実は年金や積立預金で得する可能性はほぼないという事実

老後に向けて積み立て!の嘘

実は年金や預金で一番考慮されていないと感じるのは何かというとインフレ率です。
そもそもインフレ率を考慮しないと預金や積立をする意味がないのに銀行マン等は絶対に営業では触れてこないです。なぜならそこに触れてしまうと預貯金する事や積立する事が損にしかならないという事が分かってしまうからです。しかし私達が積み立てを行うのであれば私達はそこも考慮して計算しないといけません。

インフレ率とは?

引用元:https://www.imf.org/en/Countries/JPN

こちらが日本のGDPの上昇率とインフレ率のデータになります。
ちなみに勘違いしてはいけないのはあくまで物価のグラフではなく、上昇率のグラフという事です。
100円の物を例に挙げると、1990年のグラフを3%とするとこの年は103円になりました。
次の年が2.5%と考えると103円x1.025で105.575円になります。つまり少し下がった年があったとしても元の値段より安くなるわけではなく今まで上がった物価から少し戻すぐらいでしかないという事が一つと、インフレ率がマイナスになり続ける事もほとんどないという事です。

それがどういった意味を持つのかという所に焦点を当てると、物価は上がり続けているという事です。高度経済成長期のように一気に物価が上がる事はなくてもこれからも物価は上がり続けます。

どれぐらい違う?

車の値段を調べてみますと、

最古の1970年では65万4000円、最新の2018年では298万4134円。約4.6倍に価格は上昇している。

引用元:http://www.garbagenews.net/archives/2260048.html

48年間で4.6倍だそうです。
貴方が今20歳として積み立て預金で毎月1万円ずつ(年間12万円)を48年間貯金したとしましょう。
すると40年間で480万円+金利が手元に残るわけです。金利は高い銀行であっても定期預金で0.12%程度です。
私の計算が間違っていなければ40年で5%程度増える計算です。
現在の消費税が8%なので40年後に消費税が5%増えて13%になっていただけで積立の金利分はチャラになります。そして今だと車が1.6台分ぐらいの価格である480万円ですが、物価が上昇し続けるともしかしたら480万円では車が買えない時代になっているかもしれません。

つまり経済の成長とともに物価が上がり、賃金が上がりそれで生活を支えて行くことになります。

しかし貴方の預貯金は経済の成長とともに増えるわけではありません。むしろ経済が成長すればするほど貯金の価値というのは相対的に下がるのです。

年金でも…?

年金でもいくら払い続ければいくら戻ってくると細かい計算をされている方がいらっしゃいますが、そこにインフレ率等を考慮する人はいません。
例えば年間200万の年金を収めていれば自分が受給するときは年間220万円になって戻ってくる!というのはお得だ。と手放しで考える方もいらっしゃいます。
しかし20歳から年金を貰える65歳まで収め続けたとしたら45年経っています。45年で物価が10%しか上がっていなければほとんど奇跡です。

上記のグラフで確認しても数年に一度は2~3%程度上がるような年があります。これが5回でもあると年金を貰える時の増額分は既になくなっているのと同じです。

つまり私が言いたかったのは年金や預金を積立する事は悪い事ではありません。しかし方法を考えておかないと結局損になってしまうという事です。

安全に積立するなら?

私が何にする?と聞かれたら絶対オススメしたいのは株なのですが、株は安全とは言えません。
つまり100%ではないですが、大体安全で銀行よりお得にお金を貯めたいのであれば

個人向け国債

が一番安全でオススメではないでしょうか。年利も銀行よりは高いですし、インフレ率には届きませんが0.05%程度の年利は補償されているそうです。定期預金にすれば国債より利率はいいですが途中で降ろしたりが出来ません。しかし普通預金だと金利は0.03%程度の所が多いのでそれであれば少しは有利な国債というのもオススメです。

しかし途中で降ろす気がなければ定期預金のほうが国債よりは少し有利なようですね。

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