
ミサト「あーあっ…またシンちゃんにしてやられたわぁ」ゴッキュゴッキュ…

ミサト「ふぅ……」

シンジ「してやられたって何ですか」

ミサト「んふふ、自覚ないでしょ。いいのよー自覚ないままでー」フラフラ

シンジ「ちょっ、ミサトさん!?」

ミサト「あはは…悪酔いしちゃった…かな?」バタリ

シンジ「あああ、ちゃんと布団で寝て下さいよ!?」

ミサト「シンちゃん…おんぶ」

シンジ「おんぶて」

ミサト「おーんーぶー!!」

シンジ「しぃっ!アスカが寝てるんですから……ああもう…!」

46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:44:33.84 ID:iP2IMcAO
シンジ「よっ、と…!」

ミサト「んふふー…よしよし、よきにはからえー」

シンジ「ああもうこの酔っ払いは…」

ミサト「あにゃよう…あんただって飲んだでしょーがーみせーねんのクセにー…」

シンジ「はいはい…わかったから毛布かぶって寝ちまって下さい」

ミサト「…」ムニャムニャ

ミサト「…ねえシンジ、キスしようか」

47 :とりあえずここまで 2010/04/16(金) 12:49:37.73 ID:iP2IMcAO
《ミサト寝室》

シンジ「…お休みなさい、ミサトさん」

ミサト「…」ムニャムニャ

パタン

ミサト「…」

ミサト「…」

ミサト「…」

ミサト「(酔ったフリに聞こえないフリ、か。ふふ…)」

ミサト「ホント…大した子」

 

51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 21:36:19.72 ID:HBXXBEAO
政府による特別宣言D17が発令されました。市民の皆様は速やかに…

《対サハクィエル戦》

アスカ「ハァッ!?使徒を、手で、受け止めるぅ!?」

ミサト「そうよ、敵は超々高度から自身の体の一部をATフィールドを展開させたまま切り離して落下させている。
あと数時間後には本体ごとネルフに落ちてくるわ。巨大な爆弾としてね」

ミサト「なので、エヴァ三機を予測地点に配置。使徒をATフィールドで受け止めてもらうわ」

52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 21:37:48.12 ID:HBXXBEAO
アスカ「もし、落下コースが予測地点を外れたら?」

ミサト「その時はアウト」

綾波「エヴァの機体が耐えきれなければ…」

ミサト「その時もアウト」

シンジ「すいまっせーん、お腹痛いんで早退しまーす」

ミサト「逃がさねえわよ~」ガシッ

シンジ「いやいやいや無理。
無理だって。こんなもん作戦でも何でもねーよ。
『νガンダムでアクシズ押し返せ』とかやらせるぐらいの暴挙だよ」

ミサト「…うん、実はジョーダン」

アスカ「へっ?」

シンジ「あ、冗談…?
ですよね~。こんな無茶苦茶な作戦なんかナイですよね~」

ミサト「ええ、だから嫌なら拒否できるわ」

シンジ「ひょっとして…逃がさないってのが冗談?作戦自体はやるの?」

ミサト「んふふ」コク

53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 21:48:04.70 ID:HBXXBEAO
シンジ「おいマジでか」

ミサト「ごめんなさい。でも、やるべき事はやっときたいのよ」

アスカ「…いいわよ。やったろうじゃない」

綾波「…」コク

ミサト「…シンジ君は?」

シンジ「…ハァ…」ポリポリ

シンジ「ま、ヤバくなったらさっさと使徒ほっぽりだして逃げますよ」

ミサト「…ありがとう、みんな」

アスカ「こんな無茶な作戦…よく碇司令が許可したわね?」

ミサト「司令は今ここにはいないわ。現責任者は私」

シンジ「…」

54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 22:06:21.33 ID:HBXXBEAO
アスカ「成功する確率は0.00001%だって。これで本当にうまくいったら奇跡ね」

シンジ「…」

(やるべき事はやっときたいのよ)

(私は、父の敵を討ちたいのかもしれない。
父の呪縛から逃れたいのかもしれない。父に復讐したいのかもしれない。

…それが…私がネルフにいる理由)

シンジ「本当、面倒くさいなァ…」

アスカ「何よ。面倒なら最初から参加しなきゃいいでしょ」

シンジ「あー全くだ。

…アスカ。アスカは何でネルフに…エヴァに乗ってる?」

アスカ「ハァ?そんなの決まってるじゃない!自分の才能を世に知らしめる為よ!」

シンジ「…綾波は?」

綾波「…絆だから」

シンジ「絆?マダオとの?」

綾波「…」ピク

シンジ「あ、ごめん間違えた。MA-DA-Oとの?」

綾波「っ……なんで発音にこだわったの…」プルプル

55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 22:18:54.05 ID:HBXXBEAO
アスカ「エフェッwwエフン!

そういうアンタは何でなのよ」

シンジ「さあ…?」

アスカ「さあ、って!?」

シンジ「成り行き?」

アスカ「…もういいわ…アンタが馬鹿ってのがよくわかったから」

シンジ「はいはい、シンちゃんは馬鹿ですよー…

遺書を書けって言われてもなあ…」

綾波「書くの?」

56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 22:30:20.71 ID:HBXXBEAO
シンジ「…」サラサラ

グラサン粉砕したい

シンジ「よし」

アスカ「よくねえェェェ!!!?一つもよくねえ!!!?
何コレ!?父親殴りたいだけじゃない!?」

シンジ「うるさいな…こんなの書いたことないから勝手がわかんないんだよ」

アスカ「勝手とか以前の問題よ…!
遺書ってのは私が死んだらアレをああしてほしいとか、そういう頼み事とかを書くの!?」

シンジ「わーった、わーったよ」

グラサンを鼻メガネに買い替えて下さい

アスカ「どんだけ親父を攻撃したいのアンタはぁぁぁ!!!?
あのヒゲ面で鼻メガネとか嫌がらせじゃない!?鼻メガネで仕事しろっての!?」

綾波「…ーっ…ーっ…!?」ゴロゴロ

アスカ「そこ!想像してのた打ち回らない!?」

57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 22:43:50.54 ID:HBXXBEAO
ギター「目標を最大望遠で確認!」

メガネ「距離、25000!」

ミサト「おいでなすったわね…。
途中、距離10000まではMAGIが誘導するわ。あとはあなたたちに任せます」

ミサト「作戦開始!!」

シンジ「スタート!」

ダダダダダダダダダ………

綾波「…!(落下地点に一番近いのは…

碇君…!)」

アスカ「くっ…!(これ以上…これ以上アイツにいいカッコさせない…!)」

シンジ「うおぉぉぉ…!!!!

来いッッッ!!!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ズウゥゥゥゥゥゥンンン

シンジ「ぐうぅっ!!!?」

58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 22:50:52.69 ID:HBXXBEAO
ギター「初号機、目標と接触!!」

マヤ「使徒のATフィールドに…お、押されています!?」

ミサト「シンジ君っ…!?」

シンジ「も…燃えろ僕の何かァァァァァァ!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ミシミシミシ…

シンジ「ふんごォォォ…!!!!」

ギター「弐号機、目標地点到着まであと20秒!?」

メガネ「零号機の到着まであと35秒っ!!」

シンジ「っ…ぁぁぁあああ!!!!!!!?」

メリメリメリメリ…

59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 22:59:58.28 ID:HBXXBEAO
(アンタはまだ守られてるだけ。何も守ってない)

シンジ「…っ!!」



《シンジの回想・スナックお登勢》

シンジ「おはようございます、お登勢さん」

お登勢「おや、坊やかい」

シンジ「はいっ。えと、お家賃分働きに来ました」

お登勢「くくっ、殊勝な心がけだ。上のバカどもにも見習わせたいくらいだよ」

シンジ「あはは、働かざるもの食うべからず、ですよね」ニコッ

お登勢「おやおや、いい顔で笑うようになったじゃないか。
最初にここに来たときにゃ、世界中の不幸を背負って歩いてるような面してたアンタがねぇ」

シンジ「や、やめて下さいよ…」

60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 23:02:28.09 ID:HBXXBEAO
お登勢「類は友をって言うけど…
本当、似たようなのを寄せ付ける奴だよあいつは」

シンジ「…?誰のことですか?」

お登勢「上の天然パーマさ」

シンジ「銀さんが…?そんな、銀さんは僕なんかとは全然…
銀さんは堂々としてて…言いたいことはハッキリ言って…」

お登勢「似ているさ…どこかで何か落っことして、ずーっと探し物をしてるようなところがねえ」

シンジ「…!?」

61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 23:20:26.60 ID:HBXXBEAO
カチッ シュボッ
お登勢「フーッ……おっと、別に何があったか聞こうなんて思っちゃいないよ。

だが…アンタはまだ守られてるだけ。何も守ってない。
おシメの取れてないガキんちょさ。だろ?」

シンジ「…はい」

お登勢「別に聖人君子になれたぁ言わない。人の為に生きるなんて言う奴なんざ、ロクに信用できるもんじゃないからねェ。
でも…坊やが少しでも強くなりたいんなら…少しでも強くなったら…」

お登勢「そん時ゃ、何かを守ってやんな。上のバカどもみたいにねェ」

シンジ「…」

お登勢「フフ。まあこの町で生活してりゃ、ちっとはわかるようになるさ」

お登勢「背筋伸ばしてシャンとして、前見て生きていきなよ」

62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 23:37:03.59 ID:HBXXBEAO



シンジ「(わかってますよ…お登勢さん…!!
今なら、わかる!!)」

無くしたモン探して下ばっか見ながら歩くのは止めようって!
僕は、あの人たちみたいになるって決めたんだ!

シンジ「背筋シャンと伸ばして胸張ってェ!!背負ったモン持ち上げてみせますッ!!!?」

ググググググ……!!!!

ギター「初号機、使徒を押し戻しています!?」

マヤ「シンクロ率上昇!!」

ミサト「…!!」

綾波「弐号機、フィールド全開…!!」

アスカ「やってるでしょう!?」

シンジ「おおりゃああああああああ!!!!!!!!

アスカァ!!!!」

アスカ「っ!!」

ズブブッッッッッッ

ボッッカーーーーーン

63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 23:56:21.95 ID:HBXXBEAO
《作戦終了後、通信が入ったようです》

ミサト「申し訳ありません、私の勝手な判断で初号機を破損させてしまいました。
責任は全て私にあります」

[SOUND ONLY]

シンジ「…」ジーッ

冬月『構わん。使徒を倒す事こそ最優先事項だ。その程度の損害はむしろ幸運と言える』

シンジ「…」サラサラカキカキ ペタッ

[MADAO ONLY]

ゲンドウ『ああ、ご苦労だった。葛城三佐』

ミサト「ブフッww!?

あ、ありがとうございプス」

アスカ「…」プルプル

綾波「…~っ!」ジタバタ

ゲンドウ『初号機のパイロットはいるか?』

シンジ「いません」

ゲンドウ『話は聞いた。よくやったなシンジ』

シンジ「いないっつってんだろ鼻メガネが」

ゲンドウ『では、後の処理は葛城三佐に任せる』

プツン…

ゲシゲシゲシゲシゲシ
シンジ「痛い痛い痛い。ごめんってちょっとしたイタズラじゃない暴力とかやめて!?」

65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 00:19:24.52 ID:wg1gD2AO
《ミサトさんがメシをおごってくれるらしいです》

綾波「ラーメン」

ミサト「ねえレイ?大枚下ろしてきたからステーキだろうとフルコースだろうと…
あ、お肉ダメなんだっけ」

アスカ「ファースト…せめてもっと高い店とか有名なところとか」

綾波「ラーメン。締めは帰ってスイカ」

シンジ「いいじゃないですか、ラーメン」



綾波「私、ニンニクラーメンチャーシュー抜きを針金で。ネギ増し増し」

ミサト「…渋いわね」

アスカ「チャーシューメン全部乗せ!」

ミサト「あ、同じの2つ」

シンジ「中華そば大盛で」

66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 00:37:01.53 ID:wg1gD2AO
店主「ヘイお待ちっ」

フー フー ズルズルズル…

ミサト「…ね、シンちゃん。作戦前にエヴァに乗る理由、二人に聞いてたわよね」

シンジ「え、あー…」

ミサト「聞かせてくれない?シンちゃんはどうなの?」

綾波「…」ジッ

アスカ「…成り行き、でしょ」

ミサト「自分だけ言わないってズルくないかしらん?」

シンジ「んー…

自分の武士道(ルール)、ちゃんと守りたいから。
堂々と胸張って、あの街に帰りたいから。ですかね」

綾波「碇君…帰っちゃうの?」

シンジ「…うん。全部片付いたらね」

ミサト「そう…」

アスカ「アンタがどこにいたかなんて知らないけど、ネルフにいればVIP待遇でしょうに…

…本当に馬鹿ね」

シンジ「はいはい、僕は馬鹿ですよっと。なんせ目指すは…」

ミサト「…目指すは?」

シンジ「…」ズズズズ…

目指すは、宇宙一バカな侍だから。

 

71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 00:07:52.81 ID:LVbpaYAO
《三人とも起動実験中にエントリープラグごと放り出されました》

シンジ「全裸で」

綾波「…」

アスカ「もー!?これじゃ外にも出られないじゃない!?何なのよこれ!?」

シンジ「そりゃオメーアレだよ。そういうプルェェェイだよ大人の」

アスカ「あー、そーゆーコトねー。
やったわ大人の階段駆け上がりーって馬鹿ァァァ!!!?」

シンジ「いいからちょっと外出てみ。新しい世界が広がるから。
『私はここにいてもいいんだ!』的な快感が待ってっから。
おめでとうアスカ」

綾波「おめでとう」

シンジ「おめでとう」

綾波「おめでとう」

シンジ「おめっとさん」

綾波「おめでとう」

アスカ「ありがとう。お前ら二人とも死ね」

72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 00:14:53.87 ID:LVbpaYAO

シンジ「あんさ」

アスカ「何よ…」

シンジ「前々から気になってたんだけどさ。

使徒って何?」

綾波「…私達の敵」

シンジ「いやそれはわかるけども。アイツら何なの?どういう生き物なの?
何で他はスルーしてウチにだけまっすぐ来んの?っつー話」

アスカ「…アンタ馬鹿ァ?そんなのわかるわけないじゃん!」

シンジ「うるっせーよオメーはもう喋んな馬鹿」

アスカ「ああ!?調子こいてんじゃないわよ馬鹿馬鹿バーカ!?ウ○コ!!!?」

プツン…

73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 00:23:07.40 ID:LVbpaYAO
シンジ「通信切りやがった。つかウ○コて」

綾波「…碇君、あの子をいじめてはだめ」

シンジ「へいへい…綾波はどう思う?」

綾波「わからない」

シンジ「ふうん。ぶっちゃけアレ…えいりやんじゃね?」

綾波「えいりやんって何」

シンジ「宇宙人」

綾波「…」

シンジ「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースでも可」

綾波「…」

シンジ「グラサンはないほうがいいぞ。僕マダオ属性無いし」

綾波「私に何を期待してるの」

74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 00:32:23.12 ID:LVbpaYAO
《一方ネルフ本部には細菌型の使徒が侵入していたようです》

カタカタカタカタ…
リツコ「大丈夫、計算上一秒近く余裕があるわ」

ミサト「一秒って…!?」

リツコ「ゼロやマイナスじゃないのよ」キリッ

マヤ「(先輩カッケェェェ!!!!」

《が、対イロウル戦は省略されました》

リツコ「この年になると徹夜がこたえるわね…」

ミサト「コーヒー淹れたわ~。はいどーぞっ」

リツコ「ありがとう」

マヤ「何でェェェ!?先輩の見せ場はァ!?私達の奮闘はァ!?」

《ぶっちゃけ面倒》

マヤ「チックショオォォォ!!!?」

リツコ「マヤ?どうしたの大声上げたりして」

マヤ「…」

マヤ「何でもありません、先輩♪(はぁと」

75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 00:49:07.17 ID:LVbpaYAO
《全裸のまま夜が明けつつあるようです》

アスカ「…あふ…寝ちゃったのか…。

まだ迎えが来ないの…?いい加減暇だわ」イライラ

アスカ「…アイツら何やってんのかしら」



シンジ「マジカルバナナ。バナナといったらゴリラ」

綾波「ゴリラといったらケツ毛」

シンジ「ケツ毛といったら空知」

綾波「空知といったらゴリラ」

シンジ「ゴリラといったら局長」

アスカ「ねえ…何でマジカルバナナやってんのアンタら」

綾波「局長といったらストーカー」

シンジ「ストーカーといっ…あ、何?アスカもまざりたいの?」

綾波「碇君の負け」

76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 01:36:52.22 ID:LVbpaYAO
《人類補完委員会》

?「では碇。第拾壱使徒侵入の事実はない、と言うのだな?」

ゲンドウ「はい」

?「碇、自分の発言には気をつけたまえ。この席での偽証は死に値するよ」

ゲンドウ「MAGIのレコーダーを調べて下さっても結構です。そのような事実は記録されておりません」

?「ふざけるな。事実の隠蔽は君の十八番ではないか」

ゲンドウ「タイムスケジュールは死海文書の記述通りに進んでいます」

議長「まあいい。碇、君の罪と責任については言及しない。だが、君が新たなシナリオを作る必要は無い」

ゲンドウ「わかっております。全てはゼーレのシナリオ通りに」

77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 01:41:38.04 ID:LVbpaYAO



太陽。一つしかないもの。

花。同じものがいっぱい。いらないものもいっぱい。

水。気持ちのいいこと。碇司令。

空。赤い空。赤い色は嫌い。

空。青い空。目に見えるもの。目に見えないもの。碇君。

空。銀色の空。鉛の空。曇り空。

街。人の作り出したもの。

街。とても騒々しい。でもみんな笑ってる。とても楽しそう。
誰かいるの?この先に。碇君?

この人たちは誰?私は知らない。

あなた誰
あなた誰
あなた誰

リツコ「どう、レイ?久しぶりの初号機の感想は?」

綾波「…碇君の加齢臭がする」

シンジ「ちょっと待て」

78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 01:44:34.74 ID:LVbpaYAO
ミサト「シンちゃん…中学生なのに頼りになる子だと思ってたらもうオッサン化が…」

アスカ「あーシンジはオッサンだったのね。なーんか納得」

シンジ「待てやコルァァァ!!!!誰がオッサンだ誰が!?」

綾波「酒と煙草と男と女の匂いがする」

ミサト「シンちゃん!?いつの間にそんな大人のエスカレーターを!?」

シンジ「知らねェェェ!?綾波さん何口走っちゃってんの!?」

アスカ「シンジは今後お風呂は一番最後に入って。オッサン臭いのイヤだから」
シンジ「オッサン臭くあーりーまーせーんんん!?
シンちゃんはまだ乳臭いガキ臭い匂いがしますぅ!!」

79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 02:12:44.64 ID:LVbpaYAO
《初号機と零号機の互換起動実験中のようです》

リツコ「どうシンジ君?零号機のエントリープラグは?」

シンジ「…」

アスカ「どーおシンちゃんママのおっぱいはー?それともお腹の中かなぁー?」

シンジ「匂いが…綾波の匂いがするよォォォ綾波かわいいよ綾波ハァハァ。

とでも言や満足か馬鹿」

アスカ「馬鹿に馬鹿って言われる筋合いないわよバカシンジ!?」

リツコ「ちょっとアスカ!ノイズが入るから邪魔しないで!」

アスカ「あーハイハイすみませんでしたー!

…何よ。アイツばっかり特別扱いして」

リツコ「それで、どう?」

シンジ「…綾波っぽい感じはしますかねー…」

80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 02:21:46.39 ID:LVbpaYAO
マヤ「二人とも、搭乗機ほどの数値は出ませんね」

リツコ「予想通りよ」

ミサト「…。なんかとりあえず動きますが何か?って数値ねえ」

リツコ「互換性は確認されたわ。これであの計画も実行に移せる」

マヤ「…ダミープラグ、ですか。
先輩の前でこんなことを言いたくありませんが、私はあまり…」

リツコ「感心しないのは解るわ。でも、何事も備えは必要なのよ。人が生きていく上では」

リツコ「(…また、都合のいい理屈を使って言い訳をしている……もし、シンジ君が真実を知れば。

私は、殺されるかもしれないわね)」

リツコ「ありがとうシンジ君。上がっていいわ」

81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 02:29:13.57 ID:DDyZhDoo
シンジぃwwww

82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/21(水) 02:41:14.09 ID:LVbpaYAO
冬月「予定外の使徒の侵入。その事実を知った委員会からの突き上げか。文句を言うだけが仕事の下らん連中だがな」

ゲンドウ「切り札は全てこちらが擁している。連中には何も出来んよ」

冬月「わざわざ焦らすこともあるまい。今ゼーレに出てこられたら厄介だぞ」

ゲンドウ「全て我々のシナリオ通りだ。問題ない」

冬月「全て。本気でそう思っているのか」

ゲンドウ「何が言いたい」

冬月「では碇。お前の息子はどうだ」

ゲンドウ「…」

冬月「俺のシナリオにはないぞ、あのイレギュラーは」

ゲンドウ「下らん。取るに足らん些細なことだ」

冬月「…この数年の記録はあてにならん。改めて調査をし直すぞ」

ゲンドウ「好きにしろ」

88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 01:35:54.46 ID:he5QMkAO
《葛城家の朝はたまごかけごはんから始まったり始まらなかったり》

ミサト「…あれ?シンちゃん味噌汁のおダシ変えた?」モシャモシャ

シンジ「あー、リツコさんからのお土産ですよ」

ズカズカズカ

アスカ「ちょっとシンジ!?お風呂沸かしといてって言ったじゃない!」

シンジ「沸いてるのはお前の頭だけでたくさんだポンコツ。朝風呂ぐらいテメーで用意しろ」

アスカ「何をををを!?」

89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 01:41:07.81 ID:he5QMkAO
ミサト「ハイハイ朝っぱらからケンカしないの」

アスカ「ミサトはシンジに甘すぎなのよ!?」

ミサト「いやいやいや、朝ごはんの用意してもらってる時点で私たちのが甘えすぎでしょ」

シンジ「メシの用意してやってんのにネチネチネチネチ姑かオメーは。
姑になりたいならまず嫁に行って孫をこさえろ行けるもんならな」

アスカ「お前がまずあの世に逝くかコラ」

90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 01:46:03.07 ID:he5QMkAO
《またシンクロテスト》

シンジ『…』
綾波『…』
アスカ『…』

ミサト「…ねえリツコ…。
シンちゃんとうとうレイに抜かれてシンクロ率最下位になっちゃったわよ」

リツコ「数値は下がってはいないわ。むしろ実戦では突発的にアスカに近い数値を出している。
…基本数値が全く上がっていないだけで」

ミサト「…赤木博士、どうなのコレ」

リツコ「そうね…。あえて理由をつけるなら…

『シンジ君はすでに精神的に自立している』

そうでなければ

『他人に対して一線を引いている、どこかで心を許していない』

っていうのはどうかしら」
ミサト「…(普段の気の強さは、他人を寄せ付けないためのもの?
…ううん、少し違う気がする。彼はもっと…)」

リツコ「まあ、科学者として認めたくはないけれど、彼に限っては数値があてにならないわ」

ミサト「…」

91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 01:48:44.37 ID:he5QMkAO
リツコ「それより、アスカのシンクロ率が少し下降気味なのが気になるわね。
…保護者として何か心当たりは?」

ミサト「彼…シンジ君、でしょうね」

リツコ「恋わずらい?」

ミサト「そーんな甘い話なら十八番だったんだけどねー。
…一方的なライバル視ね。つっかかっても彼は彼でああいう性格だからやりこめられて受け流されてあの子ったらなお加熱…。

ふふ、一つ間違えば片思いね」
リツコ「…ふうん」

92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 01:50:55.54 ID:he5QMkAO
リツコ「『彼』…」

ミサト「ん、何?」

リツコ「アスカは『あの子』でシンジ君は『彼』なのね」

ミサト「…。

え、何が?ちょっと何言ってるかわかんない。あんたが何を言ってるか全然わかんないわリツコさん」

リツコ「ねえミサト?以前あなた中学生に手を出したりしないって言ったわよね?」

…ねえシンジ、キスしようか。

ミサト「ああああああるわけないじゃないじゃない!?そんなことしたらマジぶっ殺してやんよ保護者として!?」ダラダラ

リツコ「ぶっ殺すって誰を?自分?
何でそんなに汗だくなの葛城三佐?」

ミサト「え!?なんか今日あっついわねぇー!!!?サボってんじゃねーわよ空調ォ!?仕事しなさいよコレェ!!!?」ダラダラダラ

93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 02:03:23.24 ID:he5QMkAO
リツコ「三人とも上がっていいわ」

ミサト「レイー、ユーアーナンバーツーよ」

綾波「…」

アスカ「あーあ、シンちゃんたら最下位転落?」

リツコ「レイのシンクロ率が上がったことによってね。
数値が下がったのはあなたよ、アスカ」

アスカ「…何よ!?私がナンバーワンなのは変わらないでしょう!?」

アスカ「何よみんなしてシンジシンジシンジ!?
アタシのあら探しばっかりしてんじゃないわよ!?」

ミサト「落ち着いてアスカ。別にアスカを責めてるわけじゃ」

シンジ「んだよずいぶん絡むな。排卵日か何かですかアスカさん」

リツコ「初号機のLCL圧縮濃度を限界まで上げて」

ミサト「異議なし」

マヤ「はーい」

シンジ「え、何すんの?何してんの?
何してんのっていうかどうなんの僕?

ガボァッ!!!?」

綾波「今のは碇君が悪い」

94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 02:22:29.98 ID:he5QMkAO
《テスト終了後》

シンジ「チクショウ死ぬかと思った…」

綾波「…」

シンジ「アスカは?」

綾波「先に帰ったわ」

シンジ「ハァ…何を気負ってんだか。

大体アスカはナンバーワンだの天才だのにこだわりすぎなんだよ。
ああいうエリートに限って落ちこぼれでも努力する下級戦士に負けるんだよ。
『完全体になってみろ』とかいらないこと言って若本ボイスにボッコボコにされんだよ」

綾波「…何の話をしてるの」

95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 02:27:46.75 ID:he5QMkAO
シンジ「別にいいじゃねーか…一番じゃなくったって」

綾波「…それが出来ないのが、あの子」

シンジ「…」

綾波「一番じゃないと…不安なのね。一番じゃない自分は、自分じゃないような気がして」

シンジ「難儀なこった。んな余計なモン背負わなくったってアイツはアイツだろうにさ…」

綾波「…」

97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 02:42:40.54 ID:he5QMkAO
アスカ「何をしてるの惣流・アスカ・ラングレー…!?あなたはプロでしょう…!?」

クスクス…クスクス

アスカ「あ…?何笑ってんのよガキども」ギロッ

小学生「ヒッ!?」

アスカ「次で降りるかコルァ!!!?」

小学生「スイマセンっしたぁぁぁ!!!?」



《対レリエル戦》

メガネ「パターンオレンジ!ATフィールド反応なし!」

ミサト「どういうこと?」

マヤ「MAGIは回答を保留しています」

リツコ「新種の使徒…?」

98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 02:54:25.89 ID:he5QMkAO
ミサト「もー、こんな時に碇司令は留守なのよねー。

三人とも、目標のデータは今送ったことしかわかってないわ。できるなら都市部から移動させたいところだけど」

ミサト「とりあえず一人が先鋒、あとの二人がバックアップ。よろし?」

アスカ「はーい先生!先鋒に立候補しちゃいまーす!」

ミサト「アスカ?」

アスカ「ここらでナンバーワンの実力差、最下位の落ちこぼれにわからせてやんなきゃね~」

シンジ「…」ホジホジ

ミサト「シンちゃ~ん、エヴァの中で鼻ほじるのやめなさーい」

アスカ「クッ…!

女は度胸!弐号機行きます!」

ミサト「ちょっとアスカ!?」

シンジ「やれやれ…」

綾波「零号機、バックアップに回ります」

シンジ「同じくー」

99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 03:05:17.92 ID:he5QMkAO
ミサト「あの子ったら勝手に…」

リツコ「マズいわね」

ミサト「戻ったら叱ってあげなきゃ…」



アスカ「…二人ともまだ!?」

シンジ「早い男は嫌われるって中[ピーーー]リニックで言ってた」

綾波「まだよ」

アスカ「チッ…」

ビンッ

シンジ「アレ?…ちょっ、これ…アレ?」

アスカ「何やってんのよ…!?」

シンジ「背中のコード絡まった…アレ?マジでか。マジでかコレ…」グイグイ

アスカ「さっさと切断しなさいよバカ!?」

シンジ「いやそういうレベルじゃないんだわもはや」

アスカ「何で亀甲縛りィ!!!?どうやったらそんなんなるのそれスゴくね!?」

100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 03:13:04.84 ID:he5QMkAO
綾波「待ってて。今ほどくから」

シンジ「あ頼むわ。僕こう見えてドSだから」

アスカ「アンタはドSにしか見えねーわよ!」

綾波「…」

シンジ「…綾波、早いとこ…」

綾波「碇君…こんな時どんな顔すればいいかわからないの」

シンジ「いや顔とかどうでも…

綾波、何で半笑い?」

綾波「…ちょっとだけ吊してもいいかしら。ちょっとだけだから。ちょっと持ち上げて眺めたら満足すると思う」

シンジ「アレ?綾波さん?何か…ねえ何か目覚めちゃったの綾波さん?綾波さんの中の綾波さんが!?」

ミサト「二人ともそういう遊びは生身でやってくれない?今仕事中だから。
あとエヴァは職場の備品だから」

アスカ「いい加減にしなさいよバカども…!?」

アスカ「バカどもは使えないし…

足留めだけでもしておく…か」

102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 03:30:00.55 ID:he5QMkAO
ドパンッ ドパンッ

シュン

アスカ「消えた!?」

ズブブブブ…

メガネ「パターン青!使徒です!?」

リツコ「場所は!?」

メガネ「弐号機の直下!」

アスカ「か、影が!?くぅっ!?」ドパンッドパンッ

ミサト「アスカ逃げて!?」

リツコ「マズいわ!?プラグ強制射出!!」

マヤ「ダメです!?信号を受け付けません!」

アスカ「何なのよこれ!?あのバカどもは!?さっさと…」

アイツらの助けなんて…いらない。

アスカ「…さっさと倒してやるわよこんな奴!!!?
このっ!?このぉっ!?」

ズブブブブブブブブ…

アスカ「こ…コンチクショォォォォォォ!!!!!!!?」

ミサト「シンジ君!!レイ!!」

綾波「碇君…可愛い…」ウットリ
シンジ「綾波ィィィ!!!?遊んでる場合じゃねえよ踏ーむーなー!!!?」

103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 03:41:28.56 ID:he5QMkAO

リツコ「アンビリカルケーブルを引き上げてみたら、途中から先がなくなっていたそうよ」

ミサト「使徒に飲み込まれたの…?」

リツコ「取り込まれた、といったほうが正しいかしら。あの影こそが本体、地上の球体が影ね」

ギター「目標、直径600メートルに達してからは動きはありません」

ミサト「アスカは、無事なの…!?」

リツコ「影の内部はおそらく別の宇宙に繋がっている。
アスカがむやみにエヴァを動かさず生命維持モードに切り替えていればあと16時間は生き延びられる計算よ」

ギター「国連軍の包囲、完了しました」

メガネ「地上部隊なんて役に立つんですかね」

ミサト「私たちに対するプレッシャーよ…」

104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 03:46:26.38 ID:he5QMkAO
綾波「…」

シンジ「…どう考えても僕たちの責任が重すぎなわけだが」

綾波「ごめんなさい」

ミサト「責任問題はあとよ二人とも…。
あの子の独断専行を止められなかった私にも責任はあるわ」

ミサト「先ほど赤木博士より弐号機のサルベージ作戦が発案されました。説明するわね」

105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 03:55:01.02 ID:he5QMkAO
ミサト「N2爆雷992個投下…それと同時にエヴァ二機によるATフィールドを展開。
爆発エネルギーを集約して使徒を破壊して弐号機を回収するわ…」

シンジ「…それは」

綾波「…弐号機のパイロットは…」

ミサト「…。この際、パイロットの生死は問うべきではないという意見よ…!」

綾波「…。あの子を、見殺しにするの」

ミサト「私だってこんな作戦やりたかないわよ!?
他に手段がないの!?」

シンジ「…こんな事まで、銀さんの真似しなきゃならないとはねぇ……」ポリポリ

106 :とりあえずここまで 2010/04/24(土) 04:06:50.20 ID:he5QMkAO
シンジ「あーあー、テステス。聞こえますか作戦部。急に通信の調子が悪くなりましたー」

ミサト「シンジ君?」

シンジ「あ、やっぱ聞こえないわ。しゃーねえこっちからの声は聞こえてるモンと信じてー」

シンジ「ちょっくら行ってくる。綾波、あと頼むわ」

マヤ「初号機、マゴロクソードを装備…?

アンビリカルケーブル切断!?」
ミサト「シンジ君何を!?」
綾波「碇君待って!?」

シンジ「ミサトさん…信じて下さいよ。
僕のことはさておき…あのバカを」

リツコ「待ちなさい!!!?初号機を失うわけには!!!?」

シンジ「よっと」

ズンッ

ズブブブブブブブブ…

メガネ「初号機……目標に、取り込まれ…ました……」

ミサト「……」

リツコ「何てことを……」

107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/24(土) 11:50:44.20 ID:BKBRdyoo
何といいところで・・・

112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:22:08.04 ID:uxhOZ2AO
アスカ「ママー!ママッ!私、選ばれたの!エヴァのパイロットに選ばれたの!世界一なのよ!」

バタン

アスカ「他のみんなには内緒だけど、ママにだけは教えてあげるね!」

バタン

アスカ「人類を守るエリートなのよ!」
バタン

アスカ「いろんな人が優しくしてくれるわ!だからちっとも寂しくなんてない!」

バタン

アスカ「パパがいなくったって寂しくなんかない!だからママ!私を見て!」

バタン

アスカ「もっともっと私を見て!」

バタン

アスカ「ねぇ!ママ!」

バタン

アスカ「」

113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:24:01.66 ID:uxhOZ2AO
《ディラックの海・弐号機エントリープラグ内》

アスカ「…ハァ…ハァ…

…最悪。…眠るのがこんなに辛いなんて…」

アスカ「…何やってるの、アタシ…焦って突っ込んで……」

アスカ「何で…あの時…ママは笑ってたの…?」

アスカ「ロープに…ぶら下がったまま…」

アスカ「…LCLが濁ってきてる……寒い…」

アスカ「生命維持モードは、あと…」

アスカ「…やだな、ここまで…なの…?」

114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:26:26.16 ID:uxhOZ2AO
ねえ

何で私を見てくれないの

加持「大したものだよシンジ君は。
…エヴァに関してもね」

加持さん、何でシンジばかり褒めるの

リツコ「そうね。あのシンクロ率であそこまでの活躍…」

シンクロ率は私のほうが高いのに

トウジ「なんちゅうか碇センセはホンマ無敵やな~思てな」

無敵なのは…私のはずだったのに

ヒカリ「えと、碇君!私にも手伝わせて…」

みんな…みんなシンジばかり見てる

私を見てくれない

ミサト「…ねえシンジ、キスしようか」
フケツ…ミサトまで。シンジなんかのどこがいいの

綾波「碇君…」

あの人形みたいな優等生もシンジ

シンジシンジシンジシンジシンジシンジシンジシンジ

115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:27:52.45 ID:uxhOZ2AO
「アスカちゃん」

ママ?

「アスカちゃん、好き嫌いしちゃダメですよぉ?あそこにいるお姉ちゃんに笑われますよぉ?」

人形を…アタシと思いこんでる

「アスカちゃん、ママといっしょに死んでちょうだい」

ダメ。アタシは、ママの人形じゃない

お願いだからアタシを殺さないで

お願いだから、アタシを人形にしないで

どこまでいっても、アタシ、アタシ、アタシ

アタシアタシアタシアタシアタシアタシアタシアタシ

アスカ「気持ち悪い…」

バカみたい

もう、いいや

疲れちゃった

「アスカちゃん」

うるさい

「アスカちゃ…」

寝かせて

「アスカ」

永遠に寝かせて

「アスカ!」

116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:29:39.79 ID:uxhOZ2AO
「アスカ…」

初号機…?

シンジ「アスカ!」

バカシンジ…?

何で…よりによって…

最後に出てくるのが…

バカ…シンジ……なの………かしら……ね…

117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:30:24.12 ID:uxhOZ2AO
シンジ「ほ~らアスカちゃーん、ネコ耳カチューシャだよ~」

118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:31:09.23 ID:uxhOZ2AO
シンジ「コレつけて団地妻みたいな顔しとけ。あ、しゃべりはカタコトな。
それでちっとはキャラ立つだろ」

…オイ…

119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:32:10.81 ID:uxhOZ2AO
シンジ「何、イヤなの?しょうがねえな。
んじゃアレ、ツインテールにしてギター弾け」

ちょっと待て…

120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:33:03.27 ID:uxhOZ2AO
シンジ「あ、ニックネームはアスにゃんな」

…#

121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:37:02.80 ID:uxhOZ2AO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

リツコ「何が起きてるの!?」

メガネ「すべてのメーターは振り切れています!?」

ミサト「球体が…!?」

綾波「…っ!?」

プシュッ

バッシャァァァァァァァァァ

弐号機『テメェェもパクってんじゃねーかァァァァァァ!!!!!!!?』

初号機『ぶべらぁっ!?』

リツコ「」

122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:41:57.13 ID:uxhOZ2AO
シンジ「ちょおまっ!?助けに来た相手にアッパーカットはないんじゃないの!?」

アスカ「うるっさい!毎回毎回アンタはアタシのキャラにケチつけてんじゃないわ………よ……………」

ズゥンンンン

ミサト「…」ポカーン

マヤ「…初号機、弐号機、共に活動停止……」

リツコ「…有り得ないわ…有り得る筈がない…。
こんな、非科学的な…」

ミサト「…。き、救護班急いで!」

123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 22:59:15.06 ID:uxhOZ2AO



ミサト「…アスカは、命に別状はないそうよ」

綾波「…」ホッ

シンジ「あー、良かった良かった」

リツコ「良くないわ!!」バンッ

ミサト「(ビクッ)」

シンジ「…」ポリポリ

リツコ「…シンジ君。自分が何をしたかわかっているの?」

シンジ「いやー、急に通信の調子がアレ、全然ダメな感じになっちゃって。
とにかくアスカ助けなきゃなーって思ったらつい」

リツコ「あなたのその独断で、貴重なエヴァを二機も失っていたかもしれなかったのよ…?」キッ

リツコ「結果として成功したからいいものの、アスカの独断先行と変わらないわ。いいえ、もっと悪質よ」

リツコ「今後、エヴァを危険に晒すような行動は謹んでもらいます。次に同様の事があれば…」
シンジ「失えばいいじゃねーか」

リツコ「…何?」

124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 23:17:12.22 ID:uxhOZ2AO
シンジ「失えばいいじゃねーかよ、あんなデカブツ」

リツコ「…!?」

シンジ「リツコさん…エヴァってのは何の為にあるんですか」

リツコ「っ!?それは…」

シンジ「…。マダオやリツコさんの本音はどうだか知りませんけど…

少なくとも表向きは、世界だか人類だかを守る為のモンでしょうに」

シンジ「それをN2爆雷ブッこむだのパイロットの生死は問わないだの」

リツコ「それは!他に手段が!」

シンジ「あったじゃねーか。
使徒は倒した。アスカは助かった。僕もまあ、戻ってきた」

シンジ「もしまた同じことが起きたら…僕ァ同じことをしますがね」

シンジ「アレがどんだけ貴重か知らねーけど……

それでも、アイツの命ほど重くはない。

…順番、間違えるなよ。赤木博士」

リツコ「っ…」ゾクッ

125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 23:29:34.50 ID:uxhOZ2AO
ミサト「もう止めて、シンジ君」

ミサト「シンジ君…下手をしたら、あなたまで死んでいたかもしれなかったのよ…」

シンジ「…」

ミサト「これは上官としてじゃなく、私からのお願い。
また同じことをするなんて言わないで。あんなバカな真似しないで。

心配、させないでちょうだい…」

シンジ「…」ポリポリ

シンジ「ま、努力しますよ…」スタスタ

綾波「碇君…どこに行くの?」

シンジ「もう一人のバカの様子見てくる」スタスタスタ

ミサト「リツコ…シンジ君にはもう一度私から言っておくわ…だから…」
リツコ「…」

リツコ「(シンジ君……初号機を失うことは、あなたのお母さんを失うことと同じと知ったら…

あなた、同じことが言えて……?)」

126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 23:40:23.02 ID:uxhOZ2AO
《病院・知らない天井》

アスカ「…」

アスカ「…」

アスカ「何でアンタなのよ」

シンジ「寝覚めっからご機嫌斜めだなオイ」

アスカ「起き抜けにアンタなんかの顔見たくなかったわ。そんな死んだ魚みたいな顔」

シンジ「いーんだよいざという時はキラめくから。
オメーはオメーでアレだ、団地妻みたいな顔しろって言ったろ?」

アスカ「…やっぱり、アンタだったんだ。アタシを助けたの」

シンジ「…」

127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/26(月) 23:45:25.95 ID:uxhOZ2AO
アスカ「何でアンタなのよ」

シンジ「あ?」

アスカ「何でこのアタシが…アンタなんかに助けられなきゃならないのよ…!?」

アスカ「アンタなんかに助けられるくらいなら!?死んだほうがマシるりゅぶっ!?」

ムギュッ

シンジ「はーいそれまでよーっと。

それ以上言うなバカ」

アスカ「は、はにゃしにゃさ」
シンジ「黙れバカ」

128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/27(火) 00:00:22.40 ID:jvQQTwAO
シンジ「アスカ、テメーらしく生きるのにプライド持つんなら上等だ。いくらでも誇りもって胸張りゃいい。
だがなぁ…プライドがなきゃ生きていけねーなんて…順番、逆だろバカ」

シンジ「シンクロ率ナンバーワンじゃなきゃアスカじゃねーのか?大学出た天才じゃなきゃアスカじゃねーのか?
猫耳生やそうが団地妻顔だろうがツインテールだろうが…アスカはアスカじゃねーのかバカ」

シンジ「テメーで持ちきれないプライドなんざ、抱え込むな。
テメーで余計な荷ィこさえてんじゃねーかバカ」

シンジ「持ちきれない荷なら…まわりの助け借りりゃいいじゃねーかバカ」

シンジ「みんなに…心配させてんじゃねーよ。バカアスカ」

アスカ「…」

129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/27(火) 00:08:33.43 ID:jvQQTwAO
シンジ「帰るわ。バカの顔も見たしな」パッ

アスカ「アンタはどうなのよ」

シンジ「あん?」

アスカ「アタシなんか助けに来て!?アンタこそバカじゃないの!?」

シンジ「あーそうだよ。僕ァバカが目標なんだ」

アスカ「バカが目標って……何よ……?」

シンジ「バカになりたいんだよ…。

宇宙一バカな…侍に」

130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/27(火) 00:12:31.14 ID:jvQQTwAO
《病院・病室外》

綾波「もう、いいの?」

シンジ「…どうだかな」

綾波「そう、良かったわね」

シンジ「…」スタスタ

シンジ「アレで良かったんだかね……」

131 :また寝落ちかよ 2010/04/27(火) 05:53:34.41 ID:jvQQTwAO
《ネルフ本部・司令室》

リツコ「私は今日ほど、彼を怖いと思ったことはありません」

ゲンドウ「…」

リツコ「司令…彼は他人を、世界を恐れてはいません。
このままでは…」

ゲンドウ「今はまだいい。修正可能な範囲だ」

リツコ「…私達は、彼に殺されるかもしれません」

ゲンドウ「…」ギリッ

リツコ「(…私は、彼に罰してもらいたいのね。私達を)」

132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/27(火) 08:11:54.44 ID:GkRBq2DO
乙、毎回楽しみにさせて貰ってる。
今回は大分シリアスだったな……精神世界以外はww

133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/27(火) 10:30:22.53 ID:XAhh3gAO
乙!

カタコト猫耳のアスカなんて……萌えるじゃねーか…………

146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/29(木) 23:53:07.81 ID:BiIxoME0
続きをwktkしながら待ってます

147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/30(金) 00:59:23.72 ID:hn5FBEEo
ところでさっちゃんキャラはいつ出るの?

148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/30(金) 01:43:41.01 ID:zdtc46AO
毎度ありがとうございます。
やっぱり感想もらえると嬉しいですな。

エヴァ側に引っ張られすぎないよう踏ん張りつつ今日ないし土曜あたりに再開したいです。

>>147
放置プレイされてこそさっちゃんです。

149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/30(金) 01:59:21.85 ID:hn5FBEEo
>>148
楽しみに待ってるよ

放置プレイ…欠番の使徒がさっちゃんだな

153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 15:14:49.08 ID:yHlM.UAO
文章構成が気に入らなくて携帯持ったまま寝ていた件

劇場版もっかい観てきた

そんな再開

154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 15:15:29.30 ID:yHlM.UAO
銀時「テメーで持ちきれない余計な荷ィこさえてんじゃねーよ、馬鹿」

銀時「持ちきれねえ荷なら、まわりの助け借りりゃいいじゃねーか」

銀時「悲しい時は鼻水垂れ流して泣きやがれ。
頭にきた時は腹から声出して叫びやがれ」

銀時「オメーはもう、他人の目ェ気にして抱え込まなくていいンだ」

銀時「シンジ、オメーはどうしたい」

銀さん…僕は…
僕は…おじさんとおばさんの…
あの家に帰りたくないです…!

銀時「最初っからそう言えよ、バカシンジ」

「バカシンジ!」
シンジ「ハッ!?」

156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 15:19:27.54 ID:yHlM.UAO
《葛城家・シンジの部屋》

アスカ「やっと起きたわね…バカシンジ」

シンジ「…。アスカ?

何だいMutter今日は日曜だよ?まったくおっちょこちょいだナァ」ゴシゴシ

アスカ「今日は土曜よバカ。つか何でちょっといい発音のドイツ語!?あとお母さんじゃないわよバカ!?」

シンジ「あー…どういう風の吹き回しですか。アスカが僕を起こしに来るとか…」

アスカ「フフン、涙流して感謝しなさい。それとも

『もおっ!シンジくん早く起きて!遅刻しちゃうよっ!』

とでも言ったほうが良かったかしら?ん?」

シンジ「どんなラブコメだ。幼なじみか?幼なじみプレイか?」

アスカ「バカ言ってないでさっさと来なさい。朝ご飯の支度もできてるわよ」

シンジ「ハァ?」

160 :ところで、俺のこのクロスSSを見てくれ。こいつをどう思う? 2010/05/01(土) 15:37:37.91 ID:yHlM.UAO
《葛城家の朝はトーストとウインナーエッグと牛乳から始まったり始まらなかったり》

シンジ「これ…アスカが作ったのか?」
アスカ「フフーン、このアタシが本気出せばこんなの朝飯前よ」

ミサト「朝ご飯を朝飯前に作るのは当たり前じゃね?」モグモグ

アスカ「うっさい黙って食ってなさい」

シンジ「しっかし何でまた」

アスカ「…ネコ耳だろうと団地妻だろうとアタシはアタシなんでしょ?」

シンジ「あ?」

アスカ「アンタなんかに論破されるのは不本意だけどね。悔しいけど納得はしたわ。
だ、か、ら!アタシらしく正々堂々真っ正面から!アンタの領域に攻め込むことにしたから!」

シンジ「…」

アスカ「負けないわよ!」フンゾリ

ミサト「(要するに?これからはシンちゃんのお手伝いするってことよねぇ?)」

アスカ「ほれっ!さっさと食べて学校行くわよ!」

シンジ「朝から元気だねえ…」モシャモシャ

161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 15:56:39.25 ID:yHlM.UAO
シンジ「…」モシャモシャ

何で、いまさらあんな夢…

…。

シンジ「そうだった、今日は…」

ミサト「ん?今日はどしたのシンちゃん?」

シンジ「え?ああ、いえ…

今日は綾波が来てないなって」

アスカ「そう言えば今日はいないわね?3バカのあと二人も来ないし」

シンジ「トウジは日直がどうとか昨日愚痴ってたな。ケンスケは港に軍艦が来てるから休むとか何とか」

アスカ「ふーん。じゃ、さっさと行くわよ!」

シンジ「へいへい…。
んじゃ行ってきます」

アスカ「ミサト!片付けぐらいはよろしく!じゃ!」パタパタ

ミサト「はいは~い、行ってらっしゃ~い」

ミサト「んふ、いよいよデレ期到来かしらん?

…にしてはシンちゃんは妙に冴えないわね?」

162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:05:01.10 ID:yHlM.UAO
《通学路》

アスカ「アンタがもたもたしてるから時間ギリギリじゃない!」

シンジ「んー…」

アスカ「ほら、ちょっと急ぐわよ!」

シンジ「…」

アスカ「…ねえシンジ!どうだった?アタシの腕ま…」

アスカ「…シンジ?」

シンジ「悪い、先に行ってて。僕今日休むから」

アスカ「休むって…!?何で!?」

シンジ「あ?あのアレ…。

男の子の日三日目だから。じゃ」

アスカ「待て」

163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:13:56.71 ID:yHlM.UAO
アスカ「シ ン ジ?男の子の日って何。いや知りたくもないけど何?サボろうっての?」

シンジ「バッカオメーその辺アレだよ察しろよ。この年頃の子は色々傷つきやすいんだよガラスの十代なんだよ」

アスカ「同い年だろうがバカ!?」

シンジ「いや違うんだよ。
馴染みの店の娘にさ、たまには朝キャバで指名して下さい~とか言われちゃっててシンさん」

アスカ「どこがガラスの十代!?コンクリの団塊世代の発言だろうがこのオッサン中学生!?」

シンジ「まそういうことなんで。じゃ学業に精出して~」ヒラヒラ

アスカ「…勝手にしなさいよバカぁっ!?」

164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:18:11.18 ID:oy2K8RAP
嫌な十代だなwwwwwwww

165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:20:49.10 ID:yHlM.UAO
シンジ「…」スタスタ

シンジ「…」スタスタ

シンジ「…」ピタ

シンジ「…ついて来る気?」

アスカ「…っ。アンタがバカな遊びをしないようにね!」

シンジ「ついて来ても面白くないと思うけど。…まあいいや」

アスカ「どこに行くのよ…?」

166 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:25:20.64 ID:yHlM.UAO
アスカ「花束なんて買って…イヤらしい」

シンジ「深読みしすぎですよアスカさん。別にキャバ嬢に入れ込んでるわけじゃないから」

アスカ「…お見舞いにでも行くの?」

《墓地・入口》

アスカ「お墓……っじゃあ…。

…何で先に言わないのよ!?」

シンジ「ホレ、行くよ」

アスカ「ま、待ちなさいっての!?」

167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:30:44.50 ID:yHlM.UAO
《墓地・碇ユイ墓前》

シンジ「…」

ゲンドウ「…シンジか」

アスカ「いっ、碇司令…!?」

シンジ「…こいつぁ驚いた。女房の命日はちゃんと覚えてたってか」

アスカ「(女房って…じゃ、シンジのお母さんの…)」

ゲンドウ「忘れる筈はない…

…何故セカンドチルドレンが居る」

アスカ「え!?えっと、その」

シンジ「ただついて来ただけさ。どこに行くかも知らないでな」

ゲンドウ「そうか」

アスカ「(ちょっとぉ完璧アタシが空気読めてない危機的状況なんですけど!?
…いや、普段から読めてるかって言われたら読めてないけど!?)」

168 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:35:25.84 ID:yHlM.UAO
シンジ「…」

ゲンドウ「…」

……

アスカ「(く…空気重ッ…!?何コレ何この親子!?)」

シンジ「…わからんね」

ゲンドウ「何がだ」

シンジ「アンタの腹の内がさ。
エヴァの事も、使徒の事も……親子の仲も、全部」

ゲンドウ「…」

シンジ「飾りものの墓でも母さんの前だ。殴りはしねーが…答えてもらおうか。

アンタ…一体何を考えてる?」

169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 16:46:01.43 ID:yHlM.UAO
ゲンドウ「シンジ。どんな答えを期待しているかは知らんが…。

私に父親を求めるのはやめろ」

シンジ「……」

ゲンドウ「人は他人と分かり合おうとする悲しい生き物だ。だが、お互いが完全に分かり合う事などない。例えそれが肉親であってもだ」

シンジ「…。答える気は無いってか。
分かり合う事がないからハナっから言うだけムダってか。

…そうかい、それならそれでいいさ」

170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 17:08:37.53 ID:yHlM.UAO
ゲンドウ「シンジ、私の質問にも答えてもらおう」

シンジ「何でしょうかね碇司令?」

ゲンドウ「この数年間、お前は一体どこで何をしていた」

シンジ「…」

ゲンドウ「お前が伯母夫婦の家を飛び出していたことは先日判明した」

ゲンドウ「だが飛び出した事自体、当時こちらでは察知していなかった」

ゲンドウ「ただの子供が、一人で生きていける筈もない」

ゲンドウ「それを何故、行方をくらますことができた。私の呼び出しに応じられた」

ゲンドウ「答えろ。お前は何をしていた。一体どこにいた」

シンジ「…家族のところにいたさ」

172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 17:23:05.50 ID:yHlM.UAO
ゲンドウ「家族とは何だ。誰のことを言っている」

シンジ「分かり合えねー相手に何言っても無駄だろ?」

皮肉なもんだなァ。本当に大事なモンってのは、持ってるヤツより持ってねーヤツの方が知ってるもんさ。

言っときますけどねェ、僕はずっと万事屋にいますからね。家族と思ってくれていいですからね。

私は最後の一本になっても折れないネ。最後まで木と一緒にいるネ。

ゲンドウ「…」

シンジ「息子に『家族とは何だ』なんて聞いてる時点で…テメーにゃわかんねえだろうよ…!」

シンジ「必要なモンも大事なモンも全部あの街で、あの人たちに貰った!アンタがくれなかった分までな!」

シンジ「…安心しな、報酬分の仕事はするさ。だが…

俺の領分に入り込むな」

シンジ「この刀、コイツが届く範囲は、俺の領分だ。土足で踏み入れてみろ。

遠慮なくブッた斬るぞ」

ゲンドウ「…そうか」

バラララララララ……

ゲンドウ「時間だ、先に帰る」

シンジ「…」

173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 17:30:35.93 ID:yHlM.UAO
バラララララララ………

シンジ「…」

アスカ「…」

シンジ「…ハァ…」

アスカ「…シンジ…」

シンジ「うっし、帰ーるかね」

アスカ「ちょっ、ちょっと。お母さんのお墓参りは…」

シンジ「あ?あーそうだったそうだった」ファサッ
っ花束

シンジ「はぁい終了ォ。行くぞー」

アスカ「シンジ!?もうちょっとちゃんと…!

待ってったらもう!?」

174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 17:36:35.94 ID:yHlM.UAO
《VTOL機内》

綾波「(…碇君…怒っているの…?)」

ゲンドウ「レイ、調子はどうだ」

綾波「あ…はい。問題ありません」

ゲンドウ「ならばいい」

綾波「(碇司令も…怒ってる?

ううん違う…何か…何か、怖い。とても)」

177 :エヴァ側の引力があああああ 2010/05/01(土) 17:57:01.73 ID:yHlM.UAO
《帰り道》

シンジ「…」

アスカ「…!(怯んでんじゃないわよアスカ!ここは一丁アタシが…!)」

アスカ「っし!ねぇシンジ!」

シンジ「アスカ、先に帰ってて」

アスカ「へっ?」

シンジ「いや、マダオとやりあってストレス溜まったからな…ちょっと息抜き」ボリボリ

アスカ「何よ…まだどこか行くの?だったらアタシも…」

シンジ「そこはアレだよ察しろ。息抜きっつーか違うモンを抜くんだよ。
シンちゃんの暴れん棒なアレをアレするんだよフンフンハァハァ言いながら」

アスカ「なっ…がっ…アンタ何をっ!?」

シンジ「わかんない?だから僕の堅くて長くて太くてそそり立つ棒をこう」

バチーン

アスカ「バカっ!?最低っ!?」ズカズカズカ

シンジ「…」

178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 18:05:25.48 ID:yHlM.UAO
《近所の公園》

シンジ「うっし、ここなら人気もないしちょうどいいかね。
ここしばらく使うばっかでまともにやってなかったからなァ…。

剣の鍛錬」

…洞爺湖…。
早いとこ帰りたいな…かぶき町。

シンジ「…始めるか」

シンジ「フン!フン!」
ビュンッ ビュンッ

シンジ「フン!フン!」
ビュンッ ビュンッ

シンジ「フン!フン!」
ビュンッ ビュンッ


179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 18:07:43.68 ID:yHlM.UAO
《シンジの回想・志村家恒道館道場》

カランカラン
シンジ「っ痛つつ…」

新八「大丈夫シンジ君?」

シンジ「すみません…木刀って重たいんですね…。
痛…血マメが」

新八「ちょっと頑張りすぎちゃったかな…今日はこれくらいにしておく?」

お妙「そうねぇ、初日から飛ばしすぎても後が続かないでしょうし」

近藤「いやっ、何事も始めが肝心と言いますからね。鉄は熱いうちに打つべきでしょう」

お妙「テメェは何レギュラーキャラみたいに当たり前に出てきてんだゴリラストーカァァァ!!!?」
バキバキボコゴグシャッ
近藤「ギャァァァ!!?!」

シンジ「…新八さん、あの人確か真撰組の」

新八「局長だね一応」

シンジ「いいんですか助けなくて」

新八「ストーカーだから。いつものことだから」

シンジ「世も末ですね」

181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 18:23:26.95 ID:yHlM.UAO
近藤「ガハハハ!いやはや、見苦しいところを見られてしまったね!」ダラダラ

新八「近藤さん、見苦しいまんまなんですけど。シンジ君ドン引きなんですけど。まず血ィ止めてくんない?」

近藤「いやぁ、万事屋に新人が入ったと聞いてついな。君がそうか?」

シンジ「…碇シンジです」

近藤「んっ、俺は真撰組の近藤勲だ。剣の修行とは結構結構!
だが、初日からちと諦めが早すぎやせんか!?」

シンジ「…でも、血マメが」

近藤「血マメなんぞはできて当たり前!
むしろ血マメが潰れるところから修行が始まると言っても過言ではないよウンウン!」

シンジ「そんな…でも…」

新八「ちょっと近藤さん!シンジ君は今日初めて剣を持つ素人ですよ!?」

近藤「ならば尚更。半端な覚悟で始めればまず失敗する。
君は強くなりたくて剣を習いたいんだろう?」

シンジ「それはそう、ですけど…。
…やっぱり僕なんかじゃ剣は無理…ですかね…」

近藤「…ふむ…。

シンジ君は、痛いのや辛いのは嫌いか」

シンジ「…。好きじゃ、ないです」

近藤「俺もだ」ニタッ

シンジ「え…?」

183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 18:36:28.80 ID:yHlM.UAO
新八「近藤さん?」

近藤「俺だけじゃあない誰だってそうだろう。
順風満帆、何も問題なく生きられるならそれに越したことはない。だが、そうも行かないのが人生というやつだ」

近藤「痛い思いも辛い思いも必ず待ち受けている。じゃあどうするか」

シンジ「どうするん、ですか」

近藤「自分から、痛みや辛さに突っ込んでいくのさ」

新八「…」

近藤「今自分から痛い思いをしておけば、いずれ来るもっと大きな痛みにも耐えられる。
今辛い思いをしておけば、先の辛い思いをはねのけられる。
そうやって繰り返すことが強くなることだと、俺は思う」

近藤「そうして強くなっておけば…自分自身だけじゃない。
いざという時、大切な何かを、誰かを護れる!」

184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 18:49:20.77 ID:yHlM.UAO
シンジ「自分だけじゃない何かを…守る…」

近藤「フフ、まあ剣しか能がない田舎侍の屁理屈だが…。
俺自身はそうやって剣を振るってきたつもりだ。

見ろ!手なんぞ血マメ潰しすぎてボコボコだぞ!」ニカッ

シンジ「…凄い。凄いです」

近藤「そう言ってくれると嬉しいな。今までの修行で、この潰した血マメの分くらいは強くなったつもりだ。
どれ…木刀をお借りしますよ師範殿」

新八「え、あ。はい」

近藤「フンッッ!!」
ブゥォォォンン…!

シンジ「うわっ…!?素振りで風が…!?」

近藤「シンジ君。君の目は強くなりたくてもがく男の目だ。
もっともっともがいて!迷いを捨てろ!
ゴリラみたいなオッサンからの最初のアドバイスだ」

シンジ「…」

新八「近藤さん…」

シンジ「…やります…。自信はないけど僕、もっとやってみます!」

186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/01(土) 19:04:42.62 ID:yHlM.UAO
近藤「ンッ!100点満点とはいかないが悪くない返事だ!
どうだ、万事屋の天パなんぞ見切りをつけて、真撰組に来んか!?」

シンジ「え!?いやあの、それは…」

新八「ちょっと近藤さん!シンジ君はうちの新人なんですから勝手に勧誘しないで下さい!」

近藤「ナッハハハ!スマンスマン!なかなか見どころがありそうだったんでな!」

シンジ「…(///)」テレ

近藤「よし、新八君!少し俺も汗を流させてもらいたい!」

新八「…はいっ!僕もやりますよ!」

シンジ「ぼ、僕も頑張ります!」

ブンッ ブンッ

ビュゥンッ ビュゥンッ

ブォォォンン…!! ブォォォッンン…!!

近藤「(ンッフッフッフッフッ……見てくれましたか聞いてくれましたかお妙さん!?この近藤勲の勇姿を!!
若人を導く真撰組局長の凛々しき言葉をッ!!)」

新八「…ああ、姉上だったら>>181でさっさと出て行きましたけど」

近藤「何でェェェェェェ!!!!!!!?
俺いい事言ったのに!?カッコいい事言ったのにぃぃ!!!?」

シンジ「理由は明白ですよね」

近藤「シンジ君までヒドいぃぃぃ!!!?」

 

194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/02(日) 03:55:39.02 ID:hZGTpcAO
ビュゥンッ……ビュンッ

シンジ「…フッ…ンッ…フンッ………ハァ、ハァ、ハァ……」

シンジ「まだ、まだ……!フッ…!

ッ!?」

アスカ「フンフンフンフンうるさぁぁぁいっ!!!?」
ゲシッ
シンジ「ヒラサワッ!!!?」

ズサー

アスカ「フンフンフンフン桜木かお前はァァァ!?いい加減帰って来なさいよ!!!?」

シンジ「」

アスカ「剣道だかゲンドウだかマダオだか知らないけど日が暮れるまでやることないでしょアンタバカァ!?

…あれ、シンジ?」

シンジ「」チーン

アスカ「あれ…?ちょっ…シンジ!?」

195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/02(日) 04:02:36.08 ID:hZGTpcAO
シンジ「…お前…こっちは限界ギリギリまで剣振り回してんのに…後ろから蹴るか普通…」

アスカ「あ、アンタがいつまでたっても帰ってこないから…!?
ほら、起きなさい!」グイ

シンジ「痛だだだだだだ痛い痛い腕引っ張んな!?」

アスカ「ッ!?アンタこれ…手、血まみれじゃない!?」

シンジ「あー血マメ潰れたから。ちなみに腕もまともに動かない。全身まともに動かない。
このまんまチーズ蒸しパンになりたい」

アスカ「何でそんなに無茶してんのよ…」

シンジ「ストレス解消って言ったろーが。あとアレ、無茶しなきゃ修行になんねーし。
あー…地べた気持ちいい。もう僕公園で暮らすわ。ここの植え込みとして一生を終えるわ」

アスカ「あああもー世話のやける…!」・


シンジ「肩貸してくれるたぁサービスいいな」

アスカ「うっさい。そして重い。…汗臭いわよバカ」

シンジ「悪かったな」

196 :改行間違えたドンマイ僕 2010/05/02(日) 04:05:09.52 ID:hZGTpcAO
《葛城家・風呂》

カポーン

シンジ「あ~……手ェ痛…全身痛…」

シンジ「…(うつら、うつら)」

アスカ『シンジー?着替え置いとくわよ!?
シンジー?』

シンジ「」ガボガボブクブクブクブク…

アスカ「シンさあぁぁぁんん!?」

シンジ「いや風呂場で死ぬかと思った。湯に溶けてシンクロ率400%超えるかと」ゴシゴシフキフキ

アスカ「そのまま下水に流すわよバカ。

つか前を隠せェェェ!!!?何で堂々むき出しにしてんの!?セクハラ!?」

シンジ「気にすんな」

アスカ「アンタが気にしろっ!?
こちとらアンタほど人生スレてないの!?まだ花も恥じらう乙女なの!?」

シンジ「はいはい…。
あれ?人生スレてる乙女じゃない人はまだ帰って来てないの?」

アスカ「…まだね。
明日は友達の結婚式って言ってたから、買い物でもしてんのよきっと」

シンジ「ん、そ。

あふ…僕もう寝るわ…夕飯は」

アスカ「適当に用意するわよ。いいからオッサンはさっさとパンツ履いてさっさと寝なさい」

シンジ「そーするわ……アスカ」

アスカ「何よ…」

シンジ「ありがとな。色々」

アスカ「…いいから寝ろっ」

197 :とりあえずここまで 2010/05/02(日) 04:24:52.13 ID:hZGTpcAO
アスカ「…」

ありがとな。色々。

アスカ「…フン」ニヘラ

《おまけ》

ミサト「ただいま。
アスカ?今日はシンジ君と一緒に学校サボったそうね?」

アスカ「おかえり。サボりじゃないわよ付き添いよ付き添い」

ミサト「ごまかさないの!学校からこっちに連絡があったわよ?
何をしてたの?」

アスカ「ミサト?この年頃の子は傷つきやすいガラスの十代なの。そっとしといたげて。
心配しないで、別にキャバクラなんて行ってないから」

ミサト「」

アスカ「アタシも寝るわ。おやすみ~♪」

ミサト「キャ、キャバクラ!?アスカ待ちなさいちょっと!?」

215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/05(水) 07:36:55.26 ID:wZ26mcAO
冬月「昨日キール議長から計画の遅延に関して文句が来たぞ。俺のところに直接。
終いにはお前の解任もほのめかしていた。相当苛ついていたな」

ゲンドウ「アダムは順調だ。ダミープラグにも着手している。ゼーレの老人たちは何が不満なのだ」

冬月「肝心の補完計画が遅れている」

ゲンドウ「全ての計画はリンクしている。問題はない」

冬月「お前の息子もか?昨日のユイ君の墓参りで会ったのだろう?」

ゲンドウ「…。手は打った。アレも確実に計画に組み込んでみせる」

冬月「…まあいい。あの男はどうする」

ゲンドウ「今しばらくは役に立ってもらう。マルドゥック機関と同じだ」

《京都某所》

加持「…ここもハズレ、か…」

マルドゥック機関…。人類補完委員会直属、エヴァンゲリオンパイロット選出機関。その実体は未だ不透明。
108の関連企業の内106がダミー。
そしてここが107番目…

加持「…やはり全てはネルフの…碇司令の手の内か」

216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/05(水) 07:38:43.63 ID:wZ26mcAO
《葛城家は日曜朝っぱらからお説教タイムのようです》

シンジ(正座中)「…」
アスカ(正座中)「…」

ミサト「二人とも、私には保護者としての責任があるわ。わかるわね?」

シンジ(正座中)「…」チラッ
アスカ(正座中)「…」チラッ

ミサト「正直に答えなさい。昨日は一体学校サボって何をやっていたの?」

シンジ「公園でフンフンハァハァやってました。棒使って」

アスカ「そのフンフンハァハァやってるシンジを蹴っ飛ばしたりしてました。
あと動けなくなった後は家まで運んでお風呂に入れたり」

ミサト「本当に何やってたのアンタ達ィィィ!!!?」

217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/05(水) 07:44:02.88 ID:wZ26mcAO
ミサト「ねえホンットわかんない。女29年やってるけどわかんないわなにそれ何プレイ?」

アスカ「あ、あと溺死しかけの全裸見せられて『キャー!シンジさんのエッチー!』とかやる流れだったけど…
まあそこまでの下半身でもなかったから自重したわ」

シンジ「オイオイ聞き捨てならないね。僕の本気があの程度とか思ったら大間違いだよ?
まあ確かに普段は一歩後ろに下がってる控えめな子だけど?
いざとなったらグイグイ前に出て自己主張するやればできる子だようちの子は?」

アスカ「見栄はってんじゃないわよ。いざとなったらってそんな日が来たことあんの?悲しい男ね」

シンジ「その言葉そのままバットで打ち返すよ。見栄はっても未経験なのはバレバレ愉快だよアスカちゃん」

アスカ「何言っちゃってんの?男の未経験と女の未経験は似て非なるモンなの。値打ちが違うの。
アカツキと百式ぐらい違うの」

シンジ「何だコノヤロー僕がアカツキか。エヴァンゲリオンの鷹かコノヤロー」

アスカ「鷹っていうかむしろ雀ね。砂漠の虎というより砂場の猫ね」

ミサト「アンタたち打ち合わせでもしたのかァァァ!?何その無駄なコンビネーション!?ぶっつけ本番でイスラフェル倒せそうじゃん!?」

218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/05(水) 08:13:16.88 ID:wZ26mcAO
アスカ「もー、ミサトが考えるような薄汚れた展開はなかったわよ。
いいからさっさと友達のお呪いに行ってきなさいって」

ミサト「お呪いじゃないからお祝いだから。
別に三十路前だからって焦ってないから焦って妥協したヤツらを笑いに行くだけだから」

シンジ「さり気に真っ黒だよこの人。ティターンズカラーだよこの人」



ミサト「じゃ行ってくるけど…ホント変なコトしちゃダメよ!?」

シンアスカ「「はいはーい、行ってらっしゃーい」」

PEN2「クワ」

バタン

《結婚式場・ロビー》

ミサト「っていう具合だったのよあの二人…」ムス

リツコ「あらあら」

ミサト「なんだか最近アスカまでスレてきた気がするわ」

リツコ「シンジ君にかかったらミサトも形無しね。
…あら、結局オレンジのドレスはやめたの?」

ミサト「あーアレ?アレはちょっち訳ありで…」

リツコ「そう、キツかったの」

ミサト「っ!そーよ!昨日新調したの!
ご祝儀といいまた出費が…ハァ。どいつもこいつも焦りすぎよ…」

リツコ「お互い最後の一人にはなりたくないものね。さ、そろそろ移動しましょ」

219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/05(水) 08:14:39.36 ID:wZ26mcAO
すんませんとりあえずこれだけ…

続きは明日あたりになりそう。

222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/05(水) 11:20:15.80 ID:6rpj2MMP
しかしすっかりアスカも銀魂サイドに染まっちまって…

229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 15:41:23.18 ID:r1x8/.AO
銀魂っぽさが足りない…そんな再開

230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 15:42:22.16 ID:r1x8/.AO
《少し巻き戻って葛城家》

シンアスカ「「はいはーい、行ってらっしゃーい」」

PEN2「クワ」

バタン

シンジ「…悪いな」ボリボリ

アスカ「何よ」

シンジ「余計な気ィ使わせて…」

アスカ「…ふん、アンタだってわざわざヤなこと思い出したくないでしょ。

ふふーん、そうだ。感謝するんなら行動で示してもらいましょうか」

シンジ「上がった株価が早速暴落だよチクショー交換条件かよ。何だよ何が望みだ?」

《結婚式場》

「三つの袋というものを心に……」

リツコ「来ないわねリョウちゃん」チラ

ミサト「アイツが時間通りに来たことなんていっぺんもないわよ」

リツコ「デートの時は、でしょ?仕事は違ってたわよ」

加持「やあやあお二人さん、今日は一段とお美しい。
いやぁ、時間までに仕事抜けられなくってさ…」

ミサト「いっつもプラプラ暇そうにしてるクセに…。
無精ひげ何とかならないの?ほら、ネクタイ曲がってる!」グッ

加持「お、お。…こりゃ、どうも」

リツコ「ふふ、そうしてると夫婦みたいよ。あなた達」

加持「いい事言うねリッちゃん」

ミサト「だーれがこんなヤツと」

231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 15:43:31.08 ID:r1x8/.AO
《葛城家・キッチン》

グツグツグツグツ…

シンジ「ん、で後はカレールーを投入な。メーカーが違うのを半分ずつ入れて」

アスカ「…何で半分ずつなの?同じメーカーのを一つでも」

シンジ「スパイスの配分が違うんだよ。半々で使ったほうが味わいが深くなる」

アスカ「へぇ…アンタ本当詳しいわね」

シンジ「…(まさか料理を教えろとはねぇ…)」

『言ったでしょ、アンタには負けないって!まずはアンタから教わることで腕を磨くわ!』

シンジ「…職場の食事係が当番制だからなー。
あとは隠し味にバターとかチョコをひとかけらとかあるけど…」

コトコト…

アスカ「ふうん…ね、シンジ。何だかこうしてると」

シンジ「こうしてると?」

夫婦みたいね、私たち。

アスカ「…こうしてるとアンタが主夫一直線なのがよくわかるわね~!」

シンジ「うるっせーよ。料理は好きだけど結婚してまでメシの支度したかねーっての」

アスカ「あっそ!じゃっ、料理のできる相手と結婚しなさい!」

シンジ「結婚ねえ…」

お妙さあぁぁぁんん!!結婚して下っさああいいい!!!

ハツゥゥゥ!?帰ってきてくれェェェ!?

シンジ「あんまりいいイメージないな」

アスカ「?」

232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 15:50:00.76 ID:r1x8/.AO
《結婚式・二次会》

ミサト「あの二人大丈夫かしら…」

加持「…シンジ君とアスカか?」

ミサト「そーよ」

加持「仲良くやってたんじゃなかったのか?この前の失敗でアスカもいい方向に落ち着いたようだし」

ミサト「仲が良いにも色々あるでしょ、昨日は学校サボって何してたんだか…」

加持「あの年頃ならそういう時もあるさ」

ミサト「もう。あの年頃だから心配なんじゃない」

リツコ「何だかいよいよ夫婦じみてるわね。子供二人を心配するお母さんと旦那?」

ミサト「リッちゃーん?それ以上余計なこと言うなら頭にカチューシャはめてドラム叩かせるわよ?」

233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 16:03:40.41 ID:r1x8/.AO
《葛城家・リビング》

アスカ「…」パク

シンジ「どう?マイカレーの感想は」

アスカ「…んっふっふっ。初めてでこの出来映え、さすがアタシ!」

シンジ「はいはい…」



アスカ「…シンジ。」モグモグ

シンジ「ん?」モグモグ

アスカ「アンタがいた職場っての?一体どういうところだったのよ」

シンジ「どういうって。…何でそんな事聞くのさ」

アスカ「ひ、暇だからよ。昨日碇司令も聞いてたけど…どんな生活してたの?」

シンジ「んー…」ボリボリ

シンジ「僕が世話になってるのは万事屋でね」

アスカ「万事屋?」

シンジ「そ。頼まれれば何でもやるのさ。ペット探しから爆弾処理、大工の真似事、アイドルの身辺警護…」

アスカ「…胡散臭さがハンパないんだけど」

シンジ「働いててもそう思うよ。まあ預けられてた先でイヤな目にあって、家出してたどり着いたのが万事屋ってわけ。そこの……」


234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 16:10:40.65 ID:r1x8/.AO
《結婚式・三次会》

ミサト「…調子いいんだから!ちょっちお手洗い~」

加持「とか言って逃げるなよ?」

ミサト「べーだ」

加持「(ヒール、か)

久しぶりじゃないか?三人で飲むのなんて」

リツコ「ミサト、少し飲みすぎじゃない?何だかはしゃいでるみたい」

加持「浮ついた自分を抑えるためにまた飲んでる…今日は逆か」

リツコ「さすがに、一緒に暮らしていた人の言葉は重みが違うわね」

加持「暮らしてたっていっても、葛城がヒールとか履く前の話だからな…」

リツコ「学生時代には考えられなかったわよね」

加持「俺もガキだったし…ありゃ同棲というより共同生活だ。
ままごとだよ。現実は甘くはないさ。

あ、そうだ。これ、ネコの土産」

リツコ「あら、ありがとう。マメねえ」
加持「女性にはね。仕事はズボラさ」

リツコ「京都、何をしに行ってきたの?」

加持「あれ?松代だよその土産?」

リツコ「ごまかしても駄目。深入りすると火傷するわよ。
これは友人としての忠告」

加持「真摯に聞いておくよ。
でもその言葉は…そのままリッちゃんに返したいな」

リツコ「…」

加持「もっとも、俺も説教できるような立場じゃないか。

…遅いな葛城のやつ。化粧でも直してるのかな?」

235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 16:51:59.94 ID:r1x8/.AO
ミサト「あ、もしもしアスカ?私。…そ、今は三次会でね~」

《葛城家》

アスカ「まさか朝帰りしようってんじゃないでしょうねー?
…はいはい、子供はさっさと寝ます~じゃっ」

ガチャッ

シンジ「ミサトさん?」

アスカ「そうよ~。まだ遅くなるから先に寝てろってさ。
加持さんにお持ち帰りされる気じゃないのかしら」

シンジ「あ?酔った勢いで?」
アスカ「違うわよ。酔ったふりして」

シンジ「…(アレ?加持さん絡みになったらもっと殺伐とするかと…なんで?)」

アスカ「それより続き続き!その…お妙さん?下着泥棒をどうしたの?ボコボコ?」

シンジ「よりによってお妙さんに食いついちゃったよこの娘。ものっそい不安なんですけど」



加持「遅かったな?」

ミサト「ちょっち家に電話をね。…リツコにちょっかい出してないでしょうね?」

リツコ「大丈夫よ。昔話を少しね」

加持「生きるという事は変わるって事って話をしてた」

ミサト「ふーん」

加持「いや本当…本当だって。なにその目」

リツコ「ホメオスタシスとトランジスタシスね」

ミサト「何、それ?」

リツコ「今を維持しようとする力と変えようとする力。2つを兼ね備えたのが生き物なのよ。さて、そろそろお暇するわ。仕事も残ってるし」
ミサト「先帰っちゃうの?」

加持「残念だな」

リツコ「フフ、ごゆっくり」
ミサト「あ…うん」

236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 17:01:06.77 ID:r1x8/.AO
済まない時間切れ…

深夜には戻る

238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 17:06:31.57 ID:8xK1E3gP
続き待ってるぞ~

241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 22:43:18.87 ID:L2omFXQP
万事屋って飯係当番制なのか
銀さんと神楽って飯作れるイメージないしてっきり新八が作ってるもんだと

242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 23:06:27.32 ID:XtF5Ie20
アニメで公言されていましたよ。
銀さんいわく「なんでもそつなくこなせる」とか。

243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 23:43:31.62 ID:Uehiprgo
>>241
アニメ版193話より、とある月の食事当番表

月火水木金土日
_____銀銀
銀神八八八八銀
神八神八銀八神
銀八八銀八八銀
神神神神神神銀

となっていたよ

244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/06(木) 23:48:41.93 ID:r1x8/.AO
《おしえて!銀八先生!》

銀八「ペンネーム>>241さんからのお便り」

銀八「はーい、ズバリお答えしまーす」

銀八「本編や原作やアニメや>>242でも言ってるように万事屋のメシは当番制でーす」
銀八「銀さんはああ見えて凝り性なんで料理はバリバリできます。
蒸しパンとか作ってメンバーひかせるくらいバリバリできます」
銀八「新八も姉があの腕前なので当然できます。命に関わるのでできます」
銀八「神楽は…ふりかけごはんとか卵かけごはんとか卵かけごはんとか卵かけごはんとか作ります。
今朝に至っては『卵が!?卵がこっちに来るよぅ!?』ごはんでした。他は味噌汁すら作りませーん」
銀八「シンジは最初はガキでしたしアレでしたが、今じゃレストランに勤められるくらいバリバリできます。
ただし万事屋は食材が乏しいんで腕前が全力で発揮されることはあまりありませーん。
神楽と定春がバカみたいに食い過ぎなんだよ味わって食えっつーの」

銀八「そんなわけで>>241ー。今すぐ廊下で原作やアニメを見返すように」

まったり再開

245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:00:33.75 ID:TvcBJAAO
ミサト「おぼろろろろろろ……」

加持「いい年して戻すなよ」

ミサト「悪かったわねいい年で…」

加持「ハハ、いい年はお互い様か…葛城がヒール履いてるんだもんなあ…」

ミサト「そーよぉ…」

ミサト「(おんぶ…かぁ…)」

ミサト「ん…ありがと、あと歩く」

ミサト「加持君…私、変わったかな?」

加持「そうだな…キレイになった」

ミサト「ね…あの時一方的に別れ話して、ごめんね。
好きな人ができたって…あれ、嘘。気づいてた?」

加持「いや…?」

ミサト「気づいちゃったのよ。加持君、私の父に似てるって」

加持「…」

ミサト「ずっとわからなかった…あの人を憎んでたはずなのに、父に似た人を好きになる…。
ただ、たまらなく怖かった」

ミサト「父の敵討ちか父への復讐なのか、自分でもわからないままネルフに入って…でもそれも父のいた組織で」

加持「葛城が自分で選んだ道だ。俺がどうこう言うことじゃないさ」

ミサト「ん…でもそれすら逃げてたのかも知れなくて…。

そしたらね、彼が言ったの。『後ろばかり見てないで、自分らしく胸張って前を見て歩いて行きな』って」

加持「…彼?」

ミサト「シンジ君。『最初から何も持たなければ楽なのかもしれないけど、それでもいつの間にかまた背負いこんでる』
『お互い大事なものだけは、シャンと背筋伸ばして背負って歩きたいですね』って…」

246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:07:25.02 ID:TvcBJAAO
加持「…子供の言葉とは思えないな」

ミサト「彼も教わったんだってさ…私たちの知らない誰かから…」

加持「…葛城」

ミサト「すごいわよね…。あの年で、あれだけタフで、堂々と振る舞って、エヴァのパイロットで、お父さんとも渡り合って…」

加持「葛城」

ミサト「そう、か…あはは。私、シンジ君がうらやましいんだ…」

加持「葛城」スッ

ミサト「…加持君?」

加持「ズルいな」

ミサト「…えっ…」

加持「昔の男の前で、今気になってる男の話をするなんて」

ミサト「加持く……

んっ……」

247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:16:01.95 ID:TvcBJAAO
カチ コチ カチ コチ…

《葛城家》

アスカ「ねえシンジ…」

シンジ「んー?」

アスカ「アンタ、全部終わったら帰るのよね。万事屋に」

シンジ「んー。帰るよー」

アスカ「じゃあアタシも連れてって」

シンジ「あ?」

アスカ「だから万事屋によ」

シンジ「…何で…?」

アスカ「面白そうだからよ。それとも何?不満なの?」

シンジ「いや不満っつーか…。
現実は甘かねーよ?」

アスカ「子供扱いする気?」

シンジ「いやあそうじゃなしに。

基本的に街の住人全部僕みたいな連中なんだけど、耐えられんの?」

アスカ「…マジでか」

シンジ「マジでだ」

248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:27:32.82 ID:TvcBJAAO
シンジ「だいたい全部終わったらアスカ…ドイツには帰らないの?
僕ァてっきり加持さんを引っ張って帰るモンかと思ってたけど」

アスカ「…」

シンジ「まあ今夜次第ってとこかね。
ひょっとしたらあの二人、本当にヨリをもどすかもしれないし」

アスカ「……ぃでしょ」

シンジ「どちらにしても、いつも食いっぱぐれてるような職場だからね。万事屋はオススメはしな」
アスカ「加持さんは関係ないでしょっ!?」

シンジ「何怒ってんだよ」

アスカ「うるさいバカっ!?」

ピンポーン

249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:35:13.58 ID:TvcBJAAO
加持「ほれ着いたぞ!しっかりしろ!」

ミサト「んぅ…」

アスカ「加持さん!」

シンジ「やっぱり酔いつぶれてきましたか…」

加持「ハハ、予想通りかい?じゃ、俺は帰るよ。済まないが葛城のことを頼む」

シンジ「はーい」

アスカ「ねっ、加持さんも泊まっていったら?」

加持「この格好で出勤したら笑われちまうよ…」

アスカ「えー!?おかしくないったらー!」

加持「アスカ…」

アスカ「ん?」

ナデナデ

アスカ「加持、さん?」

加持「…じゃ、二人ともまたな」

バタン

シンジ「…?」

250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:38:57.46 ID:TvcBJAAO
シンジ「…アスカ、今…」

アスカ「何よ…」

シンジ「加持さんに…何かされなかったか?」

アスカ「…別に…頭なでられただけよ?

…フフン、なにー?シンちゃんったら妬いちゃった?アタシったら罪作りな女ねー」

シンジ「…アスカ」スッ

アスカ「ッ。シンジ?

ちょっ、待っ…」

シンジ「…」サッ

アスカ「…ッ」ビクッ

251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:42:10.28 ID:TvcBJAAO
シンジ「ヘッドセット…なんか挟まってた」

アスカ「……へ」

シンジ「メモ?…こんなの挟んでるの?」

バチコーン

シンジ「おい今何で殴った」

アスカ「うるさいうるさいうるさいバカ!」

シンジ「加持さんか…?」

アスカ「貸しなさいよっ!?」パシッ

アスカ「…何コレ。
アタシとシンジ宛になってる…」

252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:51:35.26 ID:TvcBJAAO
《翌朝・ネルフ某所》

加持「…」

スチャッ

加持「…。やあ、二日酔いは大丈夫かい」

ミサト「おかげ様でね。
ネルフ特殊監査部所属加持リョウジ。と同時に国お抱え、内務省調査部所属加持リョウジでもあるわけね」

加持「バレバレか」

ミサト「ネルフを甘く見ないで。
…昨日のお礼にチャラにしとく。でも、これ以上アルバイトを続けると…死ぬわ」

加持「司令は俺を利用してる。まだいけるさ。でも、葛城に隠し事していたのは謝るよ」

葛城「謝られても嬉しかないわよ!」

加持「でも、司令やリッちゃんも君に隠し事をしている。それが…」
ミサト「!」
pi!
加持「これさ!」

ゴゴゴゴゴゴ……

ミサト「これは…エヴァ?
…いえ違う……まさか…!?」

加持「そう。全ての始まり。エヴァのベースとなった……アダムだよ」

ミサト「アダム……あの第壱使徒がここに…!?

確かに、私が思ってるほどネルフは甘くないわね」

シンジ「…何なんですこの化けモンは…」
アスカ「エヴァのベースって…私、こんなのに乗ってたの…!?」

ミサト「…!?シンジ君!アスカ!どうしてここにいるの!?」

加持「俺が呼んだのさ」

ミサト「ッ!?加持ッ!!!?」

253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 00:53:23.65 ID:TvcBJAAO
とりあえずここまで…

なんだがエヴァ話ばっかりで銀魂分が足りなすぎる…

のでおまけを少々

254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 01:08:06.45 ID:TvcBJAAO
《NGっぽいおまけ》

加持「でも、司令やリッちゃんも隠し事をしている。それが…」
ミサト「!」
pi!
加持「これさ!」

ゴゴゴゴゴゴ……

ミサト「これは…何?

大量の…紅い…剣…?
…何でネルフ本部にこんなものが…!?」

加持「電魂と呼ばれる人工知能を有し、使用者に寄生することでその身体をも操る。
戦闘の経緯をデータ化し学習を積むことでその能力を向上させていく生きた刀…
『紅桜』だよ」

ミサト「紅桜…!?」

加持「ネルフの…エヴァの技術を応用して碇司令は…この紅桜を量産、大規模な武装蜂起を目論んでいるんだ。
最悪のテロリスト、高杉晋助と」

チャキッ

「銃を捨てろ。
その話、詳しく聞かせて貰おうか」

ミサト「刀…!?クッ!?」
加持「よせ葛城!碇司令の関係者…ってわけじゃなさそうだな」

桂「葛城じゃない。桂だ」

どう考えても紅桜編一直線なので却下

255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 01:17:37.17 ID:TvcBJAAO
《NGっぽいおまけ・その2》

加持「でも、司令やリッちゃんも隠し事をしている。それが…」
ミサト「!」
pi!
加持「これさ!」

ゴゴゴゴゴゴ……

ミサト「これは…?
戦自から徴収したポジトロンスナイパーライフル…
いえ違う…まさか!?」

加持「そう、江戸城の天守閣を吹き飛ばし江戸を開国させてしまった戌威族の決戦兵器…
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だよ」

ミサト「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲…
別名『走る雷』バルカン戦役における惨劇『火の7日間』を引き起こした地獄の兵器がここに…!?

確かに、私が思ってるほどネルフは甘くないわね」

シンジ「さっきと話違うんですけど」

256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 01:18:55.96 ID:1BXAXEAO
銀魂キャラが本格的に絡む展開もみたいからその案も捨てがたいな

257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 01:29:45.52 ID:TvcBJAAO
《NGっぽいおまけ・その3》

加持「でも、司令やリッちゃんも隠し事をしている。それが…」
ミサト「!」
pi!
加持「これさ!」

ゴゴゴゴゴゴ……

ミサト「これは…?
…え…コレ…何?」

加持「日本重化学工業共同体が心血を注いで完成させたロボット兵器ジェットアローン。
そのベースになった機体…ジャスタウェイだよ」

ミサト「ジャスタウェイ……

ってナニ」

加持「ジャスタウェイはジャスタウェイ以外の何物でもないそれ以上でも以下でもない」

ミサト「だからジャスタウェイって何って聞いてんだろーがァ!?」

加持「ジャスタウェイを何だと思ってやがる!?これだから女ってヤツは!」

ミサト「うるっせーよただのガラクタじゃんこんなん!?
なんかコレ見てるとイラッとくんのよ!?」

258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/07(金) 01:33:07.07 ID:TvcBJAAO
なんかエヴァのシリアスに耐えられなくてやっちまった

反省はしてなくもない

>>256
いやホラ、一応エヴァ側のシナリオで進めてるから……あのアレ……調子のってスイマセンっした

寝ます

287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:02:23.40 ID:twnC7sAO
もうエヴァ側の引力に身を任せることにした

再開します

288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:02:59.49 ID:twnC7sAO
《病院》

トウジ「…」

「12号室の患者?」

「そうそう、例のE事件の急患。ずいぶん長いわよね」

「難しい怪我みたいよ」

「まだ小学生なのに…」

「あの中学生のお兄さんも週に二度は面会に来るでしょう」

「今時できたいいお兄さんよねえ…」

「E事件って言えば、あの機関から大分治療費が出てるとか何とか…」

「やっぱり国家の機密に関わるのかしら…」

トウジ「…」

289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:06:13.74 ID:twnC7sAO
《月曜の学校とかもうテンション低すぎだよね》

先生「…えーこの時、皆さんも知っているように」

ガラガラ

シンジ「…すいまっせーん遅くなりました」

アスカ「…」

先生「ああ2人とも、連絡は受けているから早く席につきなさい」

シンジ「はーい」スタスタ

トウジ「…何や碇センセ、おとといから何かあったんか…?」ヒソヒソ

シンジ「あー…ネルフ本部で警戒態勢だったんだよ、土曜からずっと。おかげで寝不足だ」ヒソヒソ

トウジ「さよか…綾波だけまだネルフ本部なん?」

アスカ「…授業中よ、ちゃんと前向きなさい」ヒソヒソ

シンジ「…(綾波も休んでる…?)」

290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:10:24.82 ID:twnC7sAO
《回想・車内》



ミサト「お願い2人とも…あそこで見たことに関しては、忘れて」

アスカ「あんなもの見せて何も言わない気!?」

シンジ「大人の都合ですか?
不人気により打ち切りで俺達の戦いはこれからだーですか?」

ミサト「無理言ってるのはわかってる。
でも…あれは知らないままのほうがいいわ……お願い」

アスカ「じゃ、加持さんのことは?」

ミサト「…」

シンジ「アスカ…」

アスカ「ああそう。そっちも曖昧なままほったらかし」

ミサト「…好きでも、どうしようもないこともあるわ」

ミサト「とにかく…忘れて」

アスカ「…中途半端が一番ムカつくのよ…!」

シンジ「…」

292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:15:34.35 ID:twnC7sAO
《放課後》

シンジ「さ、て…」

アスカ「シンジ、行くわよ」

シンジ「んあ?ああ…」

トウジ「おうおうお熱いでんな、夫婦揃ってご帰宅でっかー」

ヒカリ「鈴原っ!」

アスカ「フフン、うらやましい?」ギュッ

シンジ「…何で腕組んでんの」

ざわ……

アスカ「うらやましいならアンタもさっさと相手を探しなさい!さっ、行くわよ!」グイグイ

シンジ「ちょっ、引っ張るなって!?」

シーン…

ケンスケ「リア厨死ね」ボソッ

293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:20:13.20 ID:twnC7sAO
《帰り道》

グイグイ

シンジ「おいアスカ!?どこに行くんだよ!?」

アスカ「決まってるでしょう!?加持さんのところよ!」

シンジ「…アレについて問いただそうってのかよ」

アスカ「当たり前でしょ!?アンタだって…!?」

シンジ「どーでもいいよ…あんなモン」ボリボリ

アスカ「…シンジ…?」

シンジ「…。よーくわかったからな…。
自分とこの職場に、あんな大層な化けモンたてまつってる時点で…」

シンジ「野郎が…マダオが完全にイカレてるってのがさ…」

アスカ「あ…」

シンジ「参ったねどうにも…」

銀さんみたいには…いかない…か…

294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:23:43.54 ID:twnC7sAO
シンジ「そんなわけだからシンちゃんジャンプ買って帰るわ。月曜唯一の楽しみだから」

アスカ「待ちなさいって!?つーかアンタ今までジャンプなんか読んでなかったじゃん!?」

シンジ「サンデー派のアスカはアレ、関西弁のベジータと一緒にたった一つの真実見抜いて」

アスカ「だから何の話!?」

パーッ パーッ

シンジ「ほら車来てる……って…」

加持「や、デートの最中に悪いな2人とも」

シンジ「加持さん…」

アスカ「デ、デートなんかじゃないわ!?」

シンジ「…今朝の話ですか?」

加持「まあそれもある。それもあるが、シンジ君とは一度ゆっくり話したかったのさ。1ファンとしてね」

シンジ「…ファン?」

アスカ「…誰が?誰の?」

加持「ハハ、俺がシンジ君のさ。
2人とも乗りなよ、送っていく」

シンジ「…」
アスカ「…」

296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:28:17.58 ID:twnC7sAO
ブロロロ…

シンジ「アレのことなら誰にも言いませんけどね」

加持「そうしてもらえると有り難いな」

アスカ「ミサトは忘れろってさ…

そういえばミサトは?加持さん大丈夫だったの?」

加持「ま、何とかね。今頃は本部で大忙しの筈だ」

アスカ「…何かあったの?」

加持「…アメリカのネルフ第二支部が消滅したらしい」

297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:31:09.04 ID:twnC7sAO
《ネルフ本部》

メガネ「とにかく第一支部の状況は無事なんだな!?」

冬月「消滅!?間違いないのか!?」

ギター「間違いありません!消滅です!」

ミサト「参ったわね……消滅の原因は?」

リツコ「未だ不明よ、手がかりは衛星からの映像だけ…」

マヤ「タイムスケジュールから推測するに、S2機関搭載実験の最中だったと思われます」

ミサト「数千人を道連れに、エヴァ四号機と施設は…」

リツコ「ディラックの海に取り込まれたのでしょうね。先の弐号機と同様に」

ミサト「ワケわからないものを無理して使うからよ…!」

リツコ「(それは…私達も同じだわ)」

298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 00:44:50.13 ID:twnC7sAO
ミサト「で?残った参号機はウチで引き取れっての」

リツコ「向こうも第一支部までは失いたくないんでしょうね」

ミサト「危ないとこだけ押し付けようなんて、ムシがよすぎるわ」

リツコ「あんな事故の後じゃ弱腰にもなるわよ」

ミサト「そもそもパイロットは、起動実験はどうするのよ」

リツコ「…」

299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 01:03:37.55 ID:twnC7sAO



《ネルフ某所》

リツコ「試作されたダミープラグです。レイのパーソナルデータが移植されています。
ですが、あくまでフェイク。ただの機械です」

ゲンドウ「構わん。パイロットがそこにいると認識し、シンクロさえすればいい。エヴァが動きさえすればな」

リツコ「…」

ゲンドウ「初号機と弐号機にデータを入れておけ。
参号機の運搬はUNに一任してある。数日で届くだろう。起動実験は…」

リツコ「…!ダミープラグはまだ危険です」

ゲンドウ「四人目を使う」

リツコ「…この子を…四人目に?」

ゲンドウ「報告は受けている。あれを躾るのには好都合だ」

ゲンドウ「レイ、上がれ。食事にしよう」

綾波『…はい…』

リツコ「(わかっていた…わかっていたのに…。

この男は狂っている…)」

300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 01:08:31.27 ID:twnC7sAO
《水族館》

加持「なあ、君達はネルフについてどれだけ知っている?」

加持「使徒と呼ばれる正体不明の敵と戦う為の機関…そんな風に思っていないか?」

アスカ「あ、使徒によるサードインパクトを未然に防ぐ目的があるわよね?」

加持「ま、表向きはそんなところだな」

アスカ「…表向きって」

加持「君達はおかしいとは思わないか?
第三新東京市をひたすら狙う使徒。まるでそれが決まっているかのような本部の迎撃システム、そしてエヴァ…」

シンジ「…思ってましたよ。連中まるでネルフに用事があるみたいだ」

301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 01:33:41.65 ID:twnC7sAO
加持「そうだ。使徒の狙いはあのアダム…だと言われている。アダムと使徒が接触すれば、サードインパクトによって世界が滅びるとも」

アスカ「…それじゃネルフは別に間違ってないじゃない?」

加持「全てがシナリオ通りのことでなければな」

シンジ「シナリオ通り…?」

加持「…秘密結社ゼーレ。ネルフを影から操る組織。
そのゼーレの教典である死海文書には全てが記載されている。今まで起こった戦いも、これからやって来るであろう使徒に関しても。

全てはゼーレのシナリオの元に動いているのさ」

302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 01:47:40.55 ID:twnC7sAO
加持「第壱使徒アダム、アダムから作られたエヴァ、更にはそれらを使った人類補完計画…」

シンジ「人類……何です?」

加持「これに関しては俺にもよくわからん。ただ、世界中の人類全てを巻き込む恐ろしい計画ということは確かだ」

加持「碇司令がゼーレに利用されているのか、ゼーレを碇司令が利用しているかはわからないが…両者は協力関係にある。

使徒との戦いはそれらの内の一環でしかない」

シンジ「待って下さい」

シンジ「んな事僕達に知らされて、どうしろってんです?」
加持「…期待しているのさ。君なら…シンジ君なら何とかできるかもしれない、とね」

シンジ「ハッ、こっちは自分のことで手一杯、ちょっとエヴァを動かせるだけの…ただのガキですよ」

シンジ「それとも何ですか。世界を救う勇者でもやれってんですか?ラスボスは実は父親でした~ですか?」

加持「…ただエヴァを動かせるだけではないさ。
碇ゲンドウと、エヴァンゲリオンの生みの親とも言うべき科学者、碇ユイの子供として生まれた君はね」

シンジ「…母、さん…?」

303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 01:55:40.71 ID:twnC7sAO
加持「覚えていないのかい」

シンジ「…」

加持「科学者としてのお母さんを」

シンジ「…母さんは…」

シンジ「母さんは…普通のお母さん…だった」

シンジ「物心つく前に事故で死んだって…」

加持「人にそう聞いたのか?
…君は、お母さんが消える瞬間を見ていたはずだ」

加持「君はただ、辛い記憶を封じ込めて逃げてしまっているだけだ」

シンジ「…」

『この子には、明るい未来を見せてあげたいんです』

シンジ「…!?」

忘れていた…?

知っていた…?

僕はエヴァを知っていた!?

シンジ「…」ブルブルブル…

アスカ「もうやめて!!」

304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 02:07:40.60 ID:twnC7sAO
シンジ「っ…!?」

加持「…アスカ」

アスカ「やめて、加持さん。もういい」

加持「済まない……ただ、俺は真実から目を…」

アスカ「やめろって言ってんでしょう!!!?」

加持「っ…」

シンジ「…」

アスカ「どいつもこいつも…!?シンジにいちいち何か押し付けて!?背負わさないと気が済まないの!!!?
さっき言ったでしょ!?シンジもアタシもただのガキなの!?」
シンジ「アスカ…大丈夫…大丈夫だから」

アスカ「…シンジ帰ろう。もう沢山だわ…!」グイッ

シンジ「…ん、ああ…」ヨタヨタ…

加持「……我ながら情けない……上手くいかんもんだな…」

305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 02:19:59.11 ID:twnC7sAO
《ネルフ本部》

ミサト「何?改まって」

リツコ「参号機の起動実験、松代で行うのは聞いてるわよね。
パイロットは四人目を使うことになりそうよ」

ミサト「四人目って…フォースチルドレンが見つかったの!?このタイミングで!?」

リツコ「そのようね…」スッ

ペラッ

ミサト「…これ…!?何で彼なのよ!?」

リツコ「…明日にもマルドゥック機関から正式な書類が届くわ」

ミサト「リツコ!」

リツコ「私に言わないで!?」

ミサト「…嫌な予感がするわ…。
引いちゃいけない引き金にならなきゃいいけど」

リツコ「ミサトのカンは、当たらないでしょ…」

ミサト「当たるわよ……男関係だけはね」

308 :しばらくはエヴァ側に食われっぱなしマダオ 2010/05/14(金) 02:52:17.36 ID:twnC7sAO
《学校・昼休み》

トウジ「さーってメシやメシ!学校唯一の楽しみやからなー」

ピンポンパンポン
『2年Aクラスの鈴原トウジ、鈴原トウジは至急校長室まで来て下さい』
ピンポンパンポン

トウジ「…何や?」

ケンスケ「何かやったの?」

トウジ「心当たりないわ…」

シンジ「…?」

ドンッ
シンジ「うわっ」
アスカ「ほらっ、お弁当!」

シンジ「あ、ありがとう…」

アスカ「しっかりしなさいよ…昨日からずーっとヘタりっぱなしじゃない」

シンジ「…」

アスカ「アンタがそれじゃ、こっちまで調子狂うわよ…」

シンジ「悪い」

トウジ「愛妻弁当でっかお二人さん?食う前から腹一杯にすんのやめてんかー」

アスカ「アンタはさっさと行けっ」

トウジ「こらまた失礼しましたー」スタスタ

ケンスケ「やあシンジ君」ニコリ

シンジ「どした?」

ケンスケ「リア厨はいっぱい死ねばいいのに」グッ

シンジ「何だそのおっ立てた親指。折っていい?ねえへし折っていい?」

アスカ「…」ニヤリ

アスカ「はーいシンちゃん、あーん♪」

シンジ「いい加減にしろよお前ら」

309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:04:29.26 ID:twnC7sAO
ケンスケ「そういえば気になる話があるんだけどさ」モグモグ

シンジ「あ?」モシャモシャ

ケンスケ「アメリカのネルフ第二支部が消滅したとか」

シンジ「…」モシャモシャ

アスカ「なんかそうらしいわね」モグモグ

ケンスケ「で、エヴァの参号機がこっちに来るらしいじゃない」

シンジ「…参号機?」

アスカ「…聞いてないわ」

ケンスケ「本当に?パイロットのこととか聞いてない?」

アスカ「…知らない」モグモグ

シンジ「…(今朝はミサトさんとはまともに話してないしな…)」

ケンスケ「俺にやらせてくれないかなぁ…」

アスカ「アンタじゃムリよ」

ケンスケ「何でだよ!?

…なあシンジ、シンジからもミサトさんに頼んでくれよ!是非やらせてくれって!」

シンジ「…あんなモン、乗るもんじゃねーよ」

ケンスケ「何でさぁ!?」

アスカ「…」

310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:06:40.60 ID:twnC7sAO
《校長室》

ドンドン
トウジ「鈴原トウジ、入ります!」

「鈴原トウジ君ね…」

トウジ「あれ…」

リツコ「お久しぶりね」

311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:10:59.93 ID:twnC7sAO
教師「であるからして、若い君たちにはこれからの…」

シンジ「…(トウジ遅いな…?)」

ガララッ

トウジ「…遅れて、すまんです」

教師「ああ、話は聞いているから早く席について。
若い君たちにはこれからの新しい時代の原動力と…」

ケンスケ「…なあ、結局何だったんだ?」ボソボソ

トウジ「何でもあらへん」ボソ

シンジ「…?」

312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:19:11.82 ID:twnC7sAO
《放課後》

ヒカリ「ねえ碇君、綾波さんなんだけど…」

シンジ「…いつ学校に来るかはわかんないなぁ」

ヒカリ「そう…溜まってるプリント、お願いしてもいい?」

シンジ「別にかまわねーけど」

ヒカリ「ありがとう…じゃ、これ。

アスカ、帰りちょっといい?」

アスカ「へ?あ、うん…。
じゃシンジ、また後で」

シンジ「んー」

ケンスケ「死ねばいいのに」グッ

ゴキュッ

ケンスケ「あああああ折れたあァァァ!!!?」

シンジ「じゃお先~」

トウジ「…」

313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:25:20.27 ID:twnC7sAO
《帰り道》

シンジ「…(綾波ん家も久しぶりだな)」テクテク

トウジ「シンジ」

シンジ「…あれ、どした?」

トウジ「ワシも行ってええか」

シンジ「…綾波ん家?」

トウジ「せや」

シンジ「プリント届けるだけだけど…」

トウジ「…」

シンジ「ああ、別にいいけど」

トウジ「すまんな」

シンジ「…」

314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:45:20.45 ID:twnC7sAO
《綾波ん家》

シンジ「ノックしてもしもぉ~し」

……

トウジ「…」

シンジ「居ない、か。お邪魔しまーす」

トウジ「ええんか、女の部屋勝手に上がって」

シンジ「裸タオルじゃなきゃな」

トウジ「何の話をしとるんや…」



トウジ「…」

シンジ「…散らかってるなオイ」

ゴソゴソ ポイッ ポイッ

トウジ「…。何やろな、自分…」

シンジ「あ?」

ゴソゴソ

トウジ「シンジや。
正直最初は気に食わんヤツや思っとった…ボコボコにされたし」

シンジ「んな事もあったな」

ポイッ

トウジ「人の為になんかするようなヤツとも思えへんかったし…。

余裕、なんやろな。そないなことは…きっと」

シンジ「なあ、トウジ…」

ガチャッ

316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:53:57.66 ID:twnC7sAO
トウジ「おう、邪魔しとるで…」

綾波「…。何」

シンジ「あれ、休んでた間のプリント。
ゴミは片付けといた」

綾波「…」

シンジ「もうちょい部屋は片付けるようにな」

綾波「ありが、とう…」カァッ

シンジ「んじゃ」



トウジ「ホンマ、エヴァのパイロットは変わり者ばっかりやなあ、ハハ……」

シンジ「トウジ…何があったんだよ」

317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 03:56:10.63 ID:twnC7sAO
トウジ「…」

シンジ「言いてーことがあるならハッキリ言えよ」

トウジ「…」

シンジ「…」

トウジ「シンジ…ワシな、エヴァに乗ることになったわ」

シンジ「…あ…?」

318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 04:02:47.74 ID:twnC7sAO
シンジ「…。ハハ、ケンスケの病気が移ったか?んなバカな話…」

トウジ「アメリカの参号機か?こっちに来るゆう話でな」

シンジ「だーから…乗ろうと思って乗れるモンじゃ…」

トウジ「前、ミサトさんちで会うた……赤木博士から言われてな」

シンジ「おい…」

トウジ「そんなわけやから!ワシもシンジ同様ヒーローの仲間入りちゅうことで!」

シンジ「トウジッ!!」

トウジ「シンジ…

妹の怪我の見舞金…ネルフの名前で出しとるのお前やったんやな」

319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 04:14:47.68 ID:twnC7sAO
シンジ「…ッ」

バキッ!

シンジ「ぐっ!?」

トウジ「…悪いなシンジ…ワシはお前を殴らなあかん…殴らな気がすまんのや…!」ブルブル

シンジ「…」

トウジ「…」

シンジ「何で……殴った方が泣いてんだよ…バカヤロー」

トウジ「当たり前や……ダチ公にいらん気ィ回されたら泣きたくも殴りたくもなるわっ…!」ポロポロ

トウジ「お前…どんだけカッコつけとんねん…どんだけヒーロー気取りやねん…!?」

トウジ「そんなんされたら、ワシは……何も言われへんやろ…!?」グスッ

シンジ「…」

トウジ「シンジ…ワシはエヴァに乗るで…。
お前とおんなじ事せな…お前と同じトコに立たな……お前に借りを返されへん…!」

シンジ「…」

トウジ「頼むで…ダチ公…!」

321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 04:34:21.34 ID:twnC7sAO
《翌朝・葛城家》

シンジ「あれ…アスカは」

ミサト「先に出たみたい。あはは、私とは顔を会わせないつもりね…」

シンジ「…そうですか」

「「あの…」」

ミサト「あは、どうぞ?」

シンジ「アメリカの第二支部が消滅したとか聞いたんですが」

ミサト「あ、うん事故でね…。でもここは大丈夫!設備もスタッフも優秀だし」

シンジ「向こうのエヴァがこっちに来るって」

ミサト「そうね、松代で起動実験やってから。何日か留守にするけど、その間は……加持が面倒見てくれるから…」

シンジ「…」

ミサト「あの…シンジ君。参号機のパイロットなんだけど…」

ピンポーン

ケンスケ「おはようございます葛城三佐。本日は三佐にお願いがあって参りました。
どうか僕を、エヴァンゲリオン参号機に乗せて下さい!」キリッ

コキャッ

ケンスケ「ぎにゃぁぁぁぁぁぁ!!!?」

323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 04:42:40.65 ID:twnC7sAO
『ワシは明日っから松代や』

『実験が終わり次第本部に配属言われとる』

『そしたら…ワシも戦うで。お前と一緒にな』

シンジ「…」

ケンスケ「何でコキャッとかやるんだよシンジ…死ぬかと思ったよ…」

シンジ「うるっさいしゃべんな」

ケンスケ「俺だってエヴァに乗って戦いたいんだよ!」

シンジ「乗るもんじゃねーよあんなモンッ!」

ケンスケ「…」ビクッ

シンジ「…悪い、余裕ないんだ。今…」

ケンスケ「どうしちまったんだよシンジ…」

324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 04:45:55.53 ID:twnC7sAO
《公衆電話》

シンジ「…」

…こんなこと…銀さんに話してどうしろっていうんだ。愚痴でも聞いてもらうのか…。

プルルルル プルルルル プルルルル

ガチャ

『はい、始末屋さっちゃんです』

シンジ「間違えました」

ガチャン

325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 04:48:11.36 ID:twnC7sAO
シンジ「…え?」

…いやいやいやいや……え?

シンジ「…もっかい」

プルルルル プルルルル

ガチャ

『先ほどは失礼しました。万事屋さっちゃんです』

シンジ「何やってんだテメーはこのメス豚」

326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 05:00:32.53 ID:twnC7sAO
シンジ「ちょっと猿飛さん!?何で勝手に上がりこんで電話受けてんですか!?いつから万事屋ファミリー気取りですかアンタは!?」

『アラ、誰かと思えばメガネじゃないほうの坊やじゃない』

シンジ「メガネの有無でフォルダ分けしてんじゃねーよカチ割りますよこのドM」

《かぶき町・万事屋》

ドM「フン、ドエマーなめんじゃないわよガキが。
あなた程度の煽りじゃ興奮しないの、腹の足しにもならないの」

シンジ『ポエマーみたいな言い方すんな!?なんだドエマーって!?』

ドM「フン…

どえむだって
いいじゃない
めすぶただもの

あやめ」

シンジ『もぉぉぉ!?何言っても無駄だよコイツ!?何言っても肥やしにするよ腹立つ!!!?ホンット腹立つ!!!?』

329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 05:18:11.17 ID:twnC7sAO
シンジ『…で?勝手に上がりこんでるってことは…

銀さんたちは居ないんですか?』

ドM「そうなのよ…ここ数日見てないの。忍の私から行方を眩ますなんてさすが銀サン」

シンジ『いやアンタは忍んでないから。悪目立ち過ぎだから。
もっと忍んで下さいこの世から消えて下さいこの野郎』

ドM「何よ!?忍んでるわよ!?耐え忍んでるから放置プレイされ続けたんでしょ!?
劇場版では出番あれだけで我慢したんでしょ!?ラストでちょっと出てきただけだったでしょ!!!?」

シンジ『おいネタバレやめろ』

ドM「さっさと次は私がヒロインの映画作りなさいよ!?」

シンジ『スタッフに言えよクソが。
だいたいオメーがヒロインとかVシネコース一直線だろうが。何だ、18禁上等か?くのいち淫法帳か?』

ドM「衆人監視の中で私が……そんな……そんなのって……

興奮するじゃないのォォォ!!!!!!!?」
シンジ『死ね』

ブチッ ツー ツー ツー…

ドM「…。フン、小腹程度は膨れたわ。

…にしても銀サンどこに行っちゃったのかしら」

330 :わあ外が明るい…え? 2010/05/14(金) 05:49:29.72 ID:twnC7sAO
シンジ「…」

無駄にストレス溜まったよちくしょう…。

シンジ「銀さんたち…留守なのか…。

…情けねーな…こんなことじゃ…!」ボリボリ

《放課後・帰り道》

ヒカリ「…ごめんね、いつもなら碇君と帰ってるのに」

アスカ「いいわよ別に。アイツとは義務でいるだけだし」

ヒカリ「(ふふ…義務でいる相手にお弁当は作らないよね)」

アスカ「鈴原のことでしょ?」

ヒカリ「わかる?」

アスカ「見え見えよ。気づかないのはあの3バカトリオくらいね」

ヒカリ「あはは…」

アスカ「一つ聞いていい?あのジャージのどこがいいの?」
ヒカリ「…。優しい…ところ…」

アスカ「…。そっか」

331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 06:09:17.20 ID:twnC7sAO
ヒカリ「今日休んでたの…大丈夫かな。風邪かな」

アスカ「…大丈夫よ!バカは風邪ひかないんだから」

ヒカリ「もう…あんまりバカバカ言わないで」

アスカ「あはは、ごめん」

アスカ「…(まさか…?)」

《葛城家・夜》

シンジ「…」ペラッ

アスカ「…あふ」

シンジ「…」ペラッ

アスカ「シンジ…松代の話、聞いてる?」

シンジ「んー…」ペラッ

アスカ「参号機のパイロットって誰なのかしらね…」

シンジ「…」

シンジ「…さあー…」ペラッ

ドスッ

シンジ「くぎゅっ!?」

アスカ「アンタ、知ってるわね?」

シンジ「ちょっ…乗んなバカ、降りろよ…」

アスカ「言いなさい、参号機のパイロットは!?」

シンジ「知らねーよ…!?」

アスカ「嘘つきなさい!?ジャンプ捲る手止まったでしょ!」

シンジ「バッカオメー違げーよ。オサレ先生の刀が13㎞も伸びたからびっくりして」
アスカ「はい嘘確定ィィィ!!絶対嘘!!」

シンジ「嘘じゃありませんんん!?ある意味びっくりですぅぅ!?」

ドタバタ

332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 06:18:48.06 ID:twnC7sAO
ガチャ

加持「ふぅ、いい湯だった…

…って」

アスカ「…」ハーハー
シンジ「…」ゼーゼー

加持「…」

加持「あー…葛城から保護者代理を引き受けた身としては…その」

加持「避妊はしっかりとなっ」グッ

メリメリメリメリメリ
加持「痛い痛い痛い痛い!!!?冗談だよ悪かったっ!?」

333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 06:48:12.89 ID:twnC7sAO


シンジ「…加持さん、もう寝ました?」

加持「…いや、まだ」

シンジ「聞いてもいいですか」

加持「うん?」

シンジ「何で、トウジなんですか」

加持「…知っていたか…」

シンジ「本人から聞きましたから」

加持「そう、か…」

加持「前に話したゼーレと繋がっている…人類補完委員会直属の組織にマルドゥック機関というものがある」

シンジ「…」

加持「表向きはエヴァンゲリオンのパイロット選出のための機関となっているが…その実態は存在していない」

シンジ「存在してない?」

加持「そうだ。関連企業は全てダミー。実際にパイロットの選出をしているのはネルフそのものだ。
もう一つ、シンジ君たちの学校は、実はパイロット候補を集めてある」

シンジ「じゃあ…」

加持「クラスメートから選ばれるのは当然だが…彼が選ばれたのは…その」

シンジ「…」

加持「君に対して人質を取った、とも言える」

シンジ「…」ギリッ…

334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/14(金) 07:08:51.33 ID:twnC7sAO
あのマダオ…どこまで腐ってやがる……!?

シンジ「…」ムクリ

加持「…シンジ君…?」

《葛城家・キッチン》

ガチャン

カシュッ
シンジ「…」ゴキュゴキュ

加持「…寝酒とは恐れ入るな」

シンジ「オッサン中学生ですから。加持さんもいかがです」

加持「…貰おうか。ハハ、葛城にどやされるな…」カシュッ

シンジ「大丈夫ですよ。
ミサトさんはビールの在庫が『まだある』か『もうない』かしか気にしてませんから…」ゴキュゴキュ

加持「じゃあ、遠慮なく付き合おう…」

アスカ「…(野郎2人で楽しんでないで、アタシもまぜなさいよ……バカ男共…)」

 

361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:18:26.12 ID:8FF8LkAO
《松代・参号機起動実験場》

「主電源、問題なし」

「第二アポトーシス、順調なり」

「左腕圧着ロック、固定終了」

「了解。Bチーム作業開始」

「エヴァ初号機とのデータリンク、問題なし」

リツコ「これなら即実戦投入も可能ね」

ミサト「そう…良かったわね」

リツコ「気のない返事ね。この実験が終了すれば、あなたの直轄部隊に配属されるのよ?」

ミサト「エヴァを四機も独占か…その気になれば世界も滅ぼせるわね」

リツコ「…シンジ君には話したの?」

ミサト「…実験が終わったらね…。
ねえ、彼が自分から話すってことは…?」

リツコ「どうかしらね…」

「フォースチルドレン、準備完了しました」

リツコ「始めるわよ」

362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:20:23.79 ID:8FF8LkAO
「エントリープラグ、固定完了。第一次接続開始」

「パルス送信、グラフ正常位置。リスト1350までクリア。初期コンタクト異常なし」

「了解。作業をフェイズ2に移行」

「オールナーブリンク、問題なし。リスト2550までクリア。ハーモニクス、全て正常位置」

「絶対境界線、突破します」

ビーッ ビーッ ビーッ !!!!

リツコ「実験中止!!回路切断!!」

「ダメです!?た、体内に高エネルギー反応!?」

リツコ「まさかっ…」

ミサト「使徒!?」

ドオオオオオオンンン…!!!

 

364 :やべっ見つかった 2010/05/21(金) 00:22:07.37 ID:8FF8LkAO
《ネルフ本部》

メガネ「松代にて爆発事故!!」

冬月「救助班、及び第三部隊を派遣。戦自が介入する前に処理しろ!」

ギター「事故現場にて未確認移動物体!」

マヤ「パターンオレンジ、使徒とは確認できず!」

ゲンドウ「第一種戦闘配置」

ギター「総員、第一種戦闘配置!」

メガネ「地対地戦闘用意!」

ゲンドウ「早急にチルドレンを召集しろ」

マヤ「はい!」

366 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:24:54.10 ID:8FF8LkAO
ピーッ ピーッ

ピッ
シンジ『…はぃ…』

マヤ「シンジ君、アスカと一緒にすぐにネルフ本部まで来て!大変な事になっているの!」

シンジ『…あー…こっちも大変な事になってますよ…』

マヤ「え…?あの…とにかく急いで!エヴァの緊急発進も視野に入って…」

シンジ『いやいやいや。すでに緊急発進してるからね僕は。
僕自身も出てくるブツもスクランブルだからね』

マヤ「ちょっと、シンジ君何の話をしているの」

シンジ『いやなんかね、もうね、新手のスタンド使いが攻撃仕掛けてきてるみたいでね。腸に』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………

《葛城家・トイレ》

シンジ「…ジョジョの効果音が鳴り続けてるんですよ朝っぱらから」ゴゴゴゴゴゴ…

マヤ『…フケツ』

367 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:30:31.74 ID:8FF8LkAO
シンジ「なーんで空きっ腹で寝酒なんてやっちゃったかなー…やっちゃったなー…ホントやっちゃったなー…」

マヤ『や、やっちゃったものはしょうがないとして……今のは聞かなかったことにするから急いで!』

シンジ「伊吹さんさァ…体内の毒素全部出さないと無理だって。だって出てくるモン全部黒い液体だもの。形象崩壊してるもの」

マヤ『あの!?後ろでお父さんがものっそい睨んでるんだけど!?ものっそいやりにくいからなるべく急いで!?』

シンジ「何ですか、伊吹さんとこは父親参観日かなんかですか大変ですね」

マヤ『あなたのお父さんですぅ!?グラサンかけたヤクザ屋さんみたいなあなたのお父さん!?』バンバン

ギター『マヤちゃん、もちょい声抑えて。たぶん発令所中に丸聞こえ』

シンジ「あー、じゃグラサンを鼻メガネに替えといて下さい」

マヤ『できるかァァァ!!!?』

368 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:34:12.50 ID:8FF8LkAO
ドンドンドン

加持「シンジ君!ネルフ本部から非常召集だ!」

シンジ「あー連絡入ってまーす。トイレも入ってまーす」

加持「アスカは先に本部へ向かった!ここは俺に任せて君も早く!

お願いだから任せて下さい早くぅぅ!!!?」ゴゴゴゴゴゴ……

マヤ「お前も下してるんかい!?」

369 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:37:42.56 ID:8FF8LkAO
《ネルフ本部》

アスカ「松代で実験中に事故って……ミサトは…!?」

シンジ「トウジは無事なのか…」

綾波「…トウジ?」

アスカ「あんた聞いてなかったの。…参号機のパイロットは鈴原よ」

綾波「…っ」

マヤ「向こうとはまだ連絡がとれていないの…。
今は碇司令が直接指揮を執っているわ…」

シンジ「…」

マヤ「…ねえシンジ君。あからさまに初号機のシンクロ率が下がったんだけど…」

メガネ「どんだけ嫌なんだよ」

370 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:41:24.71 ID:8FF8LkAO
《対バルディエル戦》

「野辺山にて目標を確認」

「主モニターに映像、回します」

ザワッ…

「これは…!?」

冬月「…やはりこれか…」

ゲンドウ「活動停止信号を発信。エントリープラグ強制排出」

バズンッ…

マヤ「ダメです、停止信号認識せず!
エントリープラグ、射出口が閉ざされて排出されません!」

ゲンドウ「パイロットは」

ギター「呼吸、脈拍の反応はありますが…」

ゲンドウ「現時刻をもってエヴァ参号機を破棄。目標を使徒と識別する」

メガネ「しかし…」
ゲンドウ「予定通り野辺山で迎え討つ。戦線を展開」

371 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:49:24.23 ID:8FF8LkAO
ギター「目標接近!」
メガネ「全機、地上戦用意!」

参号機『…』

シンジ「目標…って…あれはエヴァじゃねーか」

ゲンドウ「そうだ、目標だ」

シンジ「まさか…」

アスカ「そんな…使徒にエヴァを乗っ取られるなんて…」

シンジ「エントリープラグは!?」

アスカ「ここからじゃ見えない…けど…」

綾波「…零号機、迎撃します」

シンジ「綾波!」

372 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 00:58:19.60 ID:8FF8LkAO
ゲンドウ「レイ、近接戦闘は避け目標を足止めしろ。初号機と弐号機をまわす」

綾波「了解」
ドパパパ…

参号機『…』

綾波「(エントリープラグが刺さったまま…。

乗っているのは、彼…)」

参号機『』グオンッ

綾波「きゃっ!?」

メガネ「零号機、左腕に使徒侵入!?神経節が侵されていきます!?」

冬月「侵食型の使徒か!?」

ゲンドウ「…零号機をも失うわけにはいかん。左腕部を切断。急げ!」

マヤ「しかし、神経接続をカットしないと!?」

ゲンドウ「切断だ…!」

マヤ「は……はい…」

バシュゥゥッ

綾波「いあああぁぁぁ!!!?」

373 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:08:12.72 ID:8FF8LkAO
冬月「(…通信を繋いだまま…!?碇、正気か!?)」

シンジ「…あの野郎やりやがったっ…!?」ギリッ

アスカ「シンジ落ち着いて!!」

シンジ「ああ!?」

アスカ「ファーストが先行した理由、わかる!?
アタシたちにエントリープラグを確認させるため!見えたでしょ!?」

シンジ「…!」

アスカ「いい、そのまま聞きなさい。アンタよりアタシの方がシンクロ率は上よ。わかる?」

シンジ「…」

アスカ「精密動作はアタシの方が上ってこと。
アタシがあいつの後ろに回り込んでプラグを引っこ抜くわ。アンタはアレの気を引いて」

シンジ「…僕が囮か」

アスカ「信じて」

シンジ「…」

シンジ「トウジを、頼む」

アスカ「任されたわよ」ニッ

374 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:17:26.27 ID:8FF8LkAO
ギター「目標、更に進行!」

参号機『…』

シンジ「…さて…」

アスカ「…」ジリッ

参号機『…』ブウンッ

シンジ「なっ!?」

アスカ「(う、腕が伸びた!?)」

シンジ「ぐ…あ…は……っ!?」

アスカ「シ…!?」

シンジ「…こんな…モン…!?」ググググ…

アスカ「(見えた!?背中っ!)」

マヤ「弐号機、ソニックグレイブ装備!」

アスカ「こんのぉぉぉ!!!!」

ドゴオオォッ

376 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:26:49.37 ID:8FF8LkAO
ギター「目標、転倒!」

冬月「ダメージは!?」

ギター「確認できず!」

アスカ「(石突きなら傷つけないですむ…あとは…!?)」

アスカ「コレさえ取り返せればっ!?」

マヤ「弐号機、プログナイフ装備!背部の侵食部分を切断しています!」

冬月「いけるか…!?」

ゲンドウ「…」

参号機『…』ブンッ

シンジ「ぐあっ!?」

アスカ「じっとしてなさいよ…!?動くんじゃ……

きゃあぁっ!!!?」

ドオォッン

参号機『…』

メガネ「弐号機!完全に沈黙!」
ギター「パイロット、意識ロスト!」

シンジ「ゲホッ、ゲホッ…!

ア…アスカっ!?」

377 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:34:58.80 ID:8FF8LkAO
シンジ「…くっそ…!?」

参号機『…』ブウゥンッ

シンジ「また腕が!?」ガシッ

ゲンドウ「…シンジ、何故戦わない」

シンジ「…」ググ…

ゲンドウ「このままではお前が死ぬぞ」

シンジ「うるっせーよハゲ。現場で血は流れてんだ邪魔すんな…!」

ゲンドウ「…ダミープラグを用意」

マヤ「!?しかし、赤城博士の指示もなく!?」

ゲンドウ「役立たずのパイロットよりは役に立つ」

シンジ「…余計なマネすんなよ作戦本部……」

マヤ「…!?」

シンジ「こっちはこっちでダチ公助けるために必死こいてんだ……下手なちょっかい出してみろ…。

殺すぞ…!?」

マヤ「…」ゾッ…

378 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:42:40.17 ID:8FF8LkAO
シンジ「おい…聞こえてんのか馬鹿野郎…」

シンジ「ヒーローデビュー前にスキャンダルで引退かァ…?」

ゲンドウ「何を言って……」

シンジ「何が同じ場所に立つだ…何がお前と一緒に戦うだ…!?」

シンジ「さすがに口だけだな関西人…!結局こっちの仕事増やしてんじゃねーか…!」

シンジ「とっとと……目ェ覚ましやがれェェェ!!!!」

ボグシャァッ

メガネ「…み、右ストレート…!」

ゲンドウ「下らん…時間の無駄だ…!

ダミープラグを起動させ」

参号機『……キツい……ぁ……シンジぃ…!』

380 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:49:20.64 ID:8FF8LkAO
ゲンドウ「!?」

ギター「さっ、参号機より通信っ!?」
メガネ「パイロットの意識が!?」

参号機『…すまん…すまん…った……』ザザッ

シンジ「…そのままじっとしてろ……すぐ助けるから…!」

参号機『あか……やめ………んねん…!?』グオンッ!

シンジ「はぁ…!?ぐはっ……」

参号機『もう……が言うこときかんのや…!?…シンジ…頼…』

シンジ「ト…ウジ…!?」

参号機『苦し………殺してくれ…!』

381 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 01:56:46.05 ID:8FF8LkAO
シンジ「馬鹿…言って…んじゃ…」

参号機『……アホ…ウ………』

参号機『…シに…!?
お前殺させるつもりかボケェッ!!!?』

参号機『頼む…頼む………!!!!』

シンジ「」

シンジ「」

シンジ「」

シンジ「死ぬほど、痛いぞ」

参号機『…すまん…ダチ公…!!』

マヤ「…初号機……マゴロクソード装備…」

シンジ「」

斬ッッッ

参号機『あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?』

382 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:03:54.46 ID:8FF8LkAO
ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

ギター「……目標の右腕切断…!」

シンジ「」

参号機『うああ……ああああああ………』

シンジ「」

斬ッッッッ

参号機『…があ…!?ああああああ………!!!?』

ギター「も…目標を…腰部より両断……」
メガネ「…」

シンジ「」ガシッ

ギター「エ、エントリープラグを素手で!?」

メガネ「初号機の右腕、侵食……されません…?」

マヤ「右腕にATフィールド発生!使徒の侵食を抑え込んでいます…!」

冬月「なんと…」

ゲンドウ「…」

シンジ「」ググググ…

ズリュリュッッ

マヤ「やりました…!参号機エントリープラグを確保…!」

シンジ「」ゴトン…

383 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:12:23.82 ID:8FF8LkAO
メガネ「やった…!やった!」
マヤ「シンジ君、すごい…!」

参号機『』ウゾゾゾゾ

シンジ「」

ザシュッ

ギター「初号機、攻撃を再開!」

シンジ「」

ザシャッザシュザシュッ

ギター「初、初号機…!」

グシャッ

シンジ「」

どしゅっ!ぐちゅっ!

メガネ「あ…あ…」

ぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっ!

ギター「シ……シンジ君…!?もう目標は……!?」

シンジ「」

ぐちゃっぐちゅっびしゃあっ!!

マヤ「…おぇっ……!?」

ゲンドウ「…」ニヤリ…

384 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:15:03.16 ID:8FF8LkAO



ギター「参号機…あ、いや……目標は完全に沈黙しました…」

メガネ「…」

マヤ「…ぅ……ハッ……ハッ……」

シンジ「」

385 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:22:00.28 ID:8FF8LkAO
《作戦終了後》

「いたぞ!こっちにも生存者だ!急いで救護班を回してくれ!」

ミサト「……。加持…」

加持「良かったな、葛城…」

ミサト「リツコ、は…?」

加持「心配ない。君よりは軽傷だ」

ミサト「そう…。

エ、エヴァ参号機は…!?」

加持「…使徒として処理された。対処したのは初号機だそうだ」

ミサト「…私…シンジ君に何も話してない…!」

ミサト「通信…頼める…?」

加持「ああ…しかし」

ミサト「お願い…!」

386 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:29:06.59 ID:8FF8LkAO
ミサト「シンジ君…」

ミサト「…ごめんなさい…。
私…あなたに大事な事を話さないまま…辛い思いをさせて…」

ミサト「怒っているの……ごめんなさい…ごめんなさい……」

ミサト「あのね……参号機のパイロットは……」

ミサト「フォースチルドレンは……」

『殺してやる』

ミサト「」

 

393 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:45:18.32 ID:8FF8LkAO
《ネルフ本部・初号機ケージ》

ギター「…初号機、プラグ射出されません」

マヤ「エントリープラグ側からロックされているようです…」

冬月「使徒の侵食を受けた可能性は!?」

マヤ「パターンオレンジ、使徒の反応はありません」

ゲンドウ「…どういうつもりだ、シンジ」

シンジ「忠告したはずだぞグラサン。人の領分に入り込むなってな」

ゲンドウ「…」

シンジ「聞こえてんだろネルフ本部。命が惜しかったら全力で逃げろ。
巻き添え食っても知らねーぞ」

ドゴオオォォォッ

「初、初号機が!?」
「逃げろ!逃げろぉっ!?」

シンジ「初号機に残ってる一分ちょい。発令所のテメーを握り潰すぐらいはできるだろ。
テメーのよこしたデク人形で、くたばりやがれ…!」

ゲンドウ「…!」

395 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:51:55.84 ID:8FF8LkAO
メガネ「初号機!こちらに…発令所に真っ直ぐ向かっています!?」

冬月「零号機と弐号機は動かせんのか!?」

ギター「パイロットの意識が戻っていません!?」

ゲンドウ「LCL圧縮濃度を限界まで上げろ!」

マヤ「!?」

ゲンドウ「もはや子供の我が儘の域を超えている…!」

マヤ「はい…!」

シュウウウウン

シンジ「!?(…シンクロテストの時やられたアレか!?)」

シンジ「させるか…!」

バシュウッッッ

396 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 02:57:44.53 ID:8FF8LkAO
マヤ「エントリープラグ射出!?プラグ側から操作された模様!
LCL信号、キャンセルされました!」

ゲンドウ「エヴァを乗り捨てたか。
保安部、サードチルドレンを拘束。抵抗するようならば発砲しても構わん。
殺しはするな」

『了解!』



「エントリープラグ発見。サードチルドレンは見当たらず!」

ゲンドウ「本部内に居るのは間違いない。追え」

「それが、転倒した初号機が通路を塞いで…」

冬月「フロアモニター確認!絶対に逃がすな!」

ゲンドウ「…」ギリッ

397 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 03:01:57.46 ID:8FF8LkAO
《ロッカールーム》

あった…洞爺湖…。
シンジ「…」

銀時『ま、親父と仲直りするもぶん殴ってくるも、オメーのやりたいようにやってきな。
んでさっさと片付けて帰ってこいや』

シンジ「…」

すいません、銀さん、みんな。
僕、もう帰れないかもしれません。

プシュッ

「サードチルドレンをロッカールームにて発見!」

398 :推奨BGM 曇天 2010/05/21(金) 03:10:09.11 ID:8FF8LkAO
「おとなしく投降しなさい」

「抵抗するようなら発砲しても構わないと司令から命令されている」

シンジ「…」

「さ、木刀を捨てて」

シンジ「…」ニカッ

ボコオッ

「ぐえぶっ!?」

シンジ「やってみろよ…んな豆鉄砲で止められるモンならな…!」

「貴様抵抗すぶふぇっ!?」

シンジ「今日の僕ァ不殺の誓いなんて上品なもの守れそうにねーぞ…!?」

「う…撃て!撃てぇ!」

パアンッパアンッ

 

400 :推奨BGM 曇天 2010/05/21(金) 03:21:55.15 ID:8FF8LkAO
『サードチルドレン、保安部の包囲を突破!?』
『再び発令所を目指して移動中!』
『子供一人に何を……ぐはあ!?』

冬月「…い、碇…」

ゲンドウ「…」

《エレベーターホール》

「間もなくエレベーターが到着する…」

「逃がすなよ…!」

チーン スッ

「撃…!」

!?

「い、居ない?」

「別のルートか!?」

シュタッ
シンジ「」ニカッ

「っ!?」
「う、上からぶぐぇっ!?」

ザシャッ

「ガキぃっ!?」

パアンッ

シンジ「!!!!」

キィンッ ドゴォッ

「が…は……!?

銃弾を…はじい……」ドサッ

シンジ「はぁっ……はぁっ……!?はは……!」

死ぬ気になりゃ…銀さんみたいな無茶もやれるもんだ…!

シンジ「…!」タッタッタッタッタッ……

401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 03:29:31.36 ID:8FF8LkAO
《発令所》

『こ、このガキ化け物か!?』

『ひいぃっ!?』

『よせ!?止めっ……』

『』ザザッ

マヤ「…」
ギター「…」
メガネ「…」

冬月「…まさか…」

ゲンドウ「…」

プシュッ

「あのーすいまっせーん!ラスボスのお部屋はここですかぁー!!」

ゲンドウ「!」

シンジ「通りすがりの勇者ですけどー、魔王ブッ殺しにきましたー!」

402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 03:42:30.06 ID:8FF8LkAO
シンジ「…」ゼエゼエ…

マヤ「…シ…シンジ君」

メガネ「そんな……」

ギター「あの人数相手に…」

ゲンドウ「…」

シンジ「おーいたいた…。
人相の悪いのが高いところでふんぞり返ってやがらぁ…」

ゲンドウ「…サードチルドレン、碇シンジ。数々の造反行為、既に許容できる度合いを超えている。おとなしく」
シンジ「黙っとけやマダオ。いーやマダオの中のマダオ…マダ王さんよォ」

ゲンドウ「…」

シンジ「テメー…俺をダシにしてトウジを…

俺のダチ公食いモンにしやがったな…!」

ゲンドウ「…」スッ

シンジ「もうエヴァも使徒も知ったこっちゃねェ。
アトムだかアダモだか知らねーが、あの化け物でテメーが何しようと何を企もうと知ったこっちゃねェ」

ゲンドウ「…」

シンジ「たった今この場で…全力で、テメーをブッた斬る!」

403 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 03:53:21.31 ID:8FF8LkAO
シンジ「おおおぉぉぉぁぁぁ!!!!!!!?」

「サードチルドレンを止めろぉ!?」
「撃てぇ!?威嚇しようなんて思うな!?」
シンジ「がぁぁぁああああ!!!!」

キィンキィンッ

ボグシャァッ

メガネ「何だ…!?あれ…!?」

ギター「エヴァの動き…そのまま…」

マヤ「…お……夜叉……」

シンジ「碇ゲンドォォォ!!!!」ダダダダダダ…!!

冬月「いかんっ!?碇逃げろ!?」

ゲンドウ「…撃て」

シンジ「!?」

ズキュー……ンン

404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:00:36.55 ID:8FF8LkAO
シンジ「」

シンジ「」ボタッ ボタボタッ ボタッ

…!?

「こちら狙撃班、命中しました…!」

冬月「(ライフル銃だと…!?)」

シンジ「」ドサッ

ゲンドウ「…」

シンジ「…っはは…やば…これ」

405 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:08:36.17 ID:8FF8LkAO
シンジ「…んぎぎぎ…!?」ドクドクドク…

マヤ「もうやめてぇっ!!!?動いたら死んじゃ…!?」

シンジ「おい…碇ゲンドウ……

こんな…モンじゃ……

俺の…魂は……

折れ…ねー…」

ゲンドウ「…」チャキッ

シンジ「」

パアンッ

ゲンドウ「救護班、治療を受けさせろ」

冬月「い…碇」

ゲンドウ「プラグスーツ越しだ…拳銃では致命傷にはならん」

ゲンドウ「サードチルドレンは造反行為により登録抹消。碇シンジを重犯罪者として拘束する」

406 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:22:39.33 ID:8FF8LkAO
《松代・参号機起動実験場跡》

リツコ「…ミサト…。体、もういいの」

ミサト「仕事ができれば問題ないわ。
…休んでらんないわよ、こんな時に…!」

ミサト「リツコ…シンジ君は…」

リツコ「あの後……司令に撃たれてから治療は施されたらしいけど…。
そのまま本部に身柄を拘束されたそうよ…」

ミサト「作戦部長として嘆願書は出すわ……でも、今度ばかりは…」

《病院・廊下》

アスカ「…ダメかもしれないわね…。
あのバカ……二度と地上に出てこらんないわよ…!」

綾波「碇君は…」

アスカ「何で…何で一人でやろうとしたのよ…バカ……大バカ…!」

綾波「…」

アスカ「一人で暴れまわって…親父に撃ち殺されそうになって…!
何やってんのよアイツはぁ!!!?」ポロポロ…

綾波「…(怖い……碇司令が…怖い…!)」

アスカ「(何もできなかった…助けることも…止めることも…!

悔しい…!!)」

407 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:29:56.86 ID:8FF8LkAO
《ネルフ本部・独房》

ゲンドウ「ネルフに対しての敵対行為。エヴァの私的占有。本部施設の破壊。保安部員への暴行。責任者の私に対する殺人未遂。
何か言いたいことはあるか」

シンジ「」

ゲンドウ「聞こえているだろう」

シンジ「」

ゲンドウ「…フォースチルドレンは死亡が確認された」

シンジ「」

ゲンドウ「死因は神経切断によるショック死」

シンジ「」

ゲンドウ「お前が殺したも同然だ」

シンジ「」

ゲンドウ「…」

ガシャーン

シンジ「…」

トウ…ジ…

ちくしょう……ちくしょう……!!!?

408 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:36:58.76 ID:8FF8LkAO
《???》

カンカン カンカン カンカン カンカン…

綾波「…どうして、あんな酷いことをしたの」

シンジ「許せなかったからな」

綾波「だから、みんなを傷つけたの」

シンジ「ああ」

綾波「そうやって、嫌なことから逃げているのね」

シンジ「逃げたのはお前だろ?自分に都合の悪いことは全部相手のせいか?」

綾波「…」

シンジ「おめでたいな」

何や…シンジと綾波やないか…
あいつら何を口げんかしとんねん…

綾波「あなたは逃げなかったの?」

シンジ「ああ」

綾波「だから、彼の腕を切り落としたの?」

シンジ「ああ」

綾波「自分が逃げないために、彼を二つに切り裂いたの?」

シンジ「ああ」ニヤァッ

切り裂いたて…物騒やな…
何を…何……

ワシを………?

409 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:45:57.46 ID:8FF8LkAO
《病院・病室》

トウジ「ああああああああっ!!!?
ハァッ!?ハァッ!?…ハァッ……!?」

ヒカリ「鈴原っ!?鈴原落ち着いて!?」ギュッ

トウジ「あ…!?委員長…?

…どこや、ここ……妹の病院か…!?」

ヒカリ「三日間眠ってたの…大丈夫?私、わかる?」

トウジ「あ、ああ…。
ワシ…死んでへんよな……腕、あるよな…」

ヒカリ「大丈夫…大丈夫だから……触った感触、あるでしょ?」ギュ

トウジ「ああ……ある。

…手、握っててくれたん?」

ヒカリ「やっ、違っ…!?

こ、ここに来たのは委員長としての職務であって!?で鈴原君がうなされてたから……あの…」

トウジ「…ああ、わかる。わかっとるわ」

ヒカリ「…わかってないわよ」ボソ

トウジ「いや…わかっとるわ。ありがとうな…ホンマ」

ヒカリ「…」

トウジ「…なあ…シンジは…?シンジはどないなったん?」

 

411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 04:55:24.80 ID:8FF8LkAO
ヒカリ「…碇君は」

トウジ「…シンジは?」

ヒカリ「もう会えないって…アスカが……」

トウジ「はああ!?何やそれ!?まさか…!?」

ヒカリ「ううん!?そうじゃなくて……これからずっとネルフに居続けるだろうって……それ以上教えてくれなくて…」

トウジ「…どないなっとんねん…。
ワシ…あいつに謝らな……礼言わなあかんのに……」

ヒカリ「…」

トウジ「…。なあ委員長……頼んでええか?」

ヒカリ「なあに…?」

トウジ「妹に…ワシは何でもあらへんって伝えて欲しいのと…あと…」

ヒカリ「うん…あと?」

トウジ「……なんか食べるモン調達できへんかな…」

ヒカリ「…ふふっ。

お弁当…食べる?私、お昼食べなかったの」

412 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 05:06:47.44 ID:8FF8LkAO
《ネルフ本部・司令室》

冬月「碇…あれは明らかにやりすぎだ!」

ゲンドウ「冬月、これ以上我々のシナリオを邪魔されるわけにはいかん。わかっているだろう」

冬月「そのために自分で息子を撃ったのか!?」

ゲンドウ「アレを絶望させるには丁度いい。フォースチルドレンの安否も独房では知りようもない」

ゲンドウ「未だ初号機は…ユイは目覚めていない。ユイを目覚めさせるのにはアレが必要だ」

ゲンドウ「アレは絶望の中で母親を求めるだろう。それでシナリオの歪みを少しでも修正する」

冬月「…(その選択自体……既に歪みだとは思えんのか碇…)」

414 :ああまた外が明るい 2010/05/21(金) 05:16:06.72 ID:8FF8LkAO
《第三新東京市・駅券売機前》

アスカ「…」

アスカ「ついて来る気?」

綾波「この街を離れるの」

アスカ「シンジを助けるためにね」

綾波「どこに行くの」

アスカ「…」

か……かぶき町…かぶき町……

アスカ「…あった…」

415 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 05:24:31.57 ID:8FF8LkAO
ピッ

ピーッ ピーッ

アスカ「…よし」

綾波「碇君を助けるために行くの」

アスカ「そうよ。優等生、アンタはどうする?一緒に行く?ネルフにチクる?」

綾波「…」ピッ

ピーッ ピーッ

綾波「行く」

アスカ「…フフン。じゃ行きましょう」

黒服「勝手な真似をされては困るね」

アスカ「…」
綾波「…」

アスカ「あーあ、見つかっちゃった。やっぱりつけられてたのねー」

黒服A「当然だ。サードチルドレンがあのような行為に出た以上、君達の監視も強まる」
黒服B「さ、おとなしく戻ってもらおう。我々も手荒な真似をしたくはない」

アスカ「はいはい、わかりました……

よっと!?」

キィンッ

黒服A「んがぁっ!?」

アスカ「ファースト!?」タタタタ…
綾波「っ!」タタタタタ…

黒服A「く…た、玉……」
黒服B「待てぇっ!?」

416 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 05:33:11.25 ID:8FF8LkAO
《駅・ホーム》

黒服B「そっちに逃げたぞ!?」
黒服C「さあ、止まれ!」

ガシッ
アスカ「は、放しなさい!?」

綾波「…っ…!?」

黒服B「手間をかけさせるな!?」

アスカ「きゃあぁぁぁ変態!?誰か助けてぇぇ!?はーなーしーてー!?」

ザワザワ…

駅員「どうされました!?」

黒服C「ご心配なく!我々は特務機関ネルフの者です!」

駅員「あ、はい!?ご苦労様です…!?」

アスカ「チッ!?」

黒服B「バカな真似はやめるんだ!サードチルドレンのようになりたくはないだろう!?」

綾波「…っ!」
アスカ「…フフン、おあいにく様ね…このアタシも…

あのバカを真似してみたくなったのよっ!?」ジタバタ
黒服B「あ、暴れるんじゃないっ!?」

「おい、今…」
「…ネルフって言ってましたよね?」
「確かに聞こえたアル」

418 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 05:42:23.65 ID:8FF8LkAO
「あのー、すいまっせーん。ちょーっとお聞きしたいんですけどー?」

黒服B「今取込中だ!後にしろ!」

「こっちじゃーロリコン特務機関が幅効かせてるんですかコノヤロー」

黒服C「な、何をぶべらぁっ!!!?」
黒服B「貴様ら邪魔すぶふぇっ!!!?」

「全く…あいつロクな職場で働いてねーなオイ」

「レディーの扱いがなってないネ。
若い娘力ずくで何とかしようなんざ、やっぱりグラサンかけてるヤツにロクなのはいねーアル」

「ちょーちょーちょー!?グラサン愛好家真後ろなんだけどそりゃないんじゃない!?」

「ワン」

「あの…二人とも大丈夫ですか?」

綾波「木刀…死んだ魚みたいな目…。

碇…君…!?」
アスカ「…まさか…!?」

銀時「あ?」

420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 05:46:31.91 ID:8FF8LkAO
まーた徹夜しちゃった

質問などはもしかしたら銀八先生が答えてくれるかもしれません

シャワー浴びて寝ます

 

423 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/21(金) 06:24:02.05 ID:8FF8LkAO
《おしえて!銀八先生!》

銀八「ペンネーム>>421さんからのお便り」

銀八「はーい、ズバリお答えしまーす」

銀八「何でもね、達人の一太刀は『斬られたことにも気付けない』レベルらしいでーす」

銀八「おそらくね、友達を斬らなきゃならない極限状態でシンジが放った一刀は、達人のそれに近い会心の一刀として参号機を腰から両断したんでしょうね」

銀八「よって、プラグを引っこ抜くまで神経接続は『気がついたら切れてた』的な反応だったんでしょうね。ショック死にはならなかったと」

銀八「そんなわけで>>421ー。廊下で立ちながら美味しんぼの中松警部の話だけ読み返すようにー」

>>422

長谷川「……グスッ…アレ…おかしいな…。
前がかすんで見えないや…」

466 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 00:39:40.74 ID:4Js/LsAO
銀時「あ?」

アスカ「…」

アイツから聞いてた通りだった…

銀髪の天然パーマ、やる気のない死んだ魚みたいな目…!
腰に差した木刀…!

銀時「えーと?とりあえず連中悪党っぽかったんで助けたけど、どういうこと?」

新八「あの、碇君ってもしかしてシンジ君のこと?」

神楽「シン坊知ってるアルか?」

アスカ「…知ってるわ…知ってるわよ、アンタたちのことも…!」

定春「ワフ?」

新八「…ひょっとしてシンジ君の仲間?一緒に戦ってるっていう?」

綾波「…」コク

神楽「そんなら話は早いネ。シン坊のとこまで案内するヨロシ」

アスカ「…。シンジは…」

468 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 00:57:07.60 ID:4Js/LsAO
黒服C「お…お前たち…何者だ…!」ヨロヨロ

アスカ「…っ!」

黒服B「こ、こちらB班…!応答せよ…!」
神楽「アチョ」メキャッゴキュッ

黒服C「」チーン
黒服B「」チーン

綾波「(…トドメ刺した)
アスカ「(遠慮なくトドメ刺した!)」

『こちらA班、チルドレンの確保はどうなった』ザザッ

神楽「あと一歩のところで邪魔が入ったアル、どーぞ」

『は?』

神楽「超絶美少女戦士チャイナーアルーンに邪魔されたアルどーぞ」
スパーン
銀時「何新番組始めようとしてんだ馬鹿。
あーあーテステス、こちらB班ー。なんかね、二人とも説得に応じてくれてね。
これからみんなでカステラ食いに行くことになりましたどーぞ」

『…何でカステラ?』

銀時「バッカオメー知らねーの?若い女は甘いモンと奢りに弱いんだよ。もう俺達の魅力にメロメロなんだよ。
そんなわけで先に帰っててくださいどーぞ」

『ちょっ待』ブチッ

銀時「…よし、ひとまずこれで時間は稼げるな」

新アスカ「「よくねえェェェ!?」」

469 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 01:14:08.44 ID:4Js/LsAO
アスカ「何がよしなのよ何が!?」

銀時「ああ?うまいことごまかせたろーが?」

新八「いや今のやりとりでうまい要素いっこもないですからね!?なにも稼げてないですからね!?」

銀時「いーんだよ、こういうのは曖昧なフワッフワした感じでごまかしたほうがかえって真実味が増すんだよ」

新八「疑惑しか増してねーよどう考えても!?」

綾波「(…碇君そっくり…)」
アスカ「(何なのよこいつら…シンジの性格そのまんまじゃない…!?)」

長谷川「オイオイお前らヤバいって!?こっち来た早々もめ事起こしてどーすんだよ!?」

アスカ「」
綾波「」

471 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 01:33:34.11 ID:4Js/LsAO
銀時「あーサッサとズラかったほうがいいな。
おいオメーら話はあとだ!とりあえず場所変えっぞ!」

アスカ「ブフゥッッwwwwww」
綾波「……っふwww」

銀時「あ?」
長谷川「…え、何?オジサンがどうかした?」

アスカ「そっwwwwwwくwwwりwwwwwwwww
気さくwww気さくな碇司令wwwwwwwww」
綾波「…!!」バシバシバシ

長谷川「ちょっ、何笑ってんのお嬢ちゃんたち!?初対面の相手に失礼でしょ!?」

アスカ「お願いやめてしゃべんないでwwwwwwwww
お腹痛いお腹痛いwwwwwwwwwwww」
綾波「声……まで…ww」フルフルヒクヒク

長谷川「何でェェェ!?何で俺笑われてんの!?普通に傷つくんだけど!?」

新八「あーシンジ君のお父さんが長谷川さんそっくりなんでしたっけ?」

銀時「そーいや電話でんな事言ってたな」

長谷川「にしたって笑いすぎだろちょっと!?こっちのお嬢ちゃんとか痙攣起こしてんじゃん!?」

神楽「オメーはとりあえずしゃべんなマダオ」

ザワザワ…

新八「騒ぎが大きくなっちゃった…!マズいですよ銀さん!」

銀時「いつまでも笑ってないで行くぞオメーらァ!」

神楽「定春!」
定春「ワン!」ヒョイッ

神楽「モタモタしないでさっさと乗るネ小娘ども!」

アスカ「あ、アンタだって小娘でしょっ!?つか犬でかっ!?」
綾波「…おっきい」

 

503 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:59:36.76 ID:4Js/LsAO

>>475
こんな初歩的なミスを…あああぁぁぁ。
>>471の銀さんはワザととぼけてると思ってやって下さい…。

476 :失敗した思ったより眠気がヤバい 2010/05/28(金) 02:11:58.26 ID:4Js/LsAO
ダダダダダ…

《第三新東京市・駅前》

黒服D「B班との連絡がとれん、駅周辺の警戒を怠…!?」

ダダダダダダ…ドゲシッ

黒服D「むぎぇっ!?」
神楽「スイマッセーン!」
新八「すいまっせーん!ホントすいまっせーん!」

ダダダダダダ…

長谷川「ゼェゼェ…ちょっとォ何でこんなことになってんだよ!?
俺ァシンジ君の実家で仕事があるかもって聞いたからついてきたのに!?」

銀時「オイ!どっか落ち着ける場所はねーのか!?」

アスカ「とりあえずアタシたちの家に来て!」

神楽「そんじゃ案内するネ!」

長谷川「まだ走んのかよぉぉ!?」

銀時「ガキどもは楽できていいなァオイ!?」

アスカ「スゴいわねアンタ…人三人乗せて走る犬って…」

定春「ワオン!」

綾波「…もふもふする」

ダダダダダダ…

481 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 21:26:23.20 ID:4Js/LsAO
《葛城家リビング》

神楽「おじゃましますヨー」

長谷川「…ゼェ…ゼェ」

銀時「ふぃー。よーやっと一息つけたな」

神楽「シン坊はここにいるアルか?」

アスカ「シンジは…ここにはいないわ」

定春「ワフ?」

神楽「お前!シン坊んとこに案内してたんじゃねーのかヨ!?」

綾波「碇君は…今はネルフ本部にいるわ」

アスカ「…犯罪者として牢屋の中にね」

…!?

新八「犯罪者って…!?どういうこと!?」

アスカ「それは…」

銀時「まーまー落ち着け新八。お互い色々聞きてーことはあるだろうけど焦っちゃいけねーよ」

新八「銀さん…」

銀時「こういう場合ガッつく奴は相手に引かれるんだよ。
とりあえず?まベタだがお互い自己紹介から始めましょうかねぇ?
じゃ銀魂陣からー」

新八「…いや…合コンやってんじゃないからね?あと銀魂陣とか言わないで!?」

482 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 21:29:55.63 ID:4Js/LsAO
《万事屋側の自己紹介のようです》

銀時「俺ァ坂田銀時だ。シンジから聞いてるかもしれねーが、かぶき町で万事屋なんて商売をやってる」

神楽「白髪の天然パーマアル。糖尿病寸前のダメなモジャモジャネ」

銀時「ダメって何だコラ」

新八「えと、同じく万事屋で働いてる志村新八です」

神楽「頭からつま先まで眼鏡アル。基本ツッコミしかない地味だからダメガネでいいネ」

新八「だからダメって何」

神楽「私は天下無双、無敵の超絶美少女神楽アル。こっちが定春ネ。私のことは気軽に神楽様と呼ぶヨロシ」

アスカ「初対面の相手に気軽に様付け要求すんな。
…って…神楽?」

神楽「様をつけろヨでこ助野郎」

アスカ「ああー…。アンタが最近調子にのってるくgy

…ゲフン。よろしく」

神楽「あ…?今何か言ったかコラ」

アスカ「いーえ何も?」

ピシッ…#

長谷川「あー、オジサンは」
アス綾神「「「マダオでしょ」」」
長谷川「なんでだァァァ!!!?なんでハモってんの!?つか何でその呼び名知ってんの!?」

神楽「マダオはもはや世界共通語アル」

長谷川「やめて!?インターナショナルな嫌がらせやめて!?オジサンちゃんと名前あるから!
長谷川!長谷川泰三!よろしく!」

483 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 21:34:26.49 ID:4Js/LsAO
《エヴァ側の以下同文》

アスカ「アスカよ。惣流・アスカ・ラングレー。
ネルフのセカンドチルドレン……つまりはエヴァンゲリオン弐号機のパイロットをやってるわ」

神楽「…アスカ?」

アスカ「…何よ?」

神楽「ああー。はーん…。
お前がアレアルか。はーん」

アスカ「…言いたいことはハッキリ言ったら?」

神楽「んにゃ別にー」ホジホジ

…ピシピシッ…#

新八「ちょっと…ケンカしちゃダメだよ2人とも?」

綾波「綾波、レイ」

銀時「え、終わり?」

綾波「…何」

銀時「何か続かないの?この銀河を統括する情報統合思念体に作られ」
綾波「…」スッ
っ辞書
銀時「たりはしないですよねー続かないですよねー」

新八「おいホント止めろ」

ガチャン
銀時「んじゃま、自己紹介も終わったところで詳しく聞かせてもらおうじゃねーか。
あいつに…シンジに何があったか」カシュッ

綾波「…」

アスカ「ねえ何で人んちの冷蔵庫ナチュラルに開けてるの。まミサトのビールだから別にいいけど」


484 :もしも銀魂テイストのヱヴァンゲリヲンCMがあったら 2010/05/28(金) 21:46:20.45 ID:4Js/LsAO
《CM》

新八「ちょっと銀さん銀さん!
シンジ君たちの劇場版ブルーレイとDVDが大好評発売中らしいですよ!」

銀時「ま、たとえ売れてなくても大好評発売中って言うんだけどな」

新八「え、そなの?」

神楽「初回特典に劇場生フィルムがついてくるって、どんだけあざとい商売してるアルかガイ●ックスゥゥゥ!?」

新八「いやガ●ナックス違う!!昔はさておき今は違う!!」

銀時「ホント、ガイナッ●スといいカ●ーといいサ●ライズといい商魂むき出しだよなーやらしいよなー!」

新八「敵増やすの止めてェェェ!!!?」

銀時「そんなワケで劇場版ヱヴァンゲリヲン2.22、大好評発売中なんだってよ。
ま、>>1は破はおろか序もテレビでやってたヤツを飛び飛びにしか観てないんだけどな」

新八「その情報が一番いらねえ!!!?」

485 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 21:53:54.95 ID:4Js/LsAO



新八「自分のお父さんに撃たれたって…」

長谷川「…ヒデェなオイ…」

銀時「…何かデケー人型兵器がどうとか聞いたときゃ、いまさら邪気眼デビューかと思ったがよぉ…。
様子見に来てみりゃ、ずいぶん厄介なことになってるじゃねーか」ゴキュ

綾波「…」

銀時「親子喧嘩するのに戦争の真似事たぁ、アイツもつくづく苦労人だなオイ」

新八「…あれ?そう言えばアスカちゃんと神楽ちゃんは?」

アスカ「…」ジリジリジリジリ
神楽「…」キリキリキリキリ

綾波「あそこでメンチを切り合っているわ」
新八「ナニしてんだお前らァァァ!?」

486 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 21:56:37.13 ID:4Js/LsAO
神楽「オウオウ思い出したネ。オメーがシン坊の言ってた私とキャラ被ってる小娘アルか。
はーん、さすがに私のパチモンだけあって面の皮は立派なもんアルなァオイ?」

アスカ「ハァァァ?アンタバカァ?アンタデビューいつよコラ?
こちとら十年以上前から惣流アスカラングレーやってんのよ。十年以上前からバリバリ現役だっつーのバリバリ伝説だっつーの」

神楽「そーアルか、そんなババァだったとは知らなかったネすいませんでしたぁぁ先輩ぃぃ?」ビキビキ

アスカ「ああ…!?アンタちょっと映画化されたからって調子んのってんじゃないの…!?こちとら劇場は四回五回とこなしてんのよガキが」ピシピシピシ

神楽「さすがに先輩は違うアルなぁー?
本編じゃまず着ないようなエ口衣装フィギュア販売するなんて私にはとーてーもー真似できないネ…!!」ビキビキビキ

新八「…ねえ…なんかあそこだけ画風がおかしいんですけど。
マガジンとかチャンピオンの匂いがするんですけど」

488 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:00:10.75 ID:4Js/LsAO
アスカ「あ”あ”!?文句だったら●イナックスに言えやコラァ!?ちょっとカメラ止めろ!?」
神楽「上等だサンライ●の力見せたらァ!?表でろやゴルァ!?」

新八「あああ2人ともやめて!?ホント…もう色々見てらんないから!?」

アス神楽「「すっこんでろやダメガネェェェ!!!?」」

新八「何でそこだけユニゾンしてんだァァ!?」

銀時「…」スパーン スパーン

神楽「だっ!?」
アスカ「いっ!?」

489 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:03:36.34 ID:4Js/LsAO
銀時「いい加減にしろよオメーらァ!話進まねーだろーがァ!?」

新八「いやアンタが言うなよ」

長谷川「とにもかくにも、シンジ君が今ヤバい状況にあるんだろ」

綾波「…」コク

アスカ「…だから…かぶき町に行こうと思ったの。アンタたちの…万事屋の力を借りたくて」

アスカ「アンタたち、仕事は何でもやる万事屋なんでしょ…?
お願い…!シンジを助けるのを手伝って!」

銀時「わりーな、その依頼は受けられねー」

490 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:07:06.06 ID:4Js/LsAO
綾波「…!?」

アスカ「な、何でよ!?シンジはアンタたちは仲間だって!?家族だって…!?」

銀時「だからだよ」

アスカ「え…?」

銀時「アイツを助けるのは仕事じゃあねー。当然のことだからな?」ニッ

アスカ「…!」

神楽「…」ニカッ
新八「…」ニッ
定春「ワンッ!」

綾波「…」
アスカ「…」ウルッ
ゴシゴシ
アスカ「それじゃ決まり!本部にはアタシたちが案内するわ」

銀時「あ?オメーらも来るのか?」

アスカ「あったり前じゃない!」

綾波「…当然」

銀時「ヘッ…上等だ」

491 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:09:11.31 ID:4Js/LsAO
長谷川「…オジサンはただ、仕事が欲しくて来たんだけどな…」ボソッ

神楽「グダグダ言ってんじゃねーヨマダオ」

銀時「ま、長谷川さんは今回テキトー言って連れてきたからな」

長谷川「適当!?今適当っつった!?
おまっ…銀さん第三新東京市ならシンジ君のコネで就職できるかもって!?」

銀時「いや、シンジの様子見に行くのに親父の影分身の術がいたら面白いかなーって思ったんだってばよ」

長谷川「面白くねーよ!?こっちは必死なの!?
毎日を一生懸命に生きてるんだよギリギリのところで!?」

アスカ「…!」

492 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:09:49.92 ID:4Js/LsAO
長谷川「…まあシンジ君を助けるのに異論はねーけどよ…話聞く限りじゃそのネルフ?かなりヤバそうな場所じゃねーか」ポリポリ

アスカ「そうね」

長谷川「まさか策もなしで正面から乗り込む気か?」

アスカ「アラ、ここにとっておきの影分身がいるじゃない…」ムフ

綾波「…っ!」
銀時「…あー」
新八「成る程」
神楽「はーん」

長谷川「…へ?」

495 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:15:25.06 ID:4Js/LsAO
《ミサトさんはミサトさんで色々頑張っていたようです》

ミサト「…」
やっぱり正攻法じゃ無理、か…。



ゲンドウ「碇シンジは重犯罪者だ。釈放はない」

ミサト「ですが!?今までの彼の功績を考えれば!」

ゲンドウ「これまでの功績を考慮しての拘束だ。本来ならばあの場で射殺されておかしくはないだろう」

ミサト「…っ」

ゲンドウ「下がりたまえ」



何とかして…シンジ君を助けなきゃ…。

496 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:17:27.02 ID:4Js/LsAO
《ミサトさんは深夜のご帰宅のようです》

ミサト「…ただいま…。

あ、アスカ…」

アスカ「…ミサト、お客さんよ」

ミサト「…?こんな時間に?」

アスカ「リビングで待ってるわ。アタシ、もう寝るから」

ミサト「ちょっとアスカ、誰?加持?」

ゲンドウ「邪魔をしている、葛城三佐」
ミサト「」

497 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:18:46.94 ID:4Js/LsAO
ミサト「いっ、碇司令!?」

ゲンドウ「夜分遅くに済まないな」

ミサト「いえ、といいますか…あの、まだ本部にいらしたのでは…」

ゲンドウ「それは…その…アレだ。
私の権限でジェット機的な…VTOL的なものを使った」

ミサト「VTOL使ったの!?部下の家訪問するのにVTOL使っちゃったの!?
ご近所迷惑ってレベルじゃないんですけど!?」

ゲンドウ「事は急を要するのでな。

他でもない。シンジの事だ」
ミサト「!?」

 

499 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:27:24.70 ID:4Js/LsAO
ゲンドウ「皆の手前あのような非情な手段をとったが…何とかしてシンジを逃がしてやりたい」

ミサト「は…」

ゲンドウ「葛城三佐、協力してもらえないか」

ミサト「あの……シンジ君を釈放したいと!?」

ゲンドウ「そうだ。私とて人の親だ。普段の私からは想像できないかもしれんが…。
あの子を…シンジを大切に思っている」

ミサト「し、司令…。では先ほど私におっしゃった言葉も…!」

ゲンドウ「え?

…ああ、うむ。無論、本心ではない」

500 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:35:48.48 ID:4Js/LsAO
ゲンドウ「だが司令としての立場を考えれば、正規のやり方では不可能というのもわかるな?
君にも危ない橋を渡ってもらうことになるかも知れないが…」

ミサト「司令…!」ウルッ

ゲンドウ「どうだ…葛城三佐」

ミサト「は、はい!是非とも協力させていただきます!」

ゲンドウ「ありがとう。では手始めに…

少し小銭を用意してくれ」

ミサト「はい!小銭で…。

小銭?」

ゲンドウ「うむ、実は本部を出るとき財布を忘れてきてしまってな。帰りのバス賃を用立ててもらえると助かる」

ミサト「呼べよVTOL!?
何!?ジェット機使えるのにバス賃ないの!?ダメじゃん!?」

プス…ププ……フヒッ…

アスカ「はーいカットー」

501 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/28(金) 22:50:44.10 ID:4Js/LsAO
ミサト「…へ…?」

アスカ「うん、何とかなりそうね」

ゲンドウ?「どうだいアスカちゃん、オジサン似てた?」

アスカ「んー、ま所々危なっかしいけど…ミサトはうまいこと乗せられたし何とかなるでしょ」

ゾロゾロ

銀時「いやーなかなか見ものだったなオイ」ニヤニヤ

綾波「…フ…ヒュッ……ww」ピクピク

新八「長谷川さんあんな渋い声出せるんですねー」

長谷川「ナハハ…ま、これでも昔はエリートだったからな。
昔を思い出し…

思い出し…て…」グスッ

神楽「メソメソすんなマダオ。
とにかくこれでシン坊を助けに行けるネ!
題して!『俺がお前でお前が俺で!月の女王ディアナとキエル大作戦』開始アル!」

アスカ「いや『今ここに俺が来なかった!?バッカモーンそいつがルパンだ!』大作戦で行くから」

神楽「あ?オイもっかいやんのかコルァちょっとカメラ止めろ」

新八「もうケンカやめなさいっての!?

すいませんこんな大勢で押しかけちゃって…」

ミサト「…どちら様?」

定春「…zzz」

522 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/02(水) 23:57:45.93 ID:y2D1J2AO
《葛城家マンション外観・止め絵》

新八「…あの、銀さん…え?何で第三新東京市まで来て止め絵?」

銀時「あ?んなもん決まってんだろ。>>1の書き貯めが全然たまってねーんだよ」

神楽「アニメ銀魂名物BGオンリーアル」

新八「聞きたかねえんだよそんな>>1のヘタレた事情!?そして聞こえねえよBGM!?
これSSだからね!?文章だからね!?」

銀時「いやーあまりにもヒマすぎるからさー。銀さんどっかにフラフラ出歩いちゃいそうだよマジで」サクサク

新八「ちょっと止めて下さいよ?こっちは僕達にとってはアウェーなんですからおとなしくしてないと…。

…何サクサク食ってんの」

銀時「いやー珍しくパチンコで大勝ちしちゃってさ。菓子どっさり食い放題」

新八「フラフラ出歩いてんじゃねーかァァァ!?」

銀時「大丈夫だよ。別にドラマの撮影やってるからって長谷川さんとエキストラやったりしてねーから。
居眠りしたら異世界に飛ばされて先生やったりジャッジメントやったりしてねーから」

新八「アンタどこまで行ってんだそれ他スレェェェェェェ!!!!!?」

神楽「いーなーズッケーな銀ちゃん。私もなんか呼んだり呼ばれたりしたいネ。」

銀時「よし、オメーは今すぐ頭ピンクに染めろ。んでパーマ当てりゃー完璧だ」

神楽「イヤアル。なんかよく知ってるムカつく野郎が来そうアル」

新八「神楽ちゃんも乗っからないで!!!?」

よその銀魂スレとかエヴァスレの盛況ぶりに我慢できずにやった。
再開はまた金曜ぐらいだと思います。

533 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:20:46.05 ID:6GOziUAO
ひそやかに再開

535 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:28:53.36 ID:6GOziUAO
《???》

カンカン カンカン カンカン カンカン…

ゴトンゴトン… ゴトンゴトン…

シンジ「…」

違うよ…おばさん…

僕は…自転車なんて盗んでない…

ザアアアアア…

もう…いいや…

疲れた……

もう…

「オイ、人ん家の前で何してるアルか」

「君…大丈夫?」

「何だァ?家出少年かなんかかオイ」

そうだ、僕は。
あの人たちみたいになりたかったんだ。

536 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:30:32.97 ID:6GOziUAO
《ミサトさんに説明中のようです》

綾波「…」モフモフ
定春「…」カプ
綾波「…。噛んじゃだめ」

ミサト「…そう、あなた達がシンジ君の言っていた“恩人”なのね」

銀時「ハッ、別にンな大層なモンじゃねーよ。たまたまアイツを拾って、そのまま面倒みてきただけだ」

ミサト「うふふ…そういう素っ気ないところ、シンジ君にそっくりね。
ううん、シンジ君があなたによく似てるのかしら。

…それで?こちらの長谷川さんを司令に仕立ててネルフに…」

長谷川「いやぁ、さっきは申し訳ない」

アスカ「どう?いいアイデアでしょ?」

ミサト「…ねえアスカ…IDカードはどうする気なのよ」

537 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:32:35.19 ID:6GOziUAO
アスカ「…あ」

ミサト「いきなり入り口で引っかかるわよ?さっきは見事に騙されたけど…まず本部に入れないんじゃ意味ないじゃない」

アスカ「いっけなあい、お鍋火にかけっぱなしなの忘れてたっ」

ミサト「ごまかしてんじゃないわよお鍋より本部の構造思い出せって言ってんの!」

銀時「なーに心配いらねーよヅラ木さん。こちとらこの手のもめ事は慣れてっからな」ゴキュ

ミサト「おいヅラ木さんって私か。私のことか。
そしてカッコつけて飲んでるそのビール私のなんですけど!?」

538 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:34:34.66 ID:6GOziUAO
新八「こっちは大丈夫だよアスカちゃん。もう出来上がったから」

ミサト「わぁいい匂いーって…何で夕飯の支度!?しかも人ん家の食材で!?」

アスカ「腹ごしらえに決まってんじゃない」

神楽「ケチケチすんなヨ腹が減っては戦はできねーだろが無駄乳」

ミサト「…本気、なのね」

アスカ「そうよ」

銀時「たりめーだ」

綾波「…碇君を…助ける」

アスカ「ミサト、アンタは?作戦部長としてアタシたちを止める?アイツの家族としてシンジを助ける?」

ミサト「…」

ミサト「私も行くわ」

アスカ「そうこなくっちゃ」ニッ

ピンポーン

全員「!?」

539 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:39:00.10 ID:6GOziUAO
ミサト「まさか…」

アスカ「バレた…!?盗聴でもされてた!?」

新八「…銀さん」

銀時「オウ…」シャッ

加持「や、勝手に上がらせてもらうよ」

ミサト「…加持?脅かさないでよ…」

加持「ハハ…今頃お困りなんじゃないかと思ってね。こいつを届けに来た」

っカード
っメモ

アスカ「これ…IDカード!?」

加持「偽造IDってやつさ。それと、シンジ君が入れられてる独房への最短ルート」

ミサト「加持、アンタ…」

加持「…シンジ君にあんな無茶をさせてしまったのは、俺の責任でもある。少しでも埋め合わせがしたくてね……もっとも…」ポタッ ポタッ…

ミサト「!?」

加持「俺は…同行できそうに…ない、が…」
ドサッ

ミサト「加持ッ!?」
アスカ「加持さん!?」
銀時「オイッ!?」

540 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/04(金) 23:46:03.12 ID:6GOziUAO
加持「悪いなぁ葛城…部屋を汚しちまって」

ミサト「加持君、この怪我!?」

加持「フ…俺もヤキが回ったもんだ…肝心なところで、ドジ踏むなんて…」

『あだだだだ!?リッちゃんごめんごめんごめんなさい!!!?もうしませんもうしませんから!!!?』

ミサト「…ねえ加持君、明らかに回想がおかしいんだけど。
何でリツコにアイアンクロー食らってるの?リツコはいつからパワーキャラになったの?」

加持「ちょっと茶目っ気でちょっかい出したらこの様さ、フッ…」

ミサト「フッ、じゃねーんだよリツコに何やった、ああ?」

加持「いいか葛城…よく聞け」

ミサト「アンタが聞けよ人の話」

加持「このIDを使ったと同時に、MAGIが独房までのセキュリティーを外してくれる…。
シンジ君を助けたあとは、リッちゃんが地上まで逃がしてくれる手筈だ」

ミサト「まさか、リツコも…!?」

加持「リッちゃんにも、思うところはあるのさ…」

543 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 00:27:00.99 ID:tBY4R6AO
加持「…やぁ、君達が…シンジ君の…」

銀時「ん、ああ…(…何か落ち着かねーなコイツの声)」

加持「諜報部の包囲を力ずくで振り切った面々がいるって聞いていたが、なるほど…彼の関係者なら頷ける。
済まない…どうかシンジ君を頼む」

銀時「頼まれるまでもねーよ」

長谷川「任しときな」

ミサト「…加持君、私は…」

加持「君も行ってくれ…こっちは大丈夫だ」

ミサト「でも…」

加持「みんなとは別に動ける人間がいたほうがいい…」

ミサト「そうかもしれないけど…」

綾波「…」モグモグ
アスカ「…」モッシャモッシャ
神楽「…」ムガモゴ

ジーッ…

ミサト「…。
えっと…ゴメンもしかして私空気読めてない?」

アスカ「だいじょうぶよー、戦闘中にラブシーン始めるどこぞの歌姫よりかはマシだから」

545 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 00:38:00.23 ID:tBY4R6AO
銀時「よっしゃ、ぼちぼち始めっか」

新八「はいっ!」

長谷川(低音)「問題ない」

綾波「…」コク

定春「ワン」

神楽「オペレーション・グラ&グラツー開始アル」

アスカ「違うわよ。コードネーム二人はヒゲキュア大作戦よ」

神楽「あ?」
アスカ「あ?」

ミサト「ちょっと2人とも仲間割れしちゃダメよ!
ここは間をとって…ダミー歌姫ミーアとラクス大作戦で行きましょう」

新八「アンタも乗っかんなよ。もうどうでもいいです作戦名は」

547 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:00:23.88 ID:tBY4R6AO
ミサト『私は先にリツコと合流するわ。シンジ君を逃がす手順を確認しておきたいし』

ミサト『レイとアスカは、長谷川さんたちと一緒に独房へ。いいわね?』

ミサト『シンジ君を…お願い』

《ネルフ本部》

コツ コツ コツ コツ…

職員「…!お疲れ様です!」

長谷川「…ご苦労」

銀時(グラサン)「ご苦労さん」

グラさん「ご苦労さんネ」

新八(グラサン)「…」ダラダラ

定春(グラサン)「ワン」

綾波「…」
アスカ「…」

ゾロゾロ

職員「…」

548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:03:39.88 ID:tBY4R6AO
長谷川「よーしいい調子だぞお前たち、自分がグラサンを掛けているなどと思うな。
かといってグラサンに掛けられていても駄目だ、違和感が生じる。
人間には体があり手足があり頭があり、そしてグラサンがある。グラサンは己の一部であり己はグラサンの一部だ…」

グラさん「己はグラサンの一部!?スゴいネ小さな悩みなんざどーでもよくなるヨ!!人類グラサン計画ネ!」

新八「ってホントにどーでもいいわァァ!?」パリン

銀時(グラサン)「オイオイ新八ィ…何勝手に割ってんの?
グラサンに関しちゃー長谷川さんはベテランだぞ?先人に習うのは基本だろーが」

新八「何を習ってるんですかこれもうただの怪しい集団でしょ!?グラサンかけりゃ何でもごまかせると思ったら大間違いだよ!?」

長谷川「新八君、メガネユーザーの君が嫉妬したくなる気持ちは解るが、TPOは使い分けなきゃな。
今この場ではグラサンこそ適材だ」

549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:06:09.53 ID:tBY4R6AO
新八「いや…長谷川さん以外グラサンかける必要なくね?
明らかに不審者の集団がただグラサンかけて歩いてるだけだよコレ?」

銀時(グラサン)「何がだよ。うまいことスルーできてんじゃねーか」

グラさん「グラサンにジェラシーしてんじゃねーヨダメガネ」

職員「もしもし…あの、発令所ですか?
なんか碇司令が不審者を引き連れてですね…」

グラさん「ほあたァァァ!!」ドゴォ

職員「」チーン

長谷川「…」
綾波「…」
アスカ「…」

銀時「だーから俺ぁ最初っからこんなモンいらねーって言ったんだよ」パリン

神楽「珍しく役に立ってるからって調子乗りすぎなんだよクソが」ペッ

長谷川「…」グスッ

新八「調子乗りすぎなクソはお前らだよ」

アスカ「本当に頼もしい連中ね」

綾波「何が」

550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:17:39.88 ID:tBY4R6AO
《ネルフ・独房》

ガシャァン

アスカ「シンジ、シンジッ!?」タタッ

シンジ「」

アスカ「シンジ!大丈夫?…生きてるわよね?」

シンジ「」

シンジ「…アスカ…?」

アスカ「良かった…。
時間がないわ。説明はあと!さっさと逃げるわよ!」

綾波「碇く…」

シンジ「帰れ」

アスカ「え…?」

綾波「碇、君?」

シンジ「帰れよ」

551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:19:54.95 ID:tBY4R6AO
アスカ「アンタ…何言ってんのよ…!?アンタを助けに」

シンジ「誰がンな事頼んだよ」

アスカ「シ…」

シンジ「これ以上…僕に何しようってんだ…」

シンジ「何やらせようってんだよ……」

シンジ「もう……いい……疲れた…」

シンジ「ほっといてくれよ……」

綾波「そん、な」

シンジ「」

銀時「オウオウ、こっち来て女ァ泣かすような真似覚えたのかコノヤロー」

シンジ「…!?」

銀時「大人のエスカレーター三段跳びで駆け上がってんじゃーねーか。

…久しぶりだなァ、シンジ」

552 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:22:48.24 ID:tBY4R6AO
シンジ「銀…さん……。
新八さん、神楽ちゃん…!?」

銀時「何だァ?ちょっと見ねー間にずいぶん諦めがよくなったじゃねーの。あきらめたらそこで試合終了ですよコラァ」

シンジ「…どう、して」

銀時「んなもん、決まってんだろーが」

神楽「あんまり帰りが遅いから迎えに来てやったアル。ありがたく思えヨ」

新八「さあ、一緒に帰ろう。シンジ君」

シンジ「…」

シンジ「ありがとう…ございます…。
でも…無駄足です。帰って下さい」

553 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:24:13.07 ID:tBY4R6AO
新八「どうして…!?」

シンジ「…僕は、死んだんです」

銀時「あ?」

シンジ「護るべきものを護れずに生き残っても、死んだと同じ」

銀時「…」

シンジ「僕は…何にも護れやしなかった」

神楽「シン坊…」

シンジ「だから…僕は死んだんです。
ごめんなさい。僕はもう、かぶき町には戻れません。このまま、帰って下さい」

銀時「…」ボリボリ

シンジ「僕は…駄目だ。もう駄目なんですよ…。

魂が…折れちまった…。

もう…戦えない…」

554 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:27:17.60 ID:tBY4R6AO
銀時「…シンジ」

シンジ「あの街で…かぶき町で銀さんたちに会って…少しは強くなれたって。
大嫌いだった自分が少しは好きになれたって思ったのに…そんなの…結局ただの思い込みで…!」

新八「シンジ君」

シンジ「ネルフのみんなに酷いことしたんだ…!トウジを…トウジを殺してしまったんだ!!
それなのに親父一人殴ることもできなかった!ダチ公一人護れなかった!
自分の武士道一つ…守れなかったっ…!!」ギリッ

神楽「シン坊」

シンジ「助けるって……助けるって言ったのに…!

…ちくしょう……最低だ…俺…!」

銀時「シンジッ!!!!」
シンジ「っ!!」ビクッ

銀時「…。よーく踏ん張ったじゃねーか…」

555 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:29:13.78 ID:tBY4R6AO
銀時「オメーは最低なんかじゃねー」

銀時「最低なんかじゃあねーよ」

銀時「シンジ…お前はダチの敵討つために、テメーの命張ったんだろ?」

銀時「テメーの意地通すために、親父に戦ァ仕掛けて負けたんだろ?」

銀時「だったら…お前は最低なんかじゃあねー。

…最っ高のバカだ」ニッ

神楽「そんな無茶やるやつバカしかいないヨ。…本物のバカネ」ニッ

新八「たった一人で戦しようなんて…。
宇宙一のバカだよ」ニッ

銀時「あー間違いねー。お前は宇宙一のバカだ。

宇宙一バカな……本物の、侍だ」

シンジ「…」

シンジ「…う」

シンジ「あ…」ポタッ

シンジ「っうあああ……!あああああっ………!!」ポロポロポロ…

556 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 01:53:08.68 ID:tBY4R6AO
シンジ「うあああ…!ふぐっ…えぐっ……」グズッ

銀時「ちゃーんと、できてるじゃねーか…」

銀時「それでいいんだよ…昔、教えたろ」

銀時「悲しい時は、鼻水垂れ流して泣きゃーいい。頭にきた時は、腹から声出して叫びゃいい」

銀時「持ちきれない荷なら…周りの助け借りりゃあいい、ってな…」

銀時「オメーの魂が折れちまったってんなら……俺達で支えてやる。二度と折れねーように添え木打ちつけてやるよ。
歪んじまったってんなら、俺達でボッコボコにブッ叩いて真っ直ぐにおっ立ててやらァ」

銀時「なあシンジ、オメーはどうしたい」

シンジ「…」

ゴシゴシ

シンジ「…銀さ…」

シンジ「僕は…」

シンジ「僕はっ…!」

シンジ「このまんま…!負けっぱなしのまんま終わりたくないです…!」

銀時「へっ、見てみろ……。
オメーの魂は、折れてなんざいねーよ!」

558 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/05(土) 02:10:53.21 ID:tBY4R6AO
シンジ「…」

アスカ「…シンジ…」

綾波「碇君…」

シンジ「アスカ…綾波…。

さっきは…ごめん」

綾波「…」フッ

アスカ「…シンジ、よく聞きなさい。あのマダオに何言われたか知らないけど…

鈴原は、生きてる」

シンジ「…!?」

綾波「本当よ」

アスカ「アンタが助けたのよ。アンタは…ちゃんと護るべきものを護ったの」

シンジ「…!」

シンジ「良かった……生きてた……トウジ…!」ギュッ
アスカ「ちょっ…!?待っ…!?」カァッ

銀時「…」ニヤニヤ
神楽「…」ニヤニヤ
新八「…」ニコニコ
綾波「…」ムスッ…

アスカ「なっ何ニヤニヤしてんのアンタらっ!?シンジもその…だ、抱きつかないでよ…!?」

シンジ「っ…ごめん、つい…」

銀時「うし、んじゃーひとまず行くか。モタモタしてっと厄介だしな。
あー何なら予行演習でこっちのマダオ殴っとく?」

長谷川「ちょっやめてくんない!?空気読んでおとなしくしてたのにやめてくんない!?」

シンジ「は、長谷川さん!?長谷川さんも来てくれてたんですか…!?」

長谷川「ダハハ…ま、成り行きで」

リツコ「感動の再会は済んだかしら」

全員「!?」

 

596 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:38:34.65 ID:0RSa5wAO
《葛城家・リビング》
ピーッピーッ

加持「…はい。……了解だ、直ぐに向かう」
ピッ

加持「さ、て……こっちももう一仕事しなきゃあな……よっ」

《ネルフ本部・独房前》

綾波「…赤木博士」

リツコ「シンジ君は無事なようね…何よりだわ」

シンジ「…ま、無事と言や無事ですよ…腹に2つばかり穴があいてますがね…」

銀時「…オイ誰だあのエ口っぽいねーちゃん」ヒソヒソ

アスカ「加持さんが言ってたでしょ?赤木リツコ博士…エヴァの開発責任者よ」

長谷川(低音)「白衣と泣きボクロがなんともセクシーだな」

アスカ「ムダにいい声でセクハラすんのやめなさい」

リツコ「…!

あなたが長谷川さん、なのね?」

長谷川「お?ああ、まーな」

リツコ「…フフ、本当に司令に似てる。魅力的な人ね」フッ

綾波「…」
新八「…え?」
シンジ「…マジでか」

長谷川「ええ?いやぁ俺が魅力的とか……何か照れるなぁ…」

リツコ「研究材料としてとても興味深いわ」ニコ

長谷川「今なんか怖いこと言ったよこのネーチャン!?駄目だからね!?人のこと研究材料とか言ったら駄目だからね!?」

597 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:40:59.02 ID:0RSa5wAO
リツコ「そうだわ。忘れないうちにシンジ君、これを」

っ洞爺湖

シンジ「…これ…わざわざ回収してくれたんですか」

リツコ「…きっとあとで必要になるから」ボソッ

シンジ「…?」

リツコ「さ、ついて来て頂戴。あなた達を逃がす前に…見せたいものがあるの」

アスカ「見せたいもの?」

リツコ「…エヴァの真実よ」

シンジ「…?」
アスカ「エヴァの…真実?」
綾波「…」

アスカ「…あの地下の化け物と関係あること?」

リツコ「…。ターミナルドグマに入ったのね。
そうよ。チルドレンのあなた達三人には、知っておいてもらいたいの。
…レイ。あなたには辛い思いをさせてしまうかもしれない。でも…必要な事だから……お願い」

綾波「…」

598 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:41:43.75 ID:0RSa5wAO



コツコツコツコツ…

神楽「…ついてって大丈夫アルか?」

銀時「…ま、とりあえずはな。いざとなりゃ実力行使だ」

新八「…シンジ君、怪我の具合は大丈夫?」

シンジ「…ぶっちゃけ、歩くのもけっこうしんどいです」

神楽「定春ー、シン坊乗せてやるネ」

定春「ワンッ」

シンジ「あはは、定春…久しぶり」ナデナデ

定春「ワフ?」カプ

シンジ「…うん、再会を喜んでくれるのは嬉しいんだけどさ。シンちゃん割と死にかけてるから。甘噛みでも致命傷だから放して下さい定春君」

599 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:42:43.51 ID:0RSa5wAO
《セントラルドグマ・エレベーター前》

ミサト「っ…シンジ君っ…!」

シンジ「…あー、お久しぶりミサトさん」

ミサト「…」ウルッ

ギュム

ミサト「ごめんなさいシンジ君…私…!」

シンジ「…いだだ…。ミサトさんサービスはありがたいんですけど、腹の穴がふさがってからお願いしますよ…」

ミサト「あ、ゴメンね…」

リツコ「ミサト、再会を喜ぶのは後にして。ここから更に下に降りるわよ」

ミサト「…さっき言ってた『見せたいもの』?」

リツコ「ええ…。MAGIがセキュリティーを外している今しか機会がないの」

ミサト「…いいわ」

600 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:45:12.41 ID:0RSa5wAO
ブゥ……ンン

《エレベーター内》

リツコ「…」

シンジ「…」

アスカ「…」

綾波「…」

銀時「…」

新八「…」

神楽「…」

定春「…」

長谷川「…」

ミサト「…」

銀時「あんさ…

これエレベーター無理やり乗りすぎじゃね?」

ギチギチギチギチ

602 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:47:17.73 ID:0RSa5wAO
銀時「オイィィィ何でこんな狭いのに全員詰め込んでんだよ!?順番に何回かに分けて乗りゃいーじゃん!?」ギチギチ

定春「ワウウゥ…」ギチギチ

リツコ「急いでいるとはいえ焦りすぎたわね…」ギチギチ

銀時「焦りすぎにも程があるわ!定春入れて10人も乗ってんだぞこのクソ狭いエレベーターにぃぃ!?」

長谷川「よく止まらねーなこの人数で」ギチギチ

神楽「感心してる場合かヨ。…なんかクサいアル」ギチギチ

アスカ「ちょっどこ触ってんのよ!?今の誰!?」ギチギチ

シンジ「いやそーゆうテンプレ通りのお約束いらないから。
ちょ痛い痛い痛い。押さないでヤバい、何かLCL的なものが出る」ギチギチ

新八「いやそこは普通に血液でいいでしょ!?」ギチギチ

綾波「(…LCL的なもの?)」

綾波「駄目……そんなマーライオンみたいな碇君は駄目。四六時中口からそんなものを出されたら気を使ってしまうわ。
せっかく築き上げた関係がギクシャクしてしまうわ」

ミサト「…レイは何を想像したの?」

シンジ「綾波さーん、そのふざけた幻想はぶち壊しといて。
何で口からLCL垂れ流さなきゃならねーの」


603 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:49:34.49 ID:0RSa5wAO
《殺風景な部屋》

綾波「…ここは」

シンジ「何か…まるで綾波の部屋みたいな…」

リツコ「綾波レイの部屋よ」

シンジ「ここが!?」
リツコ「そう、生まれ育ったところよ。レイの深層心理にある光と水のイメージは、ここに記憶に影響されているのね」

アスカ「そうなのファースト?」

綾波「…」

ミサト「ねリツコ、見せたいものってこれじゃないでしょう?」

リツコ「わかっているわ、ミサト…」

604 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:52:11.61 ID:0RSa5wAO
《エヴァ素体廃棄場》

アスカ「これって…エヴァ?」

リツコ「最初のね。失敗作よ。10年前に破棄されたわ」

銀時「」ダラダラダラ

神楽「…銀ちゃんなんか顔色悪いネ。ウ○コか?ウ○コアルか?」

銀時「え、何?俺ァ最近は毎朝快便だよ?」

長谷川「いやウ○コじゃなしに」

神楽「ひょっとして怖いアルか」

銀時「怖い?Why?何が?意味わかんないね怖い要素なんてなんもねーじゃん。
むしろ居心地良すぎてここに別荘建てたいぐれーだっつーの」

神楽「ならゆっくりロングバケーション楽しむといいネ。さよなら銀ちゃん」

銀時「待って神楽ちゃぁぁぁんん!!!?怖くはないけど待って!?」

ミサト「…」
新八「スイマセン、アレは気にしないで下さい」

シンジ「…エヴァの、墓場…」

リツコ「今となってはただのゴミ捨て場よ…」

606 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:55:42.01 ID:0RSa5wAO
リツコ「シンジ君のお母さんが消えた場所でもあるわ。
あなたは覚えていないかもしれないけど、あなたも目の当たりにしていたのよ……お母さんが消える瞬間を」

シンジ「…」

リツコ「それじゃ問題。消えたお母さんはどこに行ったでしょう?
天国?それともお墓の中?」

ミサト「ちょっとリツコッ!?」

リツコ「ミサト、黙っていて。どう?」

銀時「アレじゃね?千の風になってなんか…傍らに立つもの的な」

新八「オメーも黙ってろ」

607 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:57:28.31 ID:0RSa5wAO
シンジ「…」

リツコ「答えは…

『どこにも行っていない』」

アスカ「…どういう意味よ?」

リツコ「そのままの意味よ。
ユイさんは、エヴァ初号機の中にいるの」

!!!?

リツコ「アスカ、あなたのお母さん…キョウコさんも弐号機の中にね」

アスカ「…何を。…何言ってんのよ!?ママは…だって、ママは…!?」

リツコ「実験中の事故が原因で発狂、後に自殺してしまった?」

アスカ「…」

リツコ「違うわ。『弐号機の中に取り込まれた』の。発狂してしまったのは魂の一部を失って正気を保てなくなった為」

リツコ「エヴァには魂が…心があるの。あなた達のお母さんの」

銀時「…魂…」

608 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 00:59:52.08 ID:0RSa5wAO
リツコ「人は神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だから罰が当たった。それが15年前」

銀時「…イデ発動みてーなモンか?」

リツコ「せっかくの神様も消えてしまったわ。だから今度は人の手で神様を復活させようとした。それがアダム」

銀時「ガンダムみてーなモンか」

リツコ「それからアダムから神様を真似て人を作った。それがエヴァ」

銀時「ジムみてーなモンか」

ミサト「いちいち富野作品に例えないと理解できねーのかアンタ!?」

シンジ「…エヴァは人…人間なんですか」

リツコ「そうよ…本来魂のないエヴァには、サルベージされた人の魂が宿らせてあるの」

シンジ「そんな…。
…じゃ、綾波も!?零号機にも綾波のお母さんが…!?」

リツコ「いいえ…。
そうでは…ないのよ…」

609 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:01:55.49 ID:0RSa5wAO
《ダミーシステム開発所》

ミサト「ダミープラグの正体って…これ?」

リツコ「…真実を見せてあげるわ」

pi

ウフフフ……ウフフフフ……

アスカ「ひっ!?」
新八「うわっ!?」
神楽「何アルかこれっ!?」
定春「ガルルルル…!!」
長谷川「ななななな…!!!?」
銀時「こいつァ…!?」

綾波「…どう、して」

シンジ「…綾波…レイ!?」

ジッ

シンジ「っ!?」ビク

ウフフフ……ウフフフ……

610 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:04:01.33 ID:0RSa5wAO
リツコ「ダミーシステムのコアとなるもの、その生産工場……そしてレイの為の予備のパーツ」

ミサト「これ、が…ダミープラグの正体…!?」

綾波「…」フルフル

リツコ「過去にユイさんをサルベージしようとした際の産物…。
人類補完計画の依り代として…アダムからエヴァを作ったように、ユイさんの眠るエヴァ初号機とリリスから生まれた存在。
それが、綾波レイ」

……

シンジ「母さん、から…初号機から……

…綾波は……人間じゃ…ない…?」

レイ「…っ…」

シンジ「…あ、いや…」

リツコ「…シンジ君、人間というのは何を指すの?」

シンジ「…それは」

リツコ「人間などというカテゴリーは曖昧なものよ。
心があるのが人間?
人間から生まれるのが人間?
自分一人しかいないのが人間?」

シンジ「…」

611 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:05:27.39 ID:0RSa5wAO
リツコ「心配はいらないわ…今この場でレイは人間になる…。
予備なんてない…人間に」

pi

バツンッ

…!!!?

ゴボゴボゴボボボボボ………

ボロボロボロ……

綾波「!?」

ウフフフフフフ……

綾波「や…めて…!!やめて!?」

ミサト「リツコォッ!!!?アンタ何やってるかわかってんの!!!?」チャキッ

リツコ「ええ、わかっているわ…過去の清算よ」

612 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:08:02.45 ID:0RSa5wAO
リツコ「銃を下ろしてミサト。私はあなたに撃たれるわけにはいかないの」

ミサト「…!」

リツコ「見て、シンジ君……。母娘二代に渡って続いた狂気の結果がこれよ」

シンジ「…あ…」

リツコ「母も私も、あの人の愛人として利用され続けてきた。
人であることも止めた外道にいいようにされて、それでもあの人から離れられなかった。
そのツケを払う時が来たの」

リツコ「あなたの手で……私を罰して頂戴……そうして貰えるなら嬉しい……。

どうか…お好きに…」スッ

ミサト「…(土下座…!!)」

613 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:10:47.61 ID:0RSa5wAO
シンジ「………。リツコさん……アンタ……

それでも、まだ野郎に惚れてんですか…」

614 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:11:42.95 ID:0RSa5wAO
リツコ「…」

シンジ「野郎にいいようにされて、こんな無茶な真似して…僕みたいなガキ相手に、地べたに頭こすりつけて…。
それでもあのクソ野郎を恨みきれないんですか」

銀時「…自分が被れるだけ悪名ひっ被って、シンジに討たれようってのかよ」

615 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:13:58.40 ID:0RSa5wAO
リツコ「…私のことなんてどうでもよかった…。
あの人のことを考えるだけで、どんな目にあっても耐えられると……思ってた。
シンジ君がここに来るまでは…」

シンジ「…僕が?」

リツコ「真っ直ぐに生きて、真正面からあの人と戦ったあなたを見て…自分が恥ずかしくなった……。
あの人とユイさんの息子の、あなたに罰してもらわないと…許してもらえないって…」

…。

シンジ「…頭上げて下さいリツコさん。

あいにく僕ァ、泣いてる女にトドメ刺すような剣は教わっても持ち合わせてもないですよ」ボリボリ

リツコ「…」ポタッ ポタッ

シンジ「それに…お好きになんて色っぽいセリフ言われるにゃ…僕はまだガキすぎますから」ヘラッ

リツコ「待って…!?それじゃ私の気が!?」

ミサト「…リツコ…!アンタ、それこそバカよ…」ギュッ

リツコ「ミサ…ト」

長谷川「赤木さんよォ。いい女ってなァ幸せにならなきゃいけねーモンだ。
アンタまだ若いんだからよ、真っ直ぐに生きるなんざ難しくも何ともねーさ。
…シンジ君の心意気、無駄にしちゃいけねーよ」

リツコ「…。

うっ…うぅっ…ああっ…!」ポロポロ

616 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:17:44.64 ID:0RSa5wAO
シンジ「…。

…綾波…」

綾波「…」

シンジ「さっきは…その…」

綾波「碇君…私は」

シンジ「…」

銀時「なあシンジよ」

シンジ「…銀さん?」

銀時「話は難しすぎて半分もわかりゃしなかったがよォ…アレだろ?
オメーの母ちゃんから生まれたんなら、オメーにとってこいつは妹みてーなモンだろうよ」

シンジ「…」
綾波「…」

銀時「それでいんじゃね?」

シンジ「ッハハ…相変わらず単純ですね」

銀時「その方がわかりやすくていーだろが」

シンジ「…ええ、全くもってその通り」

617 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:26:28.03 ID:0RSa5wAO
シンジ「綾波、さっきは悪かった。
正直色々な事がありすぎて頭グチャグチャなまんまだけど…

でも、ま…綾波は、綾波だから」

綾波「…!」

シンジ「それでいんじゃね」ニッ

綾波「…」

綾波「」ガバッ

シンジ「っと…!?」ヨロ

綾波「私……碇君の…」

シンジ「…ああ。家族だ」

綾波「…碇君は…兄さん?」

シンジ「ハハ、今さら妹属性持たれても困るかねぇ」

綾波「…」ギュ

シンジ「…よしよし」ナデナデ

銀時「…」ニヤッ

新八「…うん、うん…」ジーン
神楽「…」ニッ
アスカ「…フン」フッ
定春「ワンッ!」

618 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:30:40.97 ID:0RSa5wAO

シンジ「そういやリツコさん…肝心な事聞くの忘れてました」

リツコ「…なあに」

シンジ「野郎の目論見です」

リツコ「…」

シンジ「野郎は…碇ゲンドウは一体何をしようとしてるんです」

リツコ「…ネルフの職務も使徒との戦いも、目的の為の手段にすぎないわ。
彼の目的はたった一つ。もう一度ユイさんに」
ゲンドウ「そこまでだ、赤木博士」

!!!?

《市内某所》

加持「よう……遅かったじゃないか」

619 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:35:10.84 ID:0RSa5wAO
はいそんなわけでね、テメーでこさえた締め切りぶっちぎりで破ったウ○コですけども。
またエヴァ側に振り回されてるんだけどね。
マダオVSマダオ戦は次回におあずけになっちゃったね。つか本家でマダオ分裂とか噴出したからね。

これが必殺技《DOGEZA》だ…!!

マジすいませんっしたァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!

620 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 01:38:58.91 ID:qSnqORY0
乙!次回投下待ってます

621 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/16(水) 02:14:16.02 ID:qkwlhkk0
こんな時間まで乙でした。次回も楽しみにしてます

661 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/22(火) 11:19:38.03 ID:gkv.9EDO
定春がダミーシステムに明らかに嫌悪感を示したのって結構深いよな。
定春って確か地脈を守護する狛犬、拡大解釈すると地球を守護する存在だもんな。

エヴァと銀魂のクロスオーバーした世界観を想像するのも面白い。
セカンドインパクトの混乱に乗じて天人襲来したのか貴重な資源に満ちた地球を保護しに来たのか、
攘夷戦争はあったのか別の型で天人と地球人の間で諍いがあったのか。
天人とゼーレは繋がってるのかはたまた人類補完計画で天人諸共一つに補完する気なのか。

そんな事を妄そ…想像しながら今日も僕は尻に挿した銀の燭台に灯をともします。

662 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/22(火) 14:23:31.40 ID:BGjz41k0
こまけぇこたぁ((AAry

663 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/22(火) 22:10:49.64 ID:/vDUsGQ0
設定の整合性と作品の面白さは比例しない

664 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/22(火) 22:39:17.70 ID:stQfGQAO
>>661

《葛城家マンション外観・止め絵》

全員(は、ハードル上がってるぅぅぅ!!!?)

シンジ「ちょっ銀さんどうすんですかコレ!?
>>1が『自分のペースでおk』とかいう甘い言葉にトロットロにされてる間にえらいことになってますよコレェ!?」

銀時「そっかーそういう深い解釈もあんのなー知らんかったわ」

新八「銀さんんん!?知らんかったとかそういうこと言ったらダメェェェ!?」

綾波「…大丈夫。本家エヴァもよくわからないところが魅力だから」

シンジ「うん、まあ…確かに曖昧なまま終わったけども」

アスカ「それにしたってヤバいのは>>1よ。
あそこまでちんたら書いてるともはや笑けてくるわね」

新八「いや笑えねーよ」

神楽「またBGオンリーで時間稼ぎアルか」

定春「ワン?」

銀時「しゃーねーな。んじゃ何か小ネタでも…」

>>662-663

綾波「…ぽかぽかする。マジで」

…なんか書きたいネタと書かなきゃいけないネタの整合性に振り回されてた気が。
書いてはいるんでもーちょいお待ちを。

新八「でもコレ…辻褄合ってても面白くないものは面白くないって意味にも」
神楽「オイ新八」
新八「すいまっせーん…」

665 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/22(火) 22:52:12.46 ID:XYDQEZMP
面白いから問題なし
細かい設定なんかはほっといても脳内で勝手に生成されるからなくていい
むしろ無い方が妄想が広がる
簡単に言えば頑張ってください

671 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/24(木) 03:30:23.52 ID:CqK2bEk0
本当に楽しみにしてます作者さんのペースでどぞ

675 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:31:59.85 ID:F5uzFMAO
ゲンドウ「…」

ザザザザッ…

保安部員「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」
ジャキジャキジャキジャキッ

ミサト「やば…!」

リツコ「碇司令…」

シンジ「…出やがったな」

ゲンドウ「碇シンジ、何故ここに居る」

シンジ「うるっせーよ、てめートウジが死んだなんてハッタリかましやがってこの

まるで
駄目な
おマヌケ野郎

略してマダオが!」

ゲンドウ「…っ…(植え付けた絶望が取り払われている…)」

676 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:32:49.67 ID:F5uzFMAO
ゲンドウ「…赤木博士…君の仕業か」

リツコ「…ええ」

ゲンドウ「ダミーシステムを破壊したのもか」

リツコ「そうよ」

ゲンドウ「何故だ」

リツコ「あなたに抱かれても嬉しくなくなったから」

…。

ゲンドウ「…。君には失望した」

リツコ「奇遇ですわね、失望したのは私もよ。だから…望みを彼に託したの」

ゲンドウ「…」ギリッ

…ドクン…

677 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:33:22.12 ID:F5uzFMAO
ゲンドウ「侵入者との内通、機密漏洩、重犯罪者・碇シンジの脱走幇助。

葛城三佐と赤木博士、並びにチルドレン二名を拘束。
侵入者は排除しろ」

ヒソヒソ…

ゲンドウ「…何をしている。

…?」

長谷川「…」ドーン

ゲンドウ「…」ドーン

……。えっ?

678 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:36:05.00 ID:F5uzFMAO
ヒソヒソヒソ…

エ、ナニアレシレイ?
マジデ?ツカコッチニモシレイインダケド?
ナニアレカゲブンシン?
カゲムシャトカジャネ?
ツカ…ドッチガホンモノ?

ザワザワザワ…

ゲンドウ「…」

長谷川「…(あれ?連中野郎と俺の区別ついてない?
これ……イケんじゃね?)」

679 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:36:55.80 ID:F5uzFMAO
神楽「…おいシン坊、なんかスゲー絵ヅラが出来上がったネ」

シンジ「ねぇー…。なんつーか……ねぇー」

銀時「オイオイ話にゃ聞いてたが何あれ?あそこまでモシャスしてっと笑えねーよ…。
もう間違いなく同型機だよ。派生機だよアレ。長谷川Mk-Ⅱだよアレ」

神楽「違うヨ銀ちゃん!もう今はダブルオーの時代ネ。MADA-00マダーオーで決まりヨ」

新八「いや、もう放送終わってるし。
放送終わってていいんなら長谷川アサルトバスターとか」

神楽「そりゃねーナ」

新八「何でだよ!?おかしいですよそんなの!?」

ミサト「そうよ!?せっかくだからファースト長谷川ンとセカンド長谷川ンに」

銀時「それこそねーよゴロ悪すぎんだろ。なんか暮らし安心クラシアンみたいになってんぞ」

新八「…じゃ無難なところでニセモノの長谷川さん…短縮してニセ川さんと呼ぶのはどうでしょう?」

シンジ「いやみんな違うから。アレはマダオの中の頂点に立つマダオの王、略してマダ王だから」

綾波「……っ!っ!」ビクンビクン

アスカ「…ファースト…もうキャラはいいから普通に笑いなさいよ。
ひきつけ起こすまでこらえなくていいわよ」

ゲンドウ「…」イラ

681 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:39:19.14 ID:F5uzFMAO
ゲンドウ「何をしている、早く連中を捕らえろっ!」

「は、ハッ!」

ジャキジャキッ

リツコ「…!」
ミサト「クッ…!?」

ズイッ

長谷川(低音)「何をしているお前たち…!誰に銃を向けている!?」

…!?

長谷川(低音)「貴様らに命令を下しているのが偽物だ…!捕らえろ!」

シンジ「長谷川さ…!?」

ゲンドウ「…どういうつもりだ貴様」

長谷川(低音)「貴様こそどういうつもりだ!私の名を語り保安部員を動かすとは何を企んでいる…!」

ゲンドウ「貴様っ…!?」

長谷川(低音)「彼らは私の指示で共に行動しているのだ。この偽物めが!」

ゲンドウ「…」イライラ

682 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:40:09.54 ID:F5uzFMAO
ゲンドウ「私だ…私がネルフ総司令の碇だ…!」

長谷川(低音)「いいや私だ!私がネルフ司令にしてシンジのお父さん、碇ゲンドウだ!」

シンジ「…。なんだかなぁ」

アスカ「フフッ、やるじゃないマダオ…!
チャンスよファースト」

綾波「…」コク

684 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:42:04.27 ID:F5uzFMAO
アスカ「きゃーなぜか司令が二人いるわー、全く区別がつかないわー(棒読み)」

綾波「どっちがどっちかわからないわ。どっちがほんものなのかしら(棒読み)」

…ザワザワ…

ゲンドウ「!?」

銀時「おいオメーら…!?」

アスカ「私達はシンジを助けるようにこっちの司令に指示されたのに困ったわー(棒読み)」

綾波「このままほんものがどちらかわからないままだと、おたがいこうちゃくじょうたいにおちいってしまうわ(棒読み)」

新八「なんで説明口調?」

綾波「私達が保安部員を混乱させる。今のうち」ボソ

ゲンドウ「レイ…まさかお前も!?」

綾波「…」

ゲンドウ「グッ…!?」

ドクンッ…ドクンッ…

685 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:43:03.76 ID:F5uzFMAO
綾波「…碇君がもう……エヴァに乗らなくていいようにする…」ボソ

アスカ「早くシンジを連れて逃げて」ボソ

新八「二人ともっ、ここに残る気…!?」

アスカ「大丈夫、まだアイツはアタシ達を切り捨てられない」ボソ

綾波「碇君をお願い」

銀時「…。

長谷川さんよ、頼めるかい」

長谷川「あ?」

銀時「定春と一緒にシンジ連れて先に行ってくれや。後から必ず追いつく」

686 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:44:58.07 ID:F5uzFMAO
シンジ「…ちょっと待って下さいよ」

ズイッ

新八「…道は僕達が開きます」

神楽「サッサと行くヨロシ」

長谷川「本気かよ」

アスカ「アンタら人の話聞きなさいよ!?一緒にアンタ達も逃げろって言ってんの!?」

神楽「ガキがナマ言ってんじゃねーヨすっこんでな」

アスカ「あん?アンタもガキだろが」

神楽「あ?」
アスカ「ああ?」

新八「だからケンカすんなって!?」

ミサト「仲間割れしてる場合じゃないでしょ二人とも!?」

シンジ「つか…なーに勝手に決めてんですかオメーら!?野郎は僕がケリつけなきゃ気が」
グリグリグリ
シンジ「あだだだだだだだっ!!!?」

687 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:47:11.69 ID:F5uzFMAO
シンジ「あにすんですか銀さん!?」

銀時「そのザマじゃ足手まといにしかならねーよ。ここは俺達に譲れや」

シンジ「でも!?」

新八「シンジ君、木刀借りるよ」

シンジ「新八さん…!」

神楽「女子供はすっこんでな」

アスカ「いやアンタも女子供…」
ミサト「アスカ!レイ!」
リツコ「ここは任せましょう」
綾波「…」コク

「に、逃がすな!撃t」

神楽「撃ったらァァァ!!!!」
ドパンドパンドパンドパン!!!

「うおぉっ!?」
「あの傘、仕込み銃か!?」
「下がれ、下がれっ!?」

銀時「行くぜ新八ィィィ!!!!」
新八「はいィィィ!!!!」

ズバキィッ!!!

「ぐふぉ!?」
「うげぇっ!?」
「こ、こいつら…!?」

銀時「行けェェェ定春ゥゥゥッッ!!」
定春「ワォォォォン!!!」

ヒョイヒョイッ

シンジ「ちょっ定春待っ!?」
長谷川「ぬををををっ!?定春君引きずってるオジサン引きずってっあだだだだだ!?」
ダダダダッ…!!!!

「い、犬!?」
「でかっ!?つかサードチルドレンと司令(?)が!?」

シンジ「銀さぁぁぁんんん!!!?」

銀時「」ニィッ

688 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:49:56.96 ID:F5uzFMAO

ゲンドウ「貴様らっ…一体何者だ…!?」

銀時「おーう、初めましてオトウサンっと。アイツの雇い主だ」トントン

新八「彼を引き取りに来ました…。
シンジ君の家族みたいなもんです」キッ

神楽「シン坊は世話の焼ける生意気な弟分ネ。
それ痛めつけられて黙ってるほど万事屋ファミリーは甘かねーぞコルァ」フンッ

ゲンドウ「…そんなバカげた詭弁に騙されると思うか」

銀時「ああ?」

ゲンドウ「シンジ一人を助ける為にネルフに潜入するなどあり得ん。
答えろ、一体どの派閥の人間だ。ゼーレか、内調か」

銀時「」ニカッ
新八「」ニカッ
神楽「」ニカッ

「「「宇宙一バカな侍だコノヤロー!!!!!!!!」」」

689 :一方その頃… 2010/06/27(日) 00:53:24.44 ID:F5uzFMAO
《葛城家リビング》

PEN2「クワ(あんさ、なんつーかさ、なにこの俺の扱い)」

PEN2「クワワ(本当ならさ、遺伝子実験で生まれたとかミサっさんの家族観とかシリアス展開かませたのにさ。俺出番自体ねーじゃん。存在意義ねーじゃん)」

PEN2「クワー…(よそ様のスレはそりゃすごいよ?俺はもちろんラミエルたんだのMAGIたんだのちび三人組だのかわいいキャラ盛りだくさんじゃん?
…それに比べてなにこれ?)」

PEN2「クワッ(あのデカい犬の独壇場じゃん?なんなのコレ?帰っていい?魂のふるさとの温泉に帰っていい?)」

PEN2「…クワ?(…オイ聞いてんのか新入り?つかオメー何?一応ペンギン?ペンギンなの?)」

「…」

っ看板

[どこ、ここ]

690 :また一方その頃… 2010/06/27(日) 00:55:11.22 ID:F5uzFMAO
《市内某所》

加持「よう…遅かったじゃないか」

?「いや遅かったはこっちのセリフだって!?どんだけ待たされたと思ってんの!?」

加持「スマン、途中でアイアンクロー喰らっていてね」

?「…何、ネルフって専属のレスラーとかいんの?」

加持「いや…まぁ、とにかくこいつを」

っディスク

加持「人類補完計画の詳細、碇司令の目論見、ゼーレの目論見、首謀者キール・ローレンツ議長以下の所在…判った限りの情報を入れてある」

?「はいよ。敵の喉笛に食らいつくためとは言え、副長も沖田隊長もかなり焦れてるからな…。
まあ、これで俺達もやっと動ける。お上も説得してみせるさ」

加持「頼むよジミー」

?「そのあだ名やめてくんない!?言っとくけど俺が地味なのは調査!調査のためだから!
やろうと思えば目立てるからね!?女装でもアフロでもモヒカンでも!?」

加持「いや悪かった。松平のとっつぁんによろしくな」

?「ったく…」タタタ…

加持「…俺が出来ることはここまでか…」

691 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:58:24.14 ID:F5uzFMAO
バキィッ

ドサッ

ゲンドウ「…っ」

銀時「…っち、いくらブチのめしてもキリねーなァ」

新八「銀さん、このままじゃジリ貧ですよ!?」

ズドォッ

神楽「次から次へと回転寿司気分ネ」

銀時「絵皿は取るんじゃねーぞ高くつくから」

神楽「心配いらないネ。どいつもこいつも食いでのない色皿ばっかりアルっ!!」

バチコーン

ミサト「凄…!?ネルフの保安部員がまるで歯が立たないわ…!?」

綾波「…当然」

アスカ「アイツら、シンジ一人に引っ掻き回されたのよ。
…そのシンジの身内相手に勝てるわけないわよっ!」

692 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 00:59:49.75 ID:F5uzFMAO
疼く……

ドクンッ

ドクンッ

ゲンドウ「…」ギリッ…!

疼く……!私の最も醜い部分が……!

ドクンッ

ドクンッ

ドクンッ…!

「し、司令!副司令より…!」

ゲンドウ「」ギロリ

「ひっ!?」

ゲンドウ「何だ…」

「はっ、いえ!?副司令よりの連絡が…」

ゲンドウ「…」

693 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 01:00:38.46 ID:F5uzFMAO
ゲンドウ「冬月、今は裏切り者と侵入者の処断に」

冬月『それどころではないぞ碇!すぐに戻れ!』

ゲンドウ「何があった」



ゲンドウ「…なん、だと」

695 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 01:10:54.50 ID:F5uzFMAO
《人類補完委員会》

?「馬鹿な…!?」

?「有り得ぬ…!有ってはならぬ!」

?「よもやこのような事態が…!?」

?「死海文書を無視できる筈がない!?」

?「だが、事は起こった!有ってはならぬ事が!」

?「キール議長…!このようなシナリオは許されん…!」

議長「…貴様の筋書きか、碇…

ゼーレを裏切る気かっ…!」

696 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 01:12:46.90 ID:F5uzFMAO
《ネルフ本部・発令所》

マヤ「最大望遠で衛星軌道上の目標を確認!
間違いありませんっ!」

メガネ「目標は大涌谷上空にて滞空!パターン青からオレンジへと周期的に変化しています!」

ギター「目標、東海方面より駒ヶ岳に徐々に接近!
ふ、副司令!?」

冬月「…(こんなことが…ゼーレが自らシナリオを無視して送りこんだのか!?)」

《大気圏外・衛星軌道上》

アラエル「…」

《第三新東京市・大涌谷上空》

アルミサエル「…」

《駒ヶ岳防衛線・遠方》

ゼルエル「…」

冬月「使徒が…三体……!」

697 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 01:17:05.11 ID:F5uzFMAO
今夜はここまでです…

どうやらこのSSにも少しずつゴールが見え始めたようで…

果たして男の戦いに繋がるかは次回をお楽しみに。

銀八「はーい、じゃ次は烈海王とアス海王のお二人ー。よろしくー」

 

708 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 23:42:55.61 ID:F5uzFMAO
《人類補完委員会》

?「議長…!」

議長「うむ…」

?「我等の悲願、ここで潰えるわけにはいかぬ!」

議長「無論」

?「あの、すいません。こちらにこういった生k」

?「ならば!」

?「あの、こういった生き物をご存知ありm」

議長「時計の針を戻すことはできん…」

?「名前はエリz」

議長「だが自ら進めることはできる」

?「ねえ聞いてよ人の話」

議長「こちらも切り札を切らねばなるまい…!」



議長「目覚めの気分はどうだ…?

タブリス…」

カヲル「…」

桂「タブリスじゃないエリザベスだァァァ!!!!」

議長「…誰?」

709 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 23:44:53.87 ID:F5uzFMAO
桂「さっきから何なのだ貴様ら!?人がものを訊ねているのに無視しおって!?
人の話をちゃんと聞けとお母さんに教わらなかったのか!?」

?「な、何者だお前は!?」

?「ここは選ばれた者のみが立ち入りを赦される神聖な場だぞ!?」

桂「む、失礼した。俺は桂。好物は蕎麦だ」

?「何で好物言った?何で?腹でも空かせてるの!?」

カヲル「…蕎麦?」

桂「むっ、少年。ちとものを訊ねるが」
ピラッ

20121108001

桂「このような生き物をご存知ないか」

カヲル「…(…使徒?)」

710 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 23:46:47.59 ID:F5uzFMAO
桂「俺の相棒が行方不明になってしまってな。名前はエリザベス、あちこち探し回っているのだが」

議長「…(なんか横に潰れてる)」

カヲル「さあ…僕は目覚めたばかりだから」

桂「…そうか…。
休んでいるところ済まなんだ。では俺はこれで…」

カヲル「あ、待って。心当たりならあるよ」

桂「っ本当か!?」

カヲル「…第三新東京市」

桂「第三新東京市!?そこにエリザベスが!?」

カヲル「多分ね」

711 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 23:47:28.66 ID:F5uzFMAO
桂「ありがとう少年!名を伺っても!?」

カヲル「僕はカヲル。渚カヲル」ニコ

桂「ありがとうカヲル殿!この桂小太郎、受けた恩は決して忘れぬ!」

カヲル「桂、小太郎…ああそうか。

君は僕と同じだね」

712 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 23:50:33.39 ID:F5uzFMAO
桂「ん?同じ、とは?」

カヲル「…」ニコニコ

桂「…!そうかっ!
もしや君もこの脆弱な世に変革を起こさんとする憂国の同志!」

カヲル「うーん…世界を換えるって意味ではそうなるかな」

桂「ならば共にゆこうではないか!いざ第三新東京市へ!」

カヲル「そう?じゃあ…ご一緒しようかな」

議長「待てタブリス…!?」

カヲル「なに?僕は向こうに行かなきゃいけないんでしょう?」

?「そのようなワケの分からん輩に同行するなど許さんぞ!?」

?「ゼーレの目的を!本懐を忘れたか!」

桂「フン、お前たちごときに我らの理想は止められん!

んまい棒……混補駄呪!!鎖羅魅!!猪呼婆!!」

ドフドフッドフッ

?「なっ煙幕!?」

?「ちょっ何この煙幕なんか粉っぽい!?」

議長「なんかおいしい匂いがする!?香ばしい匂いが混ざりあってなんか…エホッエホッ!?変なとこ入ったっ!?」

713 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/27(日) 23:52:02.34 ID:F5uzFMAO



カヲル「さあ行くよリリンの子、そして僕と同じ桂小太郎」

桂「うむ!この国の夜明けは近いぞ!はーっはっはっはっ!!!!」

タッタッタッタッタッ…

753 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:31:02.65 ID:Jkx1fYAO
《ダミーシステム開発室》

ゲンドウ「…遊びは終わりだ」

銀時「あん?テメー一人ご帰宅ですかコノヤロー。そろばん塾の時間ですかコラ」

神楽「キックベース途中で帰るアルかコルァ。透明ランナーで続けろいうアルかコルァ」

ゲンドウ「…。

レイ、セカンド。使徒が現れた」

綾波「…!」
アスカ「っ!」

ゲンドウ「2人ともすぐに戻れ。今ならばお前たち全員の行動は不問にする」

アスカ「…他にも条件があるわ」

ゲンドウ「何だ」

アスカ「シンジ達を追わないこと。…こいつら三人も見逃すこと」

754 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:32:07.09 ID:Jkx1fYAO
ゲンドウ「…。よかろう」

新八「待ってアスカちゃん!?」

アスカ「もうここまでで十分よ…アンタ達にはでっかい借りができちゃったわね。
ここから先は、アタシ達の仕事」ニッ

綾波「ありがとう…碇君に、よろしく」フッ

神楽「まだ野郎の言うこときくアルか青髪ィ!?パチモン!?」

リツコ「使徒を倒さなければ、人類に未来はない……これは事実なの」

ミサト「これ私の車のキー、使って。ぶつけちゃいやよん♪」スッ

銀時「…」

ミサト「ホント、ありがとう坂田さ……ううん。銀さん。

さあ、早く行って!」

755 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:35:15.25 ID:Jkx1fYAO
銀時「最後までシンジの代理こなさなきゃならねーと思ってたが…

…どうやら俺たちゃお役御免みてーだな。行くぞオメーら」

神楽「銀ちゃん…」
新八「銀さん…」

銀時「…」

タッタッタッタッ…

ゲンドウ「…」

銀時「…また会おーや、オトウサン?」ボソ

ゲンドウ「…!」

タッタッタッタッタッタッ…

756 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:38:21.94 ID:Jkx1fYAO
《発令所》

冬月「碇何をしていた!?見ろ!」

ゲンドウ「っ…!!」

ゼルエル『…』
アラエル『…』
アルミサエル『…』

ミサト「そんな!?使徒が三体も!?」

リツコ「ありえないわ…!?」

ゲンドウ「…それでも。事実は事実だ」

冬月「…ゼーレが介入したということか?」ヒソヒソ

ゲンドウ「…」

そうか…あれを呼んだのは……私か…!

ゲンドウ「…」フッ…

ゲンドウ「総員、第一種戦闘配置」

ギター「了解。総員第一種戦闘配置!」

ゲンドウ「駒ヶ岳付近の敵を第一目標、衛星軌道上の敵を第二目標、大涌谷上空の敵を第三目標と識別する。
それぞれの状況を知らせろ」

メガネ「第一目標、駒ヶ岳防衛線に侵攻中!
第二目標は衛星軌道上から動きはありません!
第三目標は周期的にパターン青からオレンジへと変化していますが移動する気配はなし!」

ゲンドウ「…葛城三佐、指揮を執りたまえ」

ミサト「…!…司令…」

ゲンドウ「三体中一体でも討ち漏らせば人類に未来はない。君達への処断はすべてを終えてからだ」

ミサト「はい…!

弐号機の用意は!?」

マヤ「セカンドチルドレン、エントリー準備中です」

ミサト「弐号機は侵攻中の第一目標を迎撃!地上への射出、間に合うわね!?急いで!」

757 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:40:05.25 ID:Jkx1fYAO
ミサト「…リツコ、残る二体をどう見る?」

リツコ「難しいわね…はたして使徒が連携をとるのか、とれるのか…。
或いはあの位置からの攻撃が可能か否か…」

ミサト「…零号機の修理状況は?」

ギター「零号機は左腕の修復を終えていません…」

ミサト「くっ…」

ゲンドウ「レイは初号機で出せ。ダミープラグをバックアップに用意」

…!

マヤ「了解」

ミサト「司令…」

ゲンドウ「サードチルドレンは登録抹消済みだ。問題はない」

ミサト「…っ!

(そうよ…シンジ君にはもう頼れない…頼っちゃいけない…!)」

ミサト「初号機はパーソナルデータ書き換え終了後、第三目標を牽制しつつ弐号機を援護!」

リツコ「…もし第二目標があの位置から攻撃可能なら」

ミサト「その時は、全部パーね」

758 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:41:54.03 ID:Jkx1fYAO
《初号機・エントリープラグ内》

綾波「…」

『エントリー、スタート』

『LCL電化』

『A10神経、接続開始』

綾波「…ッ!?」

ビーッビーッビーッ!

マヤ「パルス逆流!初号機、神経接続を拒否しています!」

ミサト「そんな!?」

リツコ「…」

冬月「碇…」

ゲンドウ「ああ…レイを、私を拒絶するつもりか」

綾波「…(駄目なのね…もう…。

…良かった…私はもう…人形じゃない)」

759 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:42:25.24 ID:Jkx1fYAO
綾波「お願い…」

ミサト「!?」

綾波「…零号機の準備を、早く」

ミサト「レイ…!?でも」

ゲンドウ「…よかろう。レイは零号機で出撃。初号機はダミープラグで再起動」

綾波「お願い、します」

ミサト「(自分から率先して意見を…)」

760 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:44:13.49 ID:Jkx1fYAO
《ネルフ・通路》

定春「ハッ、ハッ、ハッ!」ダダダダダダ

シンジ「…みんな…」

…第一種戦闘配置……繰り返す、第一種戦闘配置……

シンジ「…!」

長谷川「何だ?戦闘?」

定春「ワフ?」

シンジ「…使徒だ…」

長谷川「…使徒って…えいりあんみたいな化け物か?」

シンジ「…。

定春、ありがとう。下ろして」

定春「?」

スタッ

シンジ「長谷川さん…このまま真っ直ぐ進めば外に出られます。定春と先に行っててください」

長谷川「はぁ!?おいシンジ君まさか戻る気か!?」

シンジ「使徒が攻めて来てます。僕が行かなきゃ…」ヨロッ

長谷川「だって、そんな体で…!?」

シンジ「ククッ…ホントですよね……ここまできて何でまだやらなきゃならねーのか……自分でも嫌んなりますよ、ホント」

761 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:48:02.29 ID:Jkx1fYAO
シンジ「それでも、みんなを…あいつらを死なせるつもりはねーんです。
もう、目の前のモンは一個も取りこぼしたくねーんです」

長谷川「…」
定春「…」

シンジ「ごめんなさい、じゃ…」

カチッ シュボッ

長谷川「フーッ…。
しゃあねえな。定春君、もっかいシンジ君乗せてやってくれ」
定春「ワン」

シンジ「…!」

長谷川「この期に及んで帰れはナシだ。さ、行こうや!」

シンジ「…。後悔しても知りませんよっ!」

ダダダダ…

762 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:49:58.25 ID:Jkx1fYAO
《弐号機・エントリープラグ内》

アスカ「…」

キョウコさんの魂も、弐号機の中に…

アスカ「…。

ママ、ここにいるの…?」ポツリ

ミサト「アスカ、これから言うことをよく聞いて!」

アスカ「っ!ええ」

ミサト「弐号機には侵攻中の第一目標を地上で迎撃してもらうわ。
レイには零号機でバックアップに回ってもらうけど、左腕のない状態のまま。まともに戦えるあなたが頼りよ。アスカ!」

アスカ「了解!」

763 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:50:31.11 ID:Jkx1fYAO
ミサト「初号機は、ダミープラグで起動させ次第戦線に投入するから」

アスカ「…大丈夫よミサト。
シンジが居なくったって、使徒の三体や四体アタシたち二人でお茶の子さいさいよ!」

ミサト「ありがとう…アスカ。

エヴァンゲリオン、発ッ進!」

バシュゥゥッッ

764 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:52:26.18 ID:Jkx1fYAO
《駒ヶ岳防衛線》

ゼルエル「…」ピカッ

ドーンドーンドーンドーン!!!

ギター「第1から18装甲まで損壊!あ、あの距離から!?」

メガネ「18もある特殊装甲を、一瞬で…」

ミサト「アスカ…!」

アスカ「おいでなすったわね…!」

ゼルエル「…」

《大気圏外・衛星軌道上》

アラエル「…」

ピカーッ……!

アスカ「!?」

765 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:54:38.32 ID:Jkx1fYAO
ha-llelujah!ha-llelujah!
hallelujah!hallelujah!halle-lujah!

アスカ「あ…ああ!!!?あああああぁぁぁ!!!?」

ミサト「何が起きてるの!?」

マヤ「弐号機、第二目標からの可視光線を浴びています!」

リツコ「敵の指向性兵器なの!?」

ギター「いえ、熱エネルギー反応なし!」

マヤ「ATフィールドに近いものですが詳細不明!
心理グラフが乱れています。精神汚染が始まります!」

ミサト「そんな…使徒が連携を…弐号機を足止めするつもり!?」

リツコ「使徒の心理攻撃…使徒が人の心を知ろうとしているの…!?」

アスカ「あ…あああ…」

ゼルエル「…」スッ

メガネ「第一目標、弐号機脇を通過!」

アスカ「待……ちなさ…」

アラエル「…」

ピカーッ……!

アスカ「イヤァァァァァァ!!!!!?」

ミサト「アスカッ!?
レイ、弐号機の救助を!あの光線を浴びないように気をつけて!」

綾波「了解!」

アルミサエル「…」シューン シューン

グワッ

綾波「!?」

メガネ「第三目標!動きます!」

ミサト「こ、こいつら…!?」

766 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:57:13.45 ID:Jkx1fYAO
綾波「邪魔を…しないで…!」
ドパパパ…!!

アルミサエル「…」シューン

ズンッ

綾波「ぐっ…!?」

ギター「第三目標、零号機と物理的接触!」

マヤ「零号機を侵食しています!?」

リツコ「使徒が自ら積極的に一次的接触を…!?
心を知ろうとして…いいえ、知らせようとしている!?」

ミサト「初号機の…ダミープラグの準備はまだなのっ!!!?」

「プラグ搭載完了!」

「探査針、打ち込み完了!」

リツコ「シンクロスタート!急いで!」

「了解!」

ビーッ ビーッ ビーッ…

リツコ「何!?」

「パルス消失、ダミーを拒絶!?ダメです!エヴァ初号機、起動しません!?」

リツコ「ダミーを…レイを…」

冬月「受け入れないというのか…」

ゲンドウ「…」

ミサト「何で…!?何で肝心な時に動かないのよぉ!?」

マヤ「弐号機が危険です!精神汚染がYに達します!?」

ギター「零号機!使徒と生体部品の融合度が3%……4%……!」

767 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 19:59:13.68 ID:Jkx1fYAO
《第三新東京市・街路》

ブロロロ……

銀時「…くそっ、シンジたちゃどこ行ったんだァ?駅か?」

神楽「…!銀ちゃんアレ!」

キキッ

銀時「いたか!?」

神楽「違うアル!空!」

銀時「ああ?」

新八「…あれって…!?」

アルミサエル「…」シューン シューン

神楽「何かヒモが回ってるアル」

新八「もしかしてあれが…使徒!?」

銀時「…」

ズーン…!

銀時「!?」

零号機『…』

新八「また何か出てきた!って、エヴァですよねあれ!?」

アルミサエル「…」シューン シューン…

グワッ

零号機『…!?』

768 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 20:00:21.37 ID:Jkx1fYAO
零号機『邪魔を…しないで…!』
ドパパパ…!!

アルミサエル「…」シューン

ズンッ

零号機『ぐっ…!?』

新八「今の声…あれに乗ってるのってまさかレイちゃん!?」

ブォォンッ

新八「うわっ!銀さん!?」

銀時「…気合い入れろよオメーら」

神楽「おうネ!このまんま引き下がっちゃ、万事屋の名折れアル!」

新八「…まさか、あのデカブツを!?」

銀時「忘れたかぱっつぁんよぉ。俺たちゃシンジの代理やらなきゃなんねーんだぜ?

アイツが護ると決めたモンは、いっこたりとも取りこぼしゃしねえ!!」

ブロロロォォッ…!!

769 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 20:01:54.43 ID:Jkx1fYAO
《弐号機・エントリープラグ内》

「痛い!」

「いたい!」

「イタイ!」

「イタイ!?」

アスカ「イヤァァ……私を汚さないで…!?私の中に入ってこないで……!?」

ほうらアスカちゃん?好き嫌いしちゃダメですよぉ?
あそこにいるお姉ちゃんに笑われますよぉ?

アスカ「せっかく…せっかく忘れようとしてたのに…!?」

アスカちゃん、ママと一緒に死んでちょうだい。

アスカ「こんな…こんなの思い出したくないのにっ…!?」

チガウ…

ううん、私は泣かない!早く大人になるの!

アスカ「う…あ……」

やめろって言ってんでしょう!!!?
どいつもこいつも…!?●●●にいちいち何か押し付けて!?背負わさないと気が済まないの!!!?
さっき言ったでしょ!?私も●●●もただのガキなの!?

アスカ「あ……あ……?」

アスカチャン……

770 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 20:03:14.40 ID:Jkx1fYAO
アスカ「あ……あ……!?」

前に綾波にも言ったけどな、女を盾にして陰から撃つなんて性に合わないんだよ、僕は。

アスカ「……やめ……」

あ、ニックネームはアスにゃんな。

アスカ「や……め……ろ……」

みんなに…心配かけてんじゃねーよ、バカアスカ。

アスカ「や、めろ……!?」

…ついて来る気?

アスカ「そ…れに……触るな…!?」

この刀、コイツが届く範囲は、俺の領分だ。土足で踏み入れてみろ。
遠慮なくブッた斬るぞ。

アスカ「それ…は……!?」

肩貸してくれるたぁサービスいいな。

アスカ「それは……!!」

ありがとな。色々。

アスカ「それはぁッ!!!?」

夫婦みたいね、私たち。

弐号機『!』キィィン

ドオオオオォォンンン…!

771 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 20:04:08.97 ID:Jkx1fYAO
リツコ「!?」
ミサト「…十字架…!?」

弐号機『ウオオォォォォォォンン!!!!!!』
アスカ「アタシとシンジのものだぁァァッッッッ!!!!!!!?」

773 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 21:18:07.16 ID:C2jZiHMo
弐号機暴走キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

774 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/09(金) 22:42:54.50 ID:ouMyB6AO
まさか……ビースト

792 :推奨BGM normal blood 2010/07/25(日) 23:00:22.54 ID:XvGLl2AO
弐号機『ウオオォォォォォォンン!!!!!!』

ミサト「…まさかっ……暴走…!?」

リツコ「ついに目覚めたの、キョウコさんが…!!」



冬月「…よりによって弐号機が…!」

ゲンドウ「何故だ…」ギリッ

何故…弐号機なのだ!何故初号機は!ユイは目覚めない!?

ゲンドウ「初号機の起動は!」

ミサト「碇司令…!?」

「ダ、ダミープラグ拒絶!」

「だめです、反応ありません!」

ゲンドウ「続けろ!もう一度108からやり直せ!」

ミサト「(焦ってる…?)」

リツコ「(…不様ね)」

794 :推奨BGM normal blood 2010/07/25(日) 23:03:15.20 ID:XvGLl2AO
ギター「弐号機、使徒の可視光線を侵食!精神攻撃を押し戻しています!」

マヤ「せ、先輩!?弐号機のシンクロ率が!?」

リツコ「!?」

マヤ「100、120、140…!?信じられません!?シンクロ率が150%を超えました!?」

リツコ「いけない!?アスカ、それ以上は!?」

弐号機『オオオオォォォォォォ!!!!!!!?』

アスカ「…」

795 :推奨BGM normal blood 2010/07/25(日) 23:04:07.46 ID:XvGLl2AO
キイィィンンン

ミサト「あれは…!?」

アスカ「…」

キイィィ……ンン…!!

アスカ「覚悟…しなさいよね…!」

弐号機『ウウウゥゥゥ…!!!!』ギュッ

アスカ「アンタは…」

ブゥンン…!

リツコ「ATフィールドがあんなはっきりと!?実体化…物質化している…。
まるで…」

アスカ「…踏み込んじゃいけないとこに土足で踏み込んだ…!?」

冬月「ロンギヌスの槍を模したのか!?」

ゲンドウ「…!」

リツコ「…いえ…あの形状は…」

ミサト「…刀!?」

796 :推奨BGM normal blood 2010/07/25(日) 23:06:00.62 ID:XvGLl2AO
チャキッ

アスカ「地獄に」

弐号機『!』ブゥンンッ

アスカ「堕ちろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!?」

ザォンッッ!!!!

《大気圏外・衛星軌道上》

アラエル「!」

スパァァァァァァンンン

ズルッ…

アラエル「……!?」

ギュルンッ

797 :推奨BGM normal blood 2010/07/25(日) 23:07:53.27 ID:XvGLl2AO

「第二、目標……撃破…」

リツコ「斬撃で…使徒を」

ミサト「凄い……」



アスカ「…ッ…!ハァッ…ハァッ………

…ざまあ……見なさい……」

アスカ「乙女心、覗き見て……ただで済むわけないでしょ…クソ天使…!」

グラッ

ズーン…

798 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:14:14.99 ID:dmQueYwo
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

799 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:14:38.43 ID:XvGLl2AO
ミサト「あ、アスカ!っ?」

アスカ「…んなでっかい声出さなくても…聞こえてるわよ…」

ミサト「…良かった…」

「パイロット、シンクロ率下降!心理グラフ平常値へ!」

「精神回路へのダメージ確認!」

アスカ「……。
さっきの声、もしかして……。

…!ミサト、弐号機を回収して…!まだ一仕事も二仕事も残ってんでしょ…!?」

ミサト「アスカ、その前にレイの救出を……!

…へっ!?」

アスカ「…!?ファースト!?

…はあっ!?」

801 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:16:36.80 ID:l64Zc.AO
キタ━━━━!!

802 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:18:18.18 ID:XvGLl2AO
《???》

誰?

…。

私。エヴァの中の私

いいえ、私以外の誰かを感じる。

あなた、誰?

『…』

…使徒?私たちが使徒と呼んでいる人?

『私と一つにならない?』

いいえ、私は私。あなたじゃないわ。

『そう。でもだめ、もう遅いわ』

…!

グググググ…

803 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:21:10.49 ID:XvGLl2AO
『私の心をあなたにも分けてあげる。この気持ち、あなたにも分けてあげる』

ッ…!

『痛いでしょう?ほら、心が痛いでしょう?』

痛い…いえ、違うわ…。
寂しい…そう、寂しいのね。

『サビシイ?分からないわ』

一人が嫌なんでしょう?

私たちはたくさんいるのに、一人でいるのが嫌なんでしょう?

それを、寂しいというの。

『それはあなたの心よ。
悲しみに満ち満ちているあなた自身の心…痛っ』

……?
痛がっているのは、私?あなた?

『ちょっ、ちょっと待っ痛っ。
なんか痛い。心だけじゃなくて体が痛い』

「だありゃあァァァ!!!?」

ボコォーン!!

綾波「…ハッ!?」

804 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:22:31.18 ID:XvGLl2AO
銀時「食らいやがれうどん野郎ォッ!!!!」

ドゴォォンン!!

新八「レイちゃんを離せェェェ!!!?」

バシィーン!!

神楽「青髪を…離すネサナダムシぃぃぃ!!!?」

ボグシャァッ!!

綾波「…あなた、たち…!?」

《ネルフ発令所》

全員「」ポカーン…

ミサト「あにやってんのォ銀さんんんん!?」
リツコ「使徒を、素手で…」ポカーン

ミサト「ちょっとそこの三人ッ!?使徒に通常攻撃は!?」メガネ「効いてます…」

ミサト「…。へ?」

メガネ「使徒の生体反応、弱まってます…」

リツコ「…ATフィールド…は?」

マヤ「零号機に侵食している為か、発生が安定していません!?
それをあの三人が無理矢理…」

リツコ「あ、有り得ないわ…有り得ないはずなのに…」クラッ

ミサト「…あ、あはは…!」

銀時「夏場の食欲ねー時においしくいただかれてーかコルァァァァ!!!?」

新八「生姜醤油でツルッといかれたいかコラァァァ!!!?」

神楽「虫下し飲んでケツからズルズル引きずられたいかゴルァァァァ!!!?」

805 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:29:57.75 ID:XvGLl2AO
アスカ「…」

アスカ「…プッ…!アッハッハッ…!」

アスカ「弐号機、一時撤退!リフト準備を!」

ミサト「あ、アスカ!?」

アスカ「ファーストは大丈夫よ…アイツらがついてるもの!!早くっ!!」

806 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:34:00.76 ID:XvGLl2AO
綾波「駄目…!このままじゃあなたたちを巻き込んでしまう…!
私のことはいいからお願い、逃げ…」

銀時「バカヤロォォォ!!!!簡単にあきらめてんじゃねェェェ!!!?」

綾波「…!」

銀時「オメーにもしものことがあったら!!シンジに合わせる顔がねーんだよッ!!!」

新八「がんばってレイちゃん!?こんなのすぐひっぺがしてやるからっ!!!?」

神楽「一人で戦ってるつもりアルか青髪ィ!!こんなギョウ虫みんなでかかれば何でもないネ!!
みんな一緒でないと…みんな一緒に帰らないと意味なんてないアルッ!!!」

綾波「あ…」

ただ自分の手の届く範囲に…守れるものがあるなら守ってやりたいって…

そんなことを教わったんだよ、恩人に。

綾波「…い、かりく…」

綾波「……りたい…」ポタッ

綾波「私……みんなのところへ帰りたい…!」ポタポタッ

807 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:36:59.65 ID:XvGLl2AO
ビュゥゥゥゥ……

《第三新東京市・ビル屋上》

?「チッ…思ったより被害が出てやがるな。

…衛星軌道上の一匹はこっちの連中が片付けたか。手間が省けたぜ。あとは?本命が地下に潜ってザコが交戦中、と…。
フン、わざわざ来た甲斐が、って……ありゃあ……。

あいつらっ…!?何でこんな所に!?」

ダッ…!!

808 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:40:20.67 ID:XvGLl2AO
《初号機ケージ》

シンジ「の、乗せて下さい!僕を…僕をこの初号機に乗せて下さいっ…!」ヨロヨロ

作業員A「あ、あんたら…!?」

長谷川「ゼェ、ゼェ……。
は、早くしろォ!?パイロット様がわざわざ戻って来てんだ!?」

作業員B「あ、アンタ司令のニセモノなんだろう!?騙されな…」

シンジ「いいから乗せれらァァァ!!!?ぶち殺されたいのかテメーらァァァ!!!?」

定春「ガルルルル…!」

作業員B「ひっ!?」

作業員A「し、しかし司令の許可もなく!?サードチルドレンは登録抹消されt」
長谷川「!」

バキッ!

809 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:41:14.91 ID:XvGLl2AO
作業員A「ぶっ!?」

長谷川「バッカヤロォォォ!?ンな事言ってる場合じゃねーだろうがァァァ!!!?規則守って命守れねーでどうすんだ!?
そんなにテメーの立場が大事か!?だったら責任は俺が取ってやらァ!?」

作業員B「は、はぁ!?」

長谷川「よーく聞け!オメーらは、俺と野郎の区別がつかなったんだよ!?
上の命令なら問題ねーんだろォ!?」

作業員A「!?あ、あんた…」

810 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:44:00.05 ID:XvGLl2AO
シンジ「長谷川さん…!」

長谷川「…いざって時に戦えねーヤツァ負け犬以下だ。戦う為の牙も持ち合わせちゃいねーんだからな。
シンジ君は牙を取り戻して戦おうとしてんだよ!それをテメーらごときが足引っ張ろうなんざヘドが出らぁ!
男は!牙がある限り最後まで戦わなきゃならねェ!それが!

マジェスティック
ダンディーな

略してマダオだ…!」

…!

作業員A「…マ、ダオ…」

長谷川「…」

作業員B「…っ!」

作業員A「了解しました…!エントリープラグ準備!」

作業員B「パイロットデータをサードチルドレンに!急げ!」

作業員C「早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞーー!!」



長谷川「…へっ、いちいち世話のやける奴らだ。なあシンジ君?」

シンジ「まあ、一時のテンションに身を任せると大抵ロクなことにならないんですけどね」

長谷川「やめてくんない!?カッコつけたのに昔のこと混ぜっ返すのやめてくんない!?」

811 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:46:33.27 ID:XvGLl2AO
綾波「…!」グスッ

「零号機、プログナイフ装備!」

綾波「ごめんなさい…私はあなたとは一つになれない。

出て行って……私から、出て行って」

綾波「私は…帰るの」

綾波「みんなのところに…碇君のところに…!」

綾波「だから、あなたとは一つにはならない!」

アルミサエル「…」シューンシューン

ズブゥッ

アルミサエル「…!?」

綾波「私から、出て行ってっ!」

ギリギリギリ…

ズリュッ

綾波「つっ…!」

メガネ「零号機!生体融合部分を切断!」

ギター「使徒の侵食、切り離しました!」

リツコ「レイ…!」

812 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:50:22.21 ID:XvGLl2AO
銀時「ぃよっしゃあ!」

神楽「あとはコイツブチのめせば終わりアルな!」

アルミサエル「…!」シューン

ビッタンビッタン!!

綾波「…!危ないよけて!?」

神楽「!?」

ドオッ!

神楽「ぐぅっ!?」

銀時「っ!?神楽ァ!?」
新八「神楽ちゃんっ!?」

神楽「(しまっ…!?)」

ガシッ

神楽「!?」

?「…フン、だから半人前の娘よそに預けるなんざ気が進まねーんだ。
大丈夫か、神楽」

銀時「っ!?」
新八「あ、あなたは!?」

神楽「…パピー!?」

ハゲ「オウ。久しぶりだな」ニッ

814 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:51:52.84 ID:XvGLl2AO
ハゲ「…」

ハゲ「ちょっと待て何だこの名前表記ィィィ!!!!ケンカ売ってんのかコラァァァ!!!?」

神楽「現実から逃げんなヨ。銀魂でハゲゆったらオメーしかいねーだろハゲが」

ハゲ「コラッ!お父さんに向かって何てこと言うんだコラッ!
いいか神楽ちゃん、お父さんだって好きで無くなったわけじゃないぞ!?
この年の男は油断するとすぐ毛根の女神がへそ曲げるんだよ!実家に帰ってそのまま別居から離婚の流れなんだよ!?」

銀時「いやいや、アンタは普段の気構えからなってなかったんじゃねーの?
どこぞのホームドラマでもいってたじゃん?ハゲてもハゲられるなって」

ハゲ「黙れ天パァ!!お前みたいな若僧に何がわかる遺伝子からねじ曲がったお前にぃぃ!?
オメーは天パっても天パられんなァァァ!!!?」

天パ「あんだコルァ!?俺ァ生まれてからこっちずーっと天パと一緒ですよコルァ!?
生まれた時から悲しみ背負ってんだよ健やかなる時も病める時も天パりっぱなしなんだよ!?」

綾波「…」

アルミサエル「…」シューンシューン

815 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/25(日) 23:54:24.19 ID:XvGLl2AO
新八「…。あの…星海坊主さんも銀さんもとりあえずあとにしませんか。今それどころじゃ」

ハゲ「すっこんでろ小僧ぉ!?コイツぁ触れちゃならねー部分に触れやがった!」

天パ「男にゃ譲れねー一戦があんだよ男の戦いが!?」

新八「無理矢理サブタイねじ込もうとすんな!?」

アルミサエル「…」シューン

グワッ

綾波「あの、危な…」

ドッゴオオォォォ!!!!

天パゲ「「邪魔すんなぶっとい冷や麦ィィィィィィ!!!!!!!!」」

アルミサエル「!?」

ヒュルヒュルヒュルズーン…

816 :とりあえずここまで 2010/07/25(日) 23:57:26.60 ID:XvGLl2AO
綾波「…強い。

…けど、滅茶苦茶」

神楽「パピーも銀ちゃんもあんなもんアル」ホジホジ

新八「何ていうか…ごめん。ホントごめん」



銀時「チッ…んで?何でアンタがこっちにいんだ」

星海坊主「フン、仕事に決まってんだろ。アレを狩りに来たんだよ。
お前らこそ何でここにいる」

銀時「あーアレだ、ガキどもの夏休みの自由研究でな。ちょうど珍しい生き物がいたからよ」

星海坊主「ククッ、そーかい」

銀時「んじゃ話は早ェな。細けー事ァ」ニカッ

星海坊主「このきしめん野郎を標本にしてからだ…!」ニタッ

850 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 09:54:05.16 ID:6kTzkIAO
《前回までのあらすじ》

こんばんは、葛城ミサトです。
突然ですがネルフ発令所の空気がザ・ワールドです。

銀時「だあぁぁぁ!!!!」
星海坊主「ぬおおぉぉぉ!!!!」
新八「でやあぁぁぁ!!!!」
神楽「うごォォォ!!!!」

…ありのまま今起こっている事を話すと、生身で使徒と戦ってる連中がいます。
何を言っているかわからないと思いますが、私にも何が起こっているのかよくわかりません。頭がどうにかなりそうです。
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてないもっと恐ろしいものの片鱗を味わっています現在進行形で。

シンジ君の恩人という時点でただ者ではないとは思っていましたが、人類ですらない可能性が出てきました。

ミサト「リツコ…なにあの汎用人型決戦兵器…。
…リツコ?」

リツコ「…」スパー

どうやら友人の科学者は目の前の事実を認めたくないのか、タバコを逆さまにくわえて鼻から煙を吹く練習を始めました。
リツコ今は仕事中だ。

リツコ「ンフッゲフッ!?」

あ、失敗した。

851 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 09:55:03.54 ID:6kTzkIAO
銀時「オラアッ!!」
星海坊主「フンッッ!!」

ブンッ

アルミサエル「!」キイィィンン…!

スタッ

星海坊主「チッ、また妙なバリア張りだしやがった」

銀時「おまけにチョコマカチョコマカと逃げ回りやがる」

神楽「グネグネ柔らかいせいでイマイチ決め手に欠けるアルな」

新八「何とか動きを止めないと…!」

零号機『…任せて』ズイッ

新八「レイちゃん!?」

852 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 09:55:31.07 ID:6kTzkIAO
アルミサエル「…」シューンシューン

綾波「…同じ手は二度と食わない」

綾波「このごんぶと野郎」ボソッ

アルミサエル「…!」シューンシューン

グワッ

綾波「…っ!」

ガシッ

アルミサエル「!?」
綾波「つか、まえた…!」

853 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 09:56:09.73 ID:6kTzkIAO
アルミサエル「!」ジタバタ

零号機『逃がさない…!』ブンッ

零号機『ふんぬ!』

ビッターン!!!!

ミサト「ちょっとリツコッ!?今『ふんぬ!』って言ったわよあの子!?何か叫びながら使徒叩きつけたわよあの子!?」

リツコ「感情豊かになったわねえ」スパー

零号機『…!』キイィンンン!!

マヤ「零号機、ATフィールド展開!」
メガネ「使徒のATフィールドを中和!」

綾波「……お願い…今のうちに…!」グググ…

854 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 09:59:14.12 ID:6kTzkIAO
銀時「上出来だぜ。後は任しときな!行くぞオメーらァァァ!!!?」ダッ

神楽「オウネ!!ぶちかますアルッ!!」ダッ

星海坊主「テメーが指図してんじゃねえ…!!」ダッ

新八「ありがとうレイちゃん!これでっ!」ダッ

銀時「コイツで…終ェだァァァ!!!!」

「「「「うおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!?」」」」

ズドォッッ…!!!!!!!!

アルミサエル「!!!?」

ビシッ…ミシッ…ミシミシッ……

855 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 09:59:52.65 ID:6kTzkIAO
綾波「…ごめんなさい」

綾波「私は、私たちが生き残るために」

綾波「あなたを、殺すわ」

ビキビキビキビキッッッ……!!!!

アルミサエル「!!!!」

綾波「さようなら…私と同じだったヒト」

ぶっっっちんんっっっっっっっっっっ

星海坊主「伏せろぉぉぉ!!!!!!!?」
綾波「ATフィールド全開…!」

ドオオオオォォォォォンン…!!!!




「…やなみ…」

「…っかりし…」

「綾波…!」

シンジ「綾波!」

…碇……君?

856 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:00:53.08 ID:6kTzkIAO
《零号機・エントリープラグ内》

銀時「オイしっかりしろ綾波!?」

綾波「あ…」

神楽「良かったアル気がついたネ…!」

新八「大丈夫?ケガはない?」

銀時「ホレ、コレは何本に見える?」

星海坊主「…」ドン

綾波「…毛がないわ。0本、レイだけに」キリッ

綾波「…(///)」

857 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:02:14.13 ID:6kTzkIAO
銀時「あー…ウンまあ…大丈夫みてーだな」

メリメリメリメリ

星海坊主「何がよーしだ、あ?微塵も大丈夫じゃねーよテメェの命がな…#」ブチブチブチッ

銀時「いだだだだ!?ちょっ離せっつか何抜いてんだぁぁぁ!?八つ当たりかコノヤロー!?」

新八「れ、レイちゃんもホラ…その辺のアレな感じは僕たちが出すからさ。無理して上手いこと言おうとしなくても…。
ただでさえキャラ崩壊激しいSSだし」

綾波「…ごめんなさい…こんな時どんな顔をすればいいかわからないの…」シュン

神楽「とりあえず笑っとけ笑っとけ」

綾波「!」

新八「…?どうしたの?」

綾波「…みんな。

おつかれ、さま」ニコッ

858 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:07:23.27 ID:6kTzkIAO
新八「…へへっ」

銀時「いい顔で笑えんじゃねーか」

神楽「おつかれさんアル、青髪」ニカッ

星海坊主「…。(それにしてもあの人型兵器…それに、この娘…)」

星海坊主「それでオメーら。何でこの件に首つっこんでる?」

銀時「あー…シンジの親父がちょっとなァ。
実家に帰省したら親父がマダオになってた上に、表向き地球防衛軍的な仕事をやってんだよ。
あいつァそれに巻き込まれてエヴァに乗って戦わされてた」

星海坊主「…あのモヤシみてーなガキがか」

神楽「モヤシ馬鹿にすんなヨ。モヤシ三日たてば爆盛りして見ろアル」

新八「男子三日たてば刮目!モヤシてんこ盛りにしてどーすんの!?」

神楽「モヤシ三日も放置したらヒゲぼーぼーネ。シン坊だってヒゲもアレもモジャモジャで見違えるアル」

新八「おいィィ!?女の子がモジャモジャとかゆったらダメェェェ!?」

ギャーギャー

綾波「…」

星海坊主「なあ嬢ちゃん、アンタ使徒と似た匂いがするな。いったい何者だ」

綾波「…!」
銀時「おいハゲ!?」

星海坊主「…」

綾波「…私は、使徒から産まれたから。魂は第弐使徒リリスだったから」

星海坊主「!?」

綾波「今は人間、綾波レイ」

星海坊主「…あと一匹本命が残ってる。
移動しながらでいい、詳しく聞かせてもらおうか」

859 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:10:44.31 ID:6kTzkIAO
《ネルフ発令所》

ミサト「勝っ…ちゃった…生身で…」

ギター「零号機は大破、使用不可能なレベルです!」

メガネ「使徒の爆発を零距離で押さえ込みましたからね…」

リツコ「…」スパー

ミサト「あ、あはは…あははは…!
よ、良かった良かっt」

ドオオオオォォォンンン
グラグラグラ…

ミサト「な、何!?」

「第一目標、ジオフロント内に侵攻っ!?」

ミサト「…うわやべっ、一番ヤバいやつ忘れてた」ボソ

リツコ「…(ダメだこいつ早く何とかしないと)」

860 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:11:34.16 ID:6kTzkIAO
ゼルエル「…」カッ

ドォォォォンン…!!

ギター「第三基部に直撃!」

メガネ「最終装甲版融解!」

ミサト「まずいっ!?メインシャフトが丸見えだわ!?」

ギター「目標はメインシャフトに侵入、降下中です!」

ミサト「目的地は!?」

メガネ「そのままセントラルドグマへ直進しています!」

ミサト「ここに来るわ…!総員退避!急いでっ!」

ビーッビーッビーッ

メガネ「総員退避!繰り返す、総員退…!」

ドゴォォンン!!!!

ゼルエル「…」

861 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:12:25.25 ID:6kTzkIAO
…っ!?

ゼルエル「…」ピカッ

ドバアァァンン!!!!

ゼルエル「!?」グラッ…

『ひとおぉぉぉつ!!!人の世天使をかたりィ!!』

ミサト「エヴァ、初号機!?」
ゲンドウ「!?」

バキィッ!!

『ふたぁぁぁつ!!不埒な悪行三昧!』

冬月「まさか…!?」

ドゴォッ!!

『みぃぃぃぃっつっ!!!醜い浮き世の使徒をォォォ!!?』

ズリズリズリズリズリ

ゼルエル「!?」

シンジ「月だか天王星だかに代わっておしおきじゃあァァァァ!!!?」

ミサト「はr…シンジ君っ!?」

リツコ「今なに言いかけた?」

862 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:13:10.28 ID:6kTzkIAO
ズリズリズリドーン
シンジ「ミサトさんッ!!」

ミサト「っ!!5番射出急いでっ!?」

バシュゥッ!!!!
ガリガリガリガリガリガリ…!!!!

ゼルエル「!?…!?」
シンジ「ぐううううう…!!!!」

ドクン…

シンジ「う…るせえ…!!」

《ジオフロント》

ヒュウゥゥゥ……ズーン

シンジ「ぬぅうおおおぉぉぉ!!!!」

バシッ、バシッバキィッ

ドクン…ドクン…ドクン…
!!

シンジ「黙れっ…さっきっからボソボソと…!すっこんでろ!」

《エレベーター内》

マヤ「これって!?」

リツコ「どうしたの?」

マヤ「初号機のシンクロ率が…!?全く安定していません!?」

ミサト「どういうことよ!?」

マヤ「メチャクチャなんです!?100%を超えそうになったり、二桁を切るまで落ち込んだり!?」



シンジ「今さら……」

ユイさんは、エヴァ初号機の中にいるの。

エヴァには魂が…心があるの。あなた達のお母さんの。

シンジ「今さら…どうしろってんだっ…!」

863 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:16:33.03 ID:6kTzkIAO
《司令室》

冬月「目覚めるか…!?」

ドクン…ドクン…

ゲンドウ「…」

お前の力はそんなものか…

ゲンドウ「もっとだ…」

立て…そして痛めつけろ…!
ヒトならざる者の力を見せてみろ、ゼルエル!

ドクン!!ドクン!!!ドクン!!!!

ゼルエル「…!!」

864 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:18:22.07 ID:6kTzkIAO
ゼルエル「!!!!」ピカッピカッ

ドバンドバンドバンドバン!!!!

シンジ「ぐわ、ぶ!?」

何だ、こいつっ!?いきなり動きが良くなりやがった!?

ゼルエル「…」グググ…

シュゥゥゥ…

シンジ「…再生…!?嘘だろオイ!?」

ゼルエル「…」シュル…

シンジ「…?(…布?)」

ゾッ…

シンジ「ッ!!!!」サッ

ゼルエル「…」シュルンッ!

スパン…ッ…ブシュゥゥゥゥゥゥ………

シンジ「がっ……!?」

865 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:19:09.05 ID:6kTzkIAO
シンジ「ぐ、ううぅぅぅ………」

ミサト「ハァ、ハァ…!し、シンジ君!?」

マヤ「初号機の左腕が!?」

シンジ「クソ、野郎が…!?
腕一本ぐらいくれてやらァァァ!!!?」

マヤ「初号機、マゴロクソード装…」

ゼルエル「…」シュルッ

バキィィィ…ンン

シンジ「!?」

メガネ「マゴロクソードが…」

ギター「…折れた…」

シンジ「…。オイオイ、これヤバ…」

ザグッッッ

初号機『…』ダラン…

866 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:21:25.77 ID:6kTzkIAO
リツコ「…」

マヤ「初号機、機能停止…。
活動限界です…予備も動きません…」

ミサト「そんな…シンジ、君」

ゼルエル「…」ガイン!!ガイン!!ガイン!!ガイン!!

シンジ「」

867 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:22:20.75 ID:6kTzkIAO
冬月「…碇?」

ゲンドウ「…」ニヤリ

そうだ、それでいい…!
さあ、目覚めろユイ!このままではシンジが死ぬぞ!お前の大切なシンジが!

《初号機・エントリープラグ内》

ガイン!!ガイン!!ガイン!!ガイン!!

シンジ「…」

ざまァないや…カッコつけて戻って来て…返り討ちかよ…

エネルギーは切れた…

腕一本…切り落とされた…

刀…も…

シンジ「…」

シンジ「刀……」

シンジ「…なら…まだ、あるぜ……とっておきのがもう一本…!」ニィッ

ザォンッッッ

ゼルエル「!?」ブシュッ

ゴロンゴロンゴロンズーン……

!?

弐号機『…』

リツコ「エヴァ弐号機!!」

ミサト「アスカッ!!アスカが間に合ったっ!?」

アスカ「…」

868 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:23:30.46 ID:6kTzkIAO
シンジ「…へっ、やりゃ出来んじゃねーか……天才…」

カクン…

ミサト「アスカ!早く使徒にトドメを!?アスカ!?」

弐号機『…』

ミサト「…アスカ?」

869 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:27:10.14 ID:6kTzkIAO
初号機『』

弐号機『…』スッ

ナデナデ

アスカ「…」

アスカ「戻ってくるような気がしてた」

アスカ「あんた、バカだから」

アスカ「本物のバカだから」

アスカ「宇宙一のバカだから…」

アスカ「…でしょ?」

初号機『』

アスカ「ね」

アスカ「返事、してよ」

アスカ「宇宙一バカな、本物の、お侍、さん」

初号機『』

ママ、お願い

力を貸して

私はどうなってもいい

シンジを護るための力を

あの野郎を殺すための力を

アスカ「」スゥッ…

アスカ「ゥああああああああアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドクン…

870 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:27:35.46 ID:6kTzkIAO
戻ってきてくれたのね

もう会えないと思っていたわ

ありがとう

私に気づいてくれて

さあ

いらっしゃい

もう一度、私の中に

お帰りなさい、アスカちゃん

871 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:30:06.98 ID:6kTzkIAO
《残酷な天使のように》

弐号機『ゥアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!』グググググ…

バキィン!バキィンン!

リツコ「拘束具が!?」

メガネ「拘束具!?」

リツコ「そうよ。あれは装甲板ではないの。エヴァ本来の力を私たちが押え込むための拘束具なのよ」

リツコ「その呪縛を自らの力で…アスカ…キョウコさん…」

ゼルエル「!」シュルンッ

弐号機『…』キィインンン

ゴゴゴゴゴゴ………

ゼルエル「!?」

マヤ「背中から…」

ギター「十字の羽…いや、腕なのか!?」

リツコ「ATフィールドをあんな形に発生させるなんて…」

メガネ「あれじゃあまるで…」

…使徒…

ミサト「あ、れは」

872 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:30:42.12 ID:6kTzkIAO
《ミサトの回想・15年前の南極》

「…」

「…。お父さ…」バシュッ


「…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ………

ミサト「セカンドインパクトと同じじゃない!?」フルフルフル…

ゼルエル「…!?」ズズッ…

メガネ「使徒が、怯えてる」

マヤ「そんな…!?弐号機のシンクロ率、400%を超えています!?」

リツコ「アスカ、あなた…ヒトを捨てる気!?」

ミサト「リツコ!?あのままじゃ、あのままじゃアスカが!?」

873 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:33:05.60 ID:6kTzkIAO
リツコ「…私たちにはもう、弐号機を止める事は…」

ミサト「そんな!?」

弐号機『アアアアアアアアアアアアァァァァァァ……』
ゼルエル「!!!!」ブシュゥッ

メガネ「…羽根で串刺し…」
マヤ「ウッ…」

リツコ「あれはもう、ヒトの域を超えつつある…使徒に近づいてしまっているわ」

ミサト「ふざけないで…!?アスカが使徒になんて…使徒って一体何なのよォッ!?」

リツコ「…」

874 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:34:28.49 ID:6kTzkIAO
《どうやらパピーも何か知っているようです》

タッタッタッタッ…

星海坊主「こっちの連中は天使だ何だ騒いでいるようだが、んな大層なモンじゃねえ。
…地球産のえいりあん亜種ってとこだな」

新八「はぁ!?この星にあんな化け物が!?」

神楽「やっぱりえいりあんアルか」

星海坊主「厳密に言や、人間のなり損ないだ」

綾波「…」

銀時「オイオイ冗談だろ?あんな化けモンが人間だってのか?」

星海坊主「…向こうにとっちゃ、お前ら人間のほうが自分たちのなり損ないかも知れねーぜ」

銀時「どういう意味だよ」

875 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:35:04.29 ID:6kTzkIAO
リツコ「…人類は、本当なら生まれる筈のなかった第拾八使徒…死海文書にはそう記されているそうよ」

ミサト「人類も、使徒…!?
あいつらは一体何する気なのよ!?サードインパクトって!?」

リツコ「…全ての生命の融合」

ミサト「は…?」

876 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:35:32.11 ID:6kTzkIAO
星海坊主「…以前、別の星で似たタイプのに出くわしたことがあったが…俺がたどり着いた時にはもう手遅れだった」

神楽「そのソードインパルスが起こっちまったアルか?」

新八「いや…サードインパクトね。
それで、その星は…」

星海坊主「…。

星一つ、みんな仲良く取り込まれてた。
わかるか?動物も、植物も、生き物全て一つになった単色生命体…星そのものが巨大なスライムだ」

銀時「…」

星海坊主「ヒデーもんだったぜ…あん時は結局星ごと潰す羽目になったが…」

星海坊主「連中の厄介なところはただ補食するだけじゃねえ。
対象の心にも寄生する。まるで神か悪魔かのような扱いを受ける。星の自己防衛システムとしちゃよくできてらァ。
そいつが外敵に反応して目覚めちまったんだろう」

新八「外敵、って…。

そうかっ!?天人の襲来!?」

877 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:36:36.64 ID:6kTzkIAO
星海坊主「直接のきっかけはターミナルだろうな。アレをおっ立てたせいで龍脈の…星の流れが完全におかしくなっちまった」

銀時「…(そういやあった気がすんな。攘夷戦争ん時に妙な津波騒動が)」

星海坊主「話戻すぞ。はんたー協会の話じゃあ連中に取り憑かれた…スライムになりたがってるカルト集団がいるらしい」

878 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:37:13.12 ID:6kTzkIAO
リツコ「それが人類補完委員会…そしてゼーレ」

ミサト「…」

リツコ「全ての生命が一つに…それこそヒトの完全な形だと信じているのね」

ミサト「狂ってる…!」

リツコ「そうよ。そしてそれは碇司令も同じ。
ただユイさんに、もう一度会いたいがために」

879 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:40:44.73 ID:6kTzkIAO
ゲンドウ「何故だ…!?何故だ!?」ガンッガンッ

冬月「落ち着け碇…」

ゲンドウ「落ち着いていられるかっ…!?弐号機を依り代にするわけには!?」

冬月「…だが」

弐号機『…』
ゼルエル「!?」ジタバタ

冬月「事態は取り返しのつかないところに来ているようだ…」

ゲンドウ「…!S2機関を自ら取り込む気か…!」

880 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:45:32.59 ID:6kTzkIAO
弐号機『ヴッ…ヴッ…ヴッ…』

ねえ、今の気分はどう?

ねえ、あんたたちには感情は

心はあるの?

弐号機『…』ギリッ
ゼルエル「!?」

どう、怖い?

ゼルエル「!!!?」ジタバタ

怖いのね

さんざんシンジを痛めつけておいて

ホント、いい気味

さあ

どうしてやろうか

弐号機『…』ジッ

そうだ

こいつを

こいつを貪り食おう

これでもかというぐらい無様に、下品に!

全てカタがつく…!!

私の気も晴レル

S2機関モ手ニ入ル

私ノ腹モ膨レル!!!!!!!!

弐号機『…』ガァッ!!

イタダキマス

881 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:46:17.69 ID:6kTzkIAO
『ダメ…』

!?

『ダメよ…アスカちゃん』

ドウシテ!?

『それ以上は…ヒトに戻れなくなっちゃうわ』

…ママ…

882 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:46:51.02 ID:6kTzkIAO
《魂のルフラン》

『よーく聞いて…アスカちゃん』

『あなたには大切な友達が…護りたい人が…

大好きな男の子ができたんでしょう』

『自分のためじゃなくて、誰かのために戦えるようになったんでしょう?』

『だったら、ダメよ』

『あなたは、みんなのところに』

『…帰らなきゃ』

『もう、ママがいなくても大丈夫ね?』

883 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:47:17.79 ID:6kTzkIAO
『…ゴメンね』

『ママはもう、あなたと一緒にいられない』

『あなたとお話しすることも』

『あなたにごはんを作ることも』

『あなたを抱きしめることもできない』

『でも、せめて』

『アスカちゃんの大切なものは、ママが護ってあげる』

『アスカちゃんを困らせるやつは、ママがやっつけてあげる』

『だから、お別れ』

『ありがとう、私の娘に産まれてくれて』

『ありがとう、私を母親にしてくれて』

『もう一度、あなたを産んであげます』

『さようなら』

『アスカちゃん』

バシゥゥッッ

884 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 10:48:47.32 ID:6kTzkIAO
マヤ「ATフィールド反転!?コアが押し潰されます!?」

ゼルエル「!!!!!!!?」
弐号機『…』ニッ

カッ

ドオオオォォォォォォォォォォォォ………

ミサト「…」

リツコ「…」

マヤ「…」

メガネ「…自爆…」

ミサト「…ア……アスカァァァァ!!!?」

マヤ「…」

リツコ「アンチATフィールド…使徒を内側に取り込んだまま…」

ガシッ

リツコ「っ!?ミサト!?」

ミサト「何で…何でなの…!?何で…!!」ブルブル

リツコ「…」

マヤ「…使徒…弐号機の反応…共に…。
…!?
いえ!?エントリープラグ反応あり!?」

!?

マヤ「自爆直前に射出されたようです!パイロット…生きてます!」

ミサト「場所はっ!?」

893 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:05:51.83 ID:6kTzkIAO
《初号機ケージ・そのころあの人は》

シュボッ

長谷川「ふーっ…」

作業員A「…静かになりましたね」

長谷川「終わったのか?」

作業員B「…かもしれません」

長谷川「…うっし」パンパン

長谷川「これでアンタらもメンツは立つだろ。あとは俺を捕まえるなりなんなり好きにしな」

作業員A「全員、集合!」

ゾロゾロゾロ

作業員A「敬礼!」

全員「「「「お疲れ様でした!“碇司令”!」」」」

長谷川「オメーら…!?」

作業員A「早く行って下さい、マダオさん…!」

作業員B「貴男には、男の戦いを教わりました!」

作業員C「マダオ!貴男がナンバーワンだ!」

長谷川「…」

長谷川「すまねえ…!」タッタッタッタッ…

894 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:06:43.77 ID:6kTzkIAO
作業員A「マダオ万歳!」

作業員B「お気をつけて!

マジェスティック!
ダンディーな!
男!

略してマダオに栄光あれ!」

作業員C「男たちよマダオであれ!」

マーダーオ!!マーダーオ!!マーダーオ!!

タッタッタッタッタッタッ……

長谷川「…(…何でだろ…何か…イマイチ嬉しくない……)」

 

896 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:08:12.06 ID:6kTzkIAO
《銀さん一行もジオフロントに到着していたようです》

ドオオオォォォォォォォォォォォォ………

星海坊主「…!」

新八「…アスカ、ちゃん…!?」

アスカ「パチモンんんん!!!?」

銀時「…クソッ!?」

綾波「そんな…!?」

星海坊主「…オイおめーら。手ェ引くんなら今しかねーぞ」

銀時「あ?」

星海坊主「こっから先は、まともな神経で立ち入れる場所じゃねェって事だ」

銀時「へっ、バカ言ってんじゃねーよハゲ。ここまで来て引き下がれるか。今さら何が起ころーとびびりゃしねーよ。
オメーの方こそびびってんじゃねーの?」

星星海坊主「ああ?誰に物言ってんだ天パ。この星海坊主様が何にびびるってんだ殺すぞ」

銀時「いやいや、そうやって強がってんのがいかにもごまかしてますって感じじゃない?
別にお前のことなんて何とも思ってないんだから勘違いしないでよねー的な?」

星海坊主「ああ!?調子に乗ってんじゃねーぞ誰がツンデレだ!?んなことあるわけねーだろ!?」

神楽「え、何アルかお前ら?二人は実は仲良しアルか?悟空とベジータばりにライバル関係アルか?」

897 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:12:26.91 ID:6kTzkIAO
星海坊主「ちょっやめろ神楽ちゃん!?お父さんは昔っから夜兎族孤高のエリート戦士…アレ?俺ベジータ?
いやいやいやそれはない!?」

銀時「オイオイ冗談キツいぞ神楽ァ!?何で俺がこんな脂ぎったオッサンベジータとライバル関係!?
どーせだったらピッコロさんのがいいんですけどォ!?」

神楽「二人ともムキになるのがかえって怪しいアル。

アッチッチ~アッチッチ~、パピーと銀ちゃんアッチッチ~♪」

天パゲ「「ちょっやーめーろ!やーめーろーよー!?」」

新八「…お前らはもう精神と時の部屋から出てくんな」

898 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:13:46.59 ID:6kTzkIAO
クイクイ

新八「…どしたのレイちゃん」

綾波「…。何か降ってくるわ」

新八「え…

アレ…何かこっちに…ちょっとみんな!?」

銀時「よーし!じゃ先にびびったほうが負けだかんな!?」
星海坊主「上等だ!?吠え面かかせてやらぁ若僧が!?」

ヒュルルルル……ドォォンンン!!

天パゲ「「たわばぁぁぁァァァ!!!?」」

899 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:14:18.03 ID:6kTzkIAO

銀時「…」パンパン

星海坊主「…」サッサッ

銀時「いや…今のは違うよ…びびるっていうか?びっくりしたってだけだし…びびってないし。なァ?」

星海坊主「ああ…びびるの質が違うし…そういうびびるとは違うアレだし…つかびびってないし。なァ?」

神楽「わかったわかった、もうどっちでもいいよクソが」

新八「いい加減にしろお前らァァァ!?それよりこれェ!?
エントリープラグでしょコレ!?」

綾波「…02…!?弐号機の!?」

900 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:17:17.68 ID:6kTzkIAO
《弐号機・エントリープラグ内》

アスカ「…うぇっ…うええっ………ママ…ぁ…」ポロポロ

プシュゥッ

綾波「…セカ…!?」

新八「アスカちゃん大丈夫!?」

銀時「しっかりしろオイッ!?何があった!?」

アスカ「ママが…えぐっ……」

銀時「あ…?」

アスカ「ママが…ママが、護ってくれた…」

綾波「…」

アスカ「ママが助けてくれなかったら…私…!本当に化け物になってた…!」

アスカ「私の…私の代わりに…!アイツを…!」

アスカ「私を…!もう一度……産んで…!うわあぁぁぁぁぁんんん…!!!!」ポロポロ…

神楽「…」

901 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:18:38.40 ID:6kTzkIAO
神楽「…ホレ、顔上げろヨ」

アスカ「…ふっ…えぐっ…?」

フキフキ

アスカ「んっ…」

神楽「下向いたまんまじゃ涙拭けねーアル」

アスカ「…」

神楽「オイアスカ…お前の母ちゃん、泣いてたアルか。笑ってたアルか」

アスカ「…。

笑って、た。泣きながら、笑ってた…」

神楽「なら、お前も笑えヨ。
私のマミー言ってたネ。最後に笑って逝けたならそれ上々の人生って。お前が泣きっぱなしじゃ、母ちゃん心配して逝けないまんまアル」

銀時「…。
オメーは…母ちゃんの“魂”受け継いだんだなァ…。
うらやましいぜ。俺ァ欲しかったよ、そんな立派な母ちゃんが…」

アスカ「…たま、しい…」

新八「…大丈夫だよアスカちゃん。その涙が…魂があれば。
また一つ、強くなれる」

アスカ「…」

綾波「…」ギュッ

アスカ「ファース…」

綾波「…大丈夫…あなたのお母さんは…最後まで幸せだった。
ね…そうでしょ、アスカ…」

アスカ「…」

アスカ「…レイ…」

アスカ「…私」

レイ「…お帰り、アスカ」ギュッ

アスカ「…うん…ただ、いまっ…!」ギュゥッ

902 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:22:19.81 ID:6kTzkIAO
《ミサトさんたちと合流したようです》

ミサト「アスカ、アスカぁ!?」ギュムッ

アスカ「んむっ!?ちょっとミサt…」

ミサト「良かった…良かったぁ…!」

アスカ「…もう…」

リツコ「…」フッ

キョロキョロ

銀時「…いねーなシンジのヤツ」

神楽「ホントどこ行ったアルか」

新八「あの…シンジ君を見てませんか?」

リツコ「…シンジ君は初号機の中よ」

新八「ええ!?」

リツコ「私たちを助けるために戻って来てくれたのね…今救護班が回収に向かっているわ」

新八「シンジ君…」

銀時「ったく、どーりでいねーハズだぜあのヤロー」

アスカ「シンジは…シンジは無事なの…!?」

ミサト「リツコ…」

リツコ「ええ…」

prrrr…ガチャ

リツコ「私よ。サードチルドレ…いえ、シンジ君は無事?」

『それどころではありません赤木博士!そちらでは確認していないのですか!?
退避!退避ぃっ!』

リツコ「…は…?」

初号機『…』グググ…

ムクリ…

903 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:22:30.84 ID:C1JHAjg0
きたあぁ!

904 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:23:40.19 ID:6kTzkIAO
…!?

ミサト「…何で…何で初号機が立ってるの…!?」

初号機『…』

マヤ「初号機…再起動…」

リツコ「パ、パイロットの状況は…?シンジ君が動かしてるってことは…」

マヤ「…」カタカタ…

マヤ「…ダメです、データほか一切の回線が開きません…!?」

初号機『…』ガキン

初号機『…ォォオオォォォ……オオォォォ……』

ミサト「あれ……暴走?」

ギター「それにしては…」

リツコ「…あまりにも弱々しい……」

アスカ「あれって…」

銀時「…」

神楽「何か…泣いてるみたいアル……」

ミサト「エヴァが…泣いてる?」

初号機『オオォォォ…ォォォオオオオォォォ……!』

ズーン ズーン ズーン…

新八「移動し始めた…」

銀時「…どこ行く気だ?」

綾波「…もしかして」

905 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:24:34.64 ID:6kTzkIAO
《メインシャフト直上・セントラルドグマへの大穴》

初号機『…』

ミサト「あれって、使徒があけた…」

初号機『…』

ミサト「!?地下のアダムのところへ降りる気!?」

星海坊主「っ!?おいアンタ、アダムとリリスの場所知ってんのか!?」

ミサト「え、ええ…このネルフ本部の最奥部に…」

リツコ「は!?ミサトあなた…もしかしてリリスの事を言ってるの!?」

ミサト「え?…リリス…って?」

リツコ「あの地下の巨人よ!」

ミサト「は!?アレってアダムじゃないの!?加持がアダムって…」

リツコ「…リョウちゃん!肝心なところで間違えてるじゃないっ!?
あれはアダムじゃなくてリリス!?」

星海坊主「細けェ事ァ後だ!?母体のオスメスは間違いなくここにあるんだな!?」

リツコ「え、ええ…リリスは地下に、アダムは…おそらく碇司令が所持している」

星海坊主「案内しろっ!このまんまじゃ全員スライムなのはわかってんだろ!?」

ミサト「そういえば司令と副司令は…?

…ていうかオジサン誰?」

906 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:28:13.62 ID:6kTzkIAO
《司令室》

初号機『…オオォォォ…』

冬月「ついに…ついに、ユイ君が…」

ゲンドウ「…」ガタッ

冬月「…碇、どこへ?」

ゲンドウ「ユイのところへだ」

冬月「…まだ最後の使徒が残っている。ゼーレも直接動き出すだろう。
それに、欠けている要素が余りに多すぎる…それでも今行くのか?」

ゲンドウ「ユイが目覚め、リリスに向かった今しかチャンスはない。
問題ない…最後のシ者は、すぐそこまで来ている」

バラララララララ…

《ヘリ内部》

カヲル「…?」

桂「む?どうしたカヲル殿?」

カヲル「ううん、ちょっと呼ばれた気がしただけだよ、桂さん」

「桂さん!間もなく第三新東京市上空…あれは!?」

桂「どうした!」

「街に火の手が!?かなりの規模です!?」

桂「何だと!?」

カヲル「…始まってるんだな」

桂「戦か…?とにかく、急いでくれ!」

「はっ!」

バラララララララ…

907 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:29:09.39 ID:6kTzkIAO
新八「星海坊主さん…さっき言ってたアダムとリリスって…」

星海坊主「アダムとリリスは使徒の母体…オスとメスだ。
2つを潰さなきゃまた同じことの繰り返しだ」

神楽「ブラストインパルス起きるアルか」

新八「いや無理矢理すぎるでしょその間違い。原型とどめてないじゃん!?」

星海坊主「あの人型が向かった先がリリスなら…厄介なことになりかねねェ」

銀時「どーやら、もう一仕事しなきゃならねーらしいな」ボリボリ

星海坊主「フン、やっぱりついて来る気かよ」

銀時「シンジのやつがあん中に入ったまんまだからなァ」

神楽「デスティニープラン起こさせるわけにはいかないネ」

新八「おいィィィ!?なんか間違いの方向おかしなことになってんぞぉ!?」

アスカ「私たちも行くわよ」

綾波「…」コク

星海坊主「…好きにしな」

908 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/08/13(金) 22:30:43.02 ID:6kTzkIAO
ミサト「総員、第二種警戒配置。みんなにそう伝えて」ジャキッ

メガネ「葛城三佐も行かれるのですか!?」

リツコ「青葉君、日向君、マヤ。あなた達は第二発令所の準備を」

マヤ「先輩も!?」

リツコ「MAGIの損傷を確認、回線を第二に回して。何かあった時はすぐに使えるように」

ギター「りょ、了解…!」

銀時「…(アレ?何だこのロン毛の声?なんか無性にイラッとくんだけど。無性にたたっ斬りたくなるんだけど?)」

ギター「…?あの、何か?」

銀時「いや、何かちょっと俺の中の獣がのた打ち回った気がして」

ギター「え?」

銀時「何でもねーよ。
よーし行くぞオメーらァ!!もうそろそろここらでお終ェにしようや!!」

ゲンドウ「冬月先生」

冬月「…」

ゲンドウ「あとを頼みます」

冬月「…本気なのだな。
ユイ君と会えるよう、祈っている」




シンジ「(何だ、これ…?どこだ、ここ…?
エントリープラグ?初号機の?でも誰もいない…僕もいない…)」

シンジ「(何だこれ…何だこれ…何だこれ…?

…よくわかんないや…)」

 

3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 00:53:35.13 ID:6NSuBMAO
「セカンドインパクトの後に生きていくのか、この子は。この地獄に」

「あら、生きていこうと思えば、どこだって天国になるわよ。だって、生きているんですもの。
幸せになるチャンスはどこにでもあるわ」

「そうか…そうだったな」

5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 00:55:22.99 ID:6NSuBMAO
THE END OF EVANGELION × 銀魂

~Air~(あんたさぁ、いい加減ちゃんと完結させて。マジダラダラ引き延ばしすぎなんだけどの略)

6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 00:58:07.83 ID:6NSuBMAO
カタカタカタカタカタカタ………

マヤ「…」

《ネルフ・第二発令所》

マヤ「(早く…早く!)」

ギター「とにかく生きてる回線は全部こっちに!」

メガネ「MAGIだけでも使えるようにするんだよ!急げっ!」

カタカタカタカタ……

マヤ「…よし、これで…!
立ち上げますっ!」

ブゥゥウンン…

マヤ「やった!」

7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 00:58:39.55 ID:6NSuBMAO
prrrr…ガチャ

マヤ「先輩、伊吹ですっ!第二発令所のシステム、立ち上がりました!
急拵えですから最低限動く程度ですけど、特に異常は…

え?…はい…今のところ何も反応はありませんけど…はい…」

《ネルフ・通路》

リツコ「本当に?クラッキングも、不法侵入の形跡もないのね?
…そう。ありがとうマヤ。引き続き警戒を怠らないようにして。
こちらのノートパソコンに情報の転送を…ええ、また後でね」

pi

ミサト「…委員会は?」

リツコ「…外部からは何も反応なし、ですって…」

ミサト「…妙じゃない?」

リツコ「そうね…この機に乗じて動くと思ったのに。
でも、今はありがたいわね。碇司令だけに目標を絞れるもの。楽観視はできないけど…」

銀時「おーいオメーら、急ぐんじゃなかったのか?」

ミサト「ごめんなさい、今行くわ!」

8 :>>4ごめんちょっと待って 2010/09/17(金) 01:02:42.30 ID:6NSuBMAO
《人類補完委員会》

?「一度に現れた使徒三体を殲滅」

?「零号機と弐号機は失われた」

?「そして初号機の覚醒」

?「このようなシナリオは有ってはならなかった。この修正、容易ではないぞ」

?「最早、タブリスを待つことはない」

議長「残された初号機、碇の好きにはさせん…
戦略自衛隊に通達。ネルフ本部を占拠せよ。
量産型エヴァの用意を急げ…!」

?「そうは問屋が卸さねーよ」

チャキチャキチャキチャキッ

議長「!?」

スパー…

土方「真選組、御用改めである!神妙にお縄を頂戴しろ!」

9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:03:43.25 ID:6NSuBMAO
?「お前たちは!?」

?「し、真選組!?」

土方「てめーらの目論見は全てお見通しだ…まさか国どころか星一つひっくり返そうたァ大したイカれっぷりだぜ。
攘夷志士の連中のほうがよっぽど可愛げがあらァ」

土方「だがそれもここまでだ。お上にも軍にも話は伝わってる。てめーらの利用してた諸外国にもな。
あのエヴァとかいうデカい兵器も押さえさせてもらったぜ」

?「き、貴様等…!我らの、我らの理想を…!」

?「人類をあるべき姿に導かねばこの星は!?」

土方「寝言の続きは屯所で聞かせてもらおうか!全員確保だァァ!!」

10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:04:50.70 ID:6NSuBMAO
「総員突撃ぃぃ!!」
「確保!確保ォ!!」
「一人たりとも逃がすなァ!!」

議長「クッ!?」ダッ…

沖田「おーっと、逃がしゃしねーぜィ」ドバン

ボカーン

議長「ぬぐぅっ!?」

土方「チッ…オイ総悟、こんなジジイにいちいちバズーカ使うな。

…秘密結社ゼーレ議長、キール・ローレンツ。国家転覆罪の容疑で逮捕だ」

議長「お、おのれ…天人の…天導衆の犬めが…!?」

土方「犬で結構。てめーらみてーにトチ狂った宗教家よりは犬のがマシだ」

議長「これ以上あの異星人どもをのさばらせていいと思っているのか!?
我々は今こそ!文字通り一つとなってこの星を守らねばならんのがわからんかぁっ!?」

沖田「あーわかんねーな。
あいにく俺ァ、こんなマヨ&ニコ中とフュージョンさせられるなんざまっぴら御免なんでねィ」

土方「んだとコラ、俺だっててめーみてーなドS星人とポタラつけるなんざ御免こうむるぜ。
オラ立てっ!」

議長「…!」ガクッ

11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:06:21.75 ID:6NSuBMAO
ファンファンファンファン…

近藤「間違いないのか」

山崎「潜伏していた内務省調査部員からの報告です…まだ副長や沖田隊長には伝えていませんが…」

近藤「むぅ…」ペラッ

【初号機パイロット・サードチルドレン 碇シンジ】

近藤「まさか、シンジ君が当事者の一人とはな…」

山崎「局長…もしかして万事屋のダンナもこの件に」

近藤「関わっているだろうな。…特務機関ネルフか…」

12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:09:26.92 ID:6NSuBMAO
《ネルフ・エレベーター内》

リツコ「…あなた達もどう?お願いできて?」

新八「わかりました」

神楽「どーんと任しとけヨ」

銀時「まーどちらにしろ、俺たちァヤローをブチのめしゃーいいんだろ?」

星海坊主「フン、ツブせるもんなら遠慮なくツブしちまうがな」

リツコ「そうしてもらえると…助かるわ」

神楽「にしてもやっぱりあのマダオが黒幕だったアルか!何かそんな感じの顔してたアル!」

リツコ「…そうね。とにかく、彼を止められなければ全てが水の泡よ」

星海坊主「だったら、そいつをとっ捕まえりゃいいだけの話だ…!」

チーン

…タッタッタッ…ドンッ!

銀時「うおっ!?」

長谷川「のわっ!?」ゴロン

13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:11:15.56 ID:6NSuBMAO
長谷川「いつつ…おおっ、みんな!無事だっt」
神楽「いやがったな黒幕ゥゥゥ!!!!」バキィ
長谷川「なんでェェェ!?」

新八「違う神楽ちゃん…それ長谷川さん」

神楽「なんだヨまぎらわしい。いきなり出てくるから間違えちまったヨ」

長谷川「え、あの、ゴメン…
え?なんで殴られた俺があやまってんの?」

神楽「あれ?定春はどこ行ったアルか?」

長谷川「いや、エヴァの格納庫までは一緒だったんだが気がついたらどっか行っちまってて」

神楽「ちゃんと見とけやコルァ!?」ボコォ

長谷川「ぶごぉ!?」

14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:14:55.41 ID:6NSuBMAO
《ターミナルドグマ・ヘブンズゲート最奥部》

ズーン ズーン ズーン…

初号機『…』
リリス『…』

ガシッ ズズズズ…

ゲンドウ「…」

よく…よく目覚めてくれたユイ…。
さあ、早くリリスと一つに…。

…タッタッタッタッ…

ゲンドウ「来たか…」

ミサト「ハァッ、ハァッ…
っ!碇司令っ!」

リツコ「っ!(ロンギヌスの槍が抜かれている…!
間に合いはしたけど、時間はないわね)」

銀時「よぉ、また会えたなオトウサン?」

ゲンドウ「それ以上、近付かないで貰おう」チャキッ

15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:15:50.15 ID:6NSuBMAO
新八「…!」

ミサト「…司令、このままエヴァとリリスが接触すればサードインパクトを起こしてしまいます。それを解った上で…邪魔をすると仰るんですね」

ゲンドウ「…フッ…」

ミサト「…。
あなたはエヴァを人類を守るためではなく、さらには委員会の意志にも背いてご自分のために使うつもりなんですね。
…私たちが何のために今まで必死に戦って来たと思ってんの…クソ野郎…!」

ゲンドウ「………

シナリオはとうの昔にできていたのだ。
私はそれに少し手を加えたにすぎんよ、葛城三佐」

16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:16:19.82 ID:6NSuBMAO
ミサト「ふざけんじゃないわよ!?アンタの自分勝手な目的のために人類を…シンジ君を!?」

ゲンドウ「そうだ。
シンジを呼び出したのは初めからその為だからな」

ミサト「!」

ゲンドウ「ユイを目覚めさせるのにアレは役に立つと思っていた…。
…まさかあそこまで私の障害になるとは…どこまでも目障りな存在だ」

銀時「…。

なんつーか、またずいぶんとパッサパサな親子関係じゃねーの?」トントン

ゲンドウ「フ…親子か…。
だがあいにくだな。
私は、父親としてシンジを愛しいと感じたことはない」

銀時「あ?」

ゲンドウ「生まれたその瞬間から私は、母親の…ユイの愛情を一身に受けるシンジが妬ましかった」

アスカ「ハァ!?ア、アンタ…」

ゲンドウ「ユイは私の救いであり、支えであり、希望だった…。
愛する術も愛される術も知らず、深く暗い地を這うような私の人生に…唯一神が与えた光がユイだった。
その光を阻害する存在など誰が愛するものか」

17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:16:47.00 ID:6NSuBMAO
長谷川「…ヤロウ、女房語るのに神とかぬかしやがった」

新八「アンタそれでも人間かよ!?人の親かよ!?」

神楽「マダオ名乗る資格もないクズヤローが…!?」

リツコ「自分がユイさんに会いたいがために、人類全てを犠牲にしようなんてね…。
あなたに協力していた自分が嫌になるわ」

ゲンドウ「理解して貰おうとは思わんよ。
結果として、あんな障害でもユイの魂を目覚めさせるのに利用できた。
赤木博士、君には本当に…」

星海坊主「黙りな」

18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:20:48.89 ID:6NSuBMAO
星海坊主「これ以上テメェのトチ狂った妄言に付き合う気はねェ…。
後ろで吊られてんのがリリスだな。オイ、アダムはどこだ」

ゲンドウ「…ここに…」

スッ

ゲンドウ「あるとも」

グググ…

キィィンンン…!

星海坊主「!」

銀時「…」

レイ「…っ!」

アスカ「左手に…目玉…」

ミサト「ATフィールド…!」

ゲンドウ「…」

リツコ「…やっぱり…!」

星海坊主「…。オメェ…アダムを」

ゲンドウ「そうだ…アダムは私が“食った”…この身体は既に使徒と変わらん」

銀時「チッ…」

ゲンドウ「生身で使徒を倒したお前たちには驚かされたが、エヴァも無いこの状況で第壱使徒アダムに勝てるか…?」

19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:22:57.66 ID:6NSuBMAO
リツコ「(まずい…予想していたよりATフィールドがずっと強大だわ。何とか作戦通りに…)」

チャキッ
ミサト「っ!このっ!」パァンッパァンッ

キィィンンン…

ゲンドウ「無駄だ。お前たちがどれほど足掻こうと全て徒労に終わる。…いや」

ゲンドウ「初めからこの世界に救いなどない。
どれほど望んでも、どれほど求めどれほど満たされても結局失われる。
君も経験した事だろう葛城三佐」

ミサト「…」

20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:25:20.17 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「私とてそうだ。与えられた光は…一瞬にして奪われた」



ユイ『ごめんなさい冬月先生、私が連れてきたんです』

ユイ『この子には、明るい未来を見せておきたいんです』



ゲンドウ「私は神を呪いそして問うた」

ゲンドウ「奪うのなら、なぜ与えたのかと」

ゲンドウ「与えるのならなぜ奪うのか」

ゲンドウ「なぜそれを繰り返すのか」

ゲンドウ「罪深き人類に科せられた罰なのか」

ゲンドウ「この世のすべてのものは奪われるために存在するのだ。
人類そのものも、やがてサードインパクトと共に失われるだろう」

ゲンドウ「人類の歴史に幕が降ろされる時、ネルフの司令官としてこの私が課せられている使命は神への贖罪だ。

だが…

私は神に贖罪したいとは思わない。
私が神にしたいのは復讐なのだ」

ゲンドウ「神の子として生まれ変わるのではなく、私自身が神になりたいのだ。
もう決して何も奪われぬように」

21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:30:07.95 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「間もなくユイはリリスと融合する。
サードインパクトの始まりだ。

誰にも邪魔はさせん…。

全ての生命が原始の海へと還った後、私はユイと共に新たな世界を創造するのだ。正しく、アダムとイブになるためにな…!」

銀時「プッ、クックッ……」

ゲンドウ「…?」

銀時「クハハハハ…!
ガッハッハッハッハッハッ!
ダッハッハハハハハハハハ!!!!」

アスカ「…ぎ、銀時?」

新八「銀さん…?」

銀時「いやー大したモンだなオイ…ええ?
どんだけご大層な愛妻家と思えば、夜神月のパクりかよ」

銀時「ずいぶんとやっすい魂だ。テメェも…テメェの女房もな」

22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:31:28.15 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「…何だと」

銀時「女房に会うために人間やめて?女房に会うために息子を生け贄。お次は女房に会うために星一つ巻き添えか。
笑わせやがる。テメーでテメーの女房汚してんのにも気づかねーんだからな」

ゲンドウ「何が言いたい…」

銀時「魂ってのはよォ、足したり引いたりちぎったりこねくり回したりするモンじゃあねー。ンな都合よく形を変えるモンじゃ断じてねェ。
テメー自身のどタマのてっぺんから股間まで、ぶち抜いて通るモンだ」

ゲンドウ「…」

銀時「テメーは背負う苦しみから逃げた。
シンジから、テメーのガキから逃げた薄汚ねェただの臆病モンだ」

ゲンドウ「…。黙れ…」

銀時「んなウンコみてーな魂で女房と会えると思ってんのか?
テメェの薄汚ねーエゴで蘇って、女房が喜ぶと思ってんのかオイ?」

ゲンドウ「黙れ…!」

銀時「テメェの息子に見限られたウンコに、まだ女房が惚れ込んでるとでも思ってんのかよ?ハン、おめでてーなコノヤロー」

ゲンドウ「黙れッ!?」パァンッ

銀時「!」キィンッ!!

ゲンドウ「!?」

銀時「魂は…魂でしか受け継げねェ」

23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:36:12.57 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「(この男…この男は…)」

『おい…碇ゲンドウ……こんな…モンじゃ……
俺の…魂は……
折れ…ねー…』

ゲンドウ「(この男の目は…シンジと、同じ…!?)」

銀時「…シンジが戻るまでの前座だ…」

ゲンドウ「!?」

銀時「見せてやるよ。本物の…魂の力ってやつをな…!!」

24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:40:38.83 ID:6NSuBMAO
ガキィィィンンン!!!!

ゲンドウ「何…!」

銀時「うぉぉぉおおお!!!?」

キィン!キィンン!!ガキキィィンンン!!!

ゲンドウ「正気か…?人間ごときがATフィールドを破れるとでも…

…!」

ズズ…ズリ…

ゲンドウ「っ!?(バカな!ATフィールドごと、押されて!?)」

銀時「へっ、どうしたオトウサン?ずいぶん顔色悪いぜ悪ィモンでも食ったかよっ!?」ニタァッ

ガガガキィッッッッ!!

ゲンドウ「なっ…」

新八「シンジ君を待つまでもない…!アンタなんか殴らせる価値もないっ!?」

星海坊主「こちとら娘の前だ…お父さんのいいところ見せてやらにゃあならんからな…!」

神楽「ウザいねパピー!余計なこと考えてんじゃねーヨ!今はこのグラサン割ることだけ考えてりゃいいネ!」

ゲンドウ「キ、サマら…!?」

ズズズッ…

25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 01:44:30.47 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「私に…近付くな…!」

ブゥゥウンンッ

銀時「ぐおっ!?」
星海坊主「ぐう!?」
新八「うわあぁっ!?」
神楽「んぎっ!?」

…キィィィンンン!!!!

銀時「チッ、まだぶ厚くなんのかよその壁!?便利だなァオイ!?」

ゲンドウ「こういうこともできる…!」

グググ…

ゲンドウ「ふっっ!!」

ザシュッ

銀時「ぐっ!?」ヨロッ

新八「銀さん!?」
神楽「銀ちゃん!」

綾波「!?」

ミサト「何よ今の!?ATフィールドを…!?」

銀時「っつつ、クッソ…バリアそのものを飛ばしてきやがった…!」

ゲンドウ「フ…セカンドには感謝せねばな。ATフィールドをこのように応用できるとは…」

アスカ「アイツ…!」

グッ

リツコ「落ち着いてアスカ…!ギリギリまでチャンスを待つの」ヒソヒソ

アスカ「わかってるわよっ…!」ヒソヒソ

長谷川「(…何の話してんだ?)」

28 :寝落ちした… 2010/09/17(金) 05:31:05.68 ID:6NSuBMAO
新八「…!神楽ちゃん!」ダッ
神楽「おうヨぱっつぁんっ!」ダッ

銀時「待てオメーら…!」

新八「(左右同時にかかればっ!)」
神楽「(片方は壁を抜けられるアルっ!)」

「「はああぁぁぁ!!!!」」

星海坊主「下がれえっ!?」

ゲンドウ「」ニィッ

グォンッ

新八「ぶっ!?」
神楽「ぐっっ!?」

ドサッ ドサッ

新八「っうう…何だ…!?今何か横殴りに…

はぁっ!?」

神楽「お前…!?何アルかその“左手”…!?」

ググググググ…

ゲンドウ「…フッ」

銀時「オイオイてめーどんだけインチキだよ…新手のスタンド使いか何かですかオイ…」

アスカ「巨大な…左腕…あれもATフィールドなの…」

リツコ「弐号機の行った実体化を、ああも容易く…!?」

29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:31:40.46 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「無駄だと言ったはずだ…使徒の力、身をもって知れ」

神楽「ぐっ…」

ズイッ

星海坊主「調子にのり過ぎだぜ、若僧…!」

神楽「パ、パピー…」

ゲンドウ「…」

星海坊主「その張りぼての腕ごとぶっ飛ばしてやる!
うおおおおォォォ!!!!」

ゲンドウ「…フッ…!」

ガシィッッッ

星海坊主「ん…ぐぅっ…!?」

ギリ…ギリギリギリ…

星海坊主「ぐぐっ…!?クソ…!?」

ゲンドウ「やはり人間の限界などその程度…!」ブンッ

星海坊主「う、おおっ!?」

ドグシャアッ

星海坊主「…ぐっは…!」

神楽「パピー!?」
新八「星海坊主さん!」

30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:33:33.60 ID:6NSuBMAO
銀時「(バリアに、バリア飛ばし、伸びるバカデカい腕か…

一度に一種類しか出せねーのか…試してみっかね)」

銀時「…ったくよォ、節操のねーヤローだな。月クンにスタンド能力、お次はルフィですかコラ」

ゲンドウ「何を言っている貴様」

銀時「アレだろ?悪魔の実の能力だろ?
海賊王…じゃねーや、マダオの王に俺はなる!だったか?」

ゲンドウ「…」

銀時「一つなぎの黒メガネ、サングラースとか探しちゃうんですかオトウサン?」

ゲンドウ「いちいち不愉快な男だ…消えろ」

ガォンンッ

銀時「」ヒュンッ

アスカ「嘘!?本当に消え…!?」

ゲンドウ「…何!?」
ミサト「(速いっ!?一瞬で懐に!?)」

銀時「はああァァァ!!!!」

ガキィン…!!

銀時「…チッ…」

ゲンドウ「やはり…無駄な足掻きだったな…!」

銀時「てめ、即バリアに戻せるとかやっぱりインチキじゃねーか…」

ドゴォッ

銀時「ぐふっ!?」

ゲンドウ「魂の力とはその程度のものか…下らん」

銀時「…ま、待ちやがれ…」

ミサト「…化け物…」

ゲンドウ「さあ…レイを、渡してもらおう」

綾波「っ!」

31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:38:07.08 ID:6NSuBMAO
ミサト「近寄らないで!?」チャキッ

ゲンドウ「レイ…お前は今この時の為に存在していたのだ。
在るべき姿へ、リリスへと還れ」

レイ「…嫌…!私はもう、あなたの人形じゃない…!」

ゲンドウ「…その姿で…
ユイと同じ顔で人間のような物言いをするな…!力ずくででもリリスに戻してやる…!?」

グォンッ

長谷川「あ、危ねえッ!!!?」ドンッ
綾波「!?」

ガッ…!

パリン…

銀時「はっ…!?」

カツン…カランカラン……

銀時「長谷川さァァァあんんん!!!?」

32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:39:03.59 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「外したか…まあいい」

銀時「くっ…!?」ヨロッ

ダッ

銀時「おいしっかりしろ長谷川さ…!?

はせ…がわ…さん…!」
神楽「マダオ…!?
ひどい…ひどいアル…この傷じゃ…」

チャキッ
長谷川「ぐっ…」
ゲンドウ「レイを渡せ…この男を殺されt」

銀時「……テメェ、よくも…!よくも長谷川さんを…!?」

長谷川「…え?ちょっあの…銀さん?何かおかしくね?」

新八「ちょっ銀さん神楽ちゃん?何してんの」

銀時「てンめえェェェ!?死ぬ覚悟は出来てんだろうなァァッ!!!?」

新八「いやいやいや長谷川さんあっちィィィ!!!?そっちグラサンんんん!!!?
つーかオメーらワザとやってんだろっ!?」

33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:39:52.10 ID:6NSuBMAO
長谷川「ちょちょちょ待て!?ちょーっと落ち着こう、な!?落ち着いて確認しよう!?
人質だから!?俺捕まった人質だから!?」

ゲンドウ「ふざけているのか貴様ら…!?
この男がどうなっても」

銀時「長谷川さんよ…悪ィが三途の川渡るのはちっと待っててくれや…。
ヤローの首、愛用のグラサン掛け機と一緒に届けるからよォ…!!」

長谷川「」

や、殺る気だァァァ!?アイツら俺ごと始末する気だァァァ!!!?

34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:40:24.97 ID:6NSuBMAO
長谷川「ちょ待て待て待ってェェェ!!!?この土壇場で何!?グラサンが本体とか今さらやんないでもよくね!?」

神楽「マダオぉ…寂しい思いはさせないネ…待ってるアルッ…!」ウルッ

長谷川「何シリアス展開続けようとしてんの!?何涙こらえて悲しみ乗り越えようとしてんの!?
泣きたいのはこっちなんだけど!?」

綾波「さすがにこれはひく」

リツコ「…レイ、心という定義は曖昧なものよ。ヒトの心はどこに宿るものかしら?心臓に?それとも脳に?
私は違うと思うわ…それはきっと、グラサン…!」

綾波「それはない」

リツコ「ですよね」

35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:42:36.07 ID:6NSuBMAO
おいヤバいだろこれ…アイツらヤバいだろっつーか俺がヤバいだろこれ!?
くそっ、考えろ!どうすんだ!?どうすんだよ俺!?どうなんだよ俺ェ!?

《長谷川補完委員会・脳内緊急招集会議》

長谷川議長「この危機的状況を脱するためお前たちの意見を聞かせてもらいたい!
積極的かつポジティブな発言を期待する!始め!」

長谷川A「はい!まさにダンディーな男長谷川泰三は突如反撃のアイデアがひらめく!」

長谷川議長「よーしポジティブないい意見だ!他には!?」

長谷川B「はい!実はハッタリで仲間がちゃんと助けてくれる!」

長谷川議長「んんー人に頼るのはアレだがまあ良し!次!」

長谷川C「はい…三途の川一直線…。
現実は、非情である…」

長谷川A「勢いで反撃とか言っちゃったけど…やっぱ…駄目なのかな…」

長谷川B「助けなんて…来るわけないよな…」

長谷川C「今までだってそうだったじゃねーかお前ら…いい加減学ぼうぜ…現実見ようぜ…」

長谷川議長「Cを退場させろォォォ!?アイツはいらねェ!?
議長権限によりAの意見を採用ぅぅぅ!!!!意義は認めまっせーん!!!!」

36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:43:25.80 ID:6NSuBMAO
くっ、本当なら俺がマルをつけたい意見はB……だが期待はできない……つか目の前に迫ってる危機が仲間によるものだし!?
どうやらA案を実行するしかないらしいな…!

長谷川議長「では次の議題!反撃の具体的アイデアを!」

葛西「宜しければ散弾銃お貸ししましょうか?」

長谷川議長「ありがたいですけどATフィールドは破れないんじゃないですかね葛西さん!?」

更木「メンドくせえ、さっさと叩っ斬っちまえよ」

長谷川議長「それができたら苦労ありませんよ更木さんん!!!?僕はあなたとは違うんです!?座男陸さん必須なんです!?
アレ?俺死ぬの?」

ゲンドウ「問題ない、全てはシナリオ通りだ」

長谷川議長「問題大ありだからサミット開いてんだろっつか何で原因作ってるオメーが脳内会議に参加してんのおおぉぉ!?」

ダメだコイツらぁぁぁ全っ然役に立たねえぇぇぇ!?

38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:49:28.39 ID:6NSuBMAO
銀時「いくぜェェェ!!!?」
神楽「死ねェダブルマダオォォォ!!!?」

長谷川「え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!?やっぱ完全にまとめて殺す気じゃねーかァァァ!!!?」

ゲンドウ「(本気で見捨てる気か!?)」

長谷川「いやああぁぁ来ないでェェェ!!!?」ジタバタ

ゲンドウ「クッ、邪魔だ!?」ポイッ

長谷川「んがっ!?」

グワシッ

長谷川「!?」

神楽「下がってるねマダオ!」
長谷川「じょ…嬢ちゃんっ!?やっぱり助け」
神楽「ホァッチョオォォォ!!!!」ブンッ!!!!

長谷川「いいいいい!?」ヒューン
ゴロゴロゴロゴロゴロ…

ミサト「ぶん投げた」

綾波「お帰りなさい」

長谷川「た、だい…ま…」ガクッ

銀時「…」グッ…グググッ…

ゲンドウ「…残念だったな。あの男を囮に私を倒す気だったのだろうが」

銀時「…ククク…」

ゲンドウ「何がおかしい」

銀時「なーに、こうも目論見通りにハマってくれるとなァ」

ゲンドウ「…?負け惜しみを…」

グググ…ズリズリズリズリッ

ゲンドウ「なっ!?」

銀時「“手も足も出ないフリ”はお気に召したかよ?
さーてそろそろ本番だ」

銀時「とくと拝ませてやんよ…侍魂ってヤツをなァァ!!!!」

39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:50:12.30 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「ぐ…!?なっ…!?」ギリギリギリ…

ATフィールドは発生している…!それなのに!?
お、抑えきれない!?

銀時「ホレホレ邪魔者はすっこんでな!ガチガチの本命、ヒロインのお通りだぜ…!」
ゲンドウ「!?」

ダッ!!

銀時「行けェアスカァ!」

神楽「さっさとあの寝坊助たたき起こしてくるネっ!!」

ゲンドウ「セカンド!?」

アスカ「…!」タタタタタタ…!

40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:52:17.69 ID:6NSuBMAO



《回想・セントラルドグマ到着前》

リツコ「司令はもう、人間を捨てているわ。アダムを自分の身体に取り込んでいる」

ミサト「それって…」

リツコ「人型サイズの使徒と戦うと思って頂戴。それも生身でね」

綾波「…」

新八「ってことは、あのバリアも」

リツコ「ええ。あなた達の強さは常軌を逸しているけど…それでもエヴァなしでATフィールドを破るのは不可能に近い。
それにシンジ君も今のままでは危険よ。エヴァに取り込まれた状態が続けば、人のカタチを失う恐れもあるわ。
何とかして彼の意識を取り戻さないと」

銀時「んで、策は?俺たちにどうしろってんだ?」

リツコ「…作戦はこうよ。
あなた達が碇司令と戦っている間に、別の人間が横をすり抜けてエヴァ初号機へ。
初号機に到達後シンジ君に呼びかけ、目覚めさせる」

ミサト「ちょっ…そんなの作戦なんて呼べるの!?」

リツアス綾「「「…いやアンタが言うな」」」

ミサト「」

41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:53:14.65 ID:6NSuBMAO
ミサト「」メソメソ

神楽「ドンマイ」ポンポン

リツコ「今の初号機は外部からの信号、操作を全く受け付けないわ。
もし反応があるとしたら他でもない…心じゃなくて?」

アスカ「それ、アタシにやらせて」

綾波「私も行く」

新八「二人とも…」

リツコ「そうね…。
アスカ、あなたにお願いするわ。レイは駄目よ」

綾波「何故ですか」

リツコ「あなたの魂を取り込む事は、碇司令の目的の一つだから。あなたが捕まればサードインパクトの可能性が更に高まってしまう」

綾波「…」

リツコ「本当ならあなたには上に残ってほしいんだけど…シンジ君を迎えに行きたいんでしょう?」

綾波「…」

アスカ「お願い…譲って、レイ」

リツコ「碇司令の意識をひきつける囮と思って」

綾波「…わかり、ました」

リツコ「ありがとう…」

ミサト「アスカ…気をつけてね?」

アスカ「任せときなさいよ。いざとなったら初号機よじ登って、エントリープラグに乗り込んでやるわよっ!」


42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 05:58:18.12 ID:6NSuBMAO
銀時「ギャハハハハ!残念だったなァ!
こっちゃハナっからお前なんざ二の次なんだよ!」

ゲンドウ「は、離れろぉっ!?」キィィンンン!!
銀時「っと!」

ゲンドウ「ぬうっ!」

ガォンンッ

ミサト「腕が!?アスカよけてっ!?」

アスカ「っ!」

ガシィッ

アスカ「…!?」

新八「やらせない…!」
星海坊主「残念、だったなっ!」

アスカ「二人とも!?」
新八「アスカちゃん早くシンジ君をっ!」
星海坊主「止まるな!行け小娘ェッ!」

アスカ「ダンケ…!」ダッ

ゲンドウ「ま、待てっ!!!?」

「んーでもって、だ」

ゲゲンドウ「っ!?」

銀時「向こうに手ェ伸ばしたら本体はどうやって守るんだ?あ?」ニタッ

バキィィッッ!!!!

ゲンドウ「ぶふっ!?」

43 :ゲゲンドウて何だゲンドウです 2010/09/17(金) 06:00:58.74 ID:6NSuBMAO
しまっ…!?

銀時「ほーれ、早いとこバリア張らねーでいいのかよ」トントン

ゲンドウ「ぐ…ぐぐ…」

キィィン…

銀時「遅ェ」ヒュンッ

ゲンドウ「!?」

ミサト「み、見えない!?」

銀時「スタンドの御利用はァッ!!」

ボゴォッッッ!!!!

ゲンドウ「ぐがっ…!?」

え、ATフィールドを…!?

銀時「」シュンッ

リツコ「速過ぎる!?もう後ろに…!?」

手、手を…かざす間も……な…

銀時「計画的にィィィ!!!!!!!!」

ドッゴオォォッッ!!!!

ゲンドウ「ぐ…ぼ……っ…!?」

ドオッ ドサッ…

ゲンドウ「」

銀時「………。

んなやっすい壁で守れるモンなんざ、たかが知れてらァ。
本物の、魂込めた侍の一刀は防げねーよ」

44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 07:59:22.42 ID:6NSuBMAO
ミサト「か…勝った…!勝っちゃった!
ぃよっしゃあーっ!スゴいわ銀さんっ!?」

リツコ「…ふぅっ…」

星海坊主「おいしいところを譲っちまったな」

リツコ「あの、傷の具合は」

星海坊主「あ?問題ねーよ。もうふさがってる。この程度日常茶飯事だ」

ミサト「(…床にクレーター出来てるんだけど)」

銀時「オイオイおめーら、まだ安心するのは早えーだろ。
シンジのほうはどうなんだ?」

ミサト「あ…!?そうだったわ!アスカは……

ええっ!?」

綾波「どう、して」

45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:01:08.81 ID:6NSuBMAO
《初号機足元》

アスカ「ハァッ…ハァッ…!

シンジぃぃぃっ!!」

みんながアンタのこと待ってる!アンタの帰りを待ってんのよ!だから…!

初号機『…』

アスカ「さっさと目ェ覚ましなさい!帰ってくんのよ!シンジ!

…!?キャアッ!?」ドォッ

アスカ「痛……何で…!?何でよ!?」

初号機『…』キィィンン…



ミサト「…初号機がATフィールドを!」

リツコ「初号機がアスカを拒絶した!?」

新八「赤木さん、何が起こってるんですか!?」

リツコ「…シンジ君…あなた戻りたくないの…!?それとも…」

ドクン…

アスカ「…違う…シンジじゃない…。

シンジの、お母さん…?」

リリス『…』
初号機『…』スッ

ずぶっ
ずぶずぶずぶぶぶぶぶっ

ミサト「融合が!?」

リツコ「始まってしまった…!」

アスカ「待って!シンジを返して!?返してっ!?」

46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:02:40.03 ID:6NSuBMAO
星海坊主「チッ!こうなりゃ力づくだ!手伝え!」

銀時「どうすんだよ!?」

星海坊主「当初の予定通りだ!アレをブッた斬って中身ほじくり出す!」

銀時「なかなか休ませてくれねェなァおい…!」

ザオンッッ

銀時「…!?」

ブシャァァァッ…

銀時「」グラッ

47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:04:54.47 ID:6NSuBMAO
星海坊主「な…」
新八「!?」
神楽「銀ちゃぁぁぁんん!!!?」

ゲンドウ「…残念、だったな…。
ユイは…シンジを手放すつもりはないそうだ…!」ユラリ

銀時「…ってめ……ぐはっ…」

アスカ「(あれってATフィールドの刀!?アタシがやった!?)」
銀時「今度は13㎞かよ…銀は俺一人でたくさんだっつーのに…っ」

ミサト「ゆってる場合じゃないでしょ銀さんっ!?」

ガキィッン!

星海坊主「くたばり損ないが…」ギリギリギリ…

ゲンドウ「言った、はずだ…この身体は…」
シュルンッ
ゲンドウ「既に使徒と変わらんと…」

星海坊主「チッ…再生能力かよ」

ゲンドウ「そして…もうこれ以上お前達に煩わされるつもりはない」

キィィィィィンンンンン…!!!!!!!!

ドォッ

星海坊主「ぐ!?こいつぁ!?」
神楽「う、動け…ないアル……」
新八「め、メチャクチャ強力なバリア!?」
ミサト「(ち、近づくこともできない!!)」

ゲンドウ「もう時間はない…レイの魂を持って、サードインパクトを発動させる!」

リツコ「あなたって男は…!?」

綾波「…嫌…いや…!?」

ミサト「れ、レイ!?逃げてっ!?」

ゲンドウ「逃がさん…!」

?「んまい棒…鎖羅魅!」ドフッ!

48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:10:02.21 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「っ!?」

新八「煙幕!?つか今の声って」

?「ワオォォン!」

シュタッ ヒョイッ

綾波「っ!?」
定春「ワンッ!!」
綾波「定、春…!」

神楽「でかしたネ定春ぅ!」

?「ふむ、ずいぶんと派手にやられたな銀時」

銀時「おまっ…」

桂「詳しい状況はわからんが、なにやら厄介なことになっているではないか」

銀時「ヅラァ!?」

桂「ヅラじゃない桂だ」

49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:12:02.56 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「犬ごときが…邪魔をするな!!!?」

ガオンッ

定春「ガルルルル…!

ワギャアッ!!!?」

ガキィン

ゲンドウ「!?」

ミサト「うそっ!?防いだ!?」

星海坊主「(ありゃあ…そうか!攻めの狗神の!)」

?「良かった、どうやら間に合ったみたいだね。
定春君、下がって。彼女を頼むよ」

ゲンドウ「どけ…どけェ!!」

?「…」スッ

キィィンンン!!!!

アスカ「ATフィールド!?」

?「ふふ…駄菓子はいいねえ。駄菓子は心を潤してくれる。リリンが産んだ文化の極みだよ」

50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:13:04.79 ID:6NSuBMAO
カヲル「ほぅふぁんひはいはい?ほーひゅーあふははんふふぇーあん?」サクサク

アスカ「…あの…
口ん中のもの片付けてからにしてくんない?何言ってるか全然わかんないわ」

カヲル「…」サクサクサクゴクン

カヲル「そう感じないかい?惣流・アスカ・ラングレーさん?」ケプ

アスカ「口のまわり拭きなさいよ」

51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:15:50.46 ID:6NSuBMAO
綾波「…あなた、誰」

カヲル「僕はカヲル。渚カヲル。
本当なら君達と同じ仕組まれた子供…チルドレンとしてここに来るはずだったんだけど…。
まあ、もうシナリオは大きく歪んでしまったからね。第拾七使徒タブリスって言えばわかりやすいかな?」ニコ

!?

カヲル「ちなみに…あの彼の左手の本来の持ち主。第壱使徒アダムの生まれ変わり」ニコニコ

!!!?

銀時「いつつ…おいヅラ、オメー何でこんなとこにいんだよ…」

桂「ヅラじゃない桂だ。
…実は、エリザベスがまた行方知れずになってしまってな。
あちこち探し回っていたのだが…偶然知り合ったあちらのカヲル殿から、第三新東京市ならば見つかるだろうと聞いて足を運んでみた次第だ」

ミサト「」
リツコ「」

桂「まったく、いざ来てみれば戦の最中ではないか。幸い…」

定春「ワォン!」

桂「定春君が案内してくれたおかげでここまでたどり着けたがな、フッ」

ダダダダダダ…

ミサリツ「「何してくれてんだテメェェわあああ!!!?」」ドゴドゴォッ

桂「ぐぼあっ!?」ズサー

52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:19:59.88 ID:6NSuBMAO
ミサト「立てやロン毛!てめーこの土壇場で使徒連れてくるとか何考えてんだ、ああ!?」

リツコ「ここまで必死こいて戦ったの全部無駄にする気かコラァ!?」

カヲル「あのー」

桂「お、落ち着けご婦人方!窮地を救った相手を足蹴にするとはあまりに…」

ミサト「うるっせーよ!?オメーが人類全部を窮地に陥れてんだよバーカ!?」

桂「バカじゃない桂だ!?」

カヲル「えと、二人とも?
とりあえず心配しているようなことにはならないから大丈夫。
むしろ…協力できると思うよ」

ゲンドウ「…」

カヲル「彼のおかげで、ね」

ゲンドウ「…。第拾七使徒…老人たちの切り札か」

カヲル「はじめまして碇司令。その左手返して、って言ったら返してくれる?」

ゲンドウ「…」

カヲル「…だよね。
どう?敵の敵は味方、ってことで」

ミサト「…。使徒を信じろっての?」

カヲル「うん」ニコリ

53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:35:55.54 ID:6NSuBMAO
桂「カヲル殿、シトタブリスとは何だ」ムク

カヲル「ああ、気にしないで桂さん。勝手につけられたあだ名みたいなものさ」

桂「カヲル殿も不本意なあだ名をつけられているのか…気の毒に」

新八「…あの銀さん、さっきから何か…違和感あるんですけどあの二人」

銀時「全くだな新八君」

神楽「中の人も大変アル」

桂「ときに銀時、お前達こそ何故ここに。長谷川さんは何故ダークサイドに堕ちてしまったのだ?」

ゲンドウ「…」

長谷川「あのヅラっち、俺こっち」

桂「ヅラっちじゃない桂……長谷川さんが二人だと!?」

新八「いや違いますから。おんなじマダオでもあっちはシンジ君のお父さんですから」

長谷川「さり気なく同じマダオとかやめてくんない」

リツコ「…使徒タブリス、あなたの目的は何?」

桂「シトタブリスじゃないカヲル殿だ」

ミサト「うるせーよ黙れロン毛」

桂「ロン毛じゃない桂だ!」

カヲル「もちろんサードインパクトだったんだけど、どうも事情が変わってきているからね…。
ひとまず彼を止めることかな」

銀時「つかオメーなんなの。
何かヅラとのやりとり聞いてるとフワッフワして落ち着かねーからしゃべんねーでほしいんだけど?」

カヲル「酷いこと言うねお兄さん」

アスカ「なにこのグダグダ感」

ゲンドウ「」イライラ

54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:40:40.21 ID:6NSuBMAO
ゲンドウ「…今更現れたところで無駄だタブリス。既にリリスはユイを受け入れた」

カヲル「そのようだね」

ゲンドウ「間もなくサードインパクトが始まる…自らのカタチを失わずにいられるのはアダムたる私だけだ!」

カヲル「うん、それなんだけど」

ゲンドウ「…?」

カヲル「さっきからずーっと気になってたんだけどさ…まったく起こる気配がないんだ。

…サードインパクト」

55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:41:53.78 ID:6NSuBMAO

ミサト「えっ」

リツコ「えっ」

綾波「…」

アスカ「なにそれこわい」

ゲンドウ「…なん、だと」

カヲル「初号機に取り込まれてるパイロット…碇シンジ君?
何ていうか…彼の心はまるで鋼のように頑健だね。
賞賛に値するよ」

アスカ「…どういうことよ?」

カヲル「『凄い』ってことさ」

56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:43:15.56 ID:6NSuBMAO
《???》

アレ?何だコレ…空が透明だ

アレ?透明なのは僕じゃねーか

アレ?何で僕透明になってんの?

…アレ?こんなん前にもなかったっけ?アレ?

…よくわかんないや…

なんか…眠い……

定ラッシュ…僕はもう疲れたよ…

もう…

57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:43:50.94 ID:6NSuBMAO
シンジ…シンジ…

「…」

シンジ…

今までよくがんばったわね

でも、もういいの

あなたはもう、戦わなくていいのよ

さあ

もう一度私の中にいらっしゃい

私の中でゆっくりと眠りなさい

私とひと
シンジ「ちょ、うるっさい」

58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:45:26.71 ID:6NSuBMAO

えっ

シンジ「あの、勘弁してくれませんか。ホント…眠いんで」

え、あの…ええ…

だから、私の中でゆっくりと眠りなさいってのを言おうと

シンジ「いや、言われなくても寝るから」

あ、そう…ごめんね

シンジ「ったく今何時だと思ってんのホントに…」

………

………………

あの、シンちゃん?

なんか全然私と一つになる感じがしないんだけど…

全然…シンクロとか…

シンジ「zzz……」

ねえ何で精神世界で二度寝!?どんだけ図太いの!?ちょっとスゴくない!?

59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:45:52.83 ID:6NSuBMAO
おかしい

おかしいわよこの状況

本当なら私とひとつに解け合ってそれはとてもとても気持ちのいいことになるはずなのに

一向に解けだす気配も見せないってどういうこと?

急がないと時間がないっていうのに

外も騒がしいし…

…やり方がまずいのかしら

そうね、シンジもお年頃だしもっとお色気路線で…

シンジ「zzz……」

シンジ…

シンジ「んぅ…」

シンジ…

シンジ君…シンジ君…

シンジ「またかよ…今度はなに…?」

ミサト『…シンジ君』

シンジ「ミサトさん…?」

60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:47:03.45 ID:6NSuBMAO
ミサト『ねえシンジ君、私と一つになりたい?心も体も一つになりたい?
それはとてもとても気持ちいいことなのよ』

シンジ「…」

ミサト『いいのよ…私はいつだっていいの』

シンジ「こっちはよくねーよ。三十路にリーチかかってるくせして朝っぱらから発情してんな馬鹿。
すぐに風呂入って酒飛ばせ」

61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:47:29.63 ID:6NSuBMAO
アスカ『ほらぁバカシンジ。私と一つになりたくない?心も体も一つになりたくない?
それはとてもとても気持ちのいいことなんだからさぁ…』

シンジ「…」イライラ

アスカ『この私が言ってんのよ。さっさと来なさいよ…』

シンジ「オメーはやっすいエロ展開で人気取るの止めろって何度言やわかるんだ馬鹿。
さっさと矢吹先生に謝ってこい」

62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:48:23.11 ID:6NSuBMAO
綾波『碇君、私と一つになりたい?それは、とてもとても気持ちいいことなのよ。碇君』

シンジ「ほらァ!二人が路線迷い猫オーバーランしてっから綾波まで真似しちゃったじゃねーか!
ダメだよあの馬鹿二人の真似しちゃ!?シンちゃん終いにゃ怒るよっ!?」イライライラ

63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:49:27.63 ID:6NSuBMAO
私と一つになりたい?

心も体も一つになりたい?

とてもとても気持ちいいことなのよ

ほら、安心して

心を解き放っ

シンジ「うるっせェェェェェェ!!!!!!!?」
モモパーンッ!!!!

ユイ「いったあああぁぁぁ!!!?」

64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:55:16.91 ID:cgQSvM2o
wwktk

65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 08:59:17.16 ID:6NSuBMAO
お登勢「さ、今日は店じまいだよ」

キャサリン「次ハイツニナルカワカンネーケドナ」

お登勢「…なに?まだ完結しないのかって?そんな事ァ>>1のバカに聞いとくれ」

キャサリン「携帯ノメモ帳使イ切ッテ消サナイト続キ書ケナイラシイデスヨ」

お登勢「フン、何とも間の抜けた話だねェ」

キャサリン「ソウイウ事ダカラ、チョット私ノタバコ買ッテキナ」

お登勢「客にパシらせんな馬鹿」

また寝落ちかましてすいませんでした

あと二話くらいで完結予定です

66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 09:08:37.97 ID:RiYLV96o
矢吹先生に吹いたww
乙でした

67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 09:14:14.52 ID:BoG6NIAO
メモ帳が無ければメールボックスを使えばいいじゃない

69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/17(金) 09:21:20.07 ID:yvmxp4co
ロン毛じゃないカツラだ
カミングアウトクソワロタ

82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/03(日) 19:32:00.19 ID:2BeObUDO
もう十月なのである。
全裸縄縛り待機もきついのである。

83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/04(月) 18:22:08.68 ID:JkM14YDO
二年かと思ったがそんなことはなかったぜ!

84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/04(月) 22:45:17.66 ID:zAa.7Nk0
2年続きが読めなくてもかまわない、ただ生存報告さえあれば……。

85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/05(火) 05:34:16.84 ID:Vnf.rAAO
あああ慌てんじゃねーよとりあえず落ち着いてグラサンを探せ。

はい絶不調です。上司が毎日毎回違うこと言い出したりしてもうイラッとかいうレベルじゃねーよクソが。

とりあえず本編とは違うアレでお楽しみ下さい。

86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/05(火) 05:35:47.45 ID:Vnf.rAAO
前スレ>>1000より


ドM「…なん…だと…」

新八「…この力を使えば、僕はツッコミ眼鏡としての力を全て失う」

ドM「その、姿…は…」

ケンスケ「理解、出来たようだね…さっちゃん」クイッ

日向マコト「そう、その姿こそが眼鏡の深淵より黄泉帰る神速の眼鏡装着術」クイッ

新八「これが…百裂眼鏡天翔を破る唯一無二の奥義…。
空知眼鏡閃(そらをしるがんきょうのひらめき)…即ち

眼鏡に
なる事だ」

ドンッ

87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/05(火) 05:36:32.99 ID:Vnf.rAAO
ドM「(まさか…奴は私とは違う方法で眼鏡の深淵へと至り…遥かに高次元の存在に昇華したとでも言うのか!?)」

ドM「認めん…みぃぃとめんぞァァァァァァ!!!!!!!?」ガァッ…!?

新八「」

新八「無眼鏡(コンタクト)」

カッ

続かない

88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/05(火) 05:39:57.37 ID:Vnf.rAAO
本当に待たせっぱなしでごめんなさい。

つか何でこんな時間に起きてんだよ俺。
寝ます。

90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/05(火) 05:41:00.46 ID:ROoe5/wo
無眼鏡(コンタクト)wwwwww

104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:29:43.33 ID:qtWMU2AO
いや甘やかしちゃダメだってつけあがるから

ホントなら昨日今日で完結させたかった…キリのいいとこまで投下します

105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:30:15.33 ID:qtWMU2AO
「決めてくれた?」

「男だったらシンジ、女だったらレイと名付ける」

「シンジ…レイ…ウフフフッ」

106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:30:46.04 ID:qtWMU2AO
THE END OF EVANGELION × 銀魂

~グラサンを 君に~

107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:31:36.95 ID:qtWMU2AO
《ターミナルドグマ・ヘブンズゲート最奥部》

ゲンドウ「ふざけるな!?シンジがサードインパクトを防いでいるとでもいうのか!?そんな馬鹿げたことが…!?」

カヲル「そんな馬鹿げたことが起きているんだよ、お父さん?」

ゲンドウ「」イラッ

カヲル「そう…彼はまだ自分のカタチを失っていない。
エヴァの中でも強烈な自我をそのまま保っているんだね」

リツコ「なんて子なの…」

ミサト「シンジ君…!」

アスカ「じゃ、シンジはこのままサードインパクトを起こさないで戻ってこられるの!?」

カヲル「彼次第だけど、上手くいけばそうなるだろうね」

ゲンドウ「…!どこまで私の邪魔を…!」ギリッ

新八「シンジ君…まだ戦ってるんだね…エヴァの中で…」

カヲル「戦ってる…というか…うん、間違ってはいないかな。
蹴りが入ったし」

綾波「…。蹴り?」

108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:35:42.14 ID:qtWMU2AO
《前回までのあらすじ》

蹴りが入った

《リリス胎内》

ユイ「ふぐぉあああぁぁぁ…!?」

シンジ「…」ボリボリ

ユイ「ちょっと何するのシンちゃんドメスティックバイオレンス!?」プルプル

シンジ「何すんのはこっちだよいい加減にしろよコラ。
さっきっから何ですか。どんだけ安眠妨害したいんですかさっさと引っ越しですか、あ?」

ユイ「いやあの、そんなつもりじゃ」

シンジ「あんさ、こちとら3ヶ月以上寝てない感じなんだけど?劇中じゃ一晩だけどもう3ヶ月寝てないみたいなテンションなんですけど!?」

ユイ「あの、ごめんなさい…あなたが何を言っているかちょっとわからないわ」

シンジ「大体>>1が遅すぎんだよウンコすぎんだよ!?いい加減イライラくんだろ俺もみんなも!?
お前月イチどころか隔月連載ってどんだけ遅筆だよ!?どんだけSQだよ!?
そりゃ飽きられて人も減るわ!?」

ユイ「ねえやめないそういうメタ発言!?」

シンジ「…つーか、誰」

ユイ「…。えっ」

シンジ「えっ」

109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:36:40.01 ID:qtWMU2AO
ユイ「わかんないの?あのホラ…。
…え、ホントにわかんない?」

シンジ「さっぱり」

ユイ「あの…。かなり重要な…物語のキーパーソン的な…

わかんない?マジで?」

シンジ「ちっとも」

ユイ「…」

110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:38:28.22 ID:qtWMU2AO
ユイ「けほっ、けほけほっ…エヴァの中けほっ…ずっと…見守っゲホッゲホッ」

シンジ「え、何で急に咳き込み始めたの。何で咳に紛れてヒントが埋まってるの何で僕に言わせたい感じになってるの」

ユイ「ゲホゲホッ!いつもシンジのことをけほ心配ゲホッ!共に戦ってゲ…ゲホッゲホッ!?変なとこ入ったっ!?」

シンジ「…。まさか…」

ユイ「…!ええ…!」コクコク

シンジ「エヴァンゲリオンの仙人…?」

ユイ「お母さんですぅ!?いい加減気づいてくれてもいいじゃない!?
ワザと!?ワザとよね!?ワザとって言ってお願い!?」

シンジ「…お母さん?」

ユイ「ええ…」

シンジ「八郎の?」

ユイ「あーなーたーのー!!!?」

111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:40:12.07 ID:qtWMU2AO
ユイ「ひどい…ひどいわシンちゃん!お母さんシンちゃんが気付いてくれるのずーっと待ってたのに!?
いつまでたってもシンクロ率全然上がんないしいっぺんも暴走しないし邂逅イベントも他にもってかれるし!」

シンジ「え、ああ…すいません…。
邂逅イベントって何?」

ユイ「そりゃあ確かに強く逞しく育って欲しいとは思ったわよ?でもいくらなんでもお母さんの顔も忘れるなんて逞しく育ちすぎだわ…」

シンジ「え、無視ですか」

112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:41:12.23 ID:qtWMU2AO
ユイ「全く…あの人ったらいったいどんな漢気あふれる教育したのかしら…」

シンジ「あの人?」

ユイ「ゲンドウさんよ。あなたのお父さんに決まって…」

シンジ「いや、育てられてないし」

ユイ「…はい?」

シンジ「育児放棄されましたが」

ユイ「…」

シンジ「…」

ユイ「…えっ」

シンジ「母さんが死んですぐに」
ユイ「いや死んでないから。エヴァの中に取り込まれたの」
シンジ「(めんどくせェな)
まあそれからすぐに親類んとこに放置プルェェェイされましたが」

ユイ「…またまたぁ」

シンジ「ヤローは一度たりとも会いに来ませんでしたが」

シンジ「叔母夫婦んとこでも冷遇されまくった挙げ句自転車ドロ扱いされましたが」

シンジ「小学生にして家出しましたが」

113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:42:32.02 ID:qtWMU2AO
ユイ「…いやいや」

ユイ「…」

シンジ「…」

ユイ「マジで?」
シンジ「マジで」

ユイ「っはあああぁぁぁ!!!?何やってんの!?あのまるでダメな夫略してマダオ!?」

シンジ「(あ、確かに母さんだわこの人)」

114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:43:00.86 ID:qtWMU2AO
ユイ「何で!?あの時のシンジまだ幼稚園児じゃない!?何でほったらかしにできるの!?最っ低!」

シンジ「(…。そっか。僕のためにちゃんと怒ってくれるんだ。
ちょっと嬉しいな)」

シンジ「あの…母さ」
ユイ「わかった!こうなったらやっぱり合体しかないわ!
シンジ、お母さんと一つになりましょう!心も体も一つに!」

シンジ「おい今の感動返せ」

115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:52:09.65 ID:qtWMU2AO
シンジ「ねえ何がわかったの?何一つわかんねーよ何で息子に合体宣言?
何なのビッチなの?死ぬの?」

ユイ「違うわシンちゃん、合体っていってもそういうアレじゃないの。文字通り一つになれるのよ私たち!」

シンジ「いえ、よくわかんないけどいいです」

ユイ「遠慮しないの!私と一つになればあなたは完全な生命体へと進化するわ!」

シンジ「ああ、人造人間セルみたいなアレですか?
でも僕まだ花も恥じらうティーンエイジャーなんで若本ボイスはちょっと」

ユイ「怖いことなんて何もないから!痛くもないしとてもとても気持ちのいいことだから!先っぽだけだから!」

シンジ「怖ェよ!?先っぽって何の先っぽだよいや言わないでいいですけどね!?
どう考えてもそういうアレじゃねーか!?」

ユイ「心配いらないわ。合体してもサードインパクトが終わったらちゃんとみんな戻せるから!」

シンジ「戻せねーよ!?明らかに人として道踏み外して…

…サードインパクト?」

116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:53:44.16 ID:qtWMU2AO
ユイ「そう、サードインパクトであなたは神様になるの」

シンジ「…神って…。
あ、死神?ノートに名前書いちゃうの?リンゴ食べちゃうの?
それともオサレになっちゃうの?月牙になっちゃうの?」

ユイ「いやね?お母さんだって色々考えたわよ?
色々考えて悩んで…もうサードインパクトで人類全て一つになった世界に改変するしかないなって結論に」

シンジ「色々考えすぎだろ!?んなモンどこぞの団長にやらしとけよ!?
綾波が文芸部員のメガネっ娘とかゾッとしねーよ!?」

ユイ「もう、シンジ!お母さんにそんなワガママ言っちゃいけません!めっ!」

シンジ「息子に合体宣言した親に言われたくねェェ!?」

ユイ「…そんなにイヤなの?」

シンジ「イヤとか以前の問題だと気づいて下さいお願いだから」

ユイ「もしかして…
『べ、別に合体なんてしたくないんだからねっ!?』とか『合体するなよ!?絶対に合体するなよ!?』みたいな…」

シンジ「ツンデレ属性も芸人魂も持ち合わせてねェェェ!!!?」

ユイ「うん…やっぱり実際に体験してもらったほうが早そうね。
さ、こっちよシンジ!」グイッ

シンジ「だから何だって人の話を聞かねえんだ!?
ちょっ…待っ…ああああぁぁぁ!!!?」

117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 01:58:45.04 ID:qtWMU2AO
《シンジの精神世界》

シンジ「…え、何だこれ……どこだここ…」

あなたそのものよ

シンジ「僕そのもの?」

ここには、あなたしかいないから

あなただけの世界

自由な世界

シンジ「僕しか、って…え?母さんは?」

わからない?私はもう、あなたと一つになったわ

シンジ「はあっ!?

!?

何だこれ…何だこれ…何だこれ…!?」

ATフィールドは心の壁

それはヒトの形を作り出すモノ

その心の壁を取り払えば、全ての人間は一つの完全な存在になる

争うことも、傷つけあうこともない

解り合うことができるの

それが、サードインパクトの本当の目的

そして、その鍵となるのが私とあなたよ

シンジ「…流れ込んでくる…!?母さんの…母さんそのものが!?」

シンジ

これは、あなたの望み通りの世界を作り出すことが出来るということでもあるわ

エヴァ初号機はサードインパクトの要

そのパイロットであるあなたは、新しい世界の鍵

あなたは神様と同じ権利を手に入れたの

118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:00:26.74 ID:qtWMU2AO
見て

あなたの可能性を

シンジ「可能性…って」

さあ

目を覚ましてシンジ

シンジ

「バカシンジッ!」

シンジ「ハッ!?」

119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:02:13.68 ID:qtWMU2AO
《シンジの部屋》

アスカ「ようやくお目覚めね…バカシンジ」

シンジ「何だ、アスカか…」

アスカ「なんだとは何よ!こうして毎朝遅刻しないように起こしに来てやってるのに。
それが幼なじみにささげる感謝の言葉ぁ?」

シンジ「うん、ありがと…だから、もう少し寝かせて…」モゾモゾ

アスカ「何甘えてんの!もー、さっさと起きなさいよ!」

モッコリ←汚らわしいバベルの塔

ドスンバタン
アスカ「キャー!エッチバカ変態!?信じらんない!?」
シンジ「仕方ないだろ!朝なんだから!」

アスカが、隣に住む幼なじみ…

120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:06:40.73 ID:qtWMU2AO
トントントントントン…

ユイ「シンジったら、せっかくアスカちゃんが迎えに来てくれているのにしょうのない子ねぇ」

ゲンドウ「ああ」

ユイ「あなたも!新聞ばかり読んでないで、さっさと支度してください!」

ゲンドウ「ああ」

ユイ「もう、いい年してシンジと変わんないんだから…」

ゲンドウ「君の支度はいいのか?」

ユイ「はいいつでも!
もう、会議に遅れて冬月先生に文句いわれるの私なんですよ!?」

ゲンドウ「君はもてるからな」

ユイ「バカ言ってないで、さっさと着替えてください!」

ゲンドウ「ああ、分かってるよ。ユイ」

母さんが生きていて…

父さんが、どこにでもいる普通の父さんで…

121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:07:46.93 ID:qtWMU2AO
《学校》

ヒカリ「起立!礼!着席!」

ミサト「喜べ男子!今日は噂の転校生を紹介するっ!」

綾波「綾波レイですー、よろしくっ♪」

シンジ「ああーっ!?」

綾波「ああっ!あんた、今朝のパンツ覗き魔!」

アスカ「ちょっと!言いがかりはやめてよ!アンタがシンジに勝手に見せたんじゃない!」

綾波「あんたこそ何?すぐこの子かばっちゃってさ。何?できてるわけ?2人?」

アスカ「たっ、ただの幼なじみよ!うっさいわねぇ…!」

ヒカリ「ちょっと、授業中よ!静かにしてください!」

ミサト「まぁ~、楽しそうじゃない。私も興味あるわ。続けてチョーダイ♪」

アハハハハ……

綾波は、唐突に現れた転校生で…

122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:08:14.40 ID:qtWMU2AO
ガラガラッ

銀八「オーイ、うるっせーぞ隣のクラスー」ボリボリ

ボサボサの天然パーマに白衣ひっかけたやる気のない死んだ魚みたいな目した教師がいて…

シンジ「あ、銀八先生だ」

なんか予想外のキャラ出てきたァァァ!!!?

123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:12:54.15 ID:qtWMU2AO
銀八「静かにしろてめーらー。こっちゃもうホームルーム始まってんだよ。
アニメ第二期に向けて、スポンサー獲得の為の話し合いしてんだよクソガキどもー」

ミサト「…坂田先生。何で高校教師のあなたが中等部にいるんですか」

銀八「こまけー事気にしてんなよヅラ城センセ」

ミサト「ヅラ城はやめろって何度言やわかんのよ白髪天パッ!?」

銀八「あんだコラ!?てめーこそセーラー服が似合いそうな前髪しやがって!
金髪にされてーのか!?オレンジががった金髪にされてーのか!?
オサレにBLEACHされてーのか!?」

ミサト「あんでそこだけ英語にしやがった!?テメー久保先生に恨みでもあんのか!?」

ギャーギャー

ケンスケ「…平和だねぇ」

トウジ「アレが平和に見えるんやったらメガネ替えたほうがええで?」

シンジ「つか、何だこれ」



シンジ「ああアレか。番外編的な…読み切り的なアレか」

おかしいわ…どうしても邪魔が入る…

シンジ「でもアレじゃね?半年かかっても本編完結できねーウンコが番外編とか身の程知らずにもほどがあんじゃない?」

仕方がないわ

少し、つらい思いをしてもらうわね

シンジ

シンジ「へ?」

124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:14:33.91 ID:qtWMU2AO
あれも一つの世界

あなたの中の可能性

今のあなたがあなたそのものではない

いろんなあなた自身がありえるの

エヴァのパイロットでないあなたもありえるのよ

シンジ「んな事言われても…違うよ。
あんなの僕じゃない」

そうね、今のあなたじゃないわね

じゃあ、今のあなたは本当に碇シンジ?

シンジ「は?」

そうやって、嫌なことから逃げているのね

今いるこの世界が、あなたが望んで作った世界だとは思わない?

125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:15:57.39 ID:qtWMU2AO
シンジ「今って」

あなたが逃げ込んだ、あの街のこと

あなたが逃げ込んだ、あの人たちのこと

あなたが逃げ込んだ先に創り出した、理想の世界のこと

シンジ「!!!?」

思い出した?

本当のこと

本当の世界

本当のあなた

何だ!?引っ張られ…向こう側に取り込まれる…!?

126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:17:07.97 ID:qtWMU2AO
「裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!父さんと同じに裏切ったんだ!」

「僕は、僕は!エヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!」

「僕はここにいてもいいのかもしれない」
「そうだ、僕は僕でしかない」
「僕は僕だ。僕でいたい!」
「僕はここにいたい!」
「僕はここにいてもいいんだ!」

「助けてアスカ…助けてよ…」

「僕にはヒトを傷つけることしかできないんだ。だったら何もしない方がいい!」

「だって、エヴァに乗る資格がないんだ…」

シンジ「うわあああぁぁっっ!!!?」

127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:19:28.60 ID:qtWMU2AO
違う…僕は、僕は、こんなんじゃ…

これが…僕?

本当の僕?

これが?

消えていく…世界が消えていく…

何もない空間、何もない世界

僕のほかには何もない世界

僕がよく分からなくなっていく

自分がなくなっていく感じ…僕という存在が、消えていく……

そう、だから創るの

あなたが、世界を

せかい……

だめだ……

いしきが…とける……

さあ

心を解き放って

ミサト「何を願うの?」

アスカ「何を願うの?」

綾波「何を願うの?」

何を願うの?

ね……が……い……

ぼく…は…………

128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:23:11.50 ID:qtWMU2AO
『なあシンジ、オメーはどうしたい』

…ッ!?

129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:27:18.18 ID:qtWMU2AO
《愛とか情とかじゃ解けないモノ》

見とけ、てめーのいう余計なモンがどれだけの力を持ってるか
しかとその目ん玉に焼きつけな

僕らの…かぶき町のおふくろさんを傷つけたことは…許さない

銀ちゃんがいなくなったら、生きてたって何にも楽しくなんかないアル!

てめーが勝手に掘った小せェ溝なんて俺達はしらねェよ
そんなもん、何度でも飛び越えてって何度でもてめーをブン殴りに行ってやる

てめーに一言言っておく!ありがとよォォォォ!!!!

俺ァ、死んでもココを動かねーぜィ…!

世の中というのはなかなか思い通りにいかぬものだな!
国どころか、友一人変えることもままならんわ!

からくり技師が引き起こした事態だ、からくり技師がなんとかせにゃなるめーよ

それは志の死、魂の死を指しているんでしょう

この街は、私達の街です

ぬしらと会えて、良かった

しぶとくずぶとくしたたかにしなやかに
それが、私達ってモンじゃないのかい

銀時『テメーらァァァ!!!!それでも銀魂ついてんのかァァァ!!!?』

…!!!!!!!!!!!!

130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:28:17.89 ID:qtWMU2AO
帰るよ

…シンジ?

僕は、新しい世界なんていらない

シンジ「みんなのところに、帰る」

131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:30:35.43 ID:qtWMU2AO
どうして?

シンジ「…」

どうして!?

どうして!?どうして!?どうして!!!?

シンジ「それは僕の願いじゃない」

シンジ「あなたの願いでしょ?」

シンジ「母さん」

132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:31:37.18 ID:qtWMU2AO

ユイ「…シンジ…」

シンジ「あの頃、母さんがいなくなって、寂しかった」

シンジ「野郎に置き去りにされて…自分には何もない、必要とされてない人間なのかって…悲しかった」

シンジ「今まで、どれだけのモン取りこぼしてきたかわからない。それが人より多かった気もするけど…。
でも、今はもう寂しくも悲しくもない」

シンジ「欲しかったモンも大切なモンも余計なモンも全部、あの街で貰えた。
あの人たちに会えたから…無くしたモンより貰ったモンのほうが多かったから、ここまで来れたんだ。
それは、僕一人じゃ絶対手に入らなかったモンだ。自分の都合で作り出したものなんかじゃない。絶対に違う。

みんなが…魂が、そう教えてくれてる」

133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:32:05.51 ID:qtWMU2AO
シンジ「それを全部都合のいいように作り替えて、それでお終いなんて…
そんなケリのつけ方はしない」

シンジ「願いは」

シンジ「テメーでテメーの因縁にケリつけるために」

シンジ「俺ァ、帰る」

134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:33:32.24 ID:qtWMU2AO
シンジ「だから」

シンジ「さようなら、母さん」

ユイ「…」

ギュッ

ユイ「お母さんはもう、必要ないのね?」

シンジ「…うん」

ユイ「ゴメン…ゴメンね、シンジ…ひどいことして…つらい目にあわせて…。
あなたじゃない…寂しかったのは、私ね…」

シンジ「いいよ…。
母さん…あなたのことは恨んでいない」

ユイ「…」

シンジ「…」

ユイ「あなたはもう…子供じゃないのね…」

シンジ「男は下の毛が生えたらてめーでてめーを育てていくものってね」ニッ

ユイ「…ふふ」ニコリ

スゥッ……

136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:35:06.98 ID:qtWMU2AO
一つだけ、お願い

ほんの少しでいい

私も連れて行って

あの人を、ゲンドウさんを止めるために

137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:42:28.01 ID:qtWMU2AO
《現実世界・ヘブンズゲート最奥部》

リリス『!』ビクン

ググ…

星海坊主「リリスが!?」

ゲンドウ「始まったか…!」

アスカ「そんなっ!?」

カヲル「…いいや」

リリス『』ブルブルブル

ドロッ…ドロドロドロ……

ゲンドウ「なっ!?」

カヲル「終わったよ」

びっちゃああぁぁぁぁっっ………!!!!!!!!

138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:46:39.25 ID:qtWMU2AO
ミサト「リリスが…溶けた…」

リツコ「形象崩壊…」

綾波「…」

ゲンドウ「な…あ……。

ユ…イ……ユイ……!?
ユイィィィィィィ!!!!!!!!!!???」

銀時「うおっ!?なんか血みてーなのが……血生臭っ!?」

新八「グロっ!?あれちょっとグロいですよ!?」

神楽「私…なんか…気分悪くなってきtおぼろろろろろ…」オボロロロロロ……

新八「いやああああ神楽ちゃんんんん!?」

星海坊主「オイしっかりしろ神楽!?
オメーらなんかねーのか!?エチケット袋的なモンは!?」

ミサト「んなもんあるわけないでしょネルフに!?
つーかくさっ!?」

アスカ「…ぅぷ」

リツコ「…アスカまさか」

アスカ「気持ち悪い」

ミサト「まてまて待って!?それはヤバい!?それはヤバいわよアスカ!?」

141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 02:55:28.09 ID:qtWMU2AO
ミサト「耐えて!?お願い耐えて!?」サスサス

アスカ「無理……臭いで…もらっちゃ……。
ちょ、おじさんソレ貸して…もうそのメットでいいから貸して…」フルフル

星海坊主「いいい!?
いや駄目だって!?コイツぁ失われた希望に代わって頭皮を守ってくれる大切な!?」

ゴワン…ガランガランガラン…!!

ズーン…

銀時「あんだァ!?」

桂「むう…一体何が起こっているのだ…あれは?」

リツコ「初号機の拘束具…エントリープラグも」

ミサト「リリスと一緒にエヴァも溶けたの!?」

綾波「碇君は…!?」

プシュゥッ

シンジ「よっ…と」

142 :とりあえずここまで 2010/11/08(月) 02:57:39.40 ID:qtWMU2AO
…!!!!!!!!

シンジ「…アレ?」

アスカ「シ…!?」

「「「「シンジ(君)っ!!!?」」」」

シンジ「なんか増えてね?」

143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 03:03:02.74 ID:qtWMU2AO
はい、えー…

すいまっせーん!!!!ホントすいまっせーん!!!!
GEP中のみんなにすいまっせーん!!!?

今夜はとりあえずここまでです……

必ず完結させます……ホントに……

146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/11/08(月) 07:23:35.41 ID:OZZJ8yEo
乙!

>アスカ「気持ち悪い」
台詞は会ってるのに…

171 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/23(木) 04:19:42.33 ID:U8vSL2AO
クリスマスまでに完結…とか銀さんの甘味事情並みに甘い考えだった

とりあえず今週中には戻ります

173 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/23(木) 19:45:36.98 ID:rYoAsoAO
オイィィィ!
今年中に終わるのか!?マジで終わるのか!?
頑張ってくれよオォォ!

175 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 04:16:12.01 ID:DAhLqsAO
シンジ「今年も一人でシングルベルだった、とか」

シンジ「『勝った、俺女の子たちとクリスマスパーティーやった…ネトゲの中で』
とかイブ翌日に教室で嬉々としてしゃべってる奴」

シンジ「来年からお前達死刑」

シンジ「毎年毎年何回同じこと言ってんだ。
そんなネタはな、もう何万年も前からキリストとサンタと山下達郎が誕生した時から使い古されてんだよ輪廻転生してんだ」

シンジ「もうメンドくせーんだよそこでプチ不幸自慢大会開催すんのは」

シンジ「うっとーしーんだよ。そんな会話しながら
『ネタにしてる位だから俺達全然気にしてないよね』
的なやっすい虚栄心を張りめぐらせてる連中が!」

シンジ「もうウンザリなんだよ!よい子にはプレゼントとかサンタさんは煙突から不法侵入とか下らねぇやりとりしてるクリスマスという悪習そのものが!
もうみんなで一斉にやめるべきだろこんな茶番!」

シンジ「来年からクリスマスのクの字もリの字も声に出した奴ァ全員死刑でファイナルアンサー!?」

 

177 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 18:50:14.62 ID:DAhLqsAO
シンジ「ファイナルアンサーじゃねェェェ!!!?おまっ8時間も反応なかったこっちの身にもなれよォォォ!!!?
つかオイなんだこの名前欄と日付」

銀時「…」ペラッ
新八「…」ズズズ…
神楽「…」ホジホジ
シンジ「…」

シンジ「神楽ちゃーん神楽ちゃーん」

神楽「あん、何アルかシン坊」

シンジ「ちょっと
『べ、別にアンタたちのために再開するわけじゃないんだから!勘違いしないでよねっ!?』
とか言ってくんない。サービスサービスぅ的なアレで」

神楽「キモいんだよクソが」

179 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 18:54:14.83 ID:DAhLqsAO
「「「「シンジ(君)っ!!!?」」」」

シンジ「なんか増えてね?」

《ヘブンズゲート最奥部》

シンジ「よーいしょっと」スタッ

シンジ「…アレ?どこだココ?
確か僕ジオフロントに…あ、ダメだ。数ヶ月前のことなんで覚えてねーわ」

アスカ「し、シンジ…アンタ…大丈ウプなの…」ヨロ

シンジ「いや…そのセリフそのままマホカンタだよアスカさん。何でんな死にかけた顔してんの」

アスカ「…さっきのリリス崩壊が気持ち悪くて…あれ」

桂「しっかりしろリーダー」サスサス
神楽「おぼろろろろろ…」オボロロロロ…

シンジ「oh…」

アスカ「あれのせいでアタシもちょっともらいそうな感じ」ウプ

シンジ「離れろ。
つーか、どうしてみんなして集まってんの?何で桂さんや星海坊主さんまで?」

アスカ「ア、アンタバカァ!?アンタを追っかけてきたに決まって…
あ、やっぱダメだわコr…のえええええええ…」エレエレエレエレ…

シンジ「ギャアアァァァ!!!?俺のそばに近寄るなァァァ!!!?」

180 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 18:56:19.65 ID:DAhLqsAO
ミサト「…。やっちゃったわね」

銀時「やっちゃったなー…やっちゃったなーコレ」

長谷川「少年が神話になる前に少女が伝説こさえちまったなオイ」

銀時「伝説こさえたっつーか現在進行形でレジェンド垂れ流してんだけどな」

ミサト「読切描いてる最中のレジェンド作家みたいになってるわね…」

銀時「おーい誰かレジェンド袋持って来ーい。もしくはゴリラ袋持って来ーい」

ミサト「いやゴリラ袋って何。何入れるの?バナナ?ゼリービーンズ?」

181 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 18:57:14.24 ID:DAhLqsAO
銀時「ま、やっちゃったモンはしょうがねーって。
ポジティブに考えようや。これで新境地切り開いて新たなファン層獲得っつーことで」

ミサト「いやあの惨状に喜ぶファン層ってどんな層!?
最下層からさらに発掘しないと出て来そうにない層なんだけど!?」

神楽「フ…やっぱり私の後追いになったアルなアスカ」フラッ

アスカ「あんですって…」ヨロッ

神楽「ジャンプ誌上初ゲロ吐いたヒロインの看板は伊達じゃないネ…これでファーストレジェン吐レンの座は私のものアル…!
所詮オマエは二番煎じ、私の後追いに過ぎねーんだヨ!オマエエにはセカンドレジェン吐レンがお似合いネ!」

アスカ「くっ…!?」

新八「くっ!?じゃねーよ。そこ悔しがるところじゃねーよ」

シンジ「何で神楽ちゃんは誇らしげなんだよ。何でレジェンド吐くこと競ってんだよ。
つかレジェンド吐レンて何?どんなDEATH&REVERSE?」

神楽「そんなことより出すもん出したら腹ヘったネ。ヅラァ、なんか持ってねーアルか」

桂「ヅラじゃない、桂だ。んまい棒ならばあるが」

銀時「やるだけやっちゃった張本人が開き直んな馬鹿」スパーン

182 :>>178いぐざくとりぃ 2010/12/25(クリスマス) 19:00:36.90 ID:DAhLqsAO
シンジ「血とレジェン吐臭とでカオスなんだが。なんかこっちまでレジェンドもらいそ…」ウプ

綾波「アスカ、大丈夫?」サスサス

アスカ「んぅ…何とか…」ゲッソリ

シンジ「…」ジッ

綾波「…?なに?」

シンジ「んにゃ、やっぱりよく似てるなって。母さんに」

ゲンドウ「…!シンジッ!!」

シンジ「あん?何ですかグラサン掛け機」

ゲンドウ「ユイは…!ユイはどうした!?」

183 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:02:14.69 ID:DAhLqsAO
シンジ「…」

ゲンドウ「答えろ!?」

シンジ「ったくユイ、ユイって…いい年こいたオッサンがどんだけユイちゃん派だよ、あ?
ギー太か?ギー太になって添い寝希望ですかコラァ」

シンジ「言っとくけどシンちゃん誰が何て言おうとムギちゃん派だからなコノヤロー」

新八「…あの、シンジ君」

シンジ「例えたくあん呼ばわりされようと!
ローソンの店内放送で若干浮いてても!
クリアファイル微妙に売れ残っててもムギちゃん一筋だからなコルァ!?」

新八「オイィィィ!?いちいち敵増やすような発言控えろ!?」

シシンジ「あ、わちゃんとさわちゃん先生は新八さんに譲ります」

新八「メガネで一括りにして押し付けようとすんなっ!?」

銀時「オイオイ、お前マニアックな女の趣味してんだな。
アレだよ?マユ毛の太いヒロインにロクな奴ァいないよ?ナイフで刺されてもしらねーよ?」

綾波「ユニーク」

ミサト「レイー乗っかっちゃ駄目よー。
それ敗北宣言だから。私たちのほうが先輩だから」

ゲンドウ「ふざけるなァッッ!!!!!?」

184 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:03:25.27 ID:DAhLqsAO
シーン…

ゲンドウ「答えなければ殺す…!!ユイはどうなったっ!!!?」

シンジ「ずいぶんハイテンションでベラベラ喋るようになりやがったなオイ。
…行っちまったよ」

ゲンドウ「…っ…は…」

シンジ「逝くべきとこに…お空の向こうにさ」

ゲンドウ「」

ガクリ

185 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:04:43.93 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「」ブツブツ…

シンジ「…無様だな。
…あ、みんな。碇シンジただいま戻りました」ニッ

新八「軽っ!世界の危機から生還したのに報告軽っ!」

シンジ「ま、喉元過ぎればなんとやらで。
…なんかみんなずいぶん派手にやられてますね。銀さんズタボロじゃないでるりゅぶっ」

銀時「だーれのためにズタボロになったと思ってんだてめーは」ギュム

186 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:06:14.17 ID:DAhLqsAO
銀時「オメーな、銀さんものっそいがんばったんだぞオイ。
モビルスーツ25機を2分で全滅させて戦艦3隻ツブした旧作主人公ぐらいがんばったんだぞオイ」ギュムゥ

シンジ「ちょっとマジ勘弁してくださいよ主人公交代フラグじゃないですかソレ。
エンディングの名前表記の一番上取られちゃうじゃないですか」

アスカ「もう許してやんなさいよ…」

《真選組屯所》

沖田「アンタは一体何なんでェェェ!!!!」ビュウンッ

土方「オメーが何なんだ何で斬りかかったァァ!!!?」

188 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:11:56.85 ID:DAhLqsAO
銀時「んーでシンジよ。ケリはついたのか?」

シンジ「ええ、とりあえず半分は。
残り半分は…あのザマですけどどうしたもんでしょうね?」

ゲンドウ「」ブツブツ

綾波「碇司令…」

星海坊主「テメェの負けだ…アダムを捨てな」

ゲンドウ「…」ピタ

星海坊主「もっとも拒否権はねえ。引きちぎってでもツブすがな」

リツコ「司令…もうあなたの目的が達せられることはありません。どうか…」

ゲンドウ「…その、通りだ」

ユラリ

ゲンドウ「私の…光は、永遠に失われた」ゴソ…

リツコ「司令…?」

pi

『人工知能により 自律自爆が 決議 されました』

ミサト「!?」

『自爆行動は 三者一致の後 10 秒で 行われます』

『自爆範囲は ジオイド深度マイナス280 マイナス140 ゼロフロアーです』

『人工知能以外によるキャンセルはできません』

ゲンドウ「全て…全て終わりだ」

銀時「…気のせいかな新八君。今自爆って単語が聞こえた気がするんだけど」

新八「奇遇ですね銀さん…僕にもそう聞こえました」

190 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:13:48.36 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「私にはもう何も残されていない…」

リツコ「あ、あなた今何をっ!?」

ゲンドウ「お前達がそうしたように、私もお前達の全てを奪う!跡形もなく消し飛ぶがいい…!」

シンジ「…」

銀時「…いやいやそれはない。それはないって。
昔のロボットアニメじゃあるめーし」

新八「はは…ですよね。そんな悪の秘密組織みたいなことあるわけが」

神楽「悪あがきにも程があるアルみっともなさすぎネ」

長谷川「だよなァ?いくらなんでもそんなベタな展開あるわけねェよな?」

銀時「たりめーだろ。ヤローのハッタリに決まってらァ…なあ?」

ミサト「」ダラダラダラ

191 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:14:56.65 ID:DAhLqsAO
銀時「…アレ、おかしいぞ?ネルフのお姉さんが急に目を合わせてくれなくなった。
おねーさァァァんん!!!?」

新八「あの……ちょっ、嘘ですよね。そんな…嘘ですよね?
え、マジであんの?マジで爆発すんの?」

ミサト「…」コク

銀時「…いやいやいや」

新八「…いやいやいやいや」

長谷川「いやいやいやいやいや」

銀時「いやいやいやいやいやいやイヤァァァァァァ!!!!!!!?」

新八「はあぁぁぁぁぁぁ!!!?ちょっ…はあぁぁぁ!!!?
マジで爆っ……はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

192 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:19:52.91 ID:DAhLqsAO
ミサト「…使徒とリリスの接触を防ぐ最終手段として」

長谷川「悪用されてんじゃん!?思っくそ悪用されてんじゃん!?」

桂「え、爆発するの?」

銀時「あああああああわててんじゃねーよお前らとりあえず落ち着いてダブルオークアンタを探せ」ガタガタ

アスカ「アンタが落ち着けェェェ!!!?」

桂「え、本当に爆発するの?」

新八「い、い、い、今すぐ逃げなきゃ!?」

ミサト「うん、それ無駄」ダラダラダラダラ

長谷川「何で!?」

ミサト「…セントラルドグマ(ここ)中心に本部が全て吹っ飛ぶの」

長谷川「」

193 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:20:50.47 ID:DAhLqsAO
ミサト「機密保持の為に…。
まさかシステムを復旧させたのが裏目に出るなんて…は、はは…」

桂「え、本当の本当に爆発するの!?」

銀時「うるっせーよてめーわァァ!!!?」

アスカ「いやアンタのほうがうるさい!」

星海坊主「止める手段は!?」

リツコ「有り得ない、有り得ないわ!?
いくら司令でも自爆装置を勝手に作動させるなんてできるはずが!?」ガチャッ

カタカタカタカタカタカタ…

 

195 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:21:21.58 ID:DAhLqsAO
pipipi…

リツコ「マヤ、聞こえて!?詳しい話はあとにして状況を!」カタカタカタカタ…!

マヤ『…先輩!やっと繋がった!そちらからパターン青反応が!?
ATフィールドが発生しているせいで通信が安定しなくて…』ザザザッ…

リツコ「使徒の反応についてはいいわ!MAGIの状態を報告しなさい!」

《ネルフ・第二発令所》

マヤ「は、はいっ!
状況は第拾壱使徒の侵入時と酷似していますが、MAGIは外部からの命令入力を全て拒絶しています!」

メガネ「くそっ!?ロジックモード変更も受け付けない!」

メガネ「急拵えの応急処置しかしてないんだ!何とか自爆回路だけ切断するとか出来ないのか!?」

ギター「自爆システムの回路だけなんて無理に決まってる!?」

メガネ「じゃあMAGIを物理的に破壊…!」

ギター「本体は向こうのガレキの下敷きなんだぞ!?
あれだけのものどうやって!?」

196 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:22:26.15 ID:DAhLqsAO
リツコ「(MAGIへのアクセス不能…
一切の操作をシャットアウト…
何なの!?この“自爆するためだけ”のプログラムは!?)」

ゲンドウ「無駄だ赤木博士…これは…小細工では止まらん…。
ナオコ君が…私のために残した物だからな……」

リツコ「!?」

ゲンドウ「一度起動すれば、一切の操作を受け付けん。
解除は私にも不可能だ」ニィィッ…

リツコ「MAGIの裏コード…!?母さんあなた何てことを!?」

ゲンドウ「ふ…はは……

はははははははははは!!!!」

197 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:23:44.89 ID:DAhLqsAO
リツコ「(手元のノートパソコンではMAGIの演算速度に追いつけない。
発令所まで戻る時間はない…いいえ、例え戻って直接操作してもシステム解析すら間に合わない。
MAGIを物理的消去しようにもガレキが邪魔を…)」

ミサト「リツコ、何かあるわよね!?起死回生のアイデア!」

マヤ『先輩お願いします!指示を!?』

リツコ「…ぃわ」

ミサト「え?」

マヤ『…先輩?』

リツコ「無いわ」

ミサト「あの、リッちゃん。…問題無いって言ったのよね今?」

リツコ「逆よ」

リツコ「打てる手は、何も思いつかない…つまり」

リツコ「手詰まり」

マヤ『』ヘタ…
ミサト「\(^o^)/」

198 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:26:57.88 ID:DAhLqsAO
ミサト「あは、あははははは……。
こんなことなら、アスカの言うとおりカーペット替えとくんだったわ…」

アスカ「やめてくんない!?人をダシにして遺言かますのやめてくんない!?

…!そうだわ渚っ!」

カヲル「僕?」

アスカ「そうよ!あんたのATフィールドでアタシたち全員護れないの!?」

カヲル「んー…この辺り一帯を吹き飛ばす爆発となると、ここにいる全員を護るのは厳しいかな」

アスカ「むっきぃぃぃ!!!?肝心なところで使えないわねぇ!?」

カヲル「ひどい言われようだね」

アスカ「だいたいアンタ何でそんなに落ち着いてんのよ!?」

カヲル「僕にとって生と死は等価値だからね。
ここで死を迎えるなら、それもまた一つの答えなのさ」

桂「くっ、為すべき使命を果たさずに死ぬわけにはいかん!
カヲル殿、俺からも頼む!どうかこれで手を打ってくれんか!」

っんまい棒(免他意)

カヲル「…」

アスカ「あ、アンタ馬鹿ァ!?お菓子なんかで…」

サクサク

カヲル「…桂さん…僕は君に逢うために生まれてきたのかもしれない…」キラキラ

アスカ「なんでだァァァァァァ!!!?」

199 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:27:49.20 ID:DAhLqsAO
アスカ「馬鹿なの!?アイツ馬鹿なの!?何でんまい棒一本でデレてんの!?
つーかどんだけんまい棒好きなのよアイツ!?アタシもまあ別に嫌いじゃあないけどね!?」

シンジ「いや無理矢理ツンデレアピールしなくてもいいから。
で、アレ誰?」

綾波「使徒よ」

シンジ「マジでか」

桂「もしお互い生きて帰れたら蕎麦をご馳走しよう」

カヲル「蕎麦…?
桂さん、それは食べ物だね?それは…んまい棒より美味しいのかい?」ゴクリ

桂「うむ、んまい棒はあくまで非常食。
対して蕎麦は主食。質実剛健、侍の食べ物だ」

カヲル「それは…実に興味をそそられるね…」ジュルリ

アスカ「どんだけお腹すかしてんのアンタ!?つーかソバ一杯で買収される使徒ってアタシたちの今までの苦労はなに!?」

カヲル「嗜好品を嗜むことは幸せにつながる。良いことだよ?」キラキラ

アスカ「それっぽいセリフでごまかそうとしてんじゃねーわよ!?
あとその少女マンガみたいなキラッキラな笑顔やめろイラッとくっから!?」

200 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:30:45.48 ID:DAhLqsAO
カヲル「さて、それじゃ頑張ってやってみるとしようか。もっとも…。
彼が黙って見ているとは思えないけど」

ゲンドウ「当然だ…。
ATフィールドを発生させようと私が侵食する。
例え生き延びたとしてもジオフロントに生き埋めだ。どうやって脱出する?
もうMAGIの自爆を止める手だても、地上へ逃げる時間もない!
はっ…!はははははははは!!!!」

星海坊主「テメエェェェ!!!?」

ゲンドウ「なるほど私は勝てなかった。
だがこの場にいる誰一人生き残ることはない!お前たちの負けだ!」

シンジ「はーいそーれまーでよーっと」

201 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:32:52.02 ID:DAhLqsAO
…!?

シンジ「ギャーギャーギャーギャーやかましーんだよ。発情期ですかコノヤロー。
どいつもこいつもちったァ落ち着けっつーの」ボリボリ

綾波「碇、君?」

長谷川「いや…そんな悠長なこと言ってる場合じゃ!?」

シンジ「だーいじょうぶっすよ。多分」

新八「大丈夫って…!?」

[MAGI-SYSTEM]

『審議中 審議中 審議中』
Melchior:承認

202 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:34:34.53 ID:DAhLqsAO
銀時「おいシンジおまっ、何でそんなに落ち着いてんだよ…!?」

シンジ「カンです。爆発、しませんよ」

銀時「…」

リツコ「カンって…」

シンジ「あー、何なら賭けてもいいですよ?向こうひと月分のジャンプ」

『審議中 審議中 審議中』
Balthasar:承認

銀時「…マジでか」

綾波「本当に…?」

神楽「ホントのホントアルかシン坊?」

銀時「マジでひと月分もジャンプ賭けんのかよ」

新八「そっちかよ」

シンジ「マジですよ。そっちも」

『審議中 審議中 審議中』
Casper:承認

[MAGI-SYSTEM]

Melchior:承認
Balthasar:承認
Casper:承認
『自律自爆が 可決 されました』

シンジ「こっちもね」

ゲンドウ「」

 

204 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:38:33.33 ID:DAhLqsAO
『カウント 開始します』

ゲンドウ「何をする気だ…!?」

シンジ「何にもしねーよ。俺ァ爆発しないほうに賭けただけだ」

《第二発令所》

『10・9・8…』

ギター「もうダメだ!?」
メガネ「葛城さんっ…!」
マヤ「先輩ぃぃぃ!!!?」

205 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:39:06.86 ID:DAhLqsAO
シンジ「おい、碇ゲンドウ」

ゲンドウ「…」

『7・6・5』

シンジ「母親なめんのもいい加減にしろよコノヤロー」

『4・3・2』

……

…………

………………

206 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:40:05.15 ID:DAhLqsAO
『人工知能により 自律自爆が 解除 されました』

『MAGI-SYSTEM 通常モードに戻ります』

マヤ「…」
メガネ「…」
ギター「止まった…?」

207 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:40:44.84 ID:DAhLqsAO
《ヘブンズゲート最奥部》

ミサト「う、そぉ…ホントに、止まった…」ヘナヘナ

アスカ「…」ヘタリ

ゲンドウ「…な、ぜ」

シンジ「言ったろーが、母親ナメんなって」

ゲンドウ「何を…した」

シンジ「だーから何にもしてねーっての。
ねえ、リツコさん?」

アスカ「え…?」

リツコ「…」

ミサト「リツコ、何で間に合っ…
リツコ?」

リツコ「…こんなことって…」

[MAGI-SYSTEM]

Melchior:承認
Balthasar:拒否
Casper:承認

208 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:44:03.00 ID:DAhLqsAO
銀時「一体どういうこったよ」

リツコ「…有機コンピューターのMAGIには、人工知能のOSとして人格データが組み込まれているの」

シンジ「リツコさんのお母さん…赤木ナオコさんのね」

リツコ「!?」

神楽「人格データ?」

新八「それって…もしかして」

シンジ「たまさんと同じ、ですね」

リツコ「ちょっと待って!?シンジ君、あなたどうしてそれを…」

シンジ「さあ…何ででしょうねぇ」

ガシャーン…!

ミサト「!?」

ゲンドウ「何…故…!?」

209 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:45:19.06 ID:DAhLqsAO
リツコ「ヒッ!?」

ミサト「リツコッ!?」

ゲンドウ「何故ェッ!!!?」

ガシッ

ゲンドウ「!?」

シンジ「理解できねーか?」ググ…

ゲンドウ「…放…せ…!?」

シンジ「できねーだろうな。こんな簡単なこともわからないから、てめーは一人ぼっちで戦ってんだ」

バキッ!!

ゲンドウ「ぶっ!?」

パリン…カランカラン…

シンジ「あー長かった。
ようやっとグラサン粉砕できたぜ」

210 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:46:53.02 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「ぐ、う…!」

シンジ「教えてやんよ。
親ってのはな、最後には子供を護るモンだ」

シンジ「例えどんなにいがみ合ってたって。
データだけの機械になったって。
LCLに溶けてエヴァになろうと。
イボになろうと。
……どんな姿形になったって体張って子を護るのが親の役目だ」

ミサト「…」
アスカ「シンジ…」
リツコ「…らしく…らしくないじゃない…母さん…!」

シンジ「ついでに教えといてやる。
馬鹿やらかした親止めるのは、子の役目だ」

ゲンドウ「最後まで…最後まで私の邪魔を…!」

シンジ「これ以上馬鹿の上塗りなんざさせるワケにはいかねー。
碇ゲンドウ。てめーは、俺が止める」

212 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:50:20.97 ID:DAhLqsAO
銀時「待てシンジ」

シンジ「…?」

シュッ

パシッ

シンジ「!」

銀時「持ってけ」

シンジ「…洞爺湖…。銀さん…」

銀時「場はあっためといたからよ、後ァ任せたぜ。銀さんちょっと疲れたから」

シンジ「…」

ミサト「銀さん、まさかシンジ君一人にやらせるつもり…!?」

銀時「あいにくだがなァ、銀さん自粛できる大人な主人公なんだよ。
あとから出てきておいしいとこ全部かっさらうようなフリーダムな真似しねーの。
空気読めない前作主人公とはちげーの」

ミサト「でも!相手はあの碇司令…」

銀時「だからだよ」

 

214 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:52:11.29 ID:DAhLqsAO
銀時「アイツ自身の手でケリつけなきゃ、どんだけやり合ったってこの戦は終わりゃしねーんだ」

銀時「だろ?」

シンジ「はい…!」ニッ

銀時「ケリ、つけてこい」ニッ

シンジ「ありがとうございます…!行ってきます!」

215 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:57:09.23 ID:DAhLqsAO
《最終決戦・リリスの血の海の底で》

シンジ「…さて?」

ゲンドウ「シンジ…」

シンジ「…」

ゲンドウ「今思えば、全てお前から始まったことだった」

ゲンドウ「お前さえ生まれなければ、ユイは私だけに愛情を注いでいたはずだ」

ゲンドウ「お前さえネルフに呼ばなければ、このような事態にはならなかった」

ゲンドウ「お前さえ居なければ、全て上手くいく筈だった」

シンジ「…」トントン

ゲンドウ「お前だ」

ゲンドウ「お前のせいだ」

ゲンドウ「お前のせいで!お前がいたから!
お前さえ居なければっっ!!!?」

シンジ「…。エヴァの中で母さんに会ったよ」

ゲンドウ「!!!!」

216 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 19:59:53.31 ID:DAhLqsAO
シンジ「サードインパクトを望んだのは母さんも同じ。
望みも…もしかしたらあんたと同じだったのかもね」

シンジ「僕に神の権利を渡したいって言ってたけど…
あの人もただ、寂しかっただけだ」

シンジ「エヴァの中で、外のことを何にも知らないまま…ひとりぼっちで」

ゲンドウ「では何故ユイは戻らなかった!?」

シンジ「僕には必要なかったから。必要としなかったから」

217 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:03:46.41 ID:DAhLqsAO

ゲンドウ「ユイを、拒絶、したのか」

シンジ「ああ」

ゲンドウ「お前が、ユイを消したのか…」ワナワナ

シンジ「そうだ」

ゲンドウ「お前が…!ユイを殺したのか…!!!!」

シンジ「そういう風にしか考えらんねーからてめーはマダオなんだよいい加減気づけ馬鹿」

ゲンドウ「…シ…ンジ…ぃ!」ブルブル

シンジ「ああ、ついでに育児放棄されたことも言っといたから。母さんマジでキレてたから。
ざまー見やがれ、マ・ダ・オ!」ヘラッ

ゲンドウ「」ブチッ

ゲンドウ「シンジィィィィィィ!!!?」ダッ!
シンジ「ゲンドォォォォォォ!!!!」ダッ!

ガキィィンンンッッッ!!!!

218 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:07:05.99 ID:DAhLqsAO
シンジ「ATフィールドの刀…物質化までできるようになったか。
いよいよ人間止めやがったな化け物!」ググ…

ゲンドウ「殺す…お前は、お前だけは…!?」ググ…

シンジ「いい加減てめーに人生ひっかき回されんのもウンザリだ…ここらで手ェ切らせてもらう!」グググ…

219 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:07:58.73 ID:DAhLqsAO
綾波「…」

アスカ「始まった…」

銀時「オイ、手ェ出すんじゃねーぞお前ら」

新八「わかってますよ…」

神楽「親子ゲンカに割って入ったりしないネ」

星海坊主「ふん。いいとこ無しで終わりそうだな俺ァ」

ミサト「けど、ATフィールドを破るにはみんなで協力しないと…」

カヲル「それなら」

ミサト「?」

カヲル「今の彼なら心配ないよ」

220 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:08:36.82 ID:DAhLqsAO
シンジ「ふっ!!!!」

ゲンドウ「!」キィィンン…

ズパァン!!

ゲンドウ「!?」

シンジ「…しっかり集中しろよマダオ。
んなペラッペラな板きれ、何枚用意したって無駄だ」

ゲンドウ「お前は…」

シンジ「刀に戻せ。次にハッタリ技出したらテメェ、即負けるぞ」



リツコ「ATフィールドを、切り裂いた?」

新八「僕達があんなにてこずったバリアを、ああも簡単に!?」

カヲル「今の彼は一人じゃない。魂が二重に重なって見える」

221 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:09:51.95 ID:DAhLqsAO
銀時「オイ、あれ…」

シンジ「」ユラ…

銀時「洞爺湖…つか、シンジ光ってね?」

ミサト「何なの、あの光は」

カヲル「ATフィールドによく似ているようで、全く違う。
あれは、魂の輝きそのものだ。
君たちリリンはあんなことができるのかい?」

綾波「魂の、輝き?」

アスカ「…そっか…シンジも」

 

223 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:11:31.93 ID:DAhLqsAO
アスカ「そうだったんだ…」

解った。

やっと解った。

あれは、鞘だ。

あのやる気のない死んだ魚みたいな目も。
ぶっきらぼうなんてもんじゃないメチャクチャな言動も。

全部、必要以上に傷つけない為の。
大切なものを護る時の為の。
本当に、抜き放つ時の為の、鞘。

それが今…抜き放たれた。

アスカ「魂の、刀が…」

224 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:12:26.29 ID:DAhLqsAO
綾波「…」

ATフィールドは心の壁。

ヒトを形作るもの。

では、あの光は?

綾波「綺麗…」

それは、志

それは、信念

譲れないもの

護るべきもの

己が定めた鉄の誓い

侠の鎖

それは

綾波「銀色の、魂」

シンジ「うおおおおおお!!!!」
ゲンドウ「があああああ!!!!」

ヒュッ キィンッ…!!

アスカ「…そうよ。
何にも不思議じゃない。アタシたち人間は…」

アスカ「心を、魂を引き継げる」

カヲル「…やるじゃない、リリン」

225 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:14:14.93 ID:DAhLqsAO
そう、それはシンジだけじゃない。

銀時「…」
新八「…」
神楽「…」

それは、こいつら全員が持ってるんだ。

アスカ「…」

うらやましい。

アタシもなれるかな。

こいつらみたいに。

シンジみたいに。

226 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:17:24.26 ID:DAhLqsAO
キィン!キィィン!!

ザザッ

ゲンドウ「はぁっ、はぁっ…」

シンジ「…ぜェ、ぜェ…」

ゲンドウ「シンジ……!何故お前はATフィールドを破れる!?
何故使徒たる私と互角に戦える!?」

シンジ「いつまでも見えねーフリしてごまかしてんじゃねーよ!」

ゲンドウ「!」

シンジ「今のオメーには見えてんだろうが!」

ゲンドウ「ぐ…!?」

お前も…

お前もなのか…

ユイ『…』

お前も私ではなくシンジを選ぶのか!ユイ!?

ゲンドウ「何故だぁっ!?」

ズバッ…

シンジ「っく!?」グラッ

227 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:19:46.93 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「…私は…私は!」

お前が憎い!私から、全てを奪ったお前が!
全てを手に入れたお前が!
何故お前は愛される!満たされている!

ゲンドウ「何故私が望んだモノ全てを手に入れて!
私の前に立ちはだかる!?」

シンジ「テメェはっ…!」

ザシュッ

ゲンドウ「ぐ!?」

シンジ「まだわからねえのか馬鹿野郎ォっ!!」

誰にも愛されなかった!?唯一の光が母さんしかなかった!?
ふざけんなっ!!!?
邪魔したんじゃない、みんな止めようとしたんだ!
母さんだけじゃない!リツコさんも!リツコさんのお母さんも!
テメェがただ、伸ばした手を取ろうとしなかっただけじゃねーか!
シンジ「伸ばした手に気づかないフリしてたのァどこのどいつだぁっ!?」
ゲンドウ「黙れェェェッッッ!!!?」

228 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:20:52.12 ID:DAhLqsAO
バキッ!

シンジ「ぶふっ…!?」

私は、お前が憎い

私は、お前が嫌いだ

私は、お前が疎ましい

私は、お前に対して憎しみしか抱いていない!

ユイ『本当に?』

ゲンドウ「…」

ユイ『本当に、シンジへは憎しみしかないの?』

ユイ『私達の血を分けた子を、少しも愛しいとは思ってくれなかったの?ゲンドウさん?』

229 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:21:19.37 ID:DAhLqsAO



ユイ「決めてくれた?」

ゲンドウ「男だったらシンジ、女だったらレイと名付ける」

ユイ「シンジ…レイ…ウフフフッ」



ゲンドウ「セカンドインパクトの後に生きていくのか、この子は。この地獄に」

ユイ「あら、生きていこうと思えば、どこだって天国になるわよ。だって、生きているんですもの。
幸せになるチャンスはどこにでもあるわ」

ゲンドウ「そうか…そうだったな」

230 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:22:11.55 ID:DAhLqsAO



ゲンドウ「…わた、しは」

ユイ『ゲンドウさん、私は人類が生きた証を残したかった。
だから、エヴァとひとつになったの』

ゲンドウ「お前は、自分の意志で…!?」

ユイ『でも、それは間違っていた』

ユイ『人が、人として生き続けること』

ユイ『それこそ、人の生きた証だって気付かされた』

ユイ『私達の子供に』

231 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:23:22.94 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「私は…私は…俺は…」

ただ会いたかったのだ…もう一度…!

シンジ「人を捨ててまでか?」
ゲンドウ「…っ!」

シンジ「そんな姿になってまでかよ。
バカバカしい、とんだ似たもの夫婦じゃねーか。そっくりだぜ、二人とも」

シンジ「自分が自分だっつーこと以上に…!大事な事なんざあるかァァァ!!!!」

バキィィッ!!

232 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:24:08.69 ID:DAhLqsAO
ミサト「司令…」

リツコ「馬鹿な人…本当に、馬鹿な人…。
他人に怯えて、自分の子供にまで怯えて…解り合うことも、向き合って話をすることもできないなんて…」

神楽「…話してるアル」

ミサト「えっ…」

新八「侍の一刀は、千の言葉に勝ります」

神楽「いっぱい話してるアル。斬り合いながら、殴り合いながら…話、してるアル」

リツコ「…」

新八「あんな風にしか、あんな形でしかお互い解り合えないなんて」

銀時「ったく、どこまでも苦労人だなシンジの奴ァ。
本人は嫌がるだろうけどよ…とんだ似たもの親子じゃねーか。
不器用で、片意地張って、二人ともそっくりだぜ」

233 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:26:57.76 ID:DAhLqsAO
銀時「なあシンジ…今ならわかんだろ、そいつの本当の使い方」ポツリ

“他人に怯え、自分を護るために振るう剣なんて、もう捨てちゃいなさい”

“くれてあげますよ、私の剣”

“そいつの本当の使い方が知りたきゃ、ついて来るといい”

銀時「…行け、シンジ!」
新八「シンジ君…!」
神楽「シン坊っ!」

234 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:27:33.52 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「ハァーッ、ハァーッ……!?」

シンジ「ふっ…ふぅっ……!」

シンジ「」スゥッ…

ギュゥッ

シンジ「これで最後だ」ヒュンッ

235 :推奨BGM バクチ・ダンサー 2010/12/25(クリスマス) 20:28:23.39 ID:DAhLqsAO
シンジ「コイツが、てめーに通す最後の義理だ」

ゲンドウ「…」

シンジ「てめーの意地が勝つか、俺の意地が通るか」

ゲンドウ「俺、は…俺はァァァ!!!!!!!?」

シンジ「受け止めてみせろ」

斬ッッッ…………!!!!!!!!

236 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:29:54.29 ID:DAhLqsAO
ゲンドウ「…」

敵を斬るのではない

シンジ「…」

弱き己を斬るために

己の身を守るのではない

ピシッ

己の魂を護るために

ピキピキッ……

バキィ……ン……

237 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:31:21.97 ID:DAhLqsAO
シンジ「…」

新八「(洞爺湖が!?)」

アスカ「(折れた…!?)」

ゲンドウ「……ふ」

ヒュルルル……

びちゃっ

ゲンドウ「ふぐ…っあ……」

ブシュゥッ

シンジ「宣言通り…」

左手「」ピクピク…

ゲンドウ「ぐ、あ…ああああああ…!?」ガクッ

シンジ「“手ェ斬らせて”もらったぜ」

238 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:31:57.86 ID:DAhLqsAO
シンジ「人として一から出直しやがれ。

まるで
ダメな
オヤジ

略してマダオ…」

ミサト「あれって、左手…」

リツコ「シンジ君…アダムだけを…!」

桂「うむ、見事」

銀時「…へっ」

アスカ「シンジ、シンジッ!」ダッ
綾波「碇君!」ダッ

239 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:33:52.08 ID:DAhLqsAO
左手「」ピクピク

ヒョイ

星海坊主「…間違いなくアダムだな。
おい使徒の小僧、お前はどうする」

カヲル「僕?」

星海坊主「コイツを取り返したいってんなら、今度はお前と一戦交えなきゃならねーんだが」

…!

カヲル「…。
いいよ、もう。リリスの肉体は失われてしまったしね」

星海坊主「…」ジッ

カヲル「ふふ、彼…シンジ君のおかげで、リリンの凄さってものが僕にも理解できた気がする。
…それに」

星海坊主「何だ」

カヲル「これから桂さんに蕎麦をご馳走になる約束があるんだ」ニコ

カヲル「僕にとって生と死は等価値だったけど…今は蕎麦一杯分生のほうが重いかな」

星海坊主「…。

クックッ…そうかい。
それじゃ、こいつで」ポーン…

星海坊主「一件落着だ」

ズバァッッッ…

240 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:35:04.23 ID:DAhLqsAO
ミサト「終わった…本当の本当に、終わったのね…」
長谷川「らしいなァ…」

ゲンドウ「ぐあ、あ……」

リツコ「…司令」

ゲンドウ「…!」ビクッ

スッ

リツコ「止血します。腕を」

ゲンドウ「やめろ…!私に、触れるな…!?」

リツコ「勘違いしないで下さい」

リツコ「私は、自分のした事のケジメをつけたいだけです…」

ゲンドウ「…」

リツコ「彼の望み通り…
人として、一から出直して下さい。ゲンドウさん」

ゲンドウ「…」

241 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:36:14.99 ID:DAhLqsAO
ボリボリ

シンジ「すんません銀さん」

銀時「あ?」

シンジ「洞爺湖、折っちまって」

銀時「刀なんざ折れるモンだ、気にすんな」

新八「はい銀さん、これ」

スッ

っ洞爺湖

シンジ「アレ?」
銀時「…アレ?」
神楽「…アレ?」

242 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:37:14.00 ID:DAhLqsAO
シンジ「洞爺湖が二本…ああ」

新八「そう、シンジ君の持ってたほう。こっちに来るとき銀さんが渡した…」

銀時「あーカレーくさいほうね、ハイハイ」

シンジ「オイ今なんつったレベル5第一位の天然パーマ」

新八「やっぱカレーこぼしたから押し付けた代物じゃねーか」

銀時「いや違う違う。
実はカレー作るときにシナモンスティックと間違えて」

新八「ねーよそんなキングサイズのシナモンスティック!?」

シンジ「どっちにしてもカレー臭すんのに変わりはねーし!?」

神楽「おいィそのカレーはどうしたアルか!?まさか一人で全部食ったんじゃねーだろーな!?」

新八「いや論点そこじゃねーだろ!?」

ギャーギャー

243 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:38:04.23 ID:DAhLqsAO
アスカ「…プッ…フフ」
綾波「…」クスクス

アスカ「フフ…あははは…!」
綾波「ふふ…」

シンジ「…クク、ははは…!」
新八「はは…あははっ」
神楽「んふふ」ニッ
銀時「はん…」

アッハハハハハ…!!

銀時「…さーって?ずいぶん長居しちまったなオイ」

シンジ「…ですね」

銀時「よっしゃ!けーるぞオメーらァ!」

新八「はいっ!」
神楽「おうネ!」
定春「ワンッ」

シンジ「…ハイ!」

244 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) 2010/12/25(クリスマス) 20:43:57.83 ID:DAhLqsAO
月詠「さ、今宵はここまでじゃ」

日輪「あとは、エンディングとおまけが残ってるわね」

月詠「今年の内に終わらせたいと言うておるが…遅筆の>>1のことじゃアテにはならん」

日輪「懲りずに読んでやって頂戴ね」

 

256 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/31(金) 21:24:02.14 ID:R6ekDIAO
《告知》

本日大晦日から新年にかけて

最終回『さらば第三新東京市!そして少年は神話になった(仮題)』

をお送りする予定でしたが、ポンコツの>>1が色々とネタを書きとめたメモを紛失致しました

ラストを楽しみに待っていらっしゃる奇特な皆様には大変申し訳ありませんが、ウンコな>>1が再び脳内からネタをひねり出すのにもうしばらくお待ち下さい

どうぞ皆さん良いお年を

チッックショオォォォォォォ!!!!!!!!!!?

 

269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:39:33.28 ID:6C/Z2vVAO
アレなんでまた小ネタでも

270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:40:24.46 ID:6C/Z2vVAO



新八「…え…!?」

シンジ「…何だ?聞こえなかった訳じゃないだろう?」

シンジ「僕達の目的は…お前にツッコミ眼鏡としての力を取り戻させる事だ。

…って言ったんだよ」

新八「…ど…」

新八「どうやって…どうやって取り戻させるんだよ…!?」

新八「なんでそんな事してくれるんだ!?
一体何の目的があるんだよ!?」

新八「あんたたちは一体何者…!!」

ガッ

シンジ「…落ち着けよ」

新八「…っ」

シンジ「そんな一気に訊かれても答えられる訳無いだろ。

座れよ。
夜は長いんだ、ゆっくり話して聞かせてやる」

新八「…」

271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:40:54.30 ID:6C/Z2vVAO
シンジ「…僕達は。

“主人公”だ」

新八「!?」

シンジ「勿論、お前が言うように“ただの主人公”じゃない。

…僕達は生まれつきある特殊な能力を持って生まれた主人公だ」

新八「特殊な能力…?」

シンジ「…見せたほうが早いな」

スッ

新八「(…?食パン?)」

シンジ「…」チカッ…

新八「(何だ…あの光…)」

タッタッタッタッ…

272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:41:31.60 ID:6C/Z2vVAO
綾波「あー、遅刻遅刻ぅ!初日から遅刻じゃ、かなりヤバイって感じだよねー!」

新八「!?」

綾波「んああああ!?」

ゴッチ~ン

シンジ「いつつつつ…」

綾波「あ痛たたた…ん?

ひゃんっ!?」

シンジ「…」

綾波「…ごめんね!マジで急いでたんだ!」

シンジ「…」

綾波「ほんと、ごめんねー!」タッタッタッ…

新八「…なっ…」

今…一体何が起きたんだ…!?

273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:43:12.08 ID:6C/Z2vVAO
シンジ「…今のは」

新八「!」

シンジ「“食パン”の中の“フラグ”を呼び起こして、パンをくわえた転校生との“朝の偶然の出逢いを作り出した”んだ」

新八「……え…!?」

シンジ「何を言っているのかさっぱり解らない…ってツラだな」

シンジ「“僕達の能力”は。

“物質”に宿る“フラグ”を引き出して女の子とのラブコメに使役する事だ」

新八「な…」

シンジ「意味が分からないってカオだな」

シンジ「この世界のありとあらゆる物にはフラグが在る。
校庭の裏に立っている木、家にある古びた黒電話、布団を干す為のベランダ、たまたま通りがかった自販機…
道端に転がっている石ころだって、僕達の能力を使えば可愛いあの娘のスカートを引きずりおろす“フラグ”になる」

274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:44:01.76 ID:6C/Z2vVAO
シンジ「別に顔がいいわけでもない、とてもモテるようには見えない……なのに妙に女の子に言い寄られるヤツに覚えはないか?」

新八「…!」

シンジ「それは、その“フラグ”をそいつが理解したって事だ。
もちろん主人公なら誰でももっている能力じゃないし、自覚のないまま一生を終える主人公も多い」

綾崎ハヤテ「…」
キョン「…」
結城リト「…」
上条当麻「…」

シンジ「僕達はこの能力を…
“補正術”(ムチプリング)と呼んでる」

275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:44:39.63 ID:6C/Z2vVAO
バタンッ

アスカ「帰ったわよ!!」

シンジ「アスカ。
思ったより早かったな。見つけたか?」

アスカ「見つけたわよ!

ていうかどんだけ地味なのよアイツ!何気配消してんのよバカじゃないの!」

アスカ「それにしても地っ味!早く存在感増やしてよ!」

シンジ「増やす予定無いよ。ネコ耳つけろ」

アスカ「ネコ耳きらいなのよ!ツッコミはもっときらいだけど!
ツッコミってすぐツッコむのよね!あたしボケキャラだから!」

シンジ「聞いてねえよ」

新八「誰…?」

シンジ「式波・アスカ・ツェッペリン。仲間だ」

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/01/21(金) 19:45:08.38 ID:6C/Z2vVAO
アスカ「何よ!?そこに居んの誰か!?」

シンジ「後で紹介してやる、さっさと中に入れろ」

アスカ「…何よエラッそうに…!

ホラ!さっさと入って!」

?「あ、ハイ……」

カツ…カツ…

新八「…な……」

新八「…山崎さん…!」

山崎「…新八くん……」

続くわけもない

 

291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:14:23.56 ID:9G2h5v6AO
《万事屋外観・止め絵》

新八「いやー皆さん!ついにこのSSも完結ですね!」

銀時「長かったなーオイ、なんやかんやでもう一年だぜ」

神楽「いざ終わるとなると色々思い出すアルなー」

シンジ「ええ、本当にこの一年色んなことがありましたよね」

銀時「そうだな…。
長谷川さんとドラマ撮影に紛れ込んでみたり、珍しくパチンコで大勝ちしちゃったり。
女子校に教師として赴任したかと思えば前に教えてた山奥の分校にもっかい飛ばされたりな」

新八「自分とこの話をしろォォォ!?」

シンジ「ああ、アスカと綾波が中国拳法を会得したりしましたよね」

新八「他スレの話はもういいって言ってんだろーがァァァ!!!?何!?よそのことはそんなに覚えてるのに自分とこの話は微塵も残ってねーのか!?
よそはよそウチはウチッ!」

銀時「自分達の話っつったってよォぱっつぁん、本当ならいつまでに本当ならいつまでにを延々繰り返してのもう一年だぜ?」

神楽「劇場版の公開終わってDVDも発売、アニメ第二期決まっちまったアル」

シンジ「ラスト目前でネタ書き留めたメモ無くすわ胃腸風邪でケツから形象崩壊するわ。
なんつーか無駄に長引かせた感満載ですよね」

銀時「しかも何?誰も予想できないラストーとか大風呂敷広げて結局またひと月待たせてんだから世話ねーよな」

新八「いや確かにそうですけどもう許してやんなさいって!?
今度こそ本当に今夜で最終回なんだから!」

銀時「ホンット、ここまで読んでくれたみんなと向こうの>>1さんにあやまれっつー話だよ。
こっちが一作仕上げる間に二作も三作も書き上げたマジハンパねえ>>1さんにあやまれっての」

神楽「銀ちゃん、向こうってどこアルか?向こうの>>1さんって?」

シンジ「ここではない何処か…今ではない何時かの世界を統べる>>1さんだよ神楽ちゃん」

新八「なにそのRPGの導入部っぽい説明!?」

銀時「ま、なんだかんだでグダグダやってはきたけどよ。
今度こそマジでシメーだから」

シンジ「最後まで楽しんでいって下さいね」

293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:16:52.92 ID:9G2h5v6AO
《???》

?「使徒…とやらは処理できたようだな」

?「うむ。まさかこの星に狗神をも上回る生命体が存在していようとは」

?「ゼーレとかいう連中も捕らえることができた。サルの集団が我ら天導衆の寝首を掻こうなど笑わせる」

?「だがそれも済んだこと。…あの者達の働きでな」

?「フン、結局共食いに過ぎんよ。厄介者が生き残ったことに変わりはない」

?「全く、どれほど力を奪おうと死に絶えることはない」

?「使徒などよりよほど目障りな生き物ということだ……
“侍”という連中は」

294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:18:27.36 ID:9G2h5v6AO
『まもなく電車が到着します。白線の内側まで…』

《エンディング・第三新東京市駅のホーム》

加持「それにしても驚いたよ、君たちが真選組とも面識があったとはね」

神楽「んな大層なモンじゃないネ。あんなん仕方なく相手してやってるガキどもアル」

新八「あはは…」

銀時「驚いたのはこっちだぜ。まさかあんたが幕府お抱えの諜報員たぁな。
んで?今回の事ァもう…」

加持「すまない、既に報告してしまった。
近い内にネルフにも正式な調査が入るだろう」

銀時「…やっぱり急いだほうが良さそうだな」

加持「ああ、少しまずい事になる。
特に、シンジ君は」



トウジ「シンジッ!よう…!よう無事でいてくれた…!」グスッ

シンジ「うん、トウジも…」

トウジ「えぐっ…ワ、ワシぁもうシンジに会えんもんがど…!」グスグス

シンジ「そうだね、お互い無事で良かった」

トウジ「ホンマやでえジンジい゛い゛い゛い゛……!」グジュグジュ

シンジ「いや、あんさ…こうやって再会できたのは僕も嬉しいんだけど…トウジ君?」

トウジ「へあ?」ズビズビグジュ

シンジ「顔中なんか…穴という穴からいろんな汁が…。
いくらなんでもちょっとひく」

295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:20:32.80 ID:9G2h5v6AO
トウジ「」ズーン…

アスカ「なーによー、アンタだってコイツが生きてたって知った時は安心して泣いてたじゃない」

シンジ「…いや、そりゃ」

トウジ「ホンマかぁぁぁ!!!?シンジぃぃぃ!!!!!!!!」ガバッ

べちょっ

シンジ「ぎゃあああァァァなんかいろいろついたァァァ!!!?」

ヒカリ「あ、あはは…」

神楽「はん、ガキどもは元気でいいアルなァオイ」

アスカ「聞こえてんのよバ神楽。アンタもガキでしょうが」

神楽「あ?やんのかコルァ。帰る前に決着つけるアルかコルァ」ジリジリジリ

アスカ「上等よ、どっちがヒロインの座にふさわしいか身をもってわからせてやんよコルァ」キリキリキリ

新八「ちょっ、やめなって二人とも!?最後くらいキレーに別れらんねーのかオメーらは!?」

銀時「ほっとけほっとけ、アイツらはアレでいーんだよ。
拳で語り合うことしかできねー悲しい宿命背負った二人なんだよ」

新八「何その無駄に漢気あふれる宿命!?」

ミサト「まーちょっと元気が有り余ってるぐらいいーんじゃない?
もう、使徒の心配はなくなったんだから…」

296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:22:38.51 ID:9G2h5v6AO
神楽「ふんごぉぉぉ!」
アスカ「むっきぃぃぃ!」
ズガァン
新八「いやだから待っぶげふっ!!!?」
長谷川「おじさん関係なぐえばぁ!!!?」

ギャーギャー

ヒカリ「あの、葛城さん…」

ミサト「ん?なぁに?」

ヒカリ「聞いてもいいですか?
結局“使徒”って一体何だったんですか?」

ミサト「えっ?あーっ、と…。
…んーまあ、未知の異種生命体ってやつよ、うん…」

ヒカリ「ふうん…」

リツコ「ごめんなさいね、機密事項に当たるから詳しくは話せないの」

ヒカリ「あ、はい…」

ミサト「(…言えないわよねぇ…)」



《回想》

星海坊主「アレルギーだよ。言ってみりゃ花粉症だ」

ミサト「か、かふんしょおって…」

星海坊主「星の防衛システムが過剰に反応、他の生命を犠牲にしてでも星そのものを守ろうとする。
結果、生態系が全く別物になろうと連中にとっちゃそんな事ァお構いなしだ。守れさえすればいいって本能だけが動く。
星が患者、天人が花粉、使徒が抗体、巻き添えくった人間が鼻水だ」

リツコ「…は、鼻水…」

星海坊主「だが、そいつも終わった。患部を根っこから切り落としたからな」

297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:24:18.37 ID:9G2h5v6AO
星海坊主「これからの花粉をどう乗り切るかは…お前ら人間の頑張り次第ってとこだろ」

バサァッ

星海坊主「じゃあな」

神楽「パピー!もう行っちゃうアルか?」

星海坊主「悪いな神楽ちゃん、お父さんまだ仕事が残ってるんだ。これから協会に報告と後始末の引き継ぎをしなきゃならないんだよ。
…元気でな」

銀時「おいハゲ!」

星海坊主「心配すんな。小僧の名前は、伏せときゃいいんだろ」

シンジ「…ありがとうございます、星海坊主さん」

星海坊主「フン…」

桂「ふむ、俺も面倒な連中に出くわす前に身を隠すとしよう。
今しばらくはこの街でエリザベスを探してみるつもりだ。
さらばだ。また江戸の町で会おう」

カヲル「碇シンジ君、キミとはまた近いうちに会いそうな気がするよ。
どうか、元気で」

299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:26:50.74 ID:9G2h5v6AO



ケンスケ「でも、本当良かったですよ。
シンジももちろんだけど、アスカも綾波もみんな無事に帰ってきてくれて」

ミサト「そうねぇ…」

綾波「ありがとう…」ニコ…

ケンスケ「!?」
ヒカリ「!?」

綾波「…?なに?」

ケンスケ「え、あ、え!?」

ヒカリ「綾波さん、今…わ、笑って…!?」

綾波「…?
嬉しい時笑うのは当たり前。…でしょう?」

アスカ「ねえ?失礼よー二人ともー?
お礼言った相手にそんな顔して。ね、レイ?」ニッ

綾波「…ふふ」

ケンスケ「…。
は、はは…!そうだよな、ごめん」

ヒカリ「アスカも綾波さんも…変わったね」

アスカ「そお?」
綾波「…」

ヒカリ「うん。二人ともなんだか…柔らかくなった感じ。
やっぱり碇君のおかげかな?」

綾波「そう」コク

アスカ「…フン、かもね」

300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:27:58.45 ID:9G2h5v6AO
ケンスケ「…なあシンジ!本当に行っちゃうのか?」

シンジ「ああもおぉぉ一張羅が汁まみれ…あ?」

ケンスケ「このままずっとこっちで暮らせばいいじゃないか!」

トウジ「せや!使徒全部倒したらさっさとお別れなんて…なんぼなんでも早すぎるでぇ!?」

アスカ「…」
綾波「…」

シンジ「…そうもいかねーんだよ」

ヒカリ「どうして?」

シンジ「僕がこっちに残ってると、厄介なことになりそうなんでね」

トウジ「何や厄介て…」

加持「彼が、今回の一件の立て役者だからだよ」

301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:30:03.23 ID:9G2h5v6AO
シンジ「…加持さん」

加持「まだ全てが片付いたわけじゃないんだ。…使徒の残した問題の後始末が残っている。
恥ずかしながらネルフは使徒殲滅を名目に、周囲にかなりの無理を通してきたからね。
お上や真選組…警察の調査が入るのは時間の問題だ」

加持「そうなったとき、当事者のシンジ君は確実に身柄を拘束されるだろう」

銀時「ま、シンジの名前が割れてる以上そうなるだろうな」

神楽「アイツらのことアル、ぜったい芸能記者みてーに根掘り葉掘り聞き出そうとするネ」

加持「最悪、理由をこじつけてありもしない罪に問われる可能性もある」

ヒカリ「そんな…」

加持「そうなる前に、身を隠したほうがいい」

シンジ「茶番が終わったら役者は退散ってね」

302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:32:38.97 ID:9G2h5v6AO
トウジ「せやかて!?そんなんどこにいたって同じとちゃうんか!?
綾波やアスカかて…」

アスカ「いいのよ…アタシ達は、いいの」

綾波「私達はもともと、エヴァに乗るためにネルフに居たわ。
でも…碇君は違う」

アスカ「アイツに呼び出されて、勝手に巻き込まれた“部外者”ってことよ」

シンジ「それに、かぶき町は他とはちょっと違うんだ。
あそこなら身を隠さなくてもうまいこと過ごせる。
僕のことはまぁ…『詳しくは知らないただのクラスメートだった』ってことにしといて」

ケンスケ「部外者…それじゃ、シンジの手柄は」

リツコ「彼自身のデータ同様、隠蔽されるわ…」

長谷川「実質タダ働きってことか…」

ミサト「バカバカしい話よ…。
今回のことが公になれば、あなたたちは星を救った英雄になれるのにね…」

銀時「俺達ァ、んな面倒なモンになるつもりはねーよ…シンジもな」

シンジ「はい。このまま向こうに帰ります」

リツコ「『サードチルドレン・碇シンジはあくまでテストパイロット。
エヴァの起動実験に協力してもらったに過ぎず、今回の一連の件との直接的関連はなし』

…大まかな概要はこう。せめて後始末くらい、私達でやらせて頂戴。
情報の改竄は任せておいて」

シンジ「お願いします、リツコさん」

303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:35:14.93 ID:9G2h5v6AO
ミサト「ホント、あなた達とはお酒でものみながら一晩じっくり話したかったわー…銀さん」

銀時「お、何だよやっぱりイケる口かい」

シンジ「イケるなんてもんじゃないですよ。ミサトさんはビールで動いてるようなモンです」

ミサト「なはは、まっねー」

リツコ「認めてしまうあたり重症よミサト」

銀時「マジでか。んじゃ次に会った時のお楽しみだな」

ミサト「わかったわ。
…その時はこれでもかってくらい付き合ってもらうからね!」

長谷川「おおっ、もしかして奢りかい!?」

ミサト「もちろん♪」

長谷川「そりゃいいや!」

アッハッハッハッ……

シンジ「…?」ゴシゴシ

リツコ「どうしたの?」

シンジ「…いや、気のせいかな…。

(何だろ。なんか銀さんと長谷川さんの背中が霞んで見えたような…。

何アレ、死相?)」

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:38:14.82 ID:9G2h5v6AO
《病院・病室》

冬月「負けたな」

ゲンドウ「…ああ」

冬月「それで?ユイ君には会えたのか?」

ゲンドウ「…。ほんのわずかな間…それもシンジ越しにな」

冬月「そうか。おめでとう、碇」

ゲンドウ「皮肉のつもりか」

冬月「皮肉に聞こえたならそれでもいい。
だが、お前の願いは叶えられたのだろう。…シンジ君によって」

ゲンドウ「…」

ただ、会いたかった。もう一度。

307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:39:17.31 ID:9G2h5v6AO
ゲンドウ「…そうだな」

冬月「ひとまず今は休め。これからが大変だからな…」

プシュン

ゲンドウ「…人として、一から」

《別れの時は近いようです》

リツコ「あなたには…何て言ったらいいのかしらねシンジ君。
母のことも…あの人のことも」

シンジ「…リツコさん、あの」

リツコ「ええ。私はもうしばらく彼と一緒にいます。
これからどうなるかはわからないけれど…一から出直しね」

シンジ「…ヤローの事、お願いします」

リツコ「…」コクリ

308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:40:43.21 ID:9G2h5v6AO
長谷川「元気だせよ、赤木さんもシンジ君も。
ああ、アレだよシンジ君。何なら俺の事お父さんの代わりと思ってくれていいぞ?」

シンジ「そんな…悪いですよ長谷川さん…。

…でも、本当にいいんですか?」

長谷川「おうよ、ちょっと照れくせーけど遠慮すんな!」

シンジ「それじゃ…会うたびにグラサン粉砕したりサンドバッグになってもらっちゃっても」

長谷川「すいまっせーん、今言ったことはナシの方向でー!」

309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:43:14.18 ID:9G2h5v6AO
《ダチ公たちに》

ケンスケ「寂しくなるな…」

シンジ「くくっ、平和になるの間違いだろ」

ケンスケ「…元気でな!」

シンジ「おめーもな」ボリボリ

ヒカリ「あの、碇君ちょっといい…?

あ、ありがとう…鈴原を助けてくれて」ヒソヒソ

シンジ「…。え、委員長もしかしてそういうアレ?
思春期にありがちな甘酸っぱいアレ?マジで!?マジでかオイ!?」

ヒカリ「声大きいわよ碇君。三週間前のコロッケパン口につっこまれたいの」

シンジ「アレ、委員長ってクラス委員長じゃなかったっけ。風紀委員長とかじゃないよね」

310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:44:45.07 ID:9G2h5v6AO
ケンスケ「何で二人してヒソヒソ話してんだ?
…まさか!?これでお別れだからって委員長イヤ~ンな感じに…」

ヒカリ「ち、違うわよっ!?」

シンジ「うん違う違うそういうアレじゃなくてあっちのアレ。
最近ケンスケのメガネの奥の視線が思春期特有のイヤらしいアレになってるって話」

ケンスケ「なってませんんん!?やめてホントそういうの!?」

311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:46:30.62 ID:9G2h5v6AO
アスカ「…そのためのカメラ撮影なのね」

綾波「不潔」

ミサト「相田君…そういった事に興味がわくのはわかるけど、他人に迷惑をかけないように処理しなきゃ…」

神楽「ちょっと都庁いってくるアル」

ケンスケ「違うからねェェェ!?俺は純粋なミリオタで……その汚物見るような目やめて!?」

新八「…」ポン
長谷川「…」ウンウン

ケンスケ「なに『俺達はわかってるから大丈夫』みたい顔してるんですかアンタら!?蜂の巣にしますよ!?」

ヒカリ「(ご、ごめんなさい相田君…!)」

312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:47:24.92 ID:9G2h5v6AO
トウジ「シンジィィィ!!」

シンジ「のわっ!?」

トウジ「シンジぃ…ワシまだお前になんも返せてへんねやでぇ…!?
命救われた恩も、妹の…!」グジュグジュ

シンジ「あーもーいいって別に。めんどくさい」

トウジ「センセぇぇぇ!!」ガバッ

グイッ

ヒカリ「はーい交代ー!
もう十分別れ惜しんだでしょっ」

313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:48:18.76 ID:9G2h5v6AO
トウジ「待て待て待てて委員長!?まだ言いたいことは山ほど…!?」

ヒカリ「バカッ!?空気読みなさい!?
…アンタよりも、もっと話したい子が待ってるんだから…!」

綾波「…」
アスカ「…」

シンジ「…あーっと…」

綾波「…」チラッ

アスカ「いいわよ、先で」

綾波「…」コク

314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:50:22.14 ID:9G2h5v6AO
《妹のような少女に》

綾波「碇く……」

ギュッ

シンジ「っと…」
綾波「…」

シンジ「ずいぶん甘えん坊になっちまったな…よしよし」ナデナデ

綾波「…おつかれさま……兄さん」

シンジ「妹属性やめなさいっての。
…お疲れさん」ポンポン

綾波「…また、会える?」

シンジ「たりめーだ」

綾波「約束…してくれる?」

シンジ「オウ。…あ、そうだ綾波。
留守中の僕の部屋、頼めないか?」

315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:51:04.84 ID:9G2h5v6AO
綾波「…?」

シンジ「ミサトさんのマンションに引っ越さないかって事」

綾波「!」

シンジ「あんな一日中ガシャコンガシャコン鳴りまくってる所にいるよりいいだろ」

綾波「…いいの?」

シンジ「アスカもミサトさんもいいですよね?」

アスカ「いーんじゃない?」
ミサト「ん~大歓迎♪」グッ

綾波「ありがとう…ありがとう…!」

316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:52:26.36 ID:9G2h5v6AO
《心を重ねた少女に》

アスカ「…。お別れね」

シンジ「そだな」

アスカ「…」

シンジ「アスカ。
本当…ありがとな、色々」

アスカ「あの、さ」

シンジ「んっ?」

アスカ「…っ…ょに……」

シンジ「?」

―――アタシも、一緒に

318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:54:01.34 ID:9G2h5v6AO
アスカ「帰って、きなさいよね」

シンジ「え?」

アスカ「いつか、この街に帰ってきなさいって言ったの!」

アスカ「この街だって、ミサトのマンションだって……アンタの家なんだからさ!でしょっ!?」

シンジ「わかった」コク

アスカ「絶対よ!」

シンジ「オウ。オメーもこっちに遊びに来い。別に何にもねーけど、歓迎するからさ。

だから…泣くな、アスカ」

319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:58:10.43 ID:9G2h5v6AO
アスカ「…泣いてないっ!」

シンジ「面倒くせーの…よっと!」グイッ

ギュッ

アスカ「…!」

シンジ「ほれ、抱っこだ。…元気でな」ナデナデ

アスカ「…」

ガブ

320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 20:58:44.50 ID:9G2h5v6AO
シンジ「痛だだだだだだ!!!?ちょっお前なにしてんのォ!?」バッ

アスカ「…フンッ!甘いのよバカシンジッ!
アタシを抱こうなんざ十年早いってーの!!」

シンジ「だからって噛みつくバカがあるかよっ!?
ちょっこれ首から血ィ出てなーい!?」

アスカ「そんくらいガマンしなさい!男でしょ!?」

シンジ「性別関係ねえ!?」

アスカ「あるのっ!」

ミサト「(んーなるほどねー。ふふ…でもっ)」

 

322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:01:03.07 ID:9G2h5v6AO
《年上の女性に》

シンジ「何なんだよったく…ホントに面倒くせー女」ボリボリ

ミサト「んふふ、女ってのは持て余すぐらいがちょうどいいのよ。ね、加持君?」

加持「…葛城?」

ミサト「あ、そうだわ。忘れないうちにシンちゃんにおみやげ♪」

シンジ「…?おみやげですか?」

ミサト「うん…」

グッ

シンジ「!?」

ミサト「本当にありがとう……シンジ」

チュゥッ

シンジ「!!!?」

レロ…チュプ……

シンジ「!?!?!?」ジタバタ

アスカ「」
綾波「」

銀時「あ?」
新八「いっ!?」
神楽「う?」
ヒカリ「え!?」
トウジ&ケンスケ「「おおおおおお!!!?」」

リツコ「…やると思ったわ」
加持「…やれやれ…」

長谷川「問題…あるだろコレ」
定春「ワウ?」

 

324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:03:25.19 ID:9G2h5v6AO
シンジ「ぷはぁ!?
みっ、ミサトさ……何を…!?」

ミサト「…大人のキスよ。帰ってきたら、続きをしましょっ?」

シンジ「つ…!?」

ミサト「早く帰ってこないと、どっかの無精ヒゲにもってかれちゃうからね」

ゴゴゴゴゴゴ……

アスカ「ミィィィサァァァトぉぉぉっっ!!!?」

ミサト「詰めが甘いわねぇアスカ?やるなら徹底的にやらなきゃ♪」

アスカ「あ、アンタねぇっ!?」

トウジ「…ケンスケ、徹底的にて何の話や」

ケンスケ「俺に聞くなよ…」ズーン…

銀時「はーい、ズバリお答えしまーす」

トウジ「坂田はん?」

銀時「坂田先生と呼べガキども。
オメーらにゃまだはえー。ラブコメを鼻で笑い飛ばしたりカワイイあの娘もリコーダーの臭いはキツかったり、女にもワキ毛は生えることを認められるようになってから出直せー」

ケンスケ「…坂田先生、先は長そうです…」

綾波「…!」ググ…

シンジ「綾波さん何で顔近づけんの…何ではりあおうとすんの!?
ダメだったらあの人の真似しちゃあ!?」ググ…

326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:09:08.06 ID:9G2h5v6AO
《さようなら》

『発車します、閉まる扉にご注意下さい』

プシュー…ガシャン

ガタンガタン……

ケンスケ「元気でなぁぁ!!」

トウジ「シンジぃぃぃ!!!?」ダダダダダダ…

ヒカリ「走ったら危ないわよ鈴原っ!?」

アスカ「…」
綾波「…」



アスカ「行っちゃった」

綾波「…」ウル

ミサト「よしよし、二人ともよくガマンしたわね」

綾波「…また会うって…約束したから」

アスカ「そうよ!そのうちこっちから押しかけてやるんだから!」ゴシゴシ

ミサト「…そうね。
さあ二人とも!がんばってレイの部屋の荷物、まとめるわよん!
んでもって帰りましょっ。あたしたちの家に!」

アスカ「…うん!」
綾波「はい…っ」

327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:10:09.15 ID:9G2h5v6AO
《葛城家マンション》

綾波「…」
アスカ「…」
ミサト「…」

PEN2「クワー(おかえりー)」

エリザベス「…」[お邪魔してます]

綾波「あなた、誰」
ミサト「…お友達?」

 

329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:12:18.90 ID:9G2h5v6AO
カンカン カンカン カンカン カンカン…

ガタンガタン…ガタンガタン…

《江戸の町への列車内》

銀時「…」
新八「…ん…」ウツラウツラ…
神楽「セコムしてま…z~」
定春「…クァ…」
長谷川「…ハツぅ…勘弁してく…」

シンジ「…」ボーッ…

…終わった。

…終わったんだな…本当に。

銀時「眠らねーのか?」

シンジ「…っ」

330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:13:00.84 ID:9G2h5v6AO
シンジ「銀さんこそ…そんな深手なのに」

銀時「俺ァいーんだよ無敵の銀さんだかんな。
オメーこそ、なんか言いたげなツラじゃねーの」

シンジ「いえ…。
…ちょっと感慨に耽ってただけです」

銀時「何だよもう里心ついたのかオイ」

シンジ「ハッ、馬鹿言わんで下さい。里心ならこの一年つきっぱなしですよ。
さっさとかぶき町に帰って、ゆっくり休みたいです」

銀時「…」

シンジ「お登勢さんやみんなにも会いたいですし…久しぶりに吉原にも」

銀時「シンジよォ、お前…本当は残りたかったのか?」

331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:13:56.38 ID:9G2h5v6AO
ガタンガタン…ガタンガタン…

シンジ「…」

銀時「もし残せるモンなら、残してやりたかったがな」

シンジ「…」

銀時「まぁなァ…心配してくれる大人がいて、生きてたこと喜んでくれるダチ公がいて。
てめーを想ってくれる女がいて…。
そりゃ他にはなんにもいらねーって…」

シンジ「銀さん」

332 :推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER) 2011/02/09(水) 21:15:05.13 ID:9G2h5v6AO
銀時「あ?」

シンジ「…この一年間。
面倒事押し付けられて…実質ほとんどタダ働きさせられて…さんざしんどい思いして…正直ロクな目に合わなかったけど。
でも、儲けゼロってわけじゃなかったんですよ」

シンジ「おかげで一つ、やりたい事が出来ました」

銀時「やりてー事?」

シンジ「はい」

銀時「何だよ」

シンジ「…。

もう少し…本当に強くなって。
自分で自分のことを、本物の…一人前の侍だって思えるようになったら」

シンジ「第三新東京市で、万事屋の支店開きたいって」

333 :推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER) 2011/02/09(水) 21:16:55.99 ID:9G2h5v6AO
銀時「…」

シンジ「…」

銀時「食いっぱぐれても知らねーぞ」

シンジ「大丈夫ですよ、そのへん本店でしっかりノウハウ学びますから。
だから、銀さん。

もうしばらくお世話んなります」ニッ

銀時「へっ、好きにしな」

シンジ「ええ、好きにします」

334 :推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER) 2011/02/09(水) 21:18:05.37 ID:9G2h5v6AO
《母に ありがとう》

母さん。

今度こそ、もう会えないだろうけど。

僕はもう大丈夫だから。

色々、ありがとう…母さん…。

335 :推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER) 2011/02/09(水) 21:19:03.67 ID:9G2h5v6AO
《父に さようなら》

あばよ、マダオ…。

次に会うときも変わってなかったら今度こそ鼻メガネだかんな。

次までには、もちっと真っ当な道歩いとけよ…。

337 :推奨BGM 残酷な天使のテーゼ(アニメ最終回VER) 2011/02/09(水) 21:20:46.26 ID:9G2h5v6AO
《そして 全ての侍たちに》

シンジ「…あの銀さ…」

銀時「クカー…ゴー……」ムニャムニャ

シンジ「…ハァ…」

銀時「ぐごー…」
新八「…んぅ…」コックリコックリ
神楽「いわゆるひとつのセコムですね~……Z~」
定春「…」スヤスヤ
長谷川「ハツゥゥゥ……俺ァ別にやましいことは何も…」ウーン…

シンジ「…」フッ

シンジ「銀さん、みんな」

シンジ「ホント、本当に…」

338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:21:54.77 ID:9G2h5v6AO
お通「ありがとうきびウンコ!」

「「「「とうきびウンコォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」

ワアァァァァァァ……!!!?

《大江戸ドーム・寺門通LIVE2011 ~新年早々ライブやるから遠慮なくグッズとか買いあさってお年玉つぎ込んでいってネクロマンサー!~》

オ・ツ・ウ!!オ・ツ・ウ!!

お通「みんなー!今回のライブも残すところあと一曲となってしまいましたぬきの睾丸めっさデカい!」

「「「「めっさデカァァァいいい!!!!!!!!」」」」

お通「最後まで全力で歌いきるから、みんなしっかりついて来てねこの交尾めっさヤバい!」

「「「「めっさヤッバぁぁぁいいィィィ!!!!!!!!」」」」

お通「それじゃ行くよー!曲はもちろんー…!」

お通「『お前の母ちゃん[ピーーー]人だ?』!!」

ゥワアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!

オーツーウ!オーツーウ!

L・O・V・E!オッツッウ!

340 :強制BGM 言うまでもない 2011/02/09(水) 21:24:23.77 ID:9G2h5v6AO
軍曹「隊長ぉぉぉ!まさかこのSSのラストを、お通ちゃんと我ら寺門通親衛隊が務めるとは誰も予想できなかったでしょうネクロゴンドめっさ遠い!」

新八「目の前のお通ちゃんに集中しろ軍曹ォ!こんな無駄に長引いたSSなんぞどうでもいい湾岸MIDNIGHTォ!」

タカチン「なんかキレーな終わり方期待してたヤツらもいるみてーだがよォ!?
そんな甘ぇ話ァどこにもねーゼリービーンズ本田ぁ!」

タカティン「私報酬ノフランスパンサエ支払ッテクレレバ問題ナ色即是空空即是色」

チャーラーラーラー ラーラーラー
ウラホイ♪ウラホイ♪ウラホイ♪ウラホイ♪
チャーラーラーラー ラーラーラー
ウラホイ♪ウラホイ♪

チャチャチャン♪

お通「あなたのホクロ♪少し色素が♪
うーすーいーのーね♪」

「「「「ね♪ね♪ね♪ね♪ネクロマンサァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」

341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:25:40.09 ID:9G2h5v6AO
かくして、

寺門通LIVE2011 ~新年早々ライブやるから遠慮なくグッズとか買いあさってお年玉つぎ込んでいってネクロマンサー!~

は大盛況の内に幕を閉じたのであった。

だが、これで安心する彼女ではない。

江戸の街が誇る歌姫として、常に時代をリードするトレンドの発信源として、
今年は更なる飛躍を我々に見せ、更なる歌声を響かせてくれるであろう!

頑張レンコンの煮物ごっさウマい寺門通!
羽ばたけのこの煮物めっさウマい寺門通!

(ナレーション・立木文彦)

~終~

銀時「何コレ」

342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:26:38.91 ID:9G2h5v6AO
《かぶき町・万事屋》

銀時「…オイ何だこりゃ。
新八のヤツがまたテレビに出るっつーから見てみりゃ…ただお通のプロモに利用されてるだけじゃあねーか」

シンジ「…」ペラ

銀時「ったく、無駄な時間食っちまった。なぁ神楽?」

シンジ「…」

銀時「…アレ?神楽は?」

シンジ「…途中で定春の散歩に行きましたよー…飽きたって」ペラッ

銀時「あ、そう…」

シンジ「…」ペラ

343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:28:30.43 ID:9G2h5v6AO
銀時「…なあシンジよ」

シンジ「はい…?」ペラ

銀時「ヅラのやつだがよ、アイツ時々変装してキャプテンカツーラとか名乗ってるよな」

シンジ「ああ、そうですね」ペラ

銀時「アレちょっと思ったんだけどさァ。
原作読んでりゃいいけどアニメしか見てないヤツはキャプテンカツーラじゃなくてキャプテン勝浦と勘違いしてねーかね?」

シンジ「はあ」

銀時「…。なあシンジよ」

シンジ「なんすか」ペラ

銀時「ジャンプ、まだ?」

345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:30:55.07 ID:9G2h5v6AO
シンジ「…」パラパラパラ…

グワシッ

銀時「オイオイオイシンジくぅん?今巻き戻ったよな?ジャンプまた頭っから読もうとしたよなオイ?
一周したら交代っつったよなオイ?」グググ…

シンジ「あに言ってんですか…賭けで向こうひと月はジャンプ僕のモンって決まっただろーが勝手にルール決めないで下さいよコラ」ググググ…

銀時「そこはそれアレだよオメー社長権限っつーモンがあんだろ一周読んだら交代だろ、あ!?」ググググ…!

シンジ「ジャンプ一冊のために社長権限持ち出すなよ飽きるまでずっと俺のターンに決まってんだろ。
だいたい僕だって金半分出してんだぞコルァ!?」ググググ…!

銀時「シンジよォ、オメー帰ってきてからちょーっと調子コキすぎじゃね?
いくら仏の銀さんでも終いにゃ怒るよいーから寄越せ」ググググ…!?

シンジ「待ってろっつってんだろが。これからシンちゃんオサレ先生の描く新展開を反芻すんだよもっぺん味わうんだよ。
『物質から魂を引き出して使役する能力(笑)』について深く考察しなきゃなんねーんだよいいから待ってろ」ググググググ…!?

ドガシャーン

銀時「てんめェェェ!?ジャンプに関しちゃどっちが上でどっちが主人公か白黒つけなきゃなんねーらしいなァァァ!!!?」

シンジ「上等だゴルァァァ!!!?どっちが主人公にふさわしいかキッチリ教育してやんよレッツパーリィィィ!!!!」

ピーンポーン

346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:33:48.38 ID:9G2h5v6AO
銀時「…」
シンジ「…」

銀時「客だぞ」ヘラッ

シンジ「…チッ。戻ってくるまでですからね。
戻ってきたら即俺のターンですからね」



ガラッ

シンジ「はーい、宗教だったらドゥッリームキャッチャァァァがあるから間に合って」

「…あに言ってんのよアンタ」
「…」

シンジ「…」ポカン

「久しぶり、碇君」ニコ
「早速遊びに来てやったわよ!」フンゾリ

シンジ「…オウ」ニカッ

347 :推奨EDテーマ 僕たちの季節 2011/02/09(水) 21:34:52.57 ID:9G2h5v6AO
シンジ「すいまっせーん銀さーん!ちょーっと出てきますー!」

銀時「あー?」ペラ

シンジ「僕の客だったんでー!
あージャンプは帰ってきてからでいいですからー!」

ガラガラピシャッ

銀時「…?」

《万事屋・玄関》

銀時「あんだァ?さっきまであんなにジャンプジャンプうるさかったっつーのに…」

銀時「…」

銀時「へっ」

銀時「あのヤロー、女二人引き連れてお出かけたァ生意気な真似しやがる」

新世紀エヴァンゲリオン×銀魂

《ゲンドウ「そうだ。久しぶりだなシンジ」シンジ「…長谷川さん?」》

~終劇~

348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:37:59.90 ID:FxyuctDAO
乙。激しく乙。
面白かったのしみが一つ減ったどうしてくれる!!!!!!

349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:39:31.02 ID:SgL4J97d0
完結お疲れ様でした!

352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:41:38.17 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

―――その出会いは、必定―――

白夜叉と恐れられた男がいた

人斬りと恐れられた男がいた

「好きなモン…そうさなァ」

かつて、白夜叉と呼ばれた男…

「甘いモンと…酔狂な奴かな…」

―――坂田 銀時

「剣は凶器、剣術は殺人術。
どんな奇麗事やお題目を口にしてもそれが真実」

かつて、人斬りと呼ばれた男…

「けれども拙者は、そんな真実よりも甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ」

―――緋村 剣心

353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:42:52.32 ID:9G2h5v6AO



銀時「だいたいオメー第一印象からイヤーな予感してたんだよ!?
女で剣の道場主ってどう考えても地雷一直線だろーが!?」

薫「はあ!?稼ぎもしない居候の分際で生意気言ってんじゃないわよ銀髪っ!?」

剣心「コラコラ、薫殿も銀時もそれぐらいにするでござるよ」

銀時「剣ちんよォ、こういうのは始めが肝心なんだって。甘やかすとつけあがっから」

薫「つけあがってんのはアンタでしょうがァァァ!!!?」

剣心「いいかげん剣ちんは止してほしいでござるよ銀時…色々ギリギリではござらんか」

左之助「ずいぶん仲良しなこった」シーハーシーハー

弥彦「仲良しなのかアレ?」

354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:45:06.11 ID:9G2h5v6AO
剣に依って生かされ

銀時「“最強”ねぇ…」

蒼紫「…」

銀時「悪ィが興味ねーな。生憎こちとら目の前のモン護んので手一杯でね」

恵「銀さん…」

銀時「この刀…コイツが届く範囲さえ取りこぼす有り様だ…。
だが、それでも救えるモンがあるなら救ってやりてーのさ」

剣を以て道を拓いてきた二人ならば

銀時「あんだァ?一人でこっそり夜遊びかオイ?」

剣心「…」

銀時「因果なモンだな。昔の腐れ縁って奴ァよ」

剣心「…銀時、拙者は」

銀時「あー、別に引き留めなんざしねーよ。さ、行こうや」

剣心「ついて来る気か!?これは拙者の…」

銀時「勘違いすんな。俺ァちょいと京見物と洒落込みてーだけだ。
向こうで美味い八つ橋の店でも紹介してくれや」

剣心「…まったく。
どこまでも酔狂な男でござるな、お主は」

銀時「まーな…それにあのヤローとつるんでる馬鹿は、俺の腐れ縁なんだよ」

剣心「…お主の?」

志々雄「…」ニイッ
高杉「…」ニヤッ

その出会いは、必然―――

るろうに剣心×銀魂

『剣魂』

第一話『ポニテの女道場主にロクなヒロインはいない』《鋭意執筆中!》

新八「ちょっと待てェェェ!!!?」

356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:46:46.60 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

シンジ「…」

新八「え、ちょっと何やってんの!?何ですかコレ!?」

銀時「何って。次回作の予告だよ」

新八「いやいやいや!?舌の根も乾かないうちに次回作ぅぅぅ!?
ここまでこぎつけるのにどんだけ苦労したと思ってんの!?」

銀時「いやーとりあえず中の人繋がりでるろ剣にしてみたんだけどさ」

新八「思いつきかいィィィ!?
無理無理無理!絶対無理!?たった一作書き上げるのにもう一年かかってるんですよ!?」

シンジ「…」ペラ

神楽「しょっぱいこと言ってんじゃねーぞダメガネ。人間やらねーで後悔するよりやってから後悔したほうがいいってどっかのマユゲが言ってたネ」

銀時「サバイバルナイフで刺されるからやめてくんない神楽ちゃん」

シンジ「…」

神楽「フ、どいつもこいつも情けないアルな!
だったら次の主役はアタイだヨ!次回作はヒロインから主人公にクラスチェンジして突っ走るアル!」

新八「…アレ、この流れどっかで見たような」

神楽「じゃ、こんな感じで!」

357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:49:41.61 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

その二人は

「…あんた、誰?」
「オメーこそ誰だヨ」

決して出逢うはずのない二人だった―――!

チャラララ チャラララ チャラララ チャラララ

first kiss から 始まる♪2人の恋のヒストリー♪

『などというものは所詮二次元にしか存在しない夢物語でありなおかつ最近は使い回されすぎて終わったコンテンツ略してオワコンそんな第一話』

ルイズ「何なのよアンタ!?それが貴族に対する態度!?」

神楽「うっせーよピンクいの。名乗って欲しけりゃ自分から名乗れよガキが。
私は誰の指図も受けないネ!」

ルイズ「つ、使い魔としての自覚がなっていないようね…!?」

それは

神楽「だいたい何アルかお前、ピンクのモジャモジャてどんだけ根性ひん曲がったらそんなんなるアルか。
どんだけエロいモン食ったらそんなんなるアルかアン!?
モジャモジャは銀ちゃんだけでたくさんネ!」

ルイズ「ああああアンタこそ頭になんかヘンなのついてるけど!?何それヘンよ取れば!?」

キュルケ「…ね、タバサ…何かしらあの2人…なんかすごく違和感が…」

タバサ「中の人も大変」

出逢うはずのなかった

ルイズ「アンタの食事はこっt」

神楽「すいまっせーん!おかわりいいですかァァァ!」ガツガツモッシャモッシャ

ルイズ「あんでもう食べてんのよそれ私の朝食ぅぅぅ!?」

358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:51:33.91 ID:9G2h5v6AO
二人の少女が織りなす

神楽「おにいちゃ~ん。
おにいちゃんはどうして頭からワインかぶってるの~?」

ギーシュ「ん~?それはね~。
二股かけてるのバレちゃったからだよ~」

神楽「どうして二股かけちゃったの~?」

ギーシュ「ん~、それはね~。
薔薇は多くの人の目を楽しませるためにあるからだよ~」

ギーシュ「お嬢ちゃんも僕に惚れちゃいけないよ~。
綺麗な薔薇には棘があるからね~」

神楽「やっすい昼ドラかましてカッコつけてんじゃねーぞ!かませ犬が!」

ギーシュ「」

神楽「じゃーな、

まるで
ダメな
おポンチ小僧

略してマダオ!」

イクヨーシエスター
エ、アノ、ハイ…

ギーシュ「…。
フッ、ゼロのルイズの使い魔は礼儀までゼロだな…。

アレ…グスッ…何だろ。おかしいな…前がかすんで見えないや…。
って待ちたまえェェェ!!!!!!!?」

痛快バトルファンタジー!

360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:52:59.25 ID:9G2h5v6AO
ルイズ「私は貴族よ。魔法が使える者を貴族と呼ぶんじゃない!
敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶのよ!」

フーケ「…」ニィッ

ズドオオオンン

フーケ「!?」

神楽「…フン、半人前が…!」ググググググ…

ルイズ「…!あ、アンタ…!?」

神楽「震えながらナマ言ってんじゃないネ」

ルイズ「う、うるさいうるさいうるさいっ!アンタなんかに…」

神楽「でもま、その根性だけは認めてやるヨ。
この泥人形は、神楽様がじきじきにブチのめすアルっ!」

ルイズ「っ!?」

ゼロの使い魔×銀魂

『虚無の夜兎』《鋭意執筆中!》

神楽「あ、やっぱめんどいからナシで」

新八「ブン投げたぁぁぁ!?」

362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:53:56.95 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

新八「やっぱ思いつきじゃねーかァァァ!?やるんなら最後までちゃんとやれよ!?」

神楽「一人二役とかめんどいアル」

新八「ぶっちゃけすぎ!?

…もう、しょうがないなぁ。どうしてもやるって言うなら僕も協力しますよ。
どうせなら次回作は…」

銀時「あんだァ?さんざ文句言っといてオメーもやりたかったんじゃん」

神楽「どーせロクな案ねーんだろ。メガネのメガネによるメガネのためのクロスSSになることは目に見えてるネ」

新八「いやいやちゃんと考えてるってば!ズバリ次回作は」

銀時「わーってるって、じゃこんな感じでー」

新八「ちょっ待っ」

363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:55:48.61 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

デッデデデッデデデッデデ…

メガネキャラで鳴らした俺たち。濡れ衣を着せられメインキャラにこき下ろされたが、出版社の枠を脱しここに集った。
しかし、ただ集ってくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通りゃボケ次第でなんでもツッコんでのける命知らず、不可能を可能にし、巨大なボケを粉砕する、
俺たち特攻(ツッコミ)野郎メガネーチーム!

新八「僕はリーダーの志村新八。通称ダメガネ。地味戦法とツッコミの名人。
僕のような天才ツッコミでなければ、百戦錬磨の強者どものリーダーは務まらん」

糸色「私は糸色望。通称絶望先生。自慢のルックスに、教え子達はみんなイチコロさ。
絶望かまして、腐女子からヤンデレまで何でもそろえてみせるぜ」

JUM「桜田ジュン、通称JUM。裁縫の天才だ。
ラプラスの魔でもブン殴ってみせらあ。でも梅岡だけは勘弁な!」

桂馬「やぁお待ちどう!僕こそ桂木桂馬。通称落とし神。ゲーマーとしての腕は天下一品!
メガオタ?変人?だから何」

僕たちは、道理の通らぬ世の中に敢えてツッコミを入れる、頼りになる神出鬼没の特攻野郎メガネーチーム!

364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:57:16.00 ID:9G2h5v6AO
…。

糸色「…あの、メガネを借りたい時って何ですか。
それと私の名前は横書きにしないでくれとあれほど…」

桂馬「ただでさえ駆け魂狩りで時間をとられているのに…。
さっさと帰ってゲームの続きがしたいんだが」

JUM「ツッコミ野郎って…ツッコミよりもボケしかいないんじゃ…。
そもそも、何で僕たちは集まったんだ?」

新八「…」

…。

新八「解散!」キリッ

メガネを借りたい時は、いつでも言ってくれ!

《完》

365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 21:58:42.80 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

新八「おいィィィ何だこのやっつけ仕事!?」

銀時「お望み通りの主役だぞ?良かったなーぱっつぁん」

新八「よくねェェェ!?寄せ集めるだけ寄せ集めて解散しただけじゃん!?
何も成せてないじゃんメガネのレンタルで終わってんじゃん!?」

シンジ「…」

神楽「ぜーたくもんアルなー。
グダグダ言ってんなヨ主役やれるだけありがたく思えダメ」

新八「メガネはかけて!?ダメでもいいからガネは外さないでメガネは顔の一部だからっ!?」

シンジ「…」

新八「だいたいアンタら自分のことしか考えてないじゃないですか。ちゃんと全員そろっての案は出せないんですか!?」

銀時「アン?」

神楽「全員って、また私達みんな出るアルか?どうするアルか?」

新八「フフン、次回作はズバリッ!こんな感じでっ!」

366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:01:22.39 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

この荒れ果てた世界を見るがいい!
この世界では、どれだけ遠くへ行ったか
どれだけ多くの人間と出会ったか……
その二つが人生の値打ちを決めるのだ!

銀時「…何だこりゃ。まーたゲームソフトかよ新八」

新八「あ、はい。ウチの隊員から没収したんですけど、なんかコアなファンがるりゅぶっ!?」

銀時「おい…オメーは何度俺をヨソに飛ばしゃー気が済むんだよダメガネ!?
これもう銀さん確実にあっちの世界に行かされるフラグじゃあねーかァァァ!!!?」

神楽「なにワケわかんないこと言ってるアルか銀ちゃん」

銀時「神楽、オメーにはわかんねーだろうけどな。ここじゃない>>1のせいで銀さん散っ々あちこちやられてんだよ!
この手口で苦労させられてんの!?」

新八「ちょっと銀さん…なんかよくわかんないけど色々…アウトでしょその発言!?
大丈夫ですか?一体なんの話を…」

銀時「俺ァもー引っかかんねーぞ!?
今日は銀さん帰らねーからぜってー眠らねーから!
朝帰り確定だから!」

???「させんよ」

!!!?

銀時「」ダラダラダラ

新八「ちょっと!?今なんか変な声が…!?」

神楽「ゲームがしゃべったアル!?」

367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:03:50.06 ID:9G2h5v6AO
???「お前達の“魂”という概念は興味深い」

銀時「あ、今日僕みんなと一緒に不思議探索の予定があるんで失礼しまー……」

ギュゥゥンンン……!!

銀時「すぅぅぅ!!!?」ガシッ

新八「なあっ!?ひ、引っ張られるうぅっ!!!?」ガシッ

神楽「は、放すネお前ら!?
若い乙女にベタベタさわるもんじゃないアルッ!!!?」ガシッ

定春「キャゥンッ!?」ガシッ

銀時「ふんばれ定春ぅぅぅ…!銀さんもーどこにも行かねーから俺はここにいるぅぅぅ!!」

???「見せて貰おう、知恵という武器を身につけたサル共。
“魂”の力とやらを」

「「「だあああぁぁぁ……!!!?」」」
「アォォォォンン……!!!?」

369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:04:48.37 ID:9G2h5v6AO
砂塵、硝煙、廃墟。

見渡す限り破壊されつくしたこの地に

“侍”が降り立った

「すいまっせーんおじさーん、この原チャリにネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲積んで欲しいんですけどー」

「メカニック?メガネかけてるヤツはメカニックって決まってんの!?」

「つえーヤツが正しいアルか、はーん…。
んじゃー今日からこの街は神楽サマのものアル」

「ワンッ」

三人と一匹が荒野を駆ける!

METAL MAXシリーズ×銀魂

『メタルマックス・シルバーサーガ』《鋭意執筆中!》

シンジ「いずれにしても僕はお払い箱ですか、へー…」ペラ

371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:07:22.31 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

銀時「…あっ」
新八「…」ダラ
神楽「…やべっ」

シンジ「仲間だ家族ださんざん盛り上げといて、本編終わったらハイさようならですか、ふーん…」

銀時「いや違う…違うって拗ねんなよシンジ」

シンジ「ま、いいんですけどねー…このSSの僕なんて所詮二次創作の僕ですから」ペラッ

新八「待って待ってシンジ君ごめんってば!?
ちゃんと考え直すからそんな言っちゃいけないことを」

シンジ「いいんですよ気ィ使わなくって…このSSの終わりと同時に元の碇シンジに戻るだけですから。
あのウジウジして言いたいことも言えずに人の顔色伺ってばかり、そのくせキレるだけキレて人のせいにしてアスカの病室で[ピーーー]して神話になっちまうような碇シンジに戻るだけですから。

…いっそサードインパクトで世界滅ぼしゃ良かったよクソが」ボソッ

新八「それだけは言っちゃダメェェェ!!!?
マジすいませんでしたシンさんんんん!!!?お願いだから帰ってきて!?
あの純真で優しいシンジ君に戻ってっ!?」

372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:09:53.06 ID:9G2h5v6AO
銀時「シ、シンジは何かネタねーのか?ん?
そーだン年後の万事屋シンちゃん奮闘記とかどーよ!?」

神楽「い、いいアルなァオラなんだかワクワクしてきたぞ!」

シンジ「なーんかいまいちモチベーションがなァ…。
もうさんざん踏ん張ったし、ケツから出すモン出したらもーどうでもいーやって感じになっちゃいましてねぇ…」

新八「ヤバいよシンジ君完全に銀さんモードに入ってるよ!?
完全に無気力ダメ主人公と化してるよ!?」

銀時「オイ無気力ダメ主人公って何だダメガネ」

?「アンタ馬鹿ァ!?情けないこと言ってんじゃないわよ!?」

シンジ「…あ?」

373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:11:11.64 ID:9G2h5v6AO
アスカ「最後の最後でなによそのザマは!?なっさけないわねぇ!」
綾波「…」
ミサト「押しかけちゃってゴメンねシンちゃん」
リツコ「お邪魔するわね」

シンジ「…何してんの」

新八「アスカちゃんにレイちゃん…葛城さんたちも?
皆さん、どうしてここに?」

アスカ「決まってるじゃない!次回作の話でしょ?
当然アタシ達にも出演する権利はあるわよね!」

綾波「…」

銀時「なに?オメーらも引き続き出演してーの?」

アスカ「当ったり前よ!
そもそもこれってエヴァのSSでしょっ!むしろお払い箱になるのはアンタたちのほうに決まって…」

「「「「「は?」」」」」

374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:12:07.29 ID:9G2h5v6AO
アスカ「…え?」

銀時「え、何言っちゃってんの?お前今さら何言っちゃってんの?」

神楽「一年やっといてエヴァのSSだと思ってたアルか?」

アスカ「いや…え?だって主人公はシンジ…」

シンジ「いやいや、シナリオがエヴァなだけでこれ銀魂のSSだけど?」

ミサト「認めちゃった!?一番認めちゃいけない主人公が認めちゃった!?
一番落ちちゃいけない城が真っ先に崩れたんだけど!?」

375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:13:35.03 ID:9G2h5v6AO
新八「まあ…どっちがメインとか主張しだしたら収拾つかなくなりますし、クロスSSってことでいいんじゃないですか」

銀時「つーかよ、そこまでデカい口叩くからにゃそれ相応のネタ用意してあんだろうな?」

アスカ「…え」

神楽「まさかネタもなしにいちゃもんつけたワケねーだろな?」

アスカ「いや、えと……」

綾波「あるわ」

アスカ「レイ!」

シンジ「綾波がネタ出すの…?すごい予想外なんだが」

銀時「聞くだけ聞いてみようじゃねーの。どんなんだ?」

綾波「次は、こんな感じで」

376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:15:11.71 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

セカンドチルドレンとエヴァ弐号機を迎えるべく、
ミサトに連れられて太平洋上の国連軍正規空母“オーバーザレインボー”へと向かったシンジ達

ケンスケ「はぁーっ、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄ーい…!」
トウジ「待て!待たんかい!?」
シンジ「ふぁ~あ…」

そこで出会ったのは

トウジ「くっそお…止まれ!?止まらんかい栄光の縦縞帽子ぃぃぃ!?」

ヒョイ

?「ほらよ」

トウジ「…あ。おおきに」

ドイツ系アメリカ人の天才少女…

?「おー!ミサっちゃんひさしぶりー!」

ではなく…?

ミサト「久しぶりねカナ!だいぶ背が伸びたんじゃない?」

カナ「成長期だからな!ほかのところもちゃーんと女らしくなってるぞ!
でもまだまだミサっちゃんの胸には勝てないなー!」

ペチッ

カナ「あぅっ!?」

チアキ「いきなり恥ずかしいマネをするな馬鹿野郎」

ハルカ「もう…ごめんなさい葛城さん、妹が失礼なことを…」
ミサト「ああーいいのよん、今さら他人行儀にならなくても♪」

あの三姉妹!?

378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:17:31.24 ID:9G2h5v6AO
ミサト「紹介するわね、エヴァンゲリオン弐号機専属パイロット、セカンドチルドレンの南カナちゃん。
それとお姉さんのハルカちゃん、妹のチアキちゃんよ」

カナ「お前がサードチルドレンか?」

シンジ「え、あ、うん…」

カナ「なんか冴えないヤツだな。シャキッとしろシャキッと!」

シンジ「え、ええ…?」

ミサト「うふふっ」

ほんの少し変わったシナリオは

シンジ「えっと…僕に何か用…?」

チアキ「…お前は、カナとはまた違った馬鹿野郎だな」

シンジ「…」

少年にどんな運命をもたらすのか?

ハルカ「せっかくだからお夕飯食べていってよ。
遠慮しないでシンジ君」

シンジ「いえ、でも南さん…僕は」

カナ「そーだそーだ!さっさとこい!
あといちいち苗字で呼ぶな!ただでさえウチは南さん率高いんだから!
カナちゃんハルカさんチアキと呼べ!」

チアキ「なんで私だけ呼び捨てにさせるんだ馬鹿野郎」

カナ「んじゃチアキちゃんで!いいなっ!」

シンジ「う、うん…か…カナ、ちゃん」

異色のコラボレーション!

エヴァンゲリオン×みなみけ

『いかりけ』《鋭意執筆中!》

アスカ「ちょっと待てェェェ!!!?」

379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:19:22.42 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

アスカ「オイ何でアタシの出番削った?何でアタシが存在抹消されてんの改変されてんの!?」

綾波「改めて良くする…と書いて改良と読むわ」

アスカ「悪い点かァァァ!!!?アタシはエヴァの悪い点かこのヤロォォォ!!!?」

ミサト「んーそんなに悪い案じゃないんじゃないかしら」

アスカ「自分の出番あるからって裏切ったわねミサトォ!?パパと同じように裏切ったわね年増ァァァ!!」

綾波「他にも、全く違う性格の魂が宿った12人の私に囲まれて生活する碇君のハチャメチャラブコメディも企画しているわ」

シンジ「それ何てシスタープリンセス?」

綾波「違うわ。タイトルはシスタープリティーリリス。
アスカは12人の私達に嫉妬して嫌がらせをするけど勝ち目なんてないライバル(笑)キャラ」

アスカ「むっきィィィィィィ!!!!!!!?」

シンジ「揉めだしたよ。出番めぐって揉めだしちゃったよ。
せっかくトゥルーエンド迎えたのに元の木阿弥だよ」

?「全員動くな!御用改めであるっ!」

銀時「ああ?」

380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:21:08.19 ID:9G2h5v6AO
ゾロゾロ

近藤「邪魔するぞ」
土方「…」
沖田「…」

銀時「オウオウ邪魔ってわかってんなら帰れ。つーか何しに来やがった」

近藤「何しにもなにもない、用件はわかっているはずだ」きっ

シンジ「!」

新八「…っ(まさか、シンジ君を捕まえに…!?)」

近藤「次回作は真撰組血風帳って劇場で決まったじゃん!?」

「「「だあああ!!!?」」」

381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:21:47.19 ID:9G2h5v6AO
新八「やっぱり出番ほしいだけかい!?
…いや別に決まってないですから。あれニセ予告ですから!?」

近藤「だいたい何だ!?新訳に続いてまーた俺達チョイ役じゃん!?
ラストにちょっと出てきただけじゃんまーた役立たずじゃん!?」

土方「…」
沖田「…」

近藤「そういうことで、次回作は我ら真撰組が主役とさせてもらう!」

アスカ「そういうことってどういうことよ!?」

銀時「勝手に決めんなっつーの」

近藤「新作はこんな感じでっ!」

神楽「おいィ勝手に進めんなヨ!?」

382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:24:30.61 ID:9G2h5v6AO
《次回作予告》

近藤「はァ!?軍に出向!?俺が!?」

松平「おゥよ。ちょっくら行ってこいや一年ばかし」

近藤「はァァァ!!!?」

《サクラ咲く季節に、僕らは出会った》

近藤「待ってくれとっつぁん!?局長の俺に一年も留守にしろってのか!?
真撰組はどーすんだよ!?」

松平「厳密にゃお前ら三人をだ。ひとまずトシを局長代理に据える」

近藤「俺達三人って…トシと総悟もか!?
だいたい何で俺達なんだよ!?俺達ァ江戸の平和を護る…!?」

松平「軍との軋轢を避けるためだ。
あちらさんもある程度即戦力になる腕っこきをご所望でなァ。いっそてっぺんのオメーを寄越しゃ向こうもこっちもメンツが立つってモンよ」

近藤「しかし、軍になんて…だいたい秘密部隊って何!?」

松平「江戸の平和を秘密裏に護る特殊部隊よ。
近藤、こいつァ正式な辞令だ。逆らうってんなら、辞表を出してもらわにゃーならねえ」

近藤「…。

とっつぁん、俺は腐っても真撰組局長・近藤勲だ。
納得しねーまんまどこの馬の骨ともわからん部隊に配属なんぞ出来るわけが…!」

松平「あー言い忘れてたがよーォ?あちらさん男子禁制、別嬪揃いの女だけで構成された部隊なんだが」
近藤「近藤勲、確かに辞令を拝領致しましたっ!」
ガチャッバタン

スパー……

松平「…頼んだぞ近藤ォ。この江戸の町の…

いや…もう江戸は終わる…。
“東京”の平和は、お前らにかかってんだ…」

383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:26:00.38 ID:9G2h5v6AO



近藤「…待ち合わせ場所はここのはずなんだが…。
にしても実に見事な桜だな」

近藤「…お妙さん…この近藤勲、無事勤めを果たして貴女の元に戻ります。
どうかそれまで…」

?「あの…真撰組局長・近藤勲さんですね?」

近藤「は、はいっ!?」

さくら「お迎えに上がりました。
帝国歌劇団花組・真宮寺さくらと申します」

銀魂×サクラ大戦

『ゴリラ大戦』《鋭意執筆中!》

近藤『引ーき裂いたァ~♪ゴリが吠え~♪
震えるお江戸にィ~♪』

新八「ってお前が歌うんかいィィィ!!!?」

384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:28:42.22 ID:9G2h5v6AO
《万事屋・リビング》

銀時「ふざけんなよテメー!?これお前がやりたいだけじゃあねーか!?」

神楽「ゴリが吠えってお前が吠えてるだけアル!」

近藤「時は江戸から東京へと移り変わる太正時代!
謎の集団ゴリ之巣会と戦う乙女達の元、刀を振るうこととなった真撰組の浪漫活劇だ!
劇中には歌あり踊りあり隊員同士の純愛ありと盛りだくさんの内容になっているぞ!」

新八「ゴリ之巣会てどう考えてもアンタが黒幕じゃねーかァァァ!?」

近藤「フッ、いくら素晴らしい妙案だからとて嫉妬はいかんな嫉妬は!
おいトシ!総悟!お前らも黙ってないで…」

土方「…あ?何か言ったかてめー一人だけ出番確保した近藤さん」

385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:29:09.69 ID:9G2h5v6AO
近藤「…え。

あの、トシ?…総悟君?」

沖田「何ですかィ、小僧の師匠ヅラして自分一人おいしいところもってった近藤さん」

近藤「…」

銀時「ここにきてあいつら内部分裂始めたぞオイ」

新八「なんだかんだで今回の出番一番多かったの近藤さんでしたからね」

神楽「醜い争いアルな」

リツコ「無様ね」

シンジ「もうこの際ですし新訳・真撰組動乱編ってことでいいんじゃないですか」

386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:29:51.98 ID:9G2h5v6AO
近藤「いや、ちょっと待って…二人とも?ちょっと話し合おう?」

土方「俺ァ出番なんざどうでもいい。やりたいなら勝手にやってくれ」スパー

沖田「土方さんはまだマシでしょう。
俺なんかどうしようもねえご都合主義にツブされた主人公の物真似で終わりやしたからねィ。正直もうウンザリでさァ」

近藤「いやっ、だって…しょうがなかったんだよアレは!?
シンジ君が剣の道を志すきっかけになったエピソードとして!?」

シンジ「あ、僕のせいにしちゃうんだ。人のせいにしちゃうんだ、へー」

近藤「ちっがぁぁぁうの話聞いてぇぇぇ!!!?」ブワッ

?「フン、情けない男ね」

387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:33:02.86 ID:9G2h5v6AO
ドM「所詮あなたは脇役以下!主役を張れるゴリじゃないって事よ!」

銀時「また厄介なのが増えやがった…」

近藤「なんだとドM忍者!?まさかお前も…!?」

ドM「フフッ、電話番しかできなかった今作にサヨナラ!次回作はなんと!GEPの限界に挑戦よ!
ぜひこんな感じで!」

《次回作予告》

幕府の命により、狂気の生体実験を繰り返す研究所へと潜入捜査に向かった元お庭番衆・猿飛あやめ。

そこで見たものは

ドM「まさか…銀さんっ!?
い、いやァァァ!!!?」

人の姿を失い悶え苦しむ愛する人の姿だった!
躊躇うあやめに容赦なく襲いかかる狂気の実験!ほとばしる粘膜!
そして触手!触手!触手ぅぅぅ!!!!

ドM「題して!対銀忍アヤm」お妙「却下じゃボケェェェ!!!!」ドゴォ!!

388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:34:29.65 ID:JftUOfIao
今はもうGEPじゃなくてNIPだけどな

389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:34:57.99 ID:9G2h5v6AO
新八「あ、姉上…」

お妙「いい加減にしろよクソアマァ!!Vシネの次はX指定かアン!?
そんなんやったらpink板送りになるわヴォゲが!?」

近藤「お妙さんっ!?やはり俺との純愛ラヴストーリーをご所望」お妙「憤ッッッ!!!!」

ズシャァッ

近藤「」チーン

390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:36:21.24 ID:9G2h5v6AO
お妙「もう、みんなひどいわ。私に内緒で次回作の相談なんて」ニコ

銀時「いや、ひでーのはお前の所行だろ」

お妙「でも…そうね。あそこのラブスゴーリーは論外としても、歌あり踊りありっていうのはいいアイデアだわ。
次回作は女性陣による宝塚風ミュージカル作品でいきましょう!今こそダイヤモンドパフューム復活よ!」

ドM「フン、さっきの一発は貸しにしておくわよお妙さん」

月詠「そのためにわざわざわっちは呼ばれたのか…」

九兵衛「お妙ちゃん、男役は是非僕に。
普段から馴れているから。普段から馴れているから!」

東城「となると!私も女装してご一緒するのが自然な流れですな若ァ!!」

九兵衛「」スチャッ

ボカーン

東城「久しぶりの爆破ですぞ若ァァァ!!!!」

沖田「」スチャッ ボカーン

東城「二連発は効きますぞォォォ!!!?」

?「」ポイッ ボカーン

東城「まさかの三連撃ィィィ!!!?」

391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:39:12.79 ID:9G2h5v6AO
新八「あの、人んち爆破すんの止めてくれませんか」

九兵衛「済まない、つい」

沖田「空気を読んだ結果でさァ」

ミサト「つか三発目誰よ?」

銀時「だいたい予想はつくけどな」

?「はーっはっはっはっはっ!
今さら再結成とは笑わせてくれるなダイヤモンドパフューム!」

九兵衛「お前は…!?」

ヅラ「その程度の歌唱力でメインを張れるとでも?その程度の可愛らしさでこの俺に勝てると思うてか九兵衛殿!?」

お妙「んだとコラ」

ヅラ「あの騒動より日々研鑽を重ね、カツラップのみならず新曲をもマスター!
更に新メンバーを加えた我々は最早無敵ングディンドンリングディンディンドン!」

九兵衛「いや、君のどこが可愛いというんだ」

土方「つーか誰だテメェ」

ヅラ「通りすがりのアイドルユニット・KAT-TURAだYO。
出るなら今しかねーZURA出るなら今しかねーZURA…」

エリザベス「…」[攘夷がJOY!JOYが攘夷!]

シンジ「KAT-TUNみてーな言い方すんなバカ」

ヅラ「カトゥーンじゃないカトゥーラだYO!」

ミサト「銀さーん、あの電波撃っちゃっていーい?」チャキッ

銀時「口動かす前に手ェ動かせ」

ミサト「よねー♪」パァンッ

392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:40:16.79 ID:9G2h5v6AO
キィンッ

ミサト「なん…だと…」

ヅラ「フッ、紹介しよう。KAT-TURA新メンバー…」

?「A winter fairy is melting snow men♪
A winter fairy is melting snow men…♪
やあ、やっぱりまた会えたね碇シンジ君」

ヅラ「KAWORU殿だ」

シンジ「使徒ォォォ!?なにしてんのお前ェェェ!?」

カヲル「ふふ…歌はいいねぇ。歌は心を潤してくれる。
リリンが生み出した文化の極みだYO!」

シンジ「…うわやっちゃったよ」

ヅラ「おお!やはり俺が見込んだ通りだカヲル殿!」

カヲル「ふふっ、もちろんだよ桂さん。
…そうだいいアイデアを思いついた。
軽音楽に興味をもったエヴァ勢と僕たちがバンドを結成する、なんてシナリオはどうだろう?
タイトルはそう…『えばんげりおん!』」

近藤「いやまんまじゃん!?ひらがなにしただけじゃん!?

…アレ?つーか今桂って」

ヅラ「桂じゃないカトゥーラだ」

近藤「あ、スイマセン」

393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:43:02.41 ID:9G2h5v6AO
トウジ「ちょい待ち!バンドやったらワイら地球防衛バンドがあるやないか!」

ケンスケ「ゲームの外伝とはいえガイナックス公認だしね!」

ギター「ってことは、俺はまたギターのコーチ役だな!」

マユミ「じゃあ、あの…私も出ていいんですか…?」

マナ「外伝がアリなら私にもチャンスはあるわよねっ!」

マリ「やーネルフのわんこ君、アタシの出番はまだかにゃー?」

シンジ「オメーらどっからわいて出た!?」

マヤ「あ、あの!私たちオペレーターにもスポットを当ててほしいんですが!?」

メガネ「最後までこんな名前表記じゃ納得できません!」

お登勢「お待ちよ!年寄りに席を譲ろうって気はないのかいアンタ達!」

キャサリン「私ナンテココマデ名前スラ出ナカッタンダゾコルァ!?
初スレノ最後ニ小娘ノコスプレヤッテ終ワッタンダゾコルァ!?」

アスカ「アンタか!?アタシがネコ耳だの団地妻だの言われ続けた原因アンタか!?」

たま「ボツになった私と源外様の参戦ルートを提案します。
それが駄目でしたらスナックお登勢従業員による魔法熟女シリーズの展開を」

新八「タマキュアはもういいって!?」

ハタ皇子「で、余の出番はまだかの」

綾波「あなた誰」

長谷川「あのー、俺だって次も出演してーんだけど?」

アスカ「アンタはこれでもかってくらい出たでしょうが!?
アタシなんかまだ案すら出してないのよ!?」

神楽「すっこんでろやダメヒロイン!またヘタレたフライトゥミーザムーン歌わせんぞコルァ!」

アスカ「よーし勝負だ表出ろァァ!!!?」

月詠「おい、もう帰っていいか」

ドM「なに?10位は戦線離脱?その程度のやる気で10位?笑わせるわねツッキー!」

月詠「何年越しで根にもっとるんじゃぬしは!?」

ギャーギャーギャーギャーギャーギャー

新八「…っ」ブチッ

新八「ハイ静粛にィィィィィィ!!!!!!!」

394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:45:09.42 ID:9G2h5v6AO
シーン……

お妙「し、新ちゃん?」

アスカ「な、なによいきなり…」

神楽「…どしたネ新八。多感なお年頃にありがちな理由無き反抗アルか?ジェームスリスペクトアルか?」

新八「…全く…予想はしてましたけど、やっぱりグダグダのグズグズじゃないですか!
これでこの物語は最後なんですよ!?みんな恥ずかしくないんですか!?」

新八「だいたい自分達の出番のことばかり考えて!お互いの作品への配慮は!尊敬ってもんはないんですか!?
…銀魂とエヴァ。違う作品がクロスしたからこそここまでやってこれたんじゃないんですか。
相手への敬意なくして、クロスSSは成り立ちませんっ!!!!」

395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:46:32.20 ID:9G2h5v6AO
アスカ「う…」

近藤「相手への、敬意か…」

お妙「…そうね」

ミサト「私達目先のことばかり…」

ヅラ「むう…」

九兵衛「反省せねばな…」

寿限無寿限無ウンコ投げ機一昨日の新ちゃんのパンツ新八の人生バルムンク=フェザリオンアイザック=シュナイダー三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情裏切りは僕の名前をしっているようでしらないのを僕はしっている留守スルメめだかかずのここえだめめだか…このめだかはさっきとは違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうていみやおうきむこうぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺビチグソ丸「ウキィ…」

新八「いやいいから。
反省だからって律儀にウキィ一言のために出てこんでいいから」

396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:48:11.32 ID:9G2h5v6AO
土方「それでメガネ。蒸し返すようだがオメーはどうまとめようってんだ。
このままじゃ」

新八「大丈夫です」

長谷川「つーと?」

綾波「考えが、あるの?」

新八「もちろん」

リツコ「聞かせて頂戴。どんな?」

新八「…」ニッ

新八「ここはやっぱり作品の看板!主人公二人にビシッと締めてもらいましょう!」

397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:49:29.79 ID:9G2h5v6AO
神楽「…そうアルな!」

アスカ「それが一番ね」

ドM「ボウヤはさておき、銀さんが決めるんなら文句はないわ」

沖田「いいんじゃーねーですか」

綾波「…」コクコク

ヅラ「そういうことならば、大人しく退くとしよう」

月詠「落としどころとしては上出来じゃろう」

ミサト「うん、異議なし!」

新八「皆さん、よろしいですね!

…そういうことで、銀さん!シンジ君!」

398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:50:40.80 ID:9G2h5v6AO
っメモ

[いいかげん長くなりそうなんで、飲みに行きます。終わったら教えて。銀・シ]

………

………………

……………………#####

新八「主人公狩りじゃあァァァァァァ!!!!!!!!!?」

エヴァ勢『狩って狩って狩りまくるんじゃァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!?』
銀魂勢『狩って狩って狩って売り飛ばすんじゃァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!?』

399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:52:54.81 ID:9G2h5v6AO
プァー ガタンガタン……ガタンガタン……

シンジ「僕さァ。
二次創作とかエロ同人とかさァ。そういうチャラついた活動嫌いなんだよね」ヒック

《河原・ガード下の屋台》

シンジ「だいたいエヴァの二次創作なんて世の中にどれだけ溢れかえってると思ってんの。僕が何回サキエル戦からやり直してると思ってんの。
本家は本家で学園ラブコメだのぷちだのファンタジーモノだのやりたい放題だし?
そもそも新劇場版?『え、また一から仕切り直し?本家が?』だからね?
エロ同人に至っちゃもう誰だよお前ってくらいシンさん性欲魔人だからね?
正直もうウンザリだからね?」

銀時「あ、そ」ゴキュ

シンジ「それを調子こいて一年もこんなん書いちゃってさァ。
オチがつかないから何とかしろってさァ、ふっざけんじゃねーよっつー話ですよ。
結局泣きを見るのは僕達主人公なんですよ」

銀時「そだな」ゴキュゴキュ

シンジ「…つか銀さんなんでいちご牛乳ばっか飲んでんですか。僕の酒が飲めねーってんですか」ヒック

銀時「オメーが留守の間に色々あったんだよ聞くなバカ。
つかオメーはなんで当たり前のように飲んでんだ飲むなバカ」スパーン

400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:55:57.56 ID:9G2h5v6AO
店主「お二人さんわかりますよ。あいつら全然わかってないよね。
SSは夢や希望でできてんじゃねーんだよ>>1が絞り出した妄想とか願望とかの先走り汁で出来てんだよ」

シンジ「あーご主人話わかるね」

店主「まあでもさ、グチってばかりいても仕方ねーよ。もう残りなんてあってないようなもんだからちゃっちゃとやる事やろうよ。
ここにさァ、読者から来た質問ハガキがいっぱいあるんだけども」

シンジ「え?
ちょっと…何?読者ハガキって…え?
ちょっとご主人何者?」

店主「えーペンネーム『ゲゲンドウて何だコピペぐらいまともにやれ』さんのハガキから」

銀時「アレ?ちょっと大将…なんか覚えがある。
会ったことない?なんかこの一年くらいずーっと」

店主「『シンジ君は小学生の時に家出して万事屋に流れ着いた事になっていますが、劇中の時間の流れは一体どうなっているんですか』」

シンジ「え?時間?」

401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:56:44.60 ID:9G2h5v6AO
銀時「そいや神楽に追いついちまったな。あんなにガキだったのに」

シンジ「いやそれは…アレですよ。
途中ちょいちょいイボになったり後ろ毛伸ばしたりアニマったりしてうまいこと調整したんだよ」

銀時「いやアニマったって何だよ。アニをマったりしたら自分だけ年食えんだよ」

店主「まままま旦那。細かいことはさて置いて。
なるほど伝家の宝刀サザエさん方式な」

シンジ「サザエじゃねーよテレ東なんだから。
永遠の時を生きるピーターパン方式だよ」

店主「いやピーターパンだってハ●ス名作劇場なんだからフジじゃねーか。
だいたいいねーよこんな酒くせーピーターパン。ピーターのパンにもなれねーよいいとこピーターのパンツだよ」

シンジ「あ?オメーはピーターのパンツについてるウンコみたいなもんだろーが」

店主「あ?」

銀時「いちいちケンカすんじゃねーよ面倒くせーなウンコ共が」

シンジ「あ?」
店主「あ?」

銀時「」チッ
店主「」ペッ
シンジ「」パリン

402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:58:39.98 ID:9G2h5v6AO
店主「……じゃあ2通目。
『改行もまともに出来ねーのかゲゲンドウ』さんから。
『帰りの電車の中でシンジ君が“久しぶりに吉原にも…”と言いかけていましたが、一体吉原に何をしに行くんですか。
その年で何で平然と吉原に行けるんですか』」

シンジ「…いや、吉原炎上編も参加してるシンジ君ですから僕は。そりゃ遊びにくらいは」

店主「『シンジ君は吉原に詳しいんですか吉原でどんな遊びを覚えたんですか。
最近はどこの店がオススメとかどこの店にカワイイ娘がいるとかありますか教えて下さい』」

シンジ「オイィィィどこに食いついてんの!?必死すぎだろ!?
つか今書き足さなかった!?後半書き足さなかった!?」

403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 22:59:44.45 ID:9G2h5v6AO
店主「で、実際どうなのそのへん」

銀時「ホンット油断もスキもねーなオメーは。いつの間にンなコネ作ったんだよ。
まさか違うところをコネクションしたりしてねーだろうなオイ」

シンジ「ねえさっきまで殺気飛ばし合ってた二人が何で意気投合してんの。バカなの?お前らバカなの?マダオなの?

…言っときますけど、あんたらが期待するようなことはしてませんよ?
ひのや…日輪さんとこでごはん食べたりとか、百華の詰め所にちょっとつまめる程度の差し入れ持っていったりする程度ですから」

店主「ホントかオイ?おなかいっぱいと見せかけてデザートは別腹~とか言っちゃうんじゃねーのか。
色んなアレをつまんだりつままれたりじゃねーのか」
銀時「差し入れってなんだコラ。何を差し入れるんだ。
ナニを差したり入れたりかコノヤロー」

シンジ「くたばれクズ共ォォォォォォ!!!?」

404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 23:01:12.19 ID:9G2h5v6AO
シンジ「オイこれ読者のハガキじゃねーだろ書いてるヤツ。
つーかこれファンブックの書き下ろしそのまんまじゃねーか。
てめーアイツだろ」

店主「…別にそういう匂わすカンジのセリフとかいらないから。気づく奴だけ気づけばいいじゃん。
最後の最後でアピールうぜえって思われんじゃん。出たがりウゼーって思われんじゃん」

銀時「ウゼーって思われたくないなら出てくんなや」

店主「ちげーよ本当は劇場版と同じ終わらせ方したかったんだよ。
エリザベスが[もうなにもやんないよ]ってやってるAAが見つかんなかったんだよ」

銀時「だからってパクっていい理由になると思ってんのかてめーは」

店主「パクりじゃねーよオマージュだよ。空知リスペクトだよ。
だいたいオメーだって劇場版ラストのセリフ空知のパクってたじゃねーか。久々ファンブック読んでようやく気づいたわボケが」

銀時「あ?俺はいいに決まってんだろボケが」

銀時「…」ガシャァァ
店主「…」ドゴッ

シンジ「何なんだよコイツらめんどくせーよ。ホンットめんどくせーよ」

405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 23:03:02.43 ID:9G2h5v6AO
店主「…えー、じゃあ3通目。
『だけど正直フライトゥミーザムーンは自分でもなかったと思うアスカの歌う残酷な天使のテーゼくらいなかったと思う』さんから」

銀時「オイお前それハガキ全部自分で書いたろ全部お前の気持ちじゃねーか」
店主「うるっさいしゃべんな」

シンジ「サラッとアスカの歌ディスってんじゃねーよファンに殺されてーのか。
まあ確かに綾波がうますぎてギャップはあったけども」
店主「うるっさいしゃべんな。

…『劇中ではキーアイテムのチェロとS-DATが一度も出てきていませんが、アレはどうしたんですか』」

シンジ「あんなんハードオフに売り飛ばs」
店主「うるっさいしゃべんな」

シンジ「ちょ、何?質問しといて何?ケンカ売ってんの?やる?言っとくけどお前なんか一発だよ僕?」

店主「いやいや何言ってんの?お前の一発より俺の一発のほうがデカいからね?
俺なんかその気になればお前ら一発で消し去ることも可能だからね?指先一つでダウンだからね?
全部電車ん中でシンジが見てた夢オチにすることも可能だからね?何?またサキエル戦からやり直したいの?」

シンジ「上等だよお前のほうこそ完全に一発だからね?一発屋だからね?
だいたいお前さァ、まとめサイトに載ったからってちょっと調子こきすぎじゃねーの?僕達いなくなったらお前の存在価値なんて形象崩壊だよ?」

銀時「つーかこのスレ終わったらお前どーすんの?またROM専に逆戻り?」

店主「いやVIPに帰るもん。
VIPに帰って新ジャンルスレの復興に力尽くすもん」

銀時「新ジャンルとか終わってるってお前も終わりだって」

店主「終わりじゃねーよまだ始まってもいねーよ」

シンジ「パクんなっつってんだろが。
だいたいもしもしは規制されっぱなしでROMるしかできねーって。
●も持ってねー携帯はスレも立てらんねーっつー話だよ」

店主「もう規制解除されてますぅ~、チンタラ書いてる間に解除されちゃいました~」

銀時「それお前がもっさりしてただけだろが」

406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 23:04:22.81 ID:9G2h5v6AO

店主「はァ~…正直ガッカリだわ。
もう少しまともな連中と思ってたのにただのチンピラとムカつくガキじゃん」

シンジ「いや僕も正直色々冷めたわ」ガタッ

銀時「やめだやめやめ。けーんぞ」ガタッ

シンジ「はーい」

店主「あばよ!!二度と来んじゃねーぞ!」

「こんなトコロでグチなんかこぼしてる暇…

お前らにはないんだから!」

407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/09(水) 23:05:13.16 ID:9G2h5v6AO
《河原・なにもないガード下》

シンジ「…」
銀時「…」

Qもアニメ第二期も
がんばって
二人とも

銀・シ「「あいつ…」」

おわり

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